犬のしつけがQ&Aで分かる!

3ヶ月~6ヶ月の犬のしつけ


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生後3ヶ月でトイプードルが我が家に来ました。最初はわりとおとなしかったのですが、段々あま噛みするようになってきて、服を引っぱったりもします。

大人になっていくにつれ、これらは直るものなんでしょうか?


m2.pngまず、それを放置したり受け入れたりしてはいけません。この行動は相手を試す行動です。その相手の反応を見て感じて、自分にとってどういう存在なのか確認しているわけです。

群れの中で自分の立場を確認したり、ルールを覚えていくために必要な本能なのです。

そしてそれによる学習、吸収する能力が一番高い、しつけに適した時期なのです。もう赤ちゃんは卒業しているのです。

ですので、この時期にしっかりしつけを浸透させる必要があるのです・・

例えば、個別の行動や飼い主からの指示(スワレ、フセ、マテ、コイ)などの具体的なことは、後からでも覚えられます。知能そのものは段々高くなっていくからです。

しかし、もっとも大切なのは「人間(飼い主と家族)と犬との関係」になります。その関係の基盤が、この時期に作られるのです。

もし、この時期に甘やかしや体罰などして関係が悪化した場合は、取り返すのは苦労します。もちろん、「この時期を過ぎたら無理」ということではなく、より素直に影響を受ける・・人間で言えば人格形成の時期・・ということになります。

当然この時期はあらゆる吸収力が高いので、例えばトイレのしつけであったり、散歩のしつけなど「行動」についても、「後でも良い」と言って好き勝手にさせると、間違って覚えたり、それが主従関係の誤認につながってしまうので、「関係作り」と平行して「行動」も正しく教えることが必要です。

いずれにしても大前提は、甘やかしを止め、常に毅然と接すること・・これが全ての基盤になります。




 


m1.pngちょっと苦戦していて・・・
教えていただきたくメールさせてもらいました。
 
うちは Mダックス♂ 生後5ヶ月 家に迎え入れて2ヶ月 の犬を飼っています。気の弱い子なのでしょうか、すぐおなかを出してしまう子です。
 私が呼ぶと飛んできてすぐにコロンとおなかを出します。
 
散歩をしてて見知らぬ小学生の子が寄ってきてもしっぽをフリフリしてコロンと横になります。なので、「あお向け固め」をやっても常にしっぽをフリフリしています。
 
これでも効果はありますか?
 
それから、リーダーウォークなんですが、勝手な方向に行こうとするので私が方向転換をすると、その場に座り込んでというか、伏せてしまい、その場から動こうとしません。
 
わたしもそっぽ向いて知らんぷりしているのですが、しばらくその状態が続いた後私がリードを少し強く引き歩こうとすると「ウグッ ウグッ」と苦しそうにしながらもまだ抵抗しています。
 
こんなかんじなのでなかなか歩く状態ではありません。こんな感じで続けていて大丈夫でしょうか?
 
ちなみに今までの散歩でも、まだ外が怖いようで家の前の道を100m程、行ったり来たりという散歩でした。


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まずダックスちゃんはとっても良い子ですね(^-^)
 
生まれつきの素性が良いか、ショップかブリーダーの環境が良かったと思われます。
 
普通の子は、教えずに自分からお腹を見せることは珍しいのです。(犬種のお話ではないです)。
 
現代のショップもブリーダーも、ビジネス優先の飼育になってしまい、早くから親兄弟と引き離したり、人間と接触させる機会を作らなかったり体罰をくわえたりと、一番大事な時期を悪い環境で過ごしたために、その後のしつけに大変苦労するのが普通なのですが、本当に幸運です。良い子に恵まれました。
 
人間に対する信頼と友好性はちゃんとあるようですね(^-^)
 
あお向けはそのまま続けてください。
 
次にリーダーウォークです。
 
服従心はすでに多少持っていますので、今後の課題は、外の環境に慣れる・・ということと、飼い主と並走して歩く・・ことになります。
 
まずは室内で「ツケ」の練習をしてください。最初は無理に歩く必要はありません。
 
自分の右か左どちらに付かせるか、一貫して決めてください。
 
私は左と決めているので、自分の左の太ももをポンポンたたき、「ツケ・・ツケ・・」と声をかけながら、リードをたぐり寄せて犬を左足のわきに付けさせます。
 
犬は自ら来たわけではないですが、付いている状態には間違いがないので、来て付いた時点で「良い子」で褒めます。(軽く体や頭をポンポンたたいて褒める。褒めすぎはNG。)
 
