犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけでの正しい褒め方


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チワワの7ヶ月を飼っています。散歩が上手くできず、噛む悩みが大きいです。

過去の接し方については、甘やかしてきました。長く飼っていた猫が亡くなって、さみしかったところにやってきた初めての子犬で、かわいくてしかたなく、思う存分甘やかしてきた自覚があります。

虐待は全くありませんが、途中あまり叱らなかったことが原因かと思って、噛んだり騒いだりすると大きな声で叱ることはありました。(褒めて育ててきたのがいけなかったかと思って..犬の褒め方のタイミングは正しかったのか分かりませんが)


m2.png褒めることは必要です。悪いことは注意し、良いことは褒めて体現と合わせて教えないと、何が良くて何が悪いことなのか分からなくなってしまうからです。
 
ただし、問題は犬の褒め方なんです。「良い子だね~ヨシヨシ、ヨシヨシ」・・ナデナデ・・ナデナデ。こうしてしまうと犬は相手を従属的に見ます。これが犬の視点です。それが続くと主従関係が逆転します。子犬のころはそれがまだ表面化しませんが、成長にともなって犬本来の権勢本能が出てきたときに、噛む吠える引っ張る・・言う事を聞かない・・という行動が出てきます。

さらにそのまま放置すると、近づけないほど手に負えなくなってしまうのです。
 
褒めるときもリーダーとして毅然と・・しっかり短く褒めます。名前を呼んで「○○、良い子!」とハッキリ静かに声をかけ、頭でも体でもポンポンと軽くたたきます。それで十分です。それ以上やったり、かん高い高揚した声で大げさに褒めると、従属的に見えてしまうのです。
 
大きな声で叱ってもあまり意味はないです。それどころか興奮や緊張が犬に伝播し、犬が余計興奮し悪循環になります。
人間同士でも感情が脳波で伝播することが科学的に証明されています。犬は更に臭覚をプラスします。感情によってホルモンや化学物質の分泌が変化し体臭が変わります。
 
ですので、やはり大事なことはリーダーとしての毅然とした意識なのです。単なる精神論ではありません。自然と行動や態度に出るからなんです。意識して続けると自然と身につきます。HPを何度も読み返してください。理解が深まっていきます。
 
では、頑張って続けてください(^-^)

 

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生後6ヶ月、ラブラドールレトリーバーの犬のしつけ相談です。
おやつ、抱っこは一切していません。

犬の褒め方は、トイレができた時や素直にハウスに入った時は、「いい子だね」「かわいいね」と褒めます。比較的落ち着いているときは体をなでながら「お利口になるんだよ」と話しかけたりもします。
甘がみのときは目を見て「ダメ」とか「痛い」と言って、ほっぺを軽く叩きます。

自由に遊ばせている内容はコングを投げて取ってこさせたり、噛むおもちゃを与え、好きなところで自由に噛ませます。ひも付きコングはラミーがすぐに飽きてしまうので2カ月くらい前から使っていません。
あお向けは3ヶ月くらいのときは少しできていたのですが、徹底してやらなかったために、今は力が強く、まったくできません。噛みついてきます。
 
先日ヒモを誤飲してしまい、病院へ行って吐かせてもらうなど大騒ぎでした。それで自由遊びを今日一日やめてみました。今日は朝と夕方30分ずつ散歩をしました。
自由遊びが無くなったことで、特に暴れたり吠えたりはしていません。

トイレもほぼ100%できますし、無駄吠えも全くありません。その点はとてもうれしく思っています。これからの日常生活についてアドバイスをお願いします。


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まず犬のしつけの褒め方になります。高揚して、かん高い声で褒めすぎると従属的に映ってしまうので気をつけましょう。良い子に出来た時、思いっきり褒めてあげたくなるのですが、グッとガマンです。リーダーらしく毅然と褒めます。「○○、良い子!」とはっきり伝え、頭か体をポンポンポンと軽くたたきます。

 
「なでる」という行為はなるべくしないでください。幼少期は親犬に舐められることで安心感を覚えますが、成長すると「舐めらる=下位からの挨拶」になります。下位がリーダーに挨拶する時、スリ寄ってよく舐めるしぐさをします。一方リーダーはそういう事をしません。
 
