犬のしつけが上手くいかずつい不安になる
犬が「つまんない激しく遊ぼう!」というしぐさをする時は、一緒に走ったりしたらいいのですか?
ボール遊びと、マテ、コイと言ってできたら褒めてを大体しています。ヒモ付きボールはヒモの部分を噛むんです(笑い)そしてすぐ飽きるみたいで見向きもなしです。
ご飯のときはリードはつけっぱなしです。おとついは一晩中つけていました。(取る勇気が二人ともなかったんです・・・)やはりつけっぱなしはよくないんでしょうか?
散歩から戻ると玄関であお向けはします。そのときは犬もリラックスしているように感じます。しかし部屋ですると唸る時があります。犬のしつけを全体的に、主人に言って協力してもらいます。でも私たちは毅然とした態度ができているのか不安です。とりあえず頑張ってみます。いつも有難うございます。
良いんですよ。少しずつ意識改革できればそれで良いんです。皆さんご自分の価値観もありますし、犬に対する感情も様々です。ただ、犬の本質は変わりません。毅然と主導してくれるリーダーが大好きで、それに従って生きるのが犬の幸せなんです。
「そのためには犬のしつけは必要なんだ」、と本当に理解できたなら自然と態度に出てくるものです。
>「つまんない激しく遊ぼう!」といってる時は、一緒に走ったりしたらいいのですか?
↑これはいけません。犬の要求に合わせてはいけません。群れの行動はリーダーである飼い主さんが決めます。犬のしつけが浸透するまでは、かえって意図的に犬の要求と反対のことをして主従関係を理解させなければいけません。遊ぶ予定がなかったら毅然と無視してください。もちろん普段の散歩と運動の合計が1時間以上なら・・のお話です。ほとんど散歩も遊びも普段していない、というのでは当然いけません。
リードの一晩中付けっぱなしは良くないです。見ていられるときは良いのですが、そうでないとからまって危ないこともあります。厚手の手袋と腕輪など準備してください。腕輪は古着を切って作っても何でもいいわけです。手袋だって、親指だけが分かれてる鍋つかみみたいな形でも何でもいいわけですから、自分で古着から作ることだってできます。
>でも私たちは毅然とした態度ができているのか不安です。
↑これは私でも、今でも反省しながらやっています。最初から完璧を求めなくて良いんです。ご自分で意識するクセがつけば・・「意識しなければ」と思うことが大事なんです。それで良いんです。
今日まで色んなことを学んでこられました。勇気を出して実践されたこともあります。それだけ成長されているわけです。素晴らしいじゃないですか。今は発展途上なんですから完璧な結果などすぐ出るわけがありません。現状を悲観することなんてまったくありません。ほんの少しでも進歩したら喜びに感じ自信にし、楽しんで続けるしか道はないのです。
では、また頑張って続けてください(^-^)
先日ドックランに行ってきました。あいにく午前中早かったためか、他の犬達とは会えませんでした。でもたくさん走りまわり楽しそうでした。しかし、呼び戻しができないため帰る時苦労しました。
犬の名前を呼ぶと向かってくるんですが、すごい勢いで通りすぎます。ボールなんて渡してくれません。こういったことも少しずつ教えていこうと思うんですが、リードをくわえて、唸りブンブン振り回す行為がどんどん酷くなってきます。
リーダーウォークも家の中でしているんですが、リードをたるませても離さず、ダメと怒っても離さず、離してる時がありません。そのままリーダーウォークやったりしているんですが、唸りながらリードを振り回しそのまま歩かせてます。まれに離した時褒めようとしたら、噛まれました。褒めてもちっとも嬉しくなさそうで、嫌われていってるようで怖いです。
今は我慢の時期です。私もまったく同じでした。過去の自分の日記を見ているかのように同じです。
トイプードルちゃんはかなり孤独に過ごし社会化が遅れているため、色々教えられることが少なく、コントロールされることが面白くないんです。だからリードに対してもそういう行動を見せます。飼い主でも手でもリードでも・・自分の自由を奪うものは気にいりません。かなり権勢本能が強く出ています。
しかしトイプードルちゃんが根負けするまでやり続けないといけません。これは避けて通れない道です。今変えてあげないとトイプードルちゃんの生涯ずっとそうなります。
ドッグランはまた行って下さい。ボールを投げる前によ~く注目させることです。スワレ、マテをしっかりさせ、出来るまで投げない→出来たら褒める→投げる。その一連の流れが主従関係を作っていきます。だから家にいても、いつでもどこでも同じパターンを作るように心掛けます。