そしてまた一歩か二歩動いてから止まって、自分の左の太ももをポンポンたたき・・・この繰り返しです。
 
そうやって犬に何度も何度も体現させてあげないと、犬の知能では物事の良し悪しや、自分が何をするべきなのかが分からないのです。
 
次に、静止状態で合図で付けるようになったら、今度はゆっくり歩きながら練習してください。
 
そこまで出来れば室内での練習はOKです。
 
(ちなみに私はいまだに、主従関係を確認する儀式として屋内で毎日少しはやるようにしています。ゴハン前など。)
 
あとは外の環境に慣れる・・これは数を経験するしかありません。
 
過去2ヶ月は、ほとんど外を散歩されなかったでしょうか。または、抱っこなどをしていなかったでしょうか。
 
自分で歩くのが嫌で、抱っこしてほしくてダダをこねている場合もあります。他人に友好的なので、怖さで止まっているというよりは、ダダをこねているようにも思われます。
 
抱っこは緊急時以外、止めましょう。やむを得ずする時は、あお向け状態です。
 
単なるダダをこねている場合は、根競べです。反対を見てジッと止まって無視です。動き出すまで待ちます。
 
あるいは時間を少しおいて「ツケ」の指示です。
 
対面して引っぱったり、強引になってはいけません。またリーダーウォークもあお向けも、体をコントロールするのが目的ではありません。リーダーとしての毅然とした態度を見せるのが目的です。
 
また散歩で遠くまで歩くことは、今は考えなくて結構です。まずは室内→家の前→近所・・と少しずつ伸ばせば良いです。
 
ではしばらく、以上のことを意識して続けてください。
 
今は一番成長して吸収時期です。また、もうすぐ反抗期に入ってきますので、特に1歳までは踏ん張りどころです。
 
(次回メールをいただける時は、HPでご案内してありますとおり、一日の流れや過去の接し方など具体的にお知らせいただければ、より具体的なアドバイスが出来ると思います)。
 
では、また頑張って続けてください。


 


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生後5ヶ月半の柴犬です。朝は4:30頃からクウークウー泣いて起こされます。
 
子供たちが起きる前、私と2人のときにリーダーウォークにチャレンジ中。
平日は皆仕事・学校なので、8:30~15:00頃までお留守番。昼休みは一度帰宅してサークルから出してあげてます。
 
夕方は子供たちと散歩。
夜はリビングのみでフリーにしてあげてみんなと一緒に過ごしています。
仰向け固めは一日に何度もやっています。
ただ、うちは子供が多いので、みんなで変わるがわる犬と遊んでいて、その子供たちとの関わり方がどうしたものかと思うところなのですが、まずは私との主従関係を築かなければと奮闘しているところです。

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>朝は4:30頃からクウークウー泣いて起こされます・・
 
↑ケージ内にトイレと飲み水がある環境であれば、もう5ヶ月なのでかまわないでください。
反応したり、かまっているといずれ要求吠えに発展してしまいます。
 
人間の家族の生活リズムに順応させるべきです。
 
>夕方は子供たちと散歩
 
↑これは、柴犬君と子供達だけでいくのでしょうか。もしそうであれば、しつけがしっかり浸透するまでは止めてください。お互いにまだ未熟なので、主従関係が逆転したり、思わぬ事故にもなりかねません。
 
まずはご両親がしっかりしつけ出来て、子供達に手本を見せ、習得できたならば子供さん単独でも大丈夫です。
 
ただ、できれば単独は中学生くらいになってからが良いと思います。
 
>夜はリビングのみでフリーにしてあげてみんなと一緒に過ごしています。
 
↑続けてください。できればここで、あお向け・リーダーウォーク・ヒモ付ボール遊びなどを皆さんでされると、スキンシップも主従関係も深まって良いと思います。
 
子供さん達と犬との接し方ですが、私のしつけ法は難しいテクニックや手法はありません。
 
「この動作をしなければいけない」ということではなく、「なぜそういう接し方をするのが良いのか」(犬の本能など)を子供さん達が学ぶことが大切なんです。
 
実は、甘やかしを止められない従属的な大人よりも、子供の方が素直に理解し、毅然と接する事が出来るのです。(小さい子供さんほど自分主義・・それが犬には毅然とした態度に見えることがあります)。
 
ですので、意味無くかまい過ぎたり、ジロジロ見つめたりしない。オヤツや人間の食べ物を与えない、散歩で好きに歩かせたりしない・・など「基本的な態度」を理解すればそれでも十分なのです。
 
また子供さん達が、柴犬君と遊びたがったら、先ほどのように、あお向け・リーダーウォーク・ヒモ付ボール遊びなどをすれば良いのです。
 
そしてご存知の通り、出発点はご両親がしっかり主従関係を作ることです。
 
無理はしなくて良いのです。態度が大前提です。少しずつ進歩していけば良いのです。
 
時間をかけるから信頼関係と主従関係が積み上がっていくのです。
 
では、がんばって続けてください(^-^)



 


m1.png早速、「仰向け固め」でミスをしてしまいました。散歩中「スワレ」の時に無視されたので、つい名前を呼んで来た瞬間に無理に「仰向け固め」をしたら呼んだ時、そばには来るんですが首輪に手がかかりそうになると逃げるようになりました。

「仰向け固め」はどこでどんな状況の時にするのがベストですか?