犬を褒めるときはハッキリ毅然と伝え、頭か体を軽くポンポンポン・・それで十分伝わります。褒める・叱る・指示する以外の語りかけは従属的に映ってしまうので止めましょう。
 
それから噛み付きになります。何でもそうですが物事の教えは型と音でシンプルに体現させないと犬の知能では理解できません。噛もうとしたら、「ダメ」と同時に首輪を軽く引き、もう片手で口を軽く閉じてあげます。当然噛めませんので、そこで褒めます。また開放すると噛み付いてきますので再度「ダメ」と同時に・・・この繰り返しです。手を見せても噛まなくなる時がきたら、しっかり褒め、何度も反復します。
 
そうやって実際に良いこと悪いことを、何度も何度も体現させないと犬は覚えられないのです。物事の教えは何でもそうです。そして主従関係がないと、犬は聞く耳すら持ちません。
 
ですので、あお向けも頑張ってチャレンジしましょう。まず暑い夏は終わりましたので、厚手の手袋をしましょう。噛まれる恐怖があると、犬も緊張興奮して悪循環になります。
 
体が大きくなったら、正面から抱き上げるようにするといいです。そのまま正面(犬の背面)にゆっくりと倒れこんでください。ご家族もいますので、協力してやってください。あお向けは重要な主従関係の確認儀式です。私は今でも毎日何度もします。それをスキンシップにもしていますし、そういうことを犬との接点にしています。
 
あお向けは絶対に指示で出来るように最終的にはなってください。最初から上手くいくはずはありません。あきらめないでやり続けるしか道は無いのです。
 
あお向けがどうしても怖ければ、家の中でリーダーウォークを徹底してください。自由遊びの時間にリーダーウォークをしてください。ボールを持ってこさせるのは良いことです。必ずスワレ、マテを十分させて出来たら投げる・・与えっぱなしにしないで遊びを主導することです。
 
犬は基本的には一人で遊ぶ事を好みません。人間よりも群生が強いです。毅然としたリーダーに従って行動するのが大好きです。だから一人で遊ばせず、必ず何か指示を出す→犬が行動する→褒める・・このパターンを作ってください。
 
まずリーダーウォークをたくさんしてください。ちょっと時間があったら家の中で頻繁にしてください。少しずつ主従関係が出来てくれば、あお向けも出来るようになります。
 
では、がんばって続けてください(^-^)
 
(本書をもう一度読まれて、リーダーとしての意識を再確認してください)

 

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m1.png本日は、現在行っている犬のしつけが正しいかの相談と、気になる行動2点についてのアドバイスのお願いです。

柴犬(5か月オス)を迎えてから約10日がすぎました。前回いただいたメールのとおり、あせらずのんびりとやって来ました。

具体的には・・・
噛むことについては、体罰的な事は止めて、明確に歯が当たった時のみ、手を素早くひっこめて「ダメ!!」と声をかけるだけにしました。

リーダーシップの確立については、朝に私がリーダーウォーク約30分と、夕方に一番下の子(小6女子)がリーダーウォーク約30分とひも付きコングによる遊びです。リーダーウォークを始める際および途中でもしばしば「ツケ」を行っています。

夜などにゲージの中に入った状態で、教材にある「スワレ」をやっておりますが、まったく行ってくれませんので褒めることができません・・(^_^;)(その際に気になる行動をしますので、これに関しては後ほど)

それ以外の時間は、基本的に目も合わせず声をかけることもしていません。家族全員で徹底しましたのでだれもベタベタしてはいないはずです・・

だいぶ環境にも慣れてきたようで、家の周辺では固まることや震える事もなくなりました。反面、慣れてきて行動が大胆になってきたのか、リーダーウォークの際に元気に動き回ってくれます・・・(^_^;)1~2歩しか進めずに方向転換の連続になることもしばしば・・・(^_^;;;)なかなか手強いやつです。唯一「ツケ」のみがそれほど抵抗せずにくっついていてくれるので、褒めております。「ツケ」は、ツケと発声して左ももを2回ポンポンとたたき、リードを引いて左足に寄せております。(褒める際に気になるリアクションがありますので後ほど)

