犬のしつけでは褒め方しだいで主従関係が逆転
チワワの7ヶ月を飼っています。散歩が上手くできず、噛む悩みが大きいです。
過去の接し方については、甘やかしてきました。長く飼っていた猫が亡くなって、さみしかったところにやってきた初めての子犬で、かわいくてしかたなく、思う存分甘やかしてきた自覚があります。
虐待は全くありませんが、途中あまり叱らなかったことが原因かと思って、噛んだり騒いだりすると大きな声で叱ることはありました。(褒めて育ててきたのがいけなかったかと思って..犬の褒め方のタイミングは正しかったのか分かりませんが)
褒めることは必要です。悪いことは注意し、良いことは褒めて体現と合わせて教えないと、何が良くて何が悪いことなのか分からなくなってしまうからです。
ただし、問題は犬の褒め方なんです。「良い子だね~ヨシヨシ、ヨシヨシ」・・ナデナデ・・ナデナデ。こうしてしまうと犬は相手を従属的に見ます。これが犬の視点です。それが続くと主従関係が逆転します。子犬のころはそれがまだ表面化しませんが、成長にともなって犬本来の権勢本能が出てきたときに、噛む吠える引っ張る・・言う事を聞かない・・という行動が出てきます。
さらにそのまま放置すると、近づけないほど手に負えなくなってしまうのです。
褒めるときもリーダーとして毅然と・・しっかり短く褒めます。名前を呼んで「○○、良い子!」とハッキリ静かに声をかけ、頭でも体でもポンポンと軽くたたきます。それで十分です。それ以上やったり、かん高い高揚した声で大げさに褒めると、従属的に見えてしまうのです。
大きな声で叱ってもあまり意味はないです。それどころか興奮や緊張が犬に伝播し、犬が余計興奮し悪循環になります。
人間同士でも感情が脳波で伝播することが科学的に証明されています。犬は更に臭覚をプラスします。感情によってホルモンや化学物質の分泌が変化し体臭が変わります。
ですので、やはり大事なことはリーダーとしての毅然とした意識なのです。単なる精神論ではありません。自然と行動や態度に出るからなんです。意識して続けると自然と身につきます。HPを何度も読み返してください。理解が深まっていきます。
では、頑張って続けてください(^-^)