リーダーウォーク中は思いきって完全無視でいきましょう。声かけも褒めもしなくて良いです。今は本当に根競べの時期ですので、リーダーウォークに関しては割り切って完全無視でやってください。
今はトイプードルちゃんが嬉しがる反応を求めてはいけません。気持ちで負けて従属的になってしまいます。今は我慢です。私も最後まであきらめませんから、くじけずに絶対に最後までやり通してください。(^-^)
時間がかかることは受け入れてください。でも必ず良くなります。やり続ければその分だけ結果に出ます(^-^)
一つは噛み癖です。小さい時から主人や兄が手を噛ませていたり手で遊んだりしてて、いずれ噛み癖になるのではと懸念して止めてくれるように言っていたのですが、ちょっかい出してそれに相手をするのが可愛かったらしく、今に至っております。今では高2と中3の息子にまで、手が大きいので噛みます。噛むのは手だけです。それと私の母の手も噛むようになり、引っかかったりして傷になり年寄りなのでなかなか治りません。母は可愛くて仕方ないのに最近は怖がってしまっています。
それと散歩のときの行動です。引っ張り、拾い食いなどです。ずっと引っ張られるのにストレスがたまり、ほんとはたくさん歩いて散歩したいのに、さっさと切り上げたくなるくらい力が強いのです。いろんな犬のしつけをやってみたのですが、どちらも全く効き目がありません。こちらが最後の頼み綱です、どうぞご意見をお聞かせください。
家のような子でも良い犬になれるでしょうか?不安しかたありません・・
小さい時から親元を離れ我が家に来てくれた子です。家に来て幸せだと思ってほしいのです。よろしくお願いします。
まず、7ヶ月ということでちょうど反抗期に入りました。成犬としての権勢本能などが色濃く出てくる時期ですし、これからかも強くなっていきます。
小さいときから親元を離れ・・とありましたが、本来なら噛み癖を親犬が叱ってしつけたり、兄弟ゲンカの中でやって良い事悪い事や節度など、群れとしての最初の社会化を学ぶのですが、あまりに早く引き離され過ぎると、その社会化が不十分になってしまいます。そしてそれは、人間の家族が何度も何度も根気良く教えてあげないといけないんです。
犬は犬の本能で、シンプルに環境に順応しているだけです。ですので犬のしつけ環境が良くなれば犬も変わりますし、その後甘やかしや体罰をすればまた問題行動を起こします。ただそれだけです。やり続ければ結果に出ます。
ただし、今まで柴犬ちゃんの好きにやってきたわけです。犬のしつけが進んでいくと、自分の今までの優位性が失われていくので面白くなく、反発する事もあります。また、まだまだ成長期は続きますので、人間で言う人格形成はまだ不安定です。これからも長い長い根競べが続きます。簡単には結果は出ませんし、本当の絆や信頼関係・主従関係は一夜にして積み上がるものでもありません。
私の犬のしつけは、技術的には何も難しいことはありません。表面上の調教ではないからです。ただし、関係作りには非常に根気が要ります。毎日毎日、何度も何度もやり続けなければいけません。しかし、反対に言えば、やればやっただけ結果に比例します。
そして、ご家族全員で一貫しないといけません。一人でも甘やかしや体罰をすると、犬は正しい事を理解できません。幸いにして息子さんたちも大きいので、ご家族全員で取り組めると思います。
まずは犬という動物の本質・・思考を理解する。それに合った接し方を24時間意識する。それが全ての基本、大前提です。手法もいくつか解説してますが、無理してあせって急に強化しないでください。
結果を求め過ぎると、少しやってみて「この犬のしつけ方法もダメだ・・」。そうなってしまいます。しかし犬の成長期は時間がかかるのが当たり前なのです。また今まで好きにやらせてきた分、乗り越えなければいけない山が大きくなったわけです。時間をかけ、じっくりやり続ける強いご意思が必要です。
では頑張ってください(^-^)
実際に犬をお迎えしてわかったことがありますので必要事項に記載します。
柴犬、年齢:5ヶ月、オス
父(私)46才、母44才、長女18才、長男16才、次女12歳
愛犬との同居時間は、リビングにゲージにおりますので、一日に4~5時間、週末は10時間以上だれかが傍にいる状態です。(その際もなるべく声を頻繁にかけないよう家族と決めております)お世話は、朝か夕方に平日だと30分~1時間程度の散歩のようなリーダーウォークと遊びです。
