犬のしつけがQ&Aで分かる!

散歩で引っ張る犬のしつけ


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生後5ヶ月のゴールデンレトリーバーです。
しつけをしてこなかったせいか散歩の引っぱりがすごいです。今まではなんとか行けましたが、最近成長して体が大きくなってきたので、とても制御できません。

チョークチェーンとか必要なんでしょうか?

m2.pngまず、チョークチェーンなどの「しつけグッズ」ですが、使わないでください。

せっかく高いお金を出して買ったのに、最初から効かない犬もいますし、犬は適応力に優れているので、そういったしつけグッズの効果は段々薄れていくのです。

そしてもっとも重要な事ですが、オヤツやオモチャで釣ることも同じなんですが、そういった物の効果を使うと、一時的には結果が早いことも確かにあるのですが、最終的には問題が解決しなかったり、物の効果に頼ってしまった分、本当の主従関係がどれだけ築かれているのかが分からなくなってしまうからです。

だからオヤツが無い時は言う事を聞かない・・チョークチェーンを着けないとまともに散歩できない・・これでは主従関係が出来ているとは言えません。

散歩だけでなく、何事もそうですが主従関係が全ての基盤です。

そして、毅然と主導して歩く事を意識してください。

よく「リーダーウォーク」という言葉を目にされると思いますが、プロトレーナー達はしきりに「こういう動きをしてください」、といってDVDを売っていますね。

しかし、大切な事は動きではないのです。「体をどうコントロールするか」が重要ではないのです。

例えば興奮が抑えられず、あるいは権勢本能で引っぱりが強い・・反対にワガママで座り込んでしまって、まったく動こうとしない・・

そんな時には、ジッと止まって反対を見て無視・・声もかけない・・これでも良いのです。

リーダーウォークの真の意味は、リーダーとしての毅然とした態度を見せ続ける・・

これが目的なのです。

そしてそもそもの根本原因は、普段のかまい過ぎや甘やかしなのです。

それによって犬の権勢本能が強化され主従関係を誤認し、好き勝手引っぱって歩く・・いつも抱っこして歩いたり外へ出かけるから、それがクセになり当たり前になって、自分では外を歩きたくない・・

そうなってしまうのです。

たかが散歩ではなく、運動でもないのです。重要なしつけの場であり、普段のしつけが表面化する試験場なのです。

そして明るい時間帯に外の世界を見せれば、少なからず他人や犬や猫、鳥や車バイクなどを目にします。

時には犬好きの人に声をかけられたり、ナデナデしてもらったり・・そういった社会化もとても重要なのです。



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m1.png二週間前位から散歩に行こうと外に出ると足を噛む、リードを噛む、リードを持つ手を噛んで歩けません。

それまでは、多少は噛んでも これほどひどくはありませんでした。リーダーウォークを心がけていますが一度強く噛まれてから弱気になってます。弱気になってから散歩前の このような行動が出てきました。私の中で、また噛まれるんではないかとビクビクしてるのを見透かされているようです。 

噛まれても気にしないでどんどん歩いたほうがいいのでしょうか?