また、一週間たちましたので、土曜日より「あお向け固め」を始めました。回数とタイミングは、私が朝のリーダーウォークの前に1回とリーダーウォークの後に1回、娘が夕方のリーダーウォークの前後の計4回です。「あお向け固め」は、教材にあるとおり両脇に手を入れて持ち上げ、背中からやさしくおろして、暴れられないように両脇に入れた手で軽くおさえ、抵抗が止まって力が抜けて来たら片方の手を外して、「よ~し、良い子」と声をかけながら頭か背中を撫でてやってます。スキあらば逃げようとした際は強引におさえずにはなしてやります。大人しくしてる時には、数分程度で離します。

以上が現在の接し方です。

アドバイスいただきたい「気になる2点」は次の内容です。

一点目は、ゲージの中にいる際にコミュニケーションをとろうと思い「スワレ」等の指示を出した時に、興奮するのかゲージの中を左右に激しく動きだしたり、自分の尾っぽや後ろ足、腰のあたりを噛み始めます。普段何気ないときにやっていることもあります。普通にうろうろした後にペタンとお座りをするときもあるのですが、回数的には半々ぐらいでしょうか。そのような行動を起こした際には、特になにもせずにほっておいています。

二点目は、「ツケ」や「スワレ」がうまく行った際に褒めるのですが、褒める際の犬の反応です。褒め方は、教材にあったとおり「そら 良い子!」と声をかけて頭か背中を軽くポンポンとたたきます。(10回に1回ぐらいは声をかけながら優しく撫でます)軽くポンポンとたたく際、犬が手を追いかけ口にくわえようとします。強く歯があたるわけでも無いですし、噛んでいるようにもとれないことと、褒める際の事なので、「そら 良い子!」「ダメ!!」では混乱するかなと考え、余程明確に歯が当たらない限りは「ダメ!!」と言わないようにしておりました。

以上2点です。対応の可否も含めてアドバイスをお願いできればと考えております。今回も長文となってしまいまして申し訳ありません。お忙しいところお手数をおかけして恐縮ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。

追伸:本日の朝は、「ツケ」を褒める際に、手を口で追いはするのですが、口の中までは入らないことが多かったような気がします・・偶然かもしれませんので、もうしばらく注意して見てみます。


m2.pngメールありがとうございます。この調子で頑張って続けてください(^-^)

では、今日のアドバイスです。

> 噛むことについては、体罰的な事は止めて、明確に歯が当たった時のみ、
> 手を素早くひっこめて「ダメ!!」と声をかけるだけにしました・・
↑前回お話したとおり、「悪い型を止めて良い型をとらせ褒める」、これを忘れないで下さい。「ダメ」だけでは犬の知能では何のことか分かりません。ですので、口を閉じて悪い型を止めて、良い型になったので「そら!良い子!」で褒めます。ちなみに「ダメ」は大声で怒らず、静かに毅然と伝えればそれで良いです。

それから「あお向け」も「リーダーウォーク」もひまさえあればやってください。特にあお向けはもっと(回数)やってください。「意味なくかまう」のがいけないのであって、主従関係が保てる接し方ならば頻繁に接して良いです。あお向けを挨拶代わりに数秒間やって、それを事あるごとに何回やっても良いわけです。犬のしつけ=コミュニケーション・・もしくは、犬のしつけ=スキンシップ・・と、とらえていただいても結構です。

> 激しく動きだしたり、自分の尾っぽや後ろ足、腰のあたりを噛み始め・・
↑これは一時的な興奮やストレスを自分で紛らわすためにやっています。気にしないで無視して大丈夫です。

それと色んな場面で人間の手を噛もうとするしぐさがありますが、これはまだまだ信頼関係・主従関係・人間に触られることに慣れていないからです。(過去に体罰を受けていた場合も防衛反応でそうします)。これは普段の犬のしつけや遊び・スキンシップの中で関係を作っていき、慣れていくものですので、今は気にされなくて良いです。

