犬のノーリードの散歩はどんなに良い子でも危険
一歳♀と六ヶ月♂のトイプードルを飼っています。二匹ともリードを付けてのお散歩は引っ張る事も無く、何の問題もありません。
しかし、リッキーの様にノーリードでも飼い主の左にピッタリと寄り添って歩くことが出来たら・・と思いメールしました。
お忙しいところ申し訳ございませんが、アドバイスを宜しくお願いします。
まず誤解の無いよう、お願いがございます。
ホームページにも掲載しておりますが、ドッグラン等を除く、囲いのない公共の場ではノーリードにしないようにお願いいたします。まず各都道府県の条例に定められているのは、ご存知かもしれませんが、思った以上に事故が絶えないということです。
特に犬嫌いの人が、どういう反応、行動に出るか分かりません。以前、ある犬嫌いの人が、飼い主と一緒に歩いてきたノーリードの犬を蹴って殺してしまったという悲惨な事故も起きています。また、犬にとって予想外の大きな音や恐怖を感じる外因が生じた場合、パニックでその場から逃げようとします。
それで迷子になってしまうケースが頻発しています。帰巣本能があるという誤解が多いですが、実は迷子になると自力では帰れないケースが多いです。車などとの事故もよくあります。
ですので、もしノーリードにされる場合は、ドッグランや囲いのある場所、ご自宅の敷地内にしてください。私は犬の事故がとても残念で悲しいのです。どうかお願いいたします。
さて、「ノーリードで付いて歩く」ということですが、まず大前提はリーダーシップです。実はあえて「ツケ」などを教えなくても、犬は自分がリーダーと認めた人が大好きで、常に一緒にいたいと感じます。またそのように行動するのです。ですので、「ツケ」や「コイ」の教え方も解説していますが、その前に、プードルちゃん達が飼い主とご家族を「リーダー」と強く認めるかどうかになります。
その方法が、「気構え・態度」、「リーダーウォーク」、「あお向け固め」になります。それを徹底して続け、リーダーシップと信頼関係を強くしていく必要があります。どうかあせらず気持ちをゆったり大きく持ち望んでください。毎日続けることです。私も今でも毎日そうしています。