m2.png1ヶ月ほど前に生後7ヶ月ということでメールをいただいておりますので、今は8ヶ月ですね。

柴犬君は本当に反抗期の最盛期ですので、一番大変な時です。踏んばりどころです。

さて、この行動は明らかに主従関係を
柴犬君が誤認していて、自分の思い通りにいかないのが嫌でしかたない・・

という事への精一杯の抵抗ですね。

もちろん毅然と無視するべきなのですが、無理にドンドン歩かないで結構です。

反対を見て無視してジッと止まってください。それで良いのです。根競べになります。

また少し疲れますが、リードを持つ腕を、肩と同じ高さに平行にしてリードを短く持ってください。噛み付きが痛い場合はそうやって距離をとるしかありません。

また無理に歩く必要はありません。噛んできたら瞬間を逃さず止まって、「型」と「音」で教えてください。

左手で首輪をつかみ、リードを持った右手をワザと見せます。噛もうとしたところで「ダメ」と伝え、首輪をガッチリつかみ固定するか、軽く引きます。

当然届かず噛めません。一瞬噛みつきを止めたら、そこですかさず「良い子」、で褒めます。

これを何度も何度も毎日毎日やります。そうしないと何がダメで何が良いことなのか、犬の知能では分からないのです。

また出来る状況なら、その場で「あお向け」にもチャレンジしてください。

それとメールにあるように怖がるのは、犬にも伝わりますし、怒って興奮するのも伝わります。

まずは自分をコントロールするよう心掛けて、自信を持ち冷静に強い意思で望みましょう。

今は出口が見えず辛い時期ですが、必ず結果に出てきますから、勇気を持って続けることです。

その精神性の強さも
柴犬君は感じ取ります。

では、がんばって続けてください(^-^)



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m1.pngご相談したいのは散歩の引っ張り癖です。
アドバイスの通り実践しているつもりなのですが、まったく改善しないのでこちらもストレスが溜まってしまって散歩が苦痛になってきてしまいました。

現況はこんな感じです。未だに家の駐車場や前の道で散歩してます。


・家の中でリーダーウォークをしているときは割とこちらを見ている。
 (ツケは練習中で、家の中でのみ少し出来るようになった)
・外に出るとリーダーウォークもツケも出来なくなる。
・リードをたるませようとしても、常にリードが張っている状態。
・逆方向に歩き出してもすぐに追い越し、止まるとあちこち動き回って リードが張って後ろ足で立っている。 しばらく待っていても落ち着かず、匂いをかいだりして横に来ることは無い。
・家の中では自ら仰向けになり、あお向け固めも受け入れてますが、食事を与える時など、部屋で放すと走り回って言うことを聞かなくなります。(あお向け固めで叱ってます。)
・反抗期なのか、餌を残したり、たまに要求吠えがあります。
・ストレス発散のためにと庭に出して自由にさせても走るどころか落ち着かずに、うろうろしてます。


・ツケの指示以外は犬を無視して好きなように歩いている。
・犬が前に出てリードが張ったら、方向を変えるか止まる。
(三歩くらいでUターン状態。)
・家に帰る時はリードを短く持って前に出れないようにして歩く。
(リーダーウォークだと家に帰れないため。この時多少は引っ張ってしまうことがあります。)
・反抗期に対してはアドバイス通り、食べなかったら片付ける、無視するなどしています。

m2.png生後6ヶ月・・・今が一番大変な時です。肉体的に成熟し体力も充実しています。そして群れの中で自分の位置を確立しようとしています。反抗期の真っ盛りです。根競べなのです。これが当たり前なのです。

ここはふんばってください。そして過剰な期待をしないでください。

こんなに頑張っているのに・・・そう考えると、もっと結果が出ていても良いんじゃないかと思ってしまうのですが、犬の知能では時間がかかるのは当然なのです。

それを受け入れてください。

○○様が実践している事は、メールを拝見する限り間違っていません。

あせらず続けてください。

> ・家の中でリーダーウォークをしているときは割とこちらを見ている。
>  (ツケは練習中で、家の中でのみ少し出来るようになった)

↑このように進歩はしています。少しずつでもそれで良いのです。

動物は非常に警戒心が強いです。外の世界に出れば視角聴覚臭覚を駆使して警戒します。

(犬の祖先は番犬を目的に家畜化されました)。まだ経験が浅い幼犬はなおさらです。


落ち着きが出るまでは、まだまだ時間が必要です。

> ・ストレス発散のためにと庭に出して自由にさせても走るどころか落ち着かずに
> うろうろしてます。

↑犬は目的や標的がない限りは走りません。

犬はスカベンジャーで常に食料を探しています。いつでもどこでも臭いを嗅いでウロウロ。これは本能です。それに勝る主従関係が必要です。

今実践されていることは正しいです。信じて強い気持ちで続けることです。

あと運動させたい場合は、ボール遊びが有効です。

主従関係が確立するまでは、ボールにヒモを付けてコントロールできるようにしたほうが良いです。

ボール遊びは良い運動で、ストレス発散ができ、一緒に遊ぶ事で信頼関係や絆が深まります。そしてボールを飼い主がコントロールしたり指示を取り入れることで主従関係も作れます。

