子犬のしつけは低い知能に合わせる
まだ甘えたい生後2カ月にしつけは厳しすぎたのでしょうか?
ちなみに、犬のの体をひっくり返し、しっぽの様子を見たいのですが尻尾が短すぎて見極めが難しいです。 トイレですが、ゲージの中ではお利口にちゃんとシートの上でしているんですが、一歩ゲージから出るとあちこちにしてしまうんです。 だんだん 一番初めにメールしたときよりも悩みが増えてきました。
やっぱりまだしつけが早いですか?小さなころが肝心と思っていたのですが・・・。
生後2ヶ月ですね。この時期の子犬は本当に知能が低いです。自分の感覚でやりたいようにやっているだけです。経験もまったくありません。
今はアレコレ望んではいけません。「覚えさせる」というよりは、「やってみさせる」・・「経験をさせてみる」時期、といったほうが良いです。しかしもう赤ちゃんではないので、しつけをしなければ更にひどくなっていくだけです。
犬は生後半年の間にドンドン変わっていきます。1歳までは強い反抗期もあります。成犬としての本能が表面化してきます。これからもっと大変な時期がきますよ。
さて、あお向けですが、最初は無理せず一瞬でもひっくり返ったら止めて褒めましょう。
ヒモ付ボール遊びなどの、遊びの流れの中で、ちょっとひっくり返してみる・・最初はそれで良いのです。「ゴロン」などの音の関連付けをしましょう。
そしてひっくり返す回数をじょじょに増やしていき、段々静止時間を長くできるように少しずつ調整していきます。
望みが高かったり、焦って感情的になってしまうと、体罰的になったり急に長時間やってしまいます。そこは気をつけましょう。シッポは分かりにくい犬種は暴れや抵抗がおさまり、リラックスした感があればそれで良いです。
特にまだ幼い子は短時間から練習しましょう。
それと普段かまい過ぎや甘やかしがあると、いきなり強いしつけをすると今までとのギャップが強くなり、いじけたり反発したり、下痢したりもします。
ですので普段の甘やかしからまず徹底して止める必要があります。オヤツ、抱っこはいけません。意味なくかまうこともいけません。それらは全て従属的な態度として、犬の目には映ってしまうからなんです。かまいたくなったら必ず何か指示を出し、出来たら褒める・・そういうパターンにしましょう。
もう赤ちゃんの時期は過ぎました・・これから人間社会、群れで生活するためのルールを覚えさせる為の今は移行期です。3ヶ月くらいから本格的にやっていくための導入段階と考えましょう。
これからが大変です。長く続きます。あせらず無理せず大きな気持ちで続けなければいけません。知能の低い犬相手に簡単に主従関係や信頼関係は出来ません。三歩進んで二歩下がることもあります。
気持ちを強く持ってやり続けるだけです。結果はそれに比例します。
色々アドバイス有難うございます。
そうですね。まだ知能が低い赤ちゃんで甘えたいしじゃれたい時なのに、あせりもあり、厳しすぎたのかもしれませんね。
私も犬の立場なら、きっとこんな飼い主嫌いになると思います。
少しずつ初めに戻ってやり直してもわかってくれるでしょうか?