ペットショップの店員さんにいろいろと聞きました。生後二ヶ月ぐらいでペットショップに来て、最初は壁にはめ込まれた前面ガラスのおりの中にいて、その後予防接種終了後(2回)に複数の子犬(柴犬ではない子犬)とペットショップ中央の大きなガラス製のショーケースに入り、その後3回目の予防接種終了後にお店入ってすぐに置かれた上の開いたゲージに一匹で入ってお客と触れ合っていたそうです。
自発的な「お座り」と後ろ足で立ち前足でおねだりするような、店員さん呼ぶところの「頂戴のポーズ」ができておりました。人間を嫌がりませんし、吠えや噛み付きは今のところありません。我が家にお迎えしてからは、土曜日は添付写真のゲージに入れて餌やりとトイレの始末以外はほぼ無視をいたしました。落ち着きがありませんでしたし、ウンチも若干ゆるかったので、犬はストレスを感じていたのかもしれません。
12日(日)に首輪とリードをつけましたが、それほど嫌がりませんでしたので以後首輪はつけたままです。朝食終了後にリードをつけて外(庭と家の前の路地)に出てみました。緊張してか尻尾垂れ下がりの周りキョロキョロでしたが、徐々に慣れたようで尻尾も元に戻ったころに歩いてみました。リードと首輪になれないようでもがいていましたが、待っているとしばらくすると慣れてきたようなので、リーダーウォークの真似事を始めました。
環境と人間に飼育されることになれるまでは、屋内の方が良いかと考えリビングにおいたゲージで飼っております。
トイレは、ゲージ内にペットシーツを敷いてその上にバーベキュー用の金網を置いています。(店員さんのアドバイス)その上ではなかなかしてくれませんが・・・
本日は、犬のしつけ方法や考え方が正しいのかをご相談したいと考えております。
リーダーウォークは、首輪とリード、外の様子に慣れる事をメインにゆっくり行っております。(まったくコントロールできませんが気長に・・・)。序列は最初にはっきりさせたほうが良いかと思い、「仰向け固め」を行い、目をそらすまで気合を込めてガンを飛ばし、力が抜けておとなしくなったあとお口廻しと耳や手足等の末端タッチ、犬歯むき出しタッチを行いました。
甘噛みは何度かありましたので、歯が手に当たったら、鼻っ面の横を軽くビンタのうえ低くはっきりした声で「ダメ!!!」と言い、その後30分は家族全員で視線も送らない完全無視と、何度かに1度は私が正面から鼻面を鷲づかみしてガンを飛ばします。現在は、私には甘がみもしませんし、ゲージにいるときはつねに私を視線で追っているようなので、犬も序列らしきものは感じてくれたかと思っております。
ここからが一番不安でお聞きしたいところなのですが、「仰向け固め」や「鼻面つかみ」の後に褒めても、「スワレ」の指示の際に偶然お座りができた際に褒めても、推奨の赤いコングに紐をつけたもので遊んでもあまり嬉しそうではないのです。私の力に服従しているだけで、従うことに喜びを見出しているように見えないところが不安なところです。楽しみが無いとメリハリもなく嫌なことばかりを感じているのではないかと不安になります。
最初からすべてうまくいかないのはわかっておりますので、毅然として気長にやりますが、方向性と具体策が間違っているかもと不安になりましたのでサポートメールをお願いしたしだいです。方向性と具体策があっていれば、毅然として気長にやるつもりです。
今回も長文となってしまいまして申しわけありません。
お急がしいところお手数をおかけして申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願いいたします。
メールありがとうございます。いよいよ柴犬くんを家族に迎えましたね。とってもカワイイです。
全体的には、先日の私のアドバイス通り接していただいて良かったです。ただし、ちょっと体罰的になってしまっている部分がありますのと、あせり過ぎが気になりました。そのあせりが、少し体罰的な部分に表れているのではないかと感じました。
まずあせらないでください。柴犬くんを家に迎えてまだたった3日目です。一緒に暮らしたばかりで、急に信頼関係も主従関係もできませんので、今はまず慣れを目標にしてください。それと、「鼻の横を軽くビンタ」とありましたが、口をつかむことも含めて、目的を体罰にしないでください。