ただ型と音で教える事も必要ですので、口が当たったら軽くで良いので口をつかんで悪い型を止めさせ、そこで褒める・・を繰り返してください。良いことをした後でも、犬はその瞬間噛もうとしているわけですので、そこで「ダメ」と伝えても、前にした行為(褒められた)と混乱はしませんので大丈夫です。それよりも、数秒前のことは犬は直ぐ忘れるので、現行犯を優先して教えてください。

> (10回に1回ぐらいは声をかけながら優しく撫でます)
↑これはなるべくしないでください。本当の乳幼児は舐められる(撫でられる)ことによって安心し情緒が安定しますが、もう柴犬くんは5ヶ月で赤ちゃんではありません。成犬が舐めるという行為は下位が上位に挨拶する態度です。「人間が撫でる行為」がそれに近いので気をつけましょう。また感情的に、かん高い声で高揚して褒め続けるのも、犬の視点からは従属的に映る褒め方なので、これも気をつけましょう。

子供さんとのヒモ付コング遊びですが、必ず主導して、投げる前にスワレ・マテをさせ、できたら褒めて投げる・・これをルール化させてください。

リーダーウォークは上手くコントロールすることは意識されなくて良いです。本当の目的はリーダーとしての毅然とした態度を示し、「犬の好き勝手できなかった」という事実を体現させることなのです。

では、また頑張って続けてください(^-^)


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m1.png先日は内容の濃いメールありがとうございました。
毎日、犬のしつけに奮闘しており、リーダーウオークとあおむけを実践しています。
少しずつですが、犬がおりこうになっていき私たちもうれしく思っています。
 
最近、庭でのリーダーウオークはほぼ完璧なんですが、やはり庭から出てしまうとグイグイ引っ張ってしまいます。私も止まったり、背中をむけて歩き出したりするのですが、なかなか後についてこようとしません。
 
また、ボール遊びは、コングよりもコングについているヒモを引っ張ってしまいます・・・。しかも、唸りながら強く引っ張ります。なかなかうまく遊べず悩んでいます。
何かいい方法あればお願いします。ちなみに、細いひもにしたら1回で切れてしまいました・・・。
 
そして、1番難しいと思っている事は「褒めるタイミング」です。
座れ、待てを指示し、出来たので褒めようとするとすぐに動いてしまったり・・・。
褒められて喜んでいる様子がないと言いますか・・・。
犬は言葉が通じないので難しいですね。
 
犬のしつけで細かな困った、はたくさんあるので、またちょくちょくメールさせてください。
よろしくお願いします。


m2.png犬のしつけは少しでも進歩したら、必ず自信にしてください。それもまた態度やしぐさとなって犬に伝わります。お互い信頼関係が増して良い循環になっていきますので、とにかくやり続けることです。
 
さて散歩ですね。犬にとっては外の世界はたくさんの刺激があるからです。慣れて社会化させることが大切ですので、明るい時間帯になるべく多く外の世界に触れるよう機会を作ってあげてください。
 
外の世界は、人間にとっては当たり前の世界でも、犬には怖い要素・楽しい要素・好奇心をそそる要素・・・たくさんあるんです。人間でも初めての町に行ったら、そわそわキョロキョロ落ち着きませんね。犬の知能ではなおさらです。
 
でも月日を経て経験を積んでいくと、犬も落ち着きを持ちます。もちろん、飼い主さんはそれをただ待つだけでなく、「人間にしっかり付いて歩く事がルールなんだ」ということを、リーダーウォークを通して教え、しつけ続ける必要はあります。
 
ボール遊びもそれで良いですよ。目的の一つは、犬の狩猟本能のはけ口を作ってあげることもありますから、好きなだけ噛ませる時間も作ってください。ただし、この遊びの本当の目的は、犬を楽しませることではなく主従関係を作る事ですから、回収すると決めたら毅然と断固回収してください。ダセの指示で口から手で取り出してください。
 
そしてワザとヒモやボールを犬に見せて、口にくわえさせます。そこですぐにそのままダセの指示で取り出して、もう片方の手の平に乗せて見せて「ダセ」の音と同時に「褒める」・・この繰り返しでルールを覚えていきます。
 