あせって結果だけを求めないでください。コントロールすることだけを考えないでください。リーダーシップを確立するには遊びも重要な要素です。遊び心も忘れないで下さい。

あせらず、期待しすぎず、遊び心も忘れない事です・・なんと言ってもコーギーちゃんは遊び盛りです(^-^)

ついつい人間の大人の感覚や価値観を優先してしまいますが、犬はそんなことを知ることはできません。でも大丈夫です。時間はかかりますが、落ち着きも出てきて主従関係も積み上がっていきます。しつこいようですが、あせりはマイナスです。淡々と続けることです。


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m1.pngリーダになるという単純な事が難しいですが、なんとか頑張っています。
 
リーダーウォークは難しいですね。ただ、散歩出始め10分は、嬉しさで引っ張ったり犬自身が主導権を握ろうと(行きたい所へ行きたい感じ)大変ですが、10分から15分程たてば少しずつ並走できる様になりました。
とは言っても、走って遊んで帰る頃なので、犬自体が疲れているからかもしてませんが。
 
少々困っている事があります。首輪やリードをつける時に、凶暴な犬に変身します。
ガルルルル~と唸り、手を噛んだり、噛むまねをします。恐ろしいのですが、怖がる素振りを見せずに勇気を出してつけるのですが、何故そこまで凶暴になるのかがわかりません。あおむけ固めをする時はさほど凶暴ではないのですが・・・
首輪はグルーミング以外は一日つけています。
何か私の方に問題があるのでしょうか?
アドバイス、宜しくお願い致します。
 
犬は柴犬(メス)生後4ヶ月 体重4kg位


m2.png生後1年までは特に大変です。反抗期もあります。無理はいけませんが気を抜かず頑張りましょう。
 
さて内容になります。まず犬という動物は、特に幼い時期、人間の道具を道具として見れません。
 
例えば帽子やメガネを人間の体の一部と思ったり、リードが動いているとリードそのものが、「何かの生き物」という認識をしたりもします。
 
そして主従関係と信頼関係がしっかり出来るまでは、犬は散歩などでコントロールされるのを嫌がります。だから飼い主のズボンを噛んだり、靴を噛んだりします。
 
それらの意識が働いて、リードを付ける際に唸ったり噛んだりします。これは次第に道具に慣れることと、主従関係と信頼関係が出来ていくうちに無くなります。
 
仰向けは普通に出来るということですので、まずリードをかりんちゃんに見せない様にポケットに隠しておいて、仰向けをしてください。
 
そしてそのスキに、さりげなくリードを付けると良いと思います。
 
また「スワレ」、「マテ」も覚えさせてください。マテをしっかりさせてリードを付け、出来たら褒めてあげてください。首輪は常に付けてください。
 
マテ、スワレ、コイ、ツケ、などなど日常のなかでチャンスがあれば常に教えることが出来るからです。(首輪をつかんで誘導するため)。
 
それと万が一、迷子になった場合を考えると、迷子札(首輪)を常に付けておくことで安心できます。
 
リーダーウォークは無理をしないでください。対面して強く引っ張ったりすると、「リード+手」というモノに対して過剰反応する可能性もあります。
 
特に家から出発し始めは興奮状態です。ここでは無理に反対方向に引っ張らず、反対を向いて止まるだけでも良いのです。(犬を見ないで毅然と)。
 
「犬の好き勝手に出来なかった」という事実を体現させる、態度を見せる、それが目的です。そして再び歩き出すと、またその方向に引っ張ろうとするので、また反対を向いて止まってください。それを続けることで主従関係も出来ますし、犬が落ち着いてきます。
 
最後になりますが、犬の知能は低いです。(生きる為の感覚や狡猾さは鋭い)。
 
人間の子ですら物事を覚えるまで何年もかかります。犬はもっと知能が低いです。それを理解し許してあげてください。そしてそこから一歩一歩、進歩できるように続けましょう。
 