本書にも書きましたが、犬は自分のした行為と与えられた体罰を結びつけることができないのです。そんな知能のレベルなのです。防衛本能で応戦するだけです。もし強い体罰でねじ伏せても、今度は他の人や動物を攻撃するようになります。体罰でねじ伏せても相手を信頼して大人しくしているのではなく、体罰されるのが嫌だからなんとなく大人しくしているだけにすぎません。自分の行為を反省する知能は犬にはないのです。
私が本書やHPで口をつかみ・・と解説しているのは、あくまで犬に型をとらせるためのものです。その後の犬を「褒める」ための過程なのです。態度は毅然としなければいけないのですが、体罰は与えず、悪い型を抑え良い型を保つためにご自分の力を使われると良いです。
犬を褒めても遊んでも嬉しそうでないのは、これも当然です。まだ家に来たばかりで、もう少し緊張は残っていますし、関係はまだまだ出来ません。結果を求めすぎると感情的になってしまうので、今は気にしないほうが良いです。
一週間くらいは慣れを優先してください。環境への慣れ、家族への慣れ、犬のしつけも導入期間としてとらえてください。あお向け、リーダーウォーク、笑顔・・私の動画などは全て完成形ですので、今それができていないからといって悲観されることは全然ありません。大丈夫です。方向性は合っていますので、あせらず体罰を使わないで少しずつ積み上げていけば、必ず良い関係になります。大丈夫です(^-^)。
それから5ヶ月で家に迎える・・という背景が気になっていたんですが、安心しました。社会化はある程度できているようですね。ただ、甘噛みは型と音で根気良く早めに直さなければいけません。もうすぐ反抗期に入ります。それと新しい環境への慣れが重なって、行動が大胆になり甘噛みが本噛みへと進行し吠えも出てくる可能性があります。子供さんもみんなもう大きいので、ちゃんと犬のしつけ方を理解できるはずです。ご主人だけでなく、家族全員で一貫して犬のしつけをしましょう。犬は周りの人間をよく観察しているので、接する人間全てが同じ犬のしつけをすると、犬も「これがルールなんだ」、と理解が早いです。
また人間にとっては寒い時期ですが、犬には平気です。運動や遊びに適した時期ですし、社会化に柔軟な時期がもうすぐ終わってしまうので、その前に十分外の世界を見せ、他人や他の動物、車や自転車など人間社会の文明とも多く触れさせてください。
それからボール遊びは、「ご褒美」という感覚ではなく、主従関係を作るための遊び・・と、とらえてください。投げる前にスワレ・マテの型をしっかり取らせ、人間を注目させます。出来たら褒めて投げる・・「指示→従う→褒める」、というパターンが主従関係を深めます。普段の何気ない接し方もそうです。ずっと無視するのではなく、意味なく接するのでもなく、その基本パターンが出来ていれば頻繁に接してかまわないのです。また接して教えていかないと犬も覚えられません。
それとボール遊びは、捕食動物としての本能のはけ口でもあります。自由運動でもあります。時にはコングを好きなだけ噛ませてあげてください。この遊びにはたくさんの良い要素がありますので、ルールをはっきり作り、日常的にされると良いです。
その他、余談ですがケージの天井に木の板でも置いて、屋根代わりにしてあげると良いです。日当たりよりも犬のリラックスの方が大事ですので、落ち着けるようにしてあげてください。日光浴は散歩時だけでも十分です。
以上、犬のしつけの方向性は大丈夫ですし、態度も素晴らしいです。あとはあせらず続けるだけです。一週間後くらいから、徐々にリーダーウォークと、あお向けを強化していきましょう。また何か気になることがありましたら、いつでも何回でもメールください。では、頑張ってください(^-^)
少々長くなりますが、現在の状況として「リーダーウォーク」時の挙動と、「あお向け固め」の様子、アイコンタクトや「すわれ」等の指示を出す際の挙動等について記載いたします。
柴犬(オス、5カ月)」を迎えてから約1ヶ月経過いたしました。
その間、前回のメールサポートでいただいたとおり「リーダーウォーク」と「あお向け固め」を毎日実行してまいりました。「リーダーウォーク」に関しましては、人間の横をかなりこちらをちらちら見て意識しながらペースに合わせて歩くようになりつつあります。
顔じゃなくて脚を意識していることと、同一方向に歩く距離が長くなると尻尾が人間のちょっと前にあるぐらいまで前に出てしまう(リードが張るまでは前に出ない)時があるのが気にはなりますが、四つ角等の分岐点の前で一次的に止まると、犬も止まり、人間が歩き出すまで待っておりますし、若干前に出た時に180度ターンすると、緩んでいたリードが張る前に気づき犬も180度ターンいたします。