型と音の体現・・・何を教えるにも、こちらの指示を体現させ、音やジェスチャーを関連付けてシンプルに教えてあげないと、犬は何をすれば良いのか分かっていないのです。
 
褒める機会が少ないなら、作ってあげれば良いのです。悪い型を止めて、良い型を作って体現させて褒める・・
 
人間の子供にハシの持ち方を教えるように、型を作って音とジェスチャーを加え褒めてあげれば良いのです。そうすれば犬も分かり易いし、褒める機会も増えます。

それと褒め方そのものですが、ナデナデしながらかん高い声で褒める・・これは止めましょう。名前を呼びながら毅然と「○○良い子!」とハッキリ伝え、頭や肩をポンポンポンと軽くたたいてください。赤ちゃん言葉や、すりよる態度は見せてはいけません。それが正しい犬の褒め方です。
 
ヒモをあまりにも噛んで、どうにもならないようでしたら、魚釣り用の透明な糸を使っても良いです。あまり細いと切れやすいですし、犬の体や人間の手を切ってしまうおそれもあるので、太めが良いでしょう。
 
でも太目のタコ糸を噛ませても、歯磨き効果もあって良いですよ。先ほどもお話した慣れるまで待つことと、毅然と回収する気持ちの強さと主導性も意識しましょう。
 
スワレ・マテも、首輪をガッチリつかんで型を作ってあげて、そのまま褒めちゃえば良いのです。動いたら「ダメ」、「マテ」でまた型を作ってジェスチャーを見せ褒める・・
 
犬のしつけでは、あまり犬に期待しすぎない事です。とにかく、しつこくしつこく・・こちらから型を作ってあげることです。最初は1秒マテたら褒める・・何度も繰り返して、次の日は2秒マテたら褒める・・そうやって毎日積み重ねていくと、もう数日後には何秒か待てるようになります。
 
では、また頑張って続けてください(^-^)


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m1.png犬のしつけアドバイスありがとうございます!
温かい叱咤激励が本当に私の心を楽にしてくれます。
 
毎日「お留守番させてしまっている」という罪悪感と、帰ってきたらダメダメ叱っている、自分への苛立ちが交差する毎日に疲れてしまっていました。

私もキチンと自分で主導できるようになれば、良い関係が持てると信じています!

添付の写真は、これらをやった小さな進歩です。雪の中で初めて散歩をし、途中私が止まったら、犬が私の前でお座りをしました。

そして、写メの準備をしている間も、マテをしていました。たった一回ですが、嬉しかったです(因みにおやつは持っていません)宝物です。
 
何も分からない犬に毎日一から教える気持ちで、そして堀川さんのように、自信が持てるように頑張ります。
 
> まず「叱って止めさせる」という感覚よりも、次に「型を取らせ褒めるための合図」・・という感覚で「ダメ」と伝えれば良いです・・

とアドバイスいただいて、そうか!と思い、すぐやってみました。効果はまだですが、自分の心持ちが違います。
 
確認させてください。いつも、リードウォークの時、リードを噛み始めますが、これもしつこくしつこく「出せ」を型と音で教え、そして褒めるを繰り返すと良いのですね?

噛み始めたら、口を掴みますが、その時に大きな抵抗をし余計に噛もうとします。でも、そこで負けずに掴み「ダメ」「良い子!」を繰り返します。これで良いですか?

もうすぐ6か月で、ボロボロと乳歯が抜けてきていますが、ボール遊びは喜んでします。喜ぶと言うより興奮過多で狂っていますが、良いのでしょうか?

そして紐に血が付いているので、大丈夫か・・と心配になりますが、やらせ続けても良いですか?
 