その意識がないと、あせったりイライラして感情的に怒ったり、不安で自信がなくなって、更に悪循環になってしまいます。毅然と根気良く続ける・・それが最も重要です。
 
ですがそれはとても大変なことですね(^-^)


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一歳♀と六ヶ月♂のトイプードルを飼っています。二匹ともリードを付けてのお散歩は引っ張る事も無く、何の問題もありません。
 
しかし、リッキーの様にノーリードでも飼い主の左にピッタリと寄り添って歩くことが出来たら・・と思いメールしました。
 
お忙しいところ申し訳ございませんが、アドバイスを宜しくお願いします。


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まず誤解の無いよう、お願いがございます。
 
ホームページにも掲載しておりますが、ドッグラン等を除く、囲いのない公共の場ではノーリードにしないようにお願いいたします。まず各都道府県の条例に定められているのは、ご存知かもしれませんが、思った以上に事故が絶えないということです。
 
特に犬嫌いの人が、どういう反応、行動に出るか分かりません。以前、ある犬嫌いの人が、飼い主と一緒に歩いてきたノーリードの犬を蹴って殺してしまったという悲惨な事故も起きています。また、犬にとって予想外の大きな音や恐怖を感じる外因が生じた場合、パニックでその場から逃げようとします。

それで迷子になってしまうケースが頻発しています。帰巣本能があるという誤解が多いですが、実は迷子になると自力では帰れないケースが多いです。車などとの事故もよくあります。


ですので、もしノーリードにされる場合は、ドッグランや囲いのある場所、ご自宅の敷地内にしてください。私は犬の事故がとても残念で悲しいのです。どうかお願いいたします。
 
さて、「ノーリードで付いて歩く」ということですが、まず大前提はリーダーシップです。実はあえて「ツケ」などを教えなくても、犬は自分がリーダーと認めた人が大好きで、常に一緒にいたいと感じます。またそのように行動するのです。ですので、「ツケ」や「コイ」の教え方も解説していますが、その前に、プードルちゃん達が飼い主とご家族を「リーダー」と強く認めるかどうかになります。
 
その方法が、「気構え・態度」、「リーダーウォーク」、「あお向け固め」になります。それを徹底して続け、リーダーシップと信頼関係を強くしていく必要があります。どうかあせらず気持ちをゆったり大きく持ち望んでください。毎日続けることです。私も今でも毎日そうしています。


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先日は丁寧なお優しいメールありがとうございます。
 
本日、リーダーウォークを意識して実践してみましたが、惨憺たる結果になりブルーです。
 
私、現在は時間があるので、毎朝、里山散策に犬の一時間程度出かけていました。しかし、あまりに引っ張りが強く、下り坂など転倒することがたびたびで危険を感じていました。

また、手や腰など体への負担もあります。ゆっくりと言うと少しゆっくり歩くと言った状態です。
 
本日は、行く先を変えてゆっくりと意識したところ、まったく歩かず、ずっと座りこんだままで5分以上経過し、つい声を出して、引っ張ったところ、今度は家に帰ってしまい、ふて寝状態です。

私のほうに完全に顔をそむけています。朝散歩を楽しくしていただろうにと思うと、心が痛みます。
しかし、快適に散歩をしたいので、少しずつがんばろうと思います。
 
愛犬は、ボランティアから譲り受けたラブラドールミックスの1歳半、メスで、人懐こく、比較的おとなしい子です。


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ラブちゃんですと、引っ張りは相当強いですね(^-^)
そういう場合は、リードを腰に縛って、手で補助する感じにすると楽です。

また、ラブちゃんは優しくて人懐こい傾向もありますが、同時に頭も良いので、相手のことをすぐに見抜きます。観察眼と判断力が良いからです。24時間常に一貫した毅然とした態度で接してあげましょう。