形にはなっているのですが、リーダーとして認めて付いて歩いていると言うよりは、首にかかる衝撃が嫌でそれがかからないように意識して歩いているような気がして、いまいちすっきりとしておりません。
当初は、犬がダッシュしようとした瞬間に私が180度ターンして歩き始めますので、首への衝撃がカウンターできまるため強すぎたのかなとも思っております・・
次は「あお向け固め」ですが、相変わらず目を合わせるのを強烈に嫌がります。あまり無いのですが、ハシャギが過ぎる際や、「ワン」と一声吠えてしまった際(基本的にほとんど吠えません)、歯が当たってしまった際等には「あお向け固め」の際に下あごを固定して目を見て低い声で「ダメ!」とやるのですが、逃げようと強烈にもがきます。
下あごを固定されてますので動けないため体はガチガチに力が入っていますし、とにかく目玉だけでも必死にそらそうとします。
そのような状態ですが動きは止まりますので、撫でで褒めに入ろうかと手の力を抜いてゆきます。すると途端に横向き寝の状態になり、そこでやっと体の力も抜けてリラックスします。
釈然としないのですが、体をあずけておりますので受け入れたと考えて、その状態で背中や前胸を撫でながら「良い子」と声をかけたり、耳や尻尾、脚等の体のあちこちを触ったり撫でたりいたしますがだまって受け入れてくれます。
しばらくそうした後に、手をどけて私が立ちあがろうとするのですが、その瞬間に犬もすごい速度で逃げるように立ちあがり、水から出た時のように全身をブルブルブルとしたり、尻尾や脚を噛みまくります。
また、「あお向け固め」に入る際は首輪を手で押さえてそこに片手の指をかけ、もう片方の手を前足の脇の下に入れて持ち上げてゆっくり背中から下ろしているのですが、首輪に手がかかった段階で必死に暴れまくります。
ひどい時には、「あお向け固め」をやろうと考えて腰を落としながら首輪の方に手を伸ばし始めた段階で察して必死に暴れまくります。リードがついているのであえなく首輪を掴まれて固められてしまうのですが、ここまで嫌がるものなのでしょうか・・・
最近では、手を近づけるだけで手を鼻先で遮ろうとするような動きをして手を近づけさせません。咬みはしませんが・・
褒める際に撫でようとしたり、ポンポンと軽く叩こうとする際も同様で手を近づけられるのを嫌がっているように感じます。(ちなみに、撫でる際は上から手を近づけると良くないかと思い、手を犬目線まで)
さらに、「すわれ」をやろうとしたり、名前を読んでこちらを見るかと呼びかけてみるのですが、明後日の方を見て絶対にこちらを見ようとしません。こちらから移動して目を見ようとすると目をそらして違う方を見ます。下あごに手を添えてこちらに向けようとすると、やっぱり違う方を見ます。
「ひも付きコング」で遊ぶ際も、以前のサポートメールにあったとおり、「すわれ」をさせてそのご褒美に遊ぶのですが、その際も視線は「ひも付きコング」に釘付けです。何度か「すわれ」と声をかけると座るときがあるので、すかさず褒めて遊びます。しかしながら、指示を聞くと言うよりコングで遊びたいからしたがっているという感じで信頼関係とは言い難い気がしております・・・
以上は外での状況です。
悪いこと(グチ?)ばかり書きましたが、屋内のゲージの中にいるときは良いこともあります。以前のメールサポートでいただいたとおり、基本的にかまわずにいて、「すわれ」等の指示を出しそのとおりにしたら褒めるようにしておりますが、ゲージの中では呼びかけた際にたまにですがこちらを見ますし、たまたまなのかもしれませんが「すわれ」の指示で座ります。その際は「良い子」と褒めております。
ただ、もともと何かを待つ時には座る犬でしたので、指示で座ったのか自発的に座ったのかは不明ではあります・・・
それ以外の時は、かまってやりたいのをぐっと我慢して無視しておりますが、かなりの確率でこちらをじっと見ているのを感じます。
また、「すわれ」の指示を出すためにゲージのそばに行って腰をかがめると、近づいて来て鼻をペロリと舐めます。手指を近づけるとペロペロ舐めてきます。その際は、ほんの僅かに尻尾もフリフリしています。
このような感じなのですが、信頼関係構築に向けて進んでいるのでしょうか。また、今のままの対応で良いのでしょうか。
またしても長文となってしまいまして恐縮ですが、1ヶ月やり続けてみて、不安な気持ちがかなり大きくなりましたのでサポートをお願いする次第です。お手数をおかけしてしまいまして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