ネジはきっと私を僕をいじめる怖い人としか思ってないのでしょうね・・・。
少し態度を改めたいと思います。
大丈夫ですよ。動物は自分の安全に関わる強い体罰などは記憶しますが、そういうものがなければ大丈夫です。
ただし、甘やかしもいけません。犬の要求に合わせていると必ず主従関係が逆転してしまいます。毅然とする部分とスキンシップをとる部分のバランスは、初めて犬を飼う方には難しいですし、これから成長に伴って色んな変化もありますから戸惑いもあると思います。
ですので基本をしっかり抑えれば良いのです。体罰をしない・・大声で怒鳴らない・・オヤツをあげない・・抱っこしない・・意味無くかまわない・・
スキンシップを取るときは必ず主従関係の要素を取り入れるということです。
ヒモ付ボール遊びも良いですし、その流れの中であお向けの練習をしても良いですし、スワレ・マテ・コイ何でも良いので指示を出し出来たら褒める・・そういったパターンです。
犬の知能は低いです。子犬ならなおさらです。結果を求めすぎないことです。体罰、甘やかしをしない・・スキンシップと主従関係を忘れない・・それだけ意識していれば大丈夫です。
焦らず無理せず自信を持って続けることです。気持ちを大きく持って望んでください(^-^)
甲斐犬、四か月、オスです。朝五時半から七時の間に散歩しながら、ついて、座れ、伏せ、待て、こいをやっています。あまり引っ張らなくはなりました。餌の前にも待てができるようになりました。
コングの遊びも取り入れてみましたが、咥えたときに持つてこいで静かに引き寄せるのですが持って逃げたいそぶりばっかりですぐ飽きてしまいます。最近、裏山の散歩で離すと興奮してしまい、呼び、こいができません。座れ、待てもできなくなります。
猟犬で山に離すので呼びだけは徹底したいのですが、どうしたら良いでしょうか。
ケージは、横120cm位でその1/3がトイレスペースとなってまして、居室とトイレの間に半分だけ仕切り板があります。来た頃はドーム型のベッドを中に入れてましたが、最近はさすがに暑いのもあって薄いマットだけになってました。
日中、お留守番もするのでクールボード(アルミ製)を中に敷いてるんですがよっぽど暑いかじゃないと嫌みたいなので、薄い敷物をその上に入れてます。
何もないと、以前クールボードを入れる前もトイレトレーの上で寝てました・・・
時々、トレーをガリガリやってるので怒ってたんですが、先ほどもトイレをトレーのもうすぐという所で失敗!!それでケージに入れられ、ちょっとしたらトレーをガリガリ!!
見ると、トレーの上で寝そべってました。メッシュタイプなので涼しいんやない?という話しになってたんですが、考えると犬ってよく寝床を掘り掘りしたりしますよね?
うちのわんこにとって今トイレトレーがベッドのような感覚になってるのかも、、、とか思ったんです。だから、さっきも目の前にトレーがあるのに床でシー!!なの??って思ったり。
でも犬って清潔っていうので、おしっこをしてるあとがあるにもかかわらずその場所で寝るのも・・・??
おばかか??最近、よく分からなくなってきました。
犬は自分の感覚で、そこが「居心地が良い」と思えばそこに居るだけです。だからメッシュが涼しいのか寝心地の感触が良いのか分かりませんが、気に入ってしまったようですね。
実は我が家も昔、トイレトレーでよく寝ていました。でも、「そこダメ」と伝え、ハウスかフリースペースを指差し「コッチ」や「ハウス」で何度も移動させました。(もちろん出来たら褒める)。続けたあとはトイレで寝ないようになりました。
まずは型と音で教え続ける必要はあります。
またトイレとベッドの位置を入れ替えられるのなら、それも良いです。(視界のお気に入りがある場合もあり)。
それとメッシュが気に入ったのなら、それに近い寝床を作ってあげるのも、同時にやっても良いと思います。少し大きなホームセンターに行けば、似たような素材のメッシュ板は安く買えそうですが・・(建築素材か園芸用など)
でも何でも犬に合わせるのはいけませんので、しっかり主従関係を作り、知能が低いので何度も体現させて型と音で教えないと犬は覚えられません。
では、また頑張って続けてください(^-^)
1人暮らしなので、日中は全然かまうことができず、可哀想だと思いますが可愛がりすぎないようには気をつけています。普段はケージに入れ、遊ぶときだけ外に出しています。トイレもケージ内にあります。
子犬のうちからリーダーウォークを行ないたいと思い(まだ散歩できないので室内です。)まずは首輪に慣れさせようとリボンを結んでみたら、とても嫌がりすぐほどいてしまうし、首輪をつけると後ろ足でずっと首輪を掻いているのでストレスになりそうで外しています。どうして首輪やリードに慣れさせたらいいでしょうか?