「コング」も「スワレ」をさせてから投げて、くわえたら「モッテコイ」で静かに紐を引いて寄せて褒めて続けるのですが三回くらいで興味がなくなってしまいます。

また、持ってきたものを離させるにはどうしたら良いでしょうか?

現在の状況は、呼んでも目が合いません。「スワレ」「フセ」「マテ」はできますが、反応は遅いです。餌のときだけは、全てすぐにできます。


m2.pngメールありがとうございます。
 
>「仰向け固め」はどこでどんな状況の時にするのがベスト・・
 
↑まずは犬が主従関係を誤認しているときです。あま噛み、要求吠えなど、飼い主を試す行動・・要求的な行動をする時です。
 
その時は、無視・あお向け・リーダーウォークでハッキリと毅然とした態度を示してください。
 
また私は、あお向けを日常的に行っています。一日何回もやっています。これは主従関係の確認の儀式でもあり、スキンシップでもあり、挨拶でもあります。
 
 
>「仰向け固め」でミスをしてしまいました・・
 
↑今回の失敗は、現行犯で叱らず、良い事(呼ばれて来た)をしたのに叱ってしまったことが一つ、また無理にしてしまったことです。最初はジャレ合いや遊びのなかで「ゴロン」とひっくり返してみるだけでも良いのです。そして段々回数や固定時間を長くしていけば良いのです。
 
「あお向け=怒る」でもないですし、「あお向け=体罰」でもありません。
 
とにかくあせらないことです。あせったりイライラすると、気がついたら体罰的になったり感情で怒ってしまうのです。
 
このころの犬は知能がとても低いです。時間もかかります。まずはそれを受け入れてあげる心の余裕が大切です。
 
犬は相手の感情を敏感に察知します。臭いや脳波で伝わることが科学的に証明されています。飼い主も精神的に成長する必要があるのです。
 
 
>持ってきたものを離させるにはどうしたら良いでしょうか・・
 
物事の良し悪しは、全て「型」と「音」(なるべくジェスチャも加える)で教えられます。最初は体現させてあげないと犬の知能では分からないので、覚えるまでは、ご自分の手で口から出すしかありません。「ダセ」の音と同時にくわえた口から手で取り出し、もう片方の手の平に置きます。
 
その間ずっと「ダセ・・ダセ・・ダセ」と言い続けてください。
 
それを何度も続けて初めて、犬はその行為が「ボールを渡すこと」だとやっと理解できるのです。
 
いずれは我が家のようにヒモが無くても、「コイ」の指示で来て、「ダセ」の指示で手の平に出すようになります。
 
 
>興味がなくなってしまいます
 
↑早い動きをあたえると良いです。犬は動体視力が優れていますので、ヒモを素早く引いたり、地面にぶつけて跳ねさせると興味を持ちます。
 
また散歩の後ですと、すでにある程度疲れて、気晴らしもできたので興味を示さない場合もあります。
 
 
>現在の状況は、呼んでも目が合いません・・
 
↑まだまだ主従関係と信頼関係が積みあがるには時間がかかります。それが普通なんです。どうかあせらないでください。
 
 
>「スワレ」「フセ」「マテ」はできますが反応は遅いです・・
 
↑遅くても出来るわけです。進歩しているわけです。自信にして続けてください。
 
毅然と続ける事が出来る精神力・・これを犬はとても敏感に感じ取ります。何事にも動じず毅然と接してくれる人に、犬は弱いのです。頼りになり大好きなのです。
 
では、また頑張って続けてください(^-^)


 


m1.png餌をやる時間になると、頻繁にあくびをします。
これはストレスがあるからだと思います。
家族の位置関係で自分が一番下だと認識した時このストレスを感じなくなり、子供が撫でたり遊んだりも出来ると言う事でしょうか?いつまでも無視し続けるものではないとの理解でよいでしょうか?

