犬のしつけでの褒め方
おやつ、抱っこは一切していません。
犬の褒め方は、トイレができた時や素直にハウスに入った時は、「いい子だね」「かわいいね」と褒めます。比較的落ち着いているときは体をなでながら「お利口になるんだよ」と話しかけたりもします。
甘がみのときは目を見て「ダメ」とか「痛い」と言って、ほっぺを軽く叩きます。
自由に遊ばせている内容はコングを投げて取ってこさせたり、噛むおもちゃを与え、好きなところで自由に噛ませます。ひも付きコングはラミーがすぐに飽きてしまうので2カ月くらい前から使っていません。
あお向けは3ヶ月くらいのときは少しできていたのですが、徹底してやらなかったために、今は力が強く、まったくできません。噛みついてきます。
先日ヒモを誤飲してしまい、病院へ行って吐かせてもらうなど大騒ぎでした。それで自由遊びを今日一日やめてみました。今日は朝と夕方30分ずつ散歩をしました。
自由遊びが無くなったことで、特に暴れたり吠えたりはしていません。
トイレもほぼ100%できますし、無駄吠えも全くありません。その点はとてもうれしく思っています。これからの日常生活についてアドバイスをお願いします。
「なでる」という行為はなるべくしないでください。幼少期は親犬に舐められることで安心感を覚えますが、成長すると「舐めらる=下位からの挨拶」になります。下位がリーダーに挨拶する時、スリ寄ってよく舐めるしぐさをします。一方リーダーはそういう事をしません。
犬を褒めるときはハッキリ毅然と伝え、頭か体を軽くポンポンポン・・それで十分伝わります。褒める・叱る・指示する以外の語りかけは従属的に映ってしまうので止めましょう。
それから噛み付きになります。何でもそうですが物事の教えは型と音でシンプルに体現させないと犬の知能では理解できません。噛もうとしたら、「ダメ」と同時に首輪を軽く引き、もう片手で口を軽く閉じてあげます。当然噛めませんので、そこで褒めます。また開放すると噛み付いてきますので再度「ダメ」と同時に・・・この繰り返しです。手を見せても噛まなくなる時がきたら、しっかり褒め、何度も反復します。
そうやって実際に良いこと悪いことを、何度も何度も体現させないと犬は覚えられないのです。物事の教えは何でもそうです。そして主従関係がないと、犬は聞く耳すら持ちません。
ですので、あお向けも頑張ってチャレンジしましょう。まず暑い夏は終わりましたので、厚手の手袋をしましょう。噛まれる恐怖があると、犬も緊張興奮して悪循環になります。
体が大きくなったら、正面から抱き上げるようにするといいです。そのまま正面(犬の背面)にゆっくりと倒れこんでください。ご家族もいますので、協力してやってください。あお向けは重要な主従関係の確認儀式です。私は今でも毎日何度もします。それをスキンシップにもしていますし、そういうことを犬との接点にしています。
あお向けは絶対に指示で出来るように最終的にはなってください。最初から上手くいくはずはありません。あきらめないでやり続けるしか道は無いのです。
あお向けがどうしても怖ければ、家の中でリーダーウォークを徹底してください。自由遊びの時間にリーダーウォークをしてください。ボールを持ってこさせるのは良いことです。必ずスワレ、マテを十分させて出来たら投げる・・与えっぱなしにしないで遊びを主導することです。
犬は基本的には一人で遊ぶ事を好みません。人間よりも群生が強いです。毅然としたリーダーに従って行動するのが大好きです。だから一人で遊ばせず、必ず何か指示を出す→犬が行動する→褒める・・このパターンを作ってください。
まずリーダーウォークをたくさんしてください。ちょっと時間があったら家の中で頻繁にしてください。少しずつ主従関係が出来てくれば、あお向けも出来るようになります。
では、がんばって続けてください(^-^)
(本書をもう一度読まれて、リーダーとしての意識を再確認してください)