また、トイレはケージ内で場所を覚え、ちゃんとできるようになったのですが、最近突然、トイレトレーからシーツを引っ張り出してグチャグチャにするようになりました。どうやってやめさせたらいいか困っています。。
長々と申し訳ありませんが、相談に乗ってください。よろしくお願いいたします。
初めての犬で、ましてやお一人暮らしであると不安もたくさんあると思いますが、頑張りましょう。何かあればいつでも何でも直ぐ相談してください(^-^)
そして、子犬が成長し物事を覚え主従関係や信頼関係が深まっていくには、長い月日が必要です。あせらず無理せず楽しんで続けるように意識してください(^-^)
まず、このころの子犬の現実を知っていただきたいことがいくつかありますので、お話いたします。
このころは非常に知能が低く、経験も知識も何もありません。本能の感覚のまま生きています。時に大胆で時に怖がりです。
首輪、リード、リボンなどは嫌がります。ほとんどの犬がそうです。知能が低いので怖いのが理由のほとんです。風で揺れる木の葉っぱや動くリードを、まるで別の生き物であるかのような感覚で見ます。
生きるための本能が鋭いのに、知能や知識、経験がないからそうなります。
ですので大人の人間の感覚からは理解しがたい行動や素振りを多く見せますので、動揺しないで優しい目で見てあげてください。
だからこそ、これから色んなことを教え、経験させていかなければいけません。「優しい目で見る」ということと「甘やかし」は違います。人間と一緒に暮らすためのルール、主従関係は毅然と教えなければいけません。
まず、首輪と迷子札は常時つけるようにしてください。最初は嫌がりますが、気にせず付けたままにしてください。ただし、急にそうしないで、遊びながら慣れさせることです。さらにその前に見せ続けると良いです。
ケージの前に首輪とリードをずっと置いたままにして、見せ続けましょう。臭いにも慣れます。次に首輪とリードでジャレて遊ばせましょう。それを2、3日続け、遊びの流れの中で付けます。それでも多少嫌がる事もありますが、もう外さないで付けたままにします。すぐ慣れますので大丈夫です(^-^)
それからリーダーウォークですが、まだこの時期は本格的にやるのは難しいので、「ツケ」や「コイ」を練習すると良いです。それを通して飼い主について歩くことに慣れさせます。
ただし、決してこの時期は無理しないでください。子犬の知能は限界があります。集中力も弱いです。まずは「慣れる」ということと、関係の基盤作りを意識しましょう。物事は型と音で、簡単なことから少しずつ確実に覚えさせ、一気にアレもコレも覚えさせようとしないことです。
トイレシーツの破壊でも何でもそうですが、物事の良し悪しは型と音で教えます。必ず現行犯です。
(もともと物の破壊はごく自然な行為です。捕食動物は獲物を捕らえ、解体して食べなければいけません。本能で練習します。)
環境に慣れてきて、イタズラもたくさんするようになります。家にいる間は、犬と目線を合わせないようにして、良く観察してください。見つけたら現行犯で教えます。首輪をつかんでスワレをさせ、シーツを犬の口に軽く触れさせます。そこで「ダメ」の音と同時に軽く首輪を引きます。そしてもう一度シーツを見せます。噛まなかったらしっかり褒めます。この繰り返しです。
今後あま噛みや無駄吠えが出てくる可能性が高いですが、同じ教えかたをしてください。手を見せ噛もうしたら「ダメ」と同時に首輪を軽く引き同時に口を手で軽く閉じます。同然止めますので褒める・・開放して手を見せる・・噛もうとしたら「ダメ」と同時に首輪を軽く引き口を手で軽く閉じる・・この繰り返しです。手を見せても噛まなくなる瞬間がきますので、そこでしっかり褒め何度も反復します。
そうやって物事の良し悪しは、何度も何度も体現させないと犬の知能では覚えられないのです。根気が要ります。
それとトイレの話に戻りますが、シーツの上にメッシュカバーをして、固定できるタイプもありますので、衛生面・安全面を考えればそれもご検討ください。(そんなに高額ではないはずです)。
そして、もっとも大切なお話になりますが、どんなに優れた良い教え方をしても、主従関係が無いと犬は言う事を聞こうともしない・・ということです。
だから私はしつこくHPでも主従関係のお話をしてきました。
>可愛がりすぎないようには気をつけています・・
↑これが大前提です。続けてください。