結果が出てたときの、犬の嬉しい写真を見ていただけるよう頑張ります!


m2.pngご自分の意識の間違いに気付かれているので、私はもう心配しておりません。段々ご自分の中で消化していけますから、それで良いんです。留守番も悪いことをさせないことも、人間と暮らす上の基本のルールですから、何も悪びれることはありません。

少しずつ柴犬ちゃんも理解してきていますから、続けてください(^-^)

お写真も拝見しましたが、たまらなく可愛いですね~♪
これが犬を甘やかしてしまう魔力なんです(^-^)


>「出せ」を型と音で教え・・

↑そうしてください。また、「ダメ」の時と「良い子!」で褒める時の差をハッキリさせてください。「ダメ」は、あからさまに嫌な顔と低い声にします。

「良い子!」で褒める時は、にっこりして明るいハッキリした声にしましょう。甲高い声で大げさにすると従属的に映るのでNGです。

褒める時は、必ず体のどこかをポンポンポンと軽くたたいてあげてください。噛み癖のある犬は頭や背中だと嫌がって噛んでくる場合が多いので、肩や前足の付け根付近が良いです。慣れてきたら、徐々に頭や背中に近づけましょう。

「ダセ」で教えるのは良いです。ボール遊びの時にも使えます。

リードを噛む原因として、主にはやっぱりコントロールされることへの抵抗なんですが、歯の生え変わりのムズかゆさも多少あります。またリードを噛んで引っ張ることを、一つの遊びや狩りの疑似行動として楽しんでいる場合もあります。

毅然と無視してリーダーウォークを続けても良いです。


>ボール遊びは興奮過多で狂っていますが、良いのでしょうか・・

↑狩猟本能のはけ口ですから、それも良いです。少し好きにさせれば段々落ち着いてきますから、それから回収やスワレ・マテの練習を始めれば良いです。

犬は自分の好きなこと以外は基本やりませんので十分楽しんでいるということです(^-^)人間からは荒々しく見える犬の遊びも、犬達にとってみれば普通のことです。(犬同士の遊びはもっと激しいです)。

ヒモが細いと歯茎や口びるに食い込む場合があるかもしれません。太めのヒモに変えるのも良いです。そうすれば、ヒモそのものを噛んで引っ張っても安全ですし歯磨きにもなります。(歯の生え変わり時期は血が出やすいです)。


お写真を拝見してもまだまだ6か月で幼い顔してますから、これからです(^-^)

ただし、いよいよ成犬へ本格的に移行してくる時期です。ホルモンバランスの変化によって、反抗期のような反応も出てきます。今まで以上に気を引き締めて、毅然と接してあげてください。

お互いの将来のためです。
気持ちで負けないように・・自分に負けないように(^-^)

たくさんの人、犬に会わせる社会化もお忘れなく。

では、また頑張って続けてください(^-^)


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何度もメールサポートすみません。
毎回丁寧なお返事ありがとうございます。

犬種:トイプードル/メス/三ヶ月半/我が家にきてもうすぐ一ヶ月です
家族構成:夫婦/娘(小3)

質問内容:
前回、リードになれさせる方法と甘噛みの対処法を教えていただき、ありがとうございました。

早速、実践したのですが
「①あまがみ→②顎または口をおさえて「だめ!」
→③少し大人しくなったので→④「よしいいこ!と褒める」少し体をさする・・
→⑤手を離す→⑥また噛む→①にもどる」・・
の繰り返しで教えてたのですが、
どうやら、この繰り返しを「遊びの一環」ととらえてしまったようです。

甘噛みはリードの練習でリードをつける際に甘噛みしてきていたのですが、何もしないときも甘噛みしてきてしまいます。
また、あれやろうよ!という感じで誘って噛んできます。

①?⑥の手順の中で、何か悪いところがあるんだと思います。
②のおこり方が悪いのか?と思い、今日はちょっと強めに叱り押さえつけも強めたら、よけいに反抗して甘噛みでなく本気噛みされてしまいました。(1キロの小型犬なので痛くはありませんが)
堀川さんも「強引にしない方が良い」とあったのに、失敗したと後悔しています。

もしかして、②?③の大人しくなったという判断が早すぎたのかな?という気もします。
たいたい、10?15秒くらいでいったんじっとするのでそこで褒めてしまうのですが。
しっぽは短くてよく見えませんが、体の力が抜けた?という感じになったら、すぐ褒めています。

が、どうもそれが遊びの合図と思ってしまったようで(泣)
もしかして、反省してないのに褒めてしまっているのでしょうか?