あと一つ質問ですが、ゲージに屋根をつけたほうがよいでしょうか?
ゲージの回りを人が通る度に後ろ足で立ってつかまりだちをします。 

家の犬はカジリ癖が強く、過去、柔らかいハウスを入れましたがかじってばかりいたので今度は硬いハウスをゲージの中に入れる事にします。

また散歩の途中、いろいろなものを拾い食いします。ビニール、タバコ、花火のかす。家でも何かかじっていないと落ち着かないのかブラッシングも何かを噛ませながらします。この点もやはりストレスからくるものでしょうか?歯が痒いのかと思っていたのですが。


m2.png>頻繁にあくびをします・・

↑これは一種の緊張状態です。なにかに集中して緊張した場合、それを緩和させるために犬はあくびをします。

しかし正しい主従関係を認識することは一番重要な基盤です。そこを毅然と出来るかが、分かれ道です。それが出来ない間は、どんな手法を使っても犬は認めてくれません。すでに精神的に負けてしまっている状態だからです。リーダーに合わせるのが下位で、リーダーは下位には合わせません。

>子供が撫でたり遊んだりも出来ると言う事でしょうか?いつまでも無視し続けるものではないとの理解でよいでしょうか?

↑「子供さんが怖がっている間は・・」と申し上げました。恐怖や興奮は犬に伝播して、よけいに犬が興奮します。

また、相手が大人であろうと、犬が何歳になろうと同じ事ですが、意味無く撫でたり声をかけたり遊んだり・・これはいけません。

それは下位がする行動だからです。犬にとってみればそういう人は従属的に映ってしまうからです。

ですので、撫でたい・・声をかけたい・・と思ったら、スワレ、マテ、コイ・・なんでも良いので指示を出す事です。そして出来たら褒めれば良いのです。そうすればスキンシップもとれますし、主従関係も確保できます。(褒めすぎは従属的に映るのでNGです)。

また、あお向けも同じ効果がありますし、遊びたければヒモ付ボール遊びをすれば良いのです。

犬にとってみれば、自分が認めた人から指示され、それに従うことが何よりの楽しみであり喜びなのです。しつけの内容そのものがスキンシップであり遊びにもなるのです。

ですので、しっかりしつけが出来た我が家でも、意味無く触ったり声をかけることは一切しません。それが犬のためであり、正しい接し方だと長年の経験を通して熟知したからです。

クセにすれば良いだけです。何も面倒な事はありません。触りたいと思ったらスワレ・マテを3秒やってから褒めて撫でる・・、遊びたいと思ったらヒモ付ボール遊びや「ツケ」の練習・・というよりその「ツケ」が遊びでありスキンシップだという認識になるのです。

それくらいしつけが「ごく自然な事」として家族の中に浸透しなければいけないし、浸透させるために日々意識するべきなのです。


>ゲージに屋根をつけたほうがよいでしょうか?

↑例えば無駄吠えを現行犯でしつける場合、邪魔にならないでしょうか・・ならないようであれば良いことです。壁があると犬も安心できるからです。

ただ、しつけや掃除はちょっとやりにくくなるかもしれませんね。硬いハウスは欲しいです。


>散歩の途中、いろいろなものを拾い食いします。

↑歯の生え変わりでムズ痒くて何でも噛むのも事実ですが、拾い食いは違います。犬はスカベンジャー(掃除屋)です。食べられそうなモノなら迷わず食べます。消化できないものは後で吐き出す・・それが普通なのです。

それと今は社会化の真っ盛りです。まだ経験も無く知能も低いのです。人間の赤ちゃんは何でも口に入れますね。そして幼稚園の子供は、起きている間はとにかくイタズラし、遊びます。「これな~に、これな~に」と言ってなんでも触ってみます。

犬には手がありません。口が手の代わりなのです。なんでも口に入れようとするのは、犬にとってごく当たり前の行動です。

ただし、それを放置しては覚えられないので、やはり根気良く「型」と「音」で何度も何度も教えるしかないのです。そして主従関係がないと、覚えようともしないのです・・

>家でも何かかじっていないと落ち着かないのかブラッシングも何かを噛ませながらします。

↑この時期の子犬が落ち着いているほうが不自然です(笑い)。幼稚園の子供と一緒です(^-^)
もちろん「マテ」を「型」と「音」で教えないと犬には分かりませんし、主従関係がないと覚えません。

それからグルーミング時は、木の箱やダンボール箱の上など、床から少し高い位置に居させると良いです。安全のために動こうとしなくなります。


人間に比べ、格段に犬の成長スピードは早いわけですが、それも限界はありますし、知能は圧倒的に低いのです。

TVや映画などで良い印象をお持ちなら、それは忘れてください。高望みは、あせりやストレスになります・・

犬本来の習性、本能を理解し、受け入れる・・主従関係を積み上げ、物事を型と音で根気良く教える・・それを毅然と淡々と続ける・・それが出来るかどうかです。

では、頑張って続けてください(^-^)