>日中は全然かまうことができず、可哀想だと思いますが・・
↑これは飼い主さんであれば誰もが思うことではありますが、実はこれが一番危険です。このお気持ちがあると、無意識のうちに視線を送り、ご機嫌を伺ったり、気がついたら従属的な態度を見せていた・・ということになってしまうのです。気を強く持ってここは割り切らなければいけません。
野生の群れでも、親は子供に付きっ切りではありません。食料を探して24時間以上戻らないこともあります。でも子供はジッと巣穴で待ちます。一緒にいる時もスキンシップや遊びはしっかりしますが、甘やかしや、かまい過ぎは一切しません。騒がしかったり、甘噛みされると、あお向けなどして叱ります。
24時間・365日・・常に毅然としたリーダーらしい態度を見せ続けなければいけません。それを毎日見るから感じるから、犬は徐々にその人を認めるようになるのです。
一夜にして簡単にそういう関係は積み上がりません。
かまいたい、触りたいと思ったら必ず何か指示を出します。マテでもスワレでも何でも良いです。出来たら褒める・・あお向けも、ヒモ付ボール遊びもしてください。それならスキンシップも取れ、同時に主従関係も深まるからです。
必ず主従関係が確認できる・・保てる・・そういう接し方にします。
これから長~い長~い付き合いが続きます。
一喜一憂しないで毅然と楽しんでやり続けてください(^-^)
ドッグトレーナーからは、ブリーダーに返すことを考えてもいいとまで言われて、お先真っ暗でした。
少し質問です。(3か月の子犬です)。
リーダーウォークですが、リードが気になるようで犬がひもを噛んでばかりで、進みません。噛んでないときは、逃れようと必死です。ちなみに、お散歩デビューはまだです。
ボール遊びですが、コングにつけている紐ばかり噛んでいて、ボール遊びになっていません。これでいいのでしょうか?
帰って来た時や、朝の挨拶の時に大興奮なんですが、無視していいのでしょうか?
スワレ、マテも手袋つけていていいでしょうか?
今日、何となくできそうだったので、あおむけ固めをやってみました。
何と噛まれることなくうまくできました!
うちの犬は、食に明らかに異常な執着があり、訓練士さんに「このえさをあげる時のパニックはひどい。」と言われて、一粒づつアイコンタクトを名前を呼んでして、それを手であげています。これっていいのでしょうか?
ここ何日間か、もうだめなんじゃないかとばかり思っていましたが、もう少しがんばってみようと前向きに思える様になりました。
もちろん犬も千差万別ですから、しつけをほとんどしなくても上手く飼える犬もいます。ですがそれはマレです。犬を飼ってみて選別することは一般の飼い主さんにはできないことです。
リード噛みもボールのヒモ噛みも普通です。経験のない知能の低い子犬にとってみれば、見る物全てが驚きの連続であり恐怖の対象であり、獲物としての対象です。動く物を追いかけ噛み付き倒し解体し食べる・・この本能がなかったら自然淘汰で生き残ってこれませんでした。
子犬に何かを求めたり、期待もしないでください。今はひたすら「与えて教える時期」です。何度も申し上げますが、しばらくは小さな猛獣状態です。それが普通です。それが受け入れられないのなら返品されて、もう二度と犬はお飼いになられない方が良いです。
草食のウサギやラットでも噛みますよ・・みんな野生動物と同じです。人間の赤ちゃんも、人間界から隔離して犬や猫と一緒に育てると猛獣的な行動をします。恐ろしいことですが外国では実際にそういうことがたまに起こります。
それだけ哺乳類は、環境に適応するということです。
ですので、犬の飼い主さんはその環境を整えてあげる責任があります。環境とは、フカフカのベッドでも犬服でも高級缶詰フードでもありません。そういうことは不要です。
親犬のように淡々と教え続けてくれる・・育ててくれる環境です。
> 帰って来た時や朝の挨拶の時に大興奮なんですが無視していいのでしょうか?・・
↑もし、かまう・・ということは、それだけ一人の留守番時とのギャップが大きくなる・・ということです。イコールそれはストレスです。人間もそうですが、良いことも悪いこともギャップがストレスになります。
お出かけ前、帰宅後は5分くらいは無視してください。いつの間にか出かけて、いつの間にか帰ってきていた・・そういう自然な形にしてください。