叱って褒めるのタイミングがあっているのか心配です。
(私の合図の出し方や叱り方が下手なんだと思います)

初歩の初歩で質問にもならないような情けない質問ばかりですみません。


m2.png②での「ダメ!」が優しすぎるかもしれません。厳しい表情で目をしっかり見て低い声で言います。④の褒めもそうです。猫なで声はいけません。褒める時もリーダーらしく毅然と褒めます。

褒め方ですが解説しているように、ナデナデではなく、肩をポンポンするのが良いです。生まれて間もない子犬は、親犬などに舐められることが情緒の安定につながりますが、成犬の世界では舐めて挨拶するのは下位のする態度です。ナデナデを誤解する犬は多いので注意です。

もう赤ちゃんはだいぶ前に卒業しています。成犬への移行期ですから、そんなことも頭のすみに置くと良いです。

本書でもお話していますが、甘噛みした瞬間リーダーウォークに移行するのも良いです。先ほどの厳しく伝える口閉じの体現と併用してください。無視されてリーダーウォークが始まれば、「遊びではない」と段々理解していきます。

ただ、まだ幼犬であることは事実ですし、遊び好きで素性が良い子ですね。そういう犬はボール遊びなどを通じて、たくさん「主導」し、関係を深めていきやすいです。

それから、まずスワレ・マテをしっかり覚えさせてください。マテ・・マテ・・を言いながら犬の口の前に手をわざと見せてください。マテが理解できていれば、手を噛まずジッとするはずです。そこで褒めれば良いです。その繰り返しで「噛まなければ褒められる」と、犬も理解していきます。褒めて遊んであげましょう。

> 情けない質問ばかりですみません。

↑良いですよ(^-^)始められたばかりですから、何でもすぐに上手くはなりません。間違いに気付かれているだけでも素晴らしいです。犬の本能を良く知り、しつけの重要性を分かっていくと、自然と表現や態度もしっかりしていきます。毎日意識しながら続けることです。必ず上達して結果が比例していきます。

ただし、今は結果が出にくい成長期です。でもやらなければいけない時期です。

また頑張って続けてください(^-^)


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Q.ご質問:
初めまして。先日犬のしつけマニュアルを購入し、愛犬の態度の変化にびっくりしている○○ともうします。

開始2日ぐらいは元気もよくなり良い感じでしたが、今週にはいり愛犬(チワワ1歳オス)が少し震えるようになったのですが、スキンシップが原因ですかね??

それと、犬を飼うのが今回で初めてでわからないことだらけですが、犬を褒めるって実際どんな感じですか?


A.お答え:
チワワ君も1年間の経験や習慣がありますので、急変して劇的に変えないことと、体罰的・威嚇的にならないようにご注意ください。

あせったり結果を急ぐと、あお向けで強引になりすぎたりします。最初は遊びの流れの中でひっくり返してみて、褒めてすぐ解放・・という感じで徐々に強化していけば良いです。リーダーウォークも併用してください。

それと、遊びを通して「主導」によって関係作りをすることも大切です。ボールを投げる前にスワレ・マテの指示・・出来たら褒めて投げる・・出来なかったら型で教えて褒めて投げる。

投げたらヒモを引いて回収しながらコイ・ダセを教える。ゴハン前やゴハン中もスワレ・マテ。ちょっとした挨拶でもオテやスワレなど・・いつでもどこでも主導することです。

褒め方ですが、大げさに高揚したり猫なで声でナデナデはいけません。犬は下位が上位やリーダーに挨拶する時は、すり寄ってナメナメします。人間のなでる行為と舐められる行為を誤解する犬がいます。従属的に映らないように気を付けましょう。

褒める時もリーダーらしく毅然と「○○良い子!」と名前も呼んでハッキリ伝え、肩をポンポンして褒めてください。

叱るのも褒めるのも現行犯です。少しタイミングがずれたら、もう犬は理解できませんので忘れて無視です。

もし次回メールサポートをご利用されるようでしたら、
http://dog-life-big.biz/mailsaport.html
↑こちらの項目をお知らせいただければ、より具体的にアドバイスできると思います。

では、頑張って続けてください(^-^)


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