まったく不安になられる要素はありません、大丈夫です(^-^)
ちゃんと進歩しているわけですから、自信を持ってやり続けてください。私から見たら今はこれで全然OKです。今は犬の成長期ですし、しつけを始めてまだ一ヶ月しか経っていません。これからどんどん信頼関係が深まっていきますし、知能も高くなっていきます。全然ご心配ありません。
犬を家族に迎えたのが少し遅かったので、それまでの癖や感覚もまだまだ残っています。
以前も申し上げましたが、不安や不満・イライラを常に持って接していると、必ず悪循環になります。感情は臭い・脳波などで伝わります。大きな気持ちで成長を見守る必要があります。犬も少しずつ成長しているわけですが、結果を急ぎすぎるとそれに気付かず素直に褒められなくなってしまいます。
そして、犬からの見返りを求めてはいけません。自分がこんなに愛情を注いでいるのに・・頑張っているのに・・と思っても犬には理解できません。場合によってはその気持ちからくる行動が、犬には従属的に見える場合も多々あります。普段まったく犬の面倒を見ない、犬をかまわない家族の方を、かえって毅然とした人・・と認め、注目し言う事を聞く場合も多いです。
私も過去結果を求め過ぎてしまい、苦しみました。しかし、色んな犬のしつけ法をやり尽くし、勉強しなおしてからは犬に一切期待しませんでした。「結果が出るまでやり続けよう、シンプルに分かりやすくしよう」・・考えていたのはそれだけです。ほんの少しでも進歩したら、素直に喜ぼうと考えながらやり続けました。あせったり、物を使ったり、即効性の手法を使ったりしたこともありましたが、結局は結果は安定せず、もうそれしかないんだな・・というところまでいったので、自然とそういう意識になりました。
犬に限らず知能の低い動物を育てる事は、皆同じです。根比べです。不安になったり感情的になったら負けなのです。毎日毎日、何度も何度も見せ続けるから、その数に比例して犬も認めるようになっていきます。この人にはかなわない・・という犬の根負けです。
ボール遊び続けてください。スワレ・マテをしっかりさせるわけですが、ご自分の目を見る教えをすると良いです。ご自分の目を指差して「ミテ」・・しつこくしつこく繰り返します。顔を横にそむけたら、下あごをつかんでご自分に向けてください。目が一瞬でも合ったら逃さないように褒めます。目を見るまで褒めない・投げないようにします。
飼い主に注目しなければいけない、注目したほうがいい・・ということを犬がまだ理解していないのです。ならばもっともっと分かりやすくします。目を見たら褒める、顔をそむけたらこちらに向かせて褒める・・できたら褒めてもらえる、遊んでもらえる・・ということを理解させる機会をもっともっと増やしてください。結果が出ないのは、まだ回数が足らないということです。
> 当初は、犬がダッシュしようとした瞬間に私が180度ターンして歩き始め
> ますので、首への衝撃がカウンターできまるため強すぎたのかなとも
↑私の考える犬へのリーダーウォークは、体罰でもなく嫌悪刺激を与えることが目的でもありません。リーダーとしての毅然な態度を見せ続けることです。犬に一切合わせない・・もしくは犬の思惑の逆をする。これを繰り返すと犬は「この人にはかなわない。自分のワガママは通じない」、と自然に理解していきます。犬の根負けです。嫌悪刺激や体力でねじ伏せるのではありません。精神的な強さを見せないといけません。犬は群れのメンバーを常に観察し、試すこともあります。その中で動揺したり、不安になったりすると、必ず見抜かれます。
> また、「あお向け固め」に入る際は首輪を手で押さえてそこに片手の指をかけ、
> もう片方の手を前足の脇の下に入れて持ち上げてゆっくり背中から下ろしてい
> るのですが、首輪に手がかかった段階で必死に暴れまくります。
↑犬にとって「首輪をつかまれる=嫌なことが起こる」、というパターンばかりが繰り返されると、犬は学習します。しばらくは、あお向けにする直前の体制で止めて、褒めることを繰り返すと良いです。また首輪をつかんで「マテ」、で褒めるアクセントをたくさん入れると良いです。
> あえなく首輪を掴まれて固められてしまうのですが、ここまで嫌がるものなので
> しょうか・・・
↑自分の優位性を強く感じている犬ほど嫌がります。・・と申し上げると、余計にムキになる方がいらっしゃいますが、本書にも書きましたとおり、激しく抵抗する場合は無理せず、リーダーウォークを多用してください。目を合わせないし、直接触れないのでお互い冷静になりやすいです。