朝の挨拶も、手袋をしてから首輪をガッチリつかみスワレ・マテの型を作ってあげて落ち着かせてから褒めてください。高揚して甲高い声でナデナデ抱っこ・・こういうことは犬の興奮を増長し態度が従属的でもあります。
とにかく、人間の前ではいつでもどこでもスワレ・マテの型をまずとらせる・・徹底してください。指示を出し、できたら褒めて遊ぶなりゴハンを食べさせる・・できなかったら型をとらせて教えて褒める・・そして次の行動・・
というふうに、スワレ・マテを基本にしましょう。それができるとコイやツケなど教えやすいです。落ち着きも出てきます。「落ち着いたら褒めてもらえる・・落ちついたら遊びやゴハンが再開される・・」、というふうに犬も学習していきます。
> 一粒づつアイコンタクトを名前を呼んでして、それを手であげています・・
↑まず態度が従属的なので止めましょう。また、そうしないと食べなくなる犬もいます。悪い癖がつくだけです。それとドライフードをそのまま食べさせているのでしょうか。まだ消化器官が未発達なのでよくありません。
永久歯(特に奥の臼歯)に生え変わるまで(生後6か月前後まで)は、ドライフードをお湯でふやかしてドッグミルクを混ぜると良いです。オヤツは、健康面でもしつけの面でも良くないので犬には与えないでください。
子犬は家に来た瞬間から、今とまったく同じ状態だったのでしょうか。それとも徐々にそうなってきたんでしょうか。
本当に根本的な障害児なら、家に来た瞬間からそうなっていたでしょうし、一人でケージに居る時もフラフラ同じ動きでさまよったり自分の足を血が出るまで噛んだりします。
そうでなかったなら、環境が間違っていたということです。チヤホヤかまい過ぎ・・高揚した挨拶で犬も興奮癖が付いた・・最初の甘噛みを許した・・猫なで声でナデナデ抱っこ・・そういうことはなかったでしょうか。
まずは、本書とHP、メールで申し上げたことを何度も読み返し、過去を見直され、しばらくやってみてください。それでも続けられない・・と思われたら、無理せず新しい飼い主さんに委ねてください。でも、あとで後悔されるでしょうし、次に別の犬を飼っても同じようなことになると思います。
私はいつでも何回でもご相談にのります(^-^)
私自身、初めての犬との生活になります。多々、不安がありメールさせていただきました。
ちまたにある犬のしつけ法で、体罰や嫌がらせ(犬が嫌がるもの)で言うことを聞かせることは、私も犬も楽しくありません。、、が現在、犬は噛む、暴れる、唸る・・遊んでいるのか、嫌なのか分りません。
堀川さんのメッセージを読み、共鳴いたしました。しかし、私にも犬のしつけができるのかが不安です。
この時期の子犬は噛む、暴れる、唸る・・が普通です。知能も経験も何もない小さな猛獣状態です。もうこの時期になると、本来は親犬がしっかり教育します。子犬が噛んでくるので、あお向けで叱ったり噛んで返したりして教えていきます。
兄弟ゲンカの中でも、噛まれれば相手が怒り噛んで返してきます。そういう経験を何度も何度も繰り返して、色んなことを学んでいきます。
その時期に親犬や兄弟犬と引き離されるわけですから、今度は人間家族が淡々と根気よく一貫して教えないといけません。
そういった教えや関係作りをしないで幼少期を終えてしまうと、後に大変になります。ご心配なお気持ちも分かりますが、犬の成長は待ってくれません。親犬になったつもりで今すぐもう始めないといけません。新しい家に来て数日過ごすと、もうそれが犬の中の基準値になってしまうので、本当は最初の数日が最も重要なんです。
私の犬のしつけは、技術的には何も難しいことはありません。またシンプルでないと、犬という知能の低い相手には分かりにくいのです。
問題は甘やかしをしたい気持ちや、自分自身の犬に甘えたい気持ちです。「犬の親になる」という責任感、ご自分の中の意識改革ができるかどうか・・
もちろん体罰や物の効果では関係作りはできませんが、「犬が嫌がるから」・・という過保護や従属的な犬に合せる態度や行動は、反対に犬に不安や誤解を与えてしまうだけです。やるべき教育は毅然とやらなければいけません。
ワガママをさせず、みんなに愛される良い子に育てたい・・というご意志があれば、必ず結果は出ます。大丈夫ですよ(^-^)
ただし、生後数か月の犬の知能は低すぎますから、結果はしばらく期待しないことです。結果は求めない・・でもやり続けなければいけない一番難しい大切な時期です。
ぜひ頑張って続けてください(^-^)