 


m1.pngはじめまして。トイプードル(5ヶ月)を飼ってます。堀川さんのホームページに大変興味があります。今飼っているトイプードルとの関係に非常に悩んでおり、辛い気持ちですごしています。

堀川さんの言葉にあったように、犬との関係があまり良くないように思え、日々飼ったことを後悔してしまうのです。

今まで三冊も本を買い、ネットのしつけのHPも見まくっていて、正直本当に何が良いのか分からなくなってしまいました。また繰り返しになるのでは・・と不安で・・

今は私が頭を撫でようとしても撫でることができません。私の手を怖がってるのです。(好きだとは思ってるようですが・・) トイレトレーニングは終わっている子を飼ったのですが、最近はそこらでそそうをしたり・・

飼ったことを後悔している自分が辛く、犬を可愛いと思えていないです。

私のような飼い主でも、変わることができるでしょうか?


m2.png本を3冊お買いになられたということですので、すでに基本はご存知だと思います。このホームページの内容も同じようなものが多いかもしれません。

ただし、私は一般的な著書にあるように、オヤツで釣ったり天罰方式などは使いません。そう申し上げると、言っている事が皆違って、何を信じたら良いか分からない・・となると思いますが、実はそこに答えがあるのです。

言っている事や手法が違うのに、なぜ犬が良い子になったのかと言うと、大切な事は細かい手法そのものではないからです。(ホームページでもお話してます)。

表面上のコントロールではないからです。主従関係と信頼関係を時間をかけて作る・・これが全てなのです。物や手法に頼ってしまうと、すでにその時点で精神的に負けてしまっているからです。

・まず頭の中にある、良い犬のイメージを捨ててください。

犬の知能は低いです。人間の子ですら何年もかけて覚えていきます。犬はそれよりも知能が低いのです。

本当にシンプルで分かりやすい方法で、何度も何度も根気良く教えないと覚えられないのです。まず、犬の知能の低さを許してあげてください。そこから一歩一歩、進歩できるよう努力するのです。

その意識がないと、「何で出来ないんだ」、「何で言う事聞かないんだ」と、感情的になってしまいます。これが悪循環になります。犬が自分を怖がる、あるいは攻撃する・・この原因は、次のどちらかです。

・体罰を加えたことがある。手を上げる素振りもいけませんし、手法などを強引にやるのも同じことです。

・甘やかしや放任により主従関係が逆転してしまっている。

もしお持ちの本の内容が、オヤツ、オモチャ、天罰方式、しつけグッズ、体罰を使わず、主従関係を作る事を重点に解説している書ならば、もう教材は買う必要はないでしょう。あとは根気です。すぐにしつけが完成するというイメージは持たないでください。時間は絶対に必要ですし、時間をかけることが良いのです。とにかくあせらない、結果を求めすぎない・・

今は5ヶ月ですね。

これから反抗期もありますし、生後1年までは大変です。もちろんその後もしつけは必要です。

最後になりますが、あせらず、感情的にならず「一日少しでも進歩すればOK、ダメならまた明日頑張ろう・・」というくらいの大きな気持ちで望み、継続することです。そうすれば結果は必ず比例します。

それだけ申し上げて、今回はこれで失礼いたします。


 


m1.png堀川さんの、オヤツやグッズに逃げず、ごはんもドライフードだけ、犬との関係作りに最も重きを置いた犬のしつけ方法に感銘を受け、我が家の愛犬も飼い始めて間もないのですが、大事な時期ですので、しっかりおりこう犬に育ってくれたらいいなと思い、マニュアルを購入しました。

あお向けがためやリーダーウォークなどまだ「これでいいのかな...?」という感じですが、少しずつ根気よくやっていきたいと思っています。

さっそく、現在困っている問題についてアドバイスをいただけたら、と思いメールをさせていただきます。よろしくお願いいたします。


・問題の内容:

1.ハウスのしつけ(サークルの中に入れる)のし方がうまくいきません。
基本的にサークル内に入っているのが嫌いなのか、いったん出してもらうと中に入りたがらないのです。

でも、放し飼いにしていると、トイレ以外のところでオシッコをしてしまうなどの問題もあり、放し飼いは基本的にしつけにとってデメリットが多いとHPで読みましたので、目を離さなければならないときにはサークルに入れるようにしているのですが、その場合指示で自発的に入ってくれません。

それで今現在は、サークルにはこちらが抱きかかえて入らせ、入ったらその場でほめる、というやり方で入れていますが、これを繰り返していれば自発的に入ってくれるのでしょうか?