それから、リーダーウォークは散歩のためのしつけ手法ではありません。リーダーらしい、毅然とした態度を示すための一つの手段なのです。

引っ張りが強い時は、反対を見て無視しジッと止まる・・で良いです。もし、あまりにも動かない場合は、普段のツケやコイの練習が効いてきますので、リーダーウォーク・ツケ・コイの練習は散歩時だけでなく、普段の生活の中で少しでも時間があったら(時間を作って)頻繁にやってください。

特にゴハンを準備してから、食べさせる前に入念にやります。これは食べ物で釣るという意味ではなく、リーダーのおかげで食料が確保できるという認識と主従関係を犬に持たせるためです。

1歳半ですと、まだまだやんちゃな盛りですし経験も乏しいですから、たくさん散歩して経験も積めば落ち着きも出てきますし、犬のしつけも始めたばかりですから、ドッシリかまえて、長い目でやり続けてください。

また体力もありあまっている時期ですので、散歩の前にボール遊びなどすると、程よい疲れをともなって引っ張りが少なく散歩できますし、ヒモ付で遊びを主導していれば、その関係のまま散歩に移行できます。

とにかく今は犬のしつけの量と質を上げる努力を続けてください。結果はそれに比例します。

では、頑張って続けてください(^-^)


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Q.ご質問:パソコンで『犬の躾』を見ていました。気になったので、こちらのホームページを拝見致しました。

ジャーマンシェパード3歳女の子が室内にいます。

※子犬の時に公園デビューして間もなくゴールデンに咬まれてしまい どの犬に対しても吠えまくり、引っ張りが凄いです。トラウマのようで社会化が出来なかった為、犬に対して接し方わからず...。恐怖心、少し攻撃性などあるみたいです。

興奮するタイプな性格で、散歩中少し引っ張ります。犬が近くにいると凄く大変です。

息子→1歳3ヶ月を前抱っこして、たまにお散歩に行きますが...。本当に大変です。 このような形で成犬になってしまいましたが、治りますでしょうか?


A.お答え:まず、犬のしつけは何歳でもできますし、反対に言えば何歳になっても犬の生涯やり続けてあげる必要があります。犬も哺乳類ですし、知能が高くなっていきますので、生涯学べる動物です。

まずは、結果をあせって急に犬の集まりに入れたりしないで、距離を保って徐々に慣れさせることから始めましょう。

散歩中に前方から犬が見えたら、すぐに犬の首輪をガッチリつかんでスワレ・マテの型を作ってください。飼い主さんもしゃがんであげて、ガッチリその型をキープさせます。犬と肩組するように犬の首に自分の腕を回せば、大型犬でも楽に抑えられます。子供さんは前抱っこではなく、背中おんぶが良いです。

犬とすれ違うまで、スワレ・マテの指示を出し続け、その型をキープさせている間、犬の肩をポンポンして静かに褒め続けます。

犬好きな飼い主さんなら近づいて挨拶してくれるでしょう。相手の犬が怖がらないように、ガッチリ首輪をつかんで絶対にその型をキープさせて褒めてください。

それを何度も経験していくと、「怖くない・・吠えなくていい・・良い子にしていれば褒めてもらえる」ということを学習していきますし、犬にも慣れます。

すれ違うまでに吠えたら、「ダメ!」とハッキリ伝え、犬の口を手で閉じます。それで悪い型は止まり良い型になったので褒めて口を解放します。

解放するとまた吠えると思いますので、再度「ダメ!」と・・・この繰り返しです。

そして、もっとも重要なことが、同じ教える・叱る・褒める・・をしても関係次第でその効果がまったく違ってくるということです。普段の何気ない態度から全て見直し、関係作りの手法もいくつかありますので、実践していきましょう。

特にリーダーウォークをたくさんやりましょう。家の中で暇さえあればやってください。外の散歩でも常に意識してください。

3歳なんでだいぶ知能も高くなっています。ご自分のリーダーシップを強く意識してやり続ければ、必ず理解してくれますから、あせらず続けることです。

他の犬を避けることはいけません。むしろ犬に会う場を積極的に作ることです。ただし、急に近づけず距離を保って少しずつ慣れさせることです。そして、教えを素直に吸収できるような関係作りです。

では、頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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