家の中で暇さえあればやってください。「ウォーク」と名が付いていますが、私のリーダーウォークは歩かないことも多いです。犬の抵抗が激しい、引っ張りが強い場合は、あえて動かず止まって犬と反対をジッと見て無視・・ず~とそのままで動かない事もあります。
それを犬に見せ続けるから、犬は根負けします。「この人にワガママは通用しない」・・そう犬は理解していきます。そうなるまで続けるしかありません。
最初にも触れましたが、今は犬の成長期です。少し早い犬はこの時期に反抗期に入っている場合もあります。結果はすぐ出ないが、やり続けないければいけない時期・・こういう時期が必ずあります。まれにそれが無く、犬のしつけに全然苦労しない犬もいますが、それはまれです。
必ず良い関係になる時期がきますから、やり続けることです。私がメールを拝見する限り、色んな進歩が見て取れます。少しでも進歩したら、それを喜びに感じ褒める心の余裕を持つことも大切です。完成形や理想形にならないと、どうしても褒めることを忘れてしまいますが、その過程で少しでも進歩したら喜んで褒めるべきです。
犬の知能の低さを理解して、許してあげてください。それができると小さなことも褒められます。もちろん許して終わりでは進歩しないので、少しずつ出来るように何度も何度も繰り返します。
では、また今まで通り頑張って続けてください(^-^)
堀川さんのメールサポートが、こんなに丁寧に説明して下さるとは思っていませんでした。
こういった電子書籍を購入したら、その後はメールサービスがあったり掲示板があっても、質問をすれば「よく読んでください」などと冷たくあしらわれることが多いので、不安に思っていました。
本当にありがとうございます。
今日はご報告です(トイプードル♂10か月・♀3か月)。
実は今日、早速、リーダーウォークをしてみたのです。
いつも後ろをついて歩く♂ですが、ふいに方向を変えたりするのは初めて。
でもすぐに私の様子を見ながら、ついてきたのです。
それも、とても楽しそうで!
♂が終わり、♀にもリードをつけ、少しだけリーダーウォークをしてみました。
5分程度、最初はリード自体嫌がっていましたが、ついていけばいいのねって感じになり終了しました。終わる時にはお座りとマテが出来ました(いつもより言うことを聞いたと思います)
♀がしている時に、♂もまだやりたかったようでリードなしで、後ろをついてきました。フェイント攻撃もなんのそのでした。では、おやすみなさい。またご報告したいと思います。
私はホームページでお話しています通り、犬のしつけは単なるノウハウだけや事例集だけでは意味がないと思っております。犬も飼い主さんも環境も生い立ちも千差万別ですし、状況も刻々と変化するからです。
それと犬のしつけで困っている方は孤独で不安なので、そういうものを和らげて前向きに頑張れるような意識にさせたいからです。私のサービスも安いわけではありませんので、精一杯の事はいたしたいと考えております。
リーダーウォーク良かったですね。その調子で続けてください(^-^)
ただ、あんまり頑張りすぎて嫌悪刺激になったり、体罰的になったりしないように注意しましょう。(特に3か月の子)。あお向けも同様ですが、態度をしっかり示すことが本当の目的です。犬はちゃんと感じていきます。
二人とも素性が良い子ですね。遊び感覚でしつけを受け入れることができる犬は少ないです。普段の接し方が良い証拠です。犬との良い出会いに感謝して、これからも頑張ってください(^-^)
これまでの自分は、何が犬にとって好ましい対応なのか、幸せなのか、何から何まで悩んで、不安でいっぱいでした。(少し混乱気味でした。)
そんな中、堀川様の本と、HP、またメールを拝見いたしまして、具体的にどうしていったらいいのか、方向を見失うことなく、とても冷静になりました。
本とメールを主人と一緒に何度も読み返して、いろいろ話し合うこともできました。
そんな気持ちが伝わったのか、今日は、ケージに近づいても離れても、キュン!鳴きをしないで、こっちをジーっと見ています。こちらからは目を合わせないようにしているので、こっちを見ているかハッキリ確認していませんが、強烈に視線を感じます(笑)
以下ですが、私が送信した内容に間違いがございましたので、訂正させていただきたことと、いただきましたメールの内容に返信申し上げますので、ご一読いただけますと幸いです。