一般の犬のしつけ本などを見るとおやつで誘導し、入って隠したおやつを探しているうちに扉を閉め、中でおやつを食べているところをほめる、という方法が書いてあるのですが、あまりおやつでつるやり方に逃げずにやりたいと思っているので、いい方法があれば知りたいです。

2.サークルの外に出しているとき、サークルの中に入ってトイレをして欲しいのだが、してくれません。

(サークル内にいて外に出られないときはまだ80%くらいの成功率ですがトイレでしてくれます)サークル外にいるときでもきちんとサークル内のトイレに行ってオシッコをしてほしいのですが、どうすればよいのでしょうか。

犬は外に出たとき興奮してオシッコをしやすくなる、と聞きました。その際リードで誘導しトイレに連れて行きオシッコをさせると良い、とHPで読みましたので試みてみましたが全然だめです。

トイレに連れて行かれて、「は?何をしたらいいの?ここで?」という反応です。外に出したとき、犬が戻りやすい場所にトイレを移動してあげたほうがいいのでしょうか?

3.ひもつきボール遊びがうまくいきません。ひもつきのちょうどうちの犬がくわえやすい大きさのブタの形のおもちゃにひもをつけてやってみていたら、気分が乗っているときには、「モッテコイ!」と言って投げたブタを追いかけてくわえに行く→自分の拠点(サークル外に出しているときにその上で休むお気に入りのクッションの上)に戻り、ガジガジ噛んで遊ぶ、というところまではいくのですが私のところにくわえて戻ってきてくれません。

我が家では、「コイ」ではなく「オイデ」で呼んでこちらに来させているのですが、ガジガジしている間に「オイデ」と声をかけるとかじっていたブタを離してこちらに来てしまうのです。(それでも来たのでほめるようにはしていますが)この先の進め方がわかりません。アドバイスよろしくお願いします。

・愛犬の犬種:トイプードル
年齢:5ヶ月 性別:オス 他にも愛犬の有無:無

・家族全員の年齢・性別・一日の愛犬との同居時間:
私(41歳・女)一日数時間留守にするが、それ以外は在宅
夫(42歳・男)朝8時半~夕方7時ごろまで仕事で不在
娘(9歳小3・女)朝7時45分~16時頃or6時半頃まで不在

・過去の接し方と、一日の流れ

【ポイント】(※本書を読む前の、以前の状況を正直にお知らせください)

①どういうタイミングで、どういう「スキンシップ」をされてきましたか?
・一日1回のブラッシング(ひざに乗せ、長いときは30分くらい)
・時々抱っこをする(堀川さんの方式では「抱っこ」はだめ、とありますがこれについてはいまだにどうしても、なぜだめなのか、理解しきれません。また、家族にはこの点についてなかなか理解が得られず、抱っこはやめていません)

・特にサークルから出してやったときなど、興奮して足元にまとわりついてきますので、そのときに
私:ときどき、首のまわりをさわってやって、私の手などもなめてくるのでちょっとそれに応じてやる。
夫:私とほぼ同じ。
娘:(犬は娘がかなり好きなようで、とにかくやたらからみついてきて、娘の顔や手などいろいろなところを放っておくといつまでもぺろぺろとなめてくるので)それに応じている(そのときの姿勢は床にぺたんと座って、または抱っこ(抱っこしているとその興奮がおさまるので)

②どういうタイミングで、どういう「遊び」をされてきましたか?
・主に私が、時間が取れるとき、「オイデ」「オスワリ」「フセ」のしつけ
(※「オイデ」「オスワリ」「フセ」については、堀川さんのHPに出会う前、他のしつけ本にある方法にしたがってやっていたので、フードやオヤツ(ボーロ)を使ってやっていました。でも今はオヤツなしでこの3つはほぼできます。

うちの犬は、食べ物にあまりくいつきがいいタイプではなく、構ってほしがりの甘えん坊という性格のようで、そのため、フードやオヤツでしつけてもフード(オヤツ)なしに移行しやすかったのかもしれません。)

③どういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?
しつけ:上に書いたように、サークルから出して「オイデ」「オスワリ」「フセ」を教えたり、(これは堀川さんのHPを読んでから実行するようにしたのですが)構ってやるとき、サークルから出してやるときには必ずオスワリにくわえ、「マテ」をさせ、待てずばたばたしていたり、飛び上がったりしているときには絶対にだしてやらず、指示を守れたら出す、というようにしています。

褒め方:トイレで排泄ができたとき、指示の通りにできたとき、などに堀川さんHPに出会う前→かなり大げさに高い声でなでなでしながらほめていた
出会った後→「ヨシ」「OK」「イイコ」このどれかをいいながら笑顔でポンポンと軽くたたく程度(このポンポン...でおさえようとすると、その手をなめてこようとして困るのですが...)

④オヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
上述したとおりです。声かけは、サークル内、サークル外、お散歩時にも名前をときどき呼んで、こちらを見たら、「ヨシ」と笑顔を返しています(アイコンタクト)の練習。それ以外の意味のない声かけはしていません。

⑤散歩は何分、どんなやり方でしたか?
3回目のワクチン接種が1月ほど前に済んで、そのあと抱っこ散歩からデビューして徐々に外を歩かせてください、とブリーダーさんに言われていたので、まずはスリングで抱っこ散歩から始め、1週間後くらいに歩かせはじめ、歩かせる時間を一日に10分→15分→30分と伸ばしていき、今ではだいたい一日に2回、合計で1時間くらい連れ出しています。雨の日などはしていません。

散歩の時間は、朝は娘が登校前に、ということに決めているので、寝坊をしなかった日はほぼ必ず連れていきますが、2回目の散歩は昼間だったり、夜だったり、私の都合に合わせていろいろです。やり方ですが、ボディハーネス(首輪のほうがいい、と堀川さんは書かれていますが、これも既に買ってしまっていました。

うちの犬はトイプードルでもさらに体がちっちゃいほうで、細いので、首輪だとぬけちゃうことがあるんですよ、と犬洋品店で言われたので...)にリードをつけて歩かせるのですが、散歩開始時からつい最近までは、特定の場所はびびって歩こうとせずべたーっと地面に寝そべってしまうので、「引っ張られる」というより逆にこちらが「引っ張る」感じでした。

最近ではようやく自分からほとんど全部歩いてくれるようになってきたので、こんどは引っ張られる瞬間があったり、先に行こうとして二本足歩行状態で何十歩も歩いたりするというのがみられるようになってきました。

これについては、犬が行きたい方向に行こうとしたら目線を合わせず逆を向いて止まる、(2本足歩行をしようとしたときもリードをぴっと張って立ち止まる)ようにしています。

⑥一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
5時~6時半の間に夫・私・娘の順で起きる(少し構ってやる)
7時から15分くらい 娘が散歩
朝食 7時半~10時までの間に
午後または夕方 私が散歩30分~45分
夕食 7時半~8時半の間に
家族就寝 10時ごろ (私がその後ひとりおきることもあるがそのときは犬はハウス内で寝ています)

・愛犬のハウス周りの構成、環境など
添付した写真の通りです。

長文になってしまいすみません。

以上、アドバイスよろしくお願いいたします。


m2.png本書を参考に色々改善していただいて、素晴らしいです。しっかり修正しながらやっていただいているので、基本はそのまま続けていただければちゃんと結果は出ますので、焦らず続けてください。まだ犬のしつけも、始められたばかりですからね。

では、その中で気になった点とご質問への回答、補足などお答えしていきます。

まず、犬のしつけは全てつながっているということです。クレートトレーニングだけ、トイレのしつけだけ、という断片的な手法のみにとらわれずに、まずは基盤となる関係作りを重視されるのが良いです。

例えば、普段の接し方が毅然とできていない中で、どんなに優れた手法を使っても犬は聞く耳すら持ちません。今回のケージのしつけと抱っこについての解説も重複しますが、それが良い例です。

犬はハウスやケージ内そのものが嫌なわけではありません。

抱っこなどかまってもらっている事と、ケージ内で過ごす事とのギャップが大きいから嫌がるのです。犬は暗く狭い場所が落ち着きます。そこで寝たり、ケージ内でゴハンを食べさせてそれを数日間経験すれば、そこが安全で居心地が良いことはちゃんと理解しています。

でも、ケージから出てかまってもらっている時とのギャップが大きいから、それを嫌がります。

クレートトレーニングそのものは単純です。奥様とお嬢様が大好きなわけですから、ケージ内に入って呼べば良いのです。まずケージに入って扉を閉めます。(犬は入れない。)犬は入りたくてしょうがないですから、しばらく待たせた後、ケージの扉を開け、名前を呼びながら「ハウス」の音も連呼します。(ハウス内を指差すジェスチャーも)。

ハウスに入ったらさらに「ハウス」を連呼して褒めます。(褒め方は覚えていただいた通りです)。

ひたすらそれの繰り返しの関連付け(型と音とジェスチャー)をやり続けるのみです。またはケージ内に手だけ入れて誘っても良いです。

普段甘やかしをせず主導し良い関係が出来ていれば、簡単に行動してくれますし、ベタベタの甘やかしをしていなければ、ケージ内に居る時とのギャップが少なるので、犬はストレスなくケージやハウス内で落ち着けます。

そして抱っこの解説になります。

犬の群れを観察すると分かるのですが、触れ合う時に犬は、優位な犬が下位の犬の体の上に、自分の体の一部を乗せようと自然にするのです。それを下位も自然に受け入れます。

相手の背中の上に自分の顔を乗せる、前足を乗せる・・とにかく相手の体の上に自分の体を乗せようとします。ですので、飼い主さんが膝の上に犬をのせてナデナデ・・という姿は、犬に誤解を与える構図そのものになります。

もちろん犬の中にもいろんな素性の子がいますので、そういう接し方をしても主従関係が全く崩れない犬もいますが、それはまれですので、誤解してはいけません。

ピッタリわきに寄り添うような自然な形を心掛けてください。また、意味なく接するのではなく必ずオテでもスワレでも良いので、何か指示を出し褒める・・というルールを心掛けると良いです。それなら楽しくスキンシップできますし、主従関係も深まっていきます。


次にトイレですが、まずオシッコしている場面をできる限り多く見つけ「チチチ」などの音の関連付けを根気よく十分行っておかなければいけません。それがまずできていないと、ケージに誘導されても犬は・・?・・となります。

> 外に出たとき興奮してオシッコをしやすくなる・・
> リードで誘導し・・

↑これはその通りです。しかし先ほど申し上げた通り、音の関連付けをしておかないと犬は意味が分かりませんし、そこで成功したとしても、関係作りが上手くいってないと褒められても嬉しくないのです。それでは一向に進歩しません。

ですので関係作りと並行して音の関連付けを根気よく準備してください。それと、ケージから離れたところで遊んでいると、誘導しても間に合わないので、ケージの前でボール遊びでもさせて少し興奮する状況を作ると良いです。

また、ケージが少し大きいのも失敗する要因になります。犬は汚れていないキレイな場所でオシッコしたいので、スペースがたくさんあれば、そちらでしたくなるのは自然です。

できれば仕切りを入れて、今のケージの3分の2くらいにしても良いです。(あまったスペースは用品置き場にするなど)。

ケージの中は運動場ではありませんので、広くしようと考えないことです。広ければテリトリーを守るためのエネルギーやストレスも大きいです。

それからボール遊びの回収ですが、これもひたすら型と音の関連付けです。今の時点では、指示がどういう意味なのか犬はまったく分かっていないのです。

だからひたすら体現させます。例えば、犬の口に「キャッチ」と言いながらボールを手で入れます。その次に「ダセ、ダセ、ダセ」と言いながら、犬の口から手で取り出し自分の手の平に乗せる一連の流れを見せます。そして褒めます。

犬は特に何もしていないわけですが、ボールが飼い主さんの手に渡った時点で褒められる・・という事実を段々理解していきます。

それを根気よく続けていくと、犬がボールを加えているときに、口の前に手の平を見せ、「ダセ、ダセ」の指示を出すと口を開け落とすようになります。(オテと間違えないように手の高さを変えましょう)。

そして結局は、これも褒められて嬉しいかどうか・・という関係作りが根本になるわけです。

犬も人間も物事を覚えるのに動機付け(オペラント)が必要です。これをやったら良い事が起こる(正の強化)。これをやったら嫌なことが起こる(負の強化)。を通じて、物事を覚え行動する基準にします。

その動機付けを、「オヤツや嫌悪刺激など物の効果」にするのか、あるいは「褒められて嬉しい・・叱られて嫌だ・・」という関係作りにするのか。私は後者でやっているということです。

時間と根気が要ります。でも素晴らしいです。楽しいです。


その他、余談ですが、もうしばらく犬のしつけが浸透するまでは、お嬢様単独での犬の散歩はひかえてください。まだお互い未熟なので、主導できないと主従関係が崩れていく可能性がありますし、思わぬ事故につながります。

お嬢様に十分リーダーウォークの練習と普段の接し方を教えてあげてください。今は良くても、犬を好きに歩かせていると引っ張りや他の犬への吠えなどドンドン悪化していくことも多いです。

もうすぐ6か月ですね。成犬への最後の移行期です。反抗期の症状も出てきますし、成犬としての権勢本能なども色濃く出てきます。他人や物、犬に慣れる社会化も一番順応できる大事な時期がもうすぐ終わります。ぜひ頑張ってください。

では、焦らず徐々に強化して続けてください(^-^)


 

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