①私自身と犬につきまして、基本的に在宅での仕事につき、ほぼ1日中、同居状態です。
しかしながら、明日から打ち合わせでどうしても一日中外出しなくてはなりません。
HPを拝見しまして、在宅と留守の日のギャップがないよう、在宅の日にはこちらの勝手な時に構って(あお向け固めとフセの練習をして)、あとは構いすぎない、の方針でおります。明日の留守が心配ですが、留守できない関係は好ましくないので、心を強くもって頑張ります。
②いただきました内容へ返信申し上げます。
・ケージの件、クーラーをかけられることもあり、場所を今のダイニングに決定して、ずっとこのままにすることにします。
また今日から、別の階に寝る訓練をしてみます。布は半分かけてみました。落ち着いて寝ています。
・今まで日中も刺激しないように、と極力人間が静かにしていたのですが、おっしゃった通りに、気にしないでいてみています。なんとなくですが、堂々と普通に生活していたら、かえってどんな音にも反応しないで、(鳴かないで、)今もびっくりするほど、静かに後ろで寝ています。
・あお向け、無理強いしていないのですが、なんだか楽しそうにしてくれます。そしてあお向け状態でこちらをジーっと見てきます。
抱っこはもうしません。といいますか・・・抱っこしてこちらも手持ち無沙汰で、お互い「何してよう・・・?」としてるより、なぜかあお向けの時に幸せな空気が流れます。(でもまだ短時間にして、数回に分けています。)
順番は気にせず、できそうなことから、一緒に遊んで楽しみながら、ひとつひとつ積み重ねていきます。
・トイレは監視するようにします。声掛け、褒める、を行っていきます。
・食事の件ですが、朝ゴハンを食べきった日は2食にしていました。(食欲もあって、硬い便だったので。)
3回にして、ふやかしたドライフードをあげることにします。(主人の帰りが遅いので、その後に犬の晩御飯となると、朝から時間が空きすぎてしまうので、3回の方が、よりあげやすいです。)
きっと今後も壁にぶちあって、悩んで、いろいろあると思います。
その度にいただいたメールや本を何度も拝見して励みに頑張っていきます。
今後とも宜しくお願い致します。
留守番ですが、生後2・3か月の子犬に毎日7・8時間の留守番は本当に酷です。情緒の安定に影響もしますし、前回お話した消化器官の未熟さもあり食事の回数を多くする必要があります。またトイレのしつけや食糞のしつけも難しくなります。
今回は、たまにの長時間の留守番ということですね。
一番大事なのは、なんとなく出かけ・なんとなく帰ってくる雰囲気を作ることです。出発や帰宅時にベタベタしたり、挨拶をしないことです。人間は寂しさのあまり、そうしたくなるのですが結局はそうした分、犬にとっては留守番時とのギャップが大きくなるわけです。その分ストレスになっているということです。
すり寄って挨拶する態度も、犬からしたら従属的に見えます。留守番を長くさせている飼い主さんほど、寂しさや罪悪感からそうしてしまいがちです。
以上を気を付けていただければ良いです。他には、フードを与えてその隙に外出する方がいますが、まだ幼い犬の場合は、食事を詰まらせたりする事故等も心配なので、それはしないようにしましょう。ゴム製や布製のオモチャやぬいぐるみを与えっぱなしにするのも危険です。犬の破壊行動は本能ですし、寂しさのストレスから何でも壊して飲み込みます。
ですので、万が一食べてしまっても安全な骨ガムが良いです。
出かける前、帰宅時、最低5分は無視しましょう。
> 主人の帰りが遅いので、その後に犬の晩御飯となると・・・
↑あまりに遅い場合は、先に犬にあげて結構です。人が居るのに犬を優先して先にあげる・・という構図が良くないだけです。
では、今回は以上です。
犬の反応が少し変わったでしょうか。
犬も雰囲気の変化を感じとっているということです。今の成長期は、とても環境に適応する吸収力が強いです。一貫してあげれば、「これが当たり前なんだ」ということを学んでいきます。
反対に間違って甘やかせば、それも当たり前の環境として学習してしまいます。可愛い時期なので、みなさんこの段階で失敗してしまうのです。
犬は知能が低い分、感覚がとても優れています。常に意識していれば態度や接し方に自然に表れてきますので、あまり難しく考えないで、意識だけしっかり持っていてください。必ず伝わります。
では、また頑張って続けてください。しばらくは上手くいかないことだらけです。三歩進んで二歩下がることもあります。でも一喜一憂しないで続けることです(^-^)