犬のしつけがQ&Aで分かる!

トイプードル犬のしつけ


pu.jpg m1.pngトイプードル1歳です。本噛みが凄いため触る事すらできません。あお向け固めなど出来る状況ではありませんが、散歩のリーダーウォークだけでも噛まなくなりますか。散歩は前に出て歩く事はありません。よろしくお願いします。


m2.png本噛みがあるとなると、少し心配です。

・飼い主に向かって噛む原因は、次の二つのいずれかです。

1、もし今まで体罰があったとしたら、一切やめてください。チョットした手を上げるマネなども止めてください。

2、体罰がなかったとしたら、完全に主従関係が逆転してしまっています。プードル君がリーダーになってしまっています。リーダーは下位の言う事など聞きません。体を触ったり、声をかけられたり、自分が気に入らないと思ったら噛んだり、唸ったりしてきます。

※ご家族全員が下記を徹底してください。

まずやるべき事、大きな柱です。※もちろんご家族全員です。

・「絶対わがままは許さない」という毅然とした態度を常に持ってください。これが根本です!!プードル君なら可愛いくてしかたないと思いますが、両者のためです。心に決めてください。(単なる精神論ではありません。自然と行動にも表れます。犬も察知します。)

・エサ、オヤツ、オモチャなどで釣る行為は一切やめてください。

・できればハウスの周りをケージで囲ってください。(最初は出たがるかもしれませんが、慣れると落ち着けるスペースになります)。もちろん家族団らんの時間は出して結構です。

・まずはリーダーウォークをしっかり出来るようにしてください。散歩だけではなく家の中でもしてください。噛んだらリーダーウォーク、吠えたらリーダーウォークです。

・少し進展があったら「あお向け固め」をしてください。あまりにひどく暴れたり、強烈に噛んでくる場合はリーダーウォークにまた戻ってください。ただし、主従関係をハッキリさせるしつけに「あお向け固め」は不可欠です。いずれは実施していただきたいので厚手の腕カバーや手袋をしてチャレンジしてください。「あお向け固め」は肉体的苦痛を与える体罰ではありません。首輪を付け、その首輪を両手でガッチリつかみ、「犬を好き勝手に動かせない」というイメージが良いです。そしていきなり長時間しないことです。最初は一瞬でもひっくり返ったらすぐ止め、褒める。そして一秒ずつ長く出来るようにしましょう。

最後になりますが、日にちを置いてホームページとメールを何度も何度も読み返してください。その度にまた気付くことがあると思います。今現在、本噛みがあるとなると、なかなか大変だと思いますが、あきらめてはいけません。努力に比例して必ず結果が出てきます。ただし、あせらない事、高望みしないことです。イライラやあせりは犬にも伝わりますし、飼い主さんにもプードル君にも負担になります。

「一日少しでも進歩や変化があればOK」というくらいの大きな気持ちで望んでください。


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m1.png我が家では、もうすぐ二歳になるメスのトイプードルを飼っています。
犬を飼うのは初めてで、あまりの可愛さに甘やかしてしまい、今では家中の誰よりも上位の位置関係にいるような気がします。

何度も噛まれましたし、眠いときなど近寄っただけでウ~と唸り声を上げたり、ひどい時にはギャウギャウギャウとすごい形相で攻撃してきます。もちろんそれでも可愛いので、家族全員可愛がっていますが、噛まれないように気を使いながら接しているようです。

色々と悩み堀川さんの言われるような他のしつけ本も購入しましたが、ひどくなったように思います。 堀川さんのホームページを読ませていただいて堀川さんのしつけのに対する考え方に、私自身共感しました。

読んで見ると、わたしは今まで自分から犬の機嫌を伺うような行動をしていたことに気が付きました。まずは、リーダーウォークと自分から目を合わせて犬に優位感を持たせないようにすることを実行しています。

これだけでも犬自身が"あれっ!なにか違うぞ"といった感じで少しだけ態度が変わってきたように思います。とりあえず焦らずゆっくりといこうかなと思いますので、アドバイスよろしくお願い致します。


m2.png人間に対する攻撃・・威嚇の原因は次のどちらかです。
 
・体罰やおどかしによるしつけ・・
 
・甘やかしや、かまい過ぎによる主従関係の逆転・・
 
両方の場合もあります。今回メールを拝見して、もう大切なことは分かっていただいたようですね。犬は純粋です。犬は犬の本能にしたがって、ただ環境に順応して生きているだけなんです。
 
だから良い環境に変えてあげれば、またそれに順応するだけです・・ただし、約2年間好き勝手にやってきたわけですから、それを変えていくのは簡単なことではありません。時間も根気もかかります。

しかしそれで良いのです。簡単に信頼関係や主従関係が積み上がるほうがおかしいのです。時間をかけるから絆が深まるのです。
 
カワイイ犬を無視するのは辛いです。でも必要なことなのです。それが犬の本質に合っているんです。その現実をしっかり受け止めなければいけません。もちろんスキンシップやコミニュケーションも必要です。

触りたい、声をかけたいと思われたら、マテ・スワレ・フセでも何でも良いので指示を出すことです。出来たら褒めてあげてください。あお向けも良いです。そうすればスキンシップも主従関係も保てます。
 
まずは態度、24時間・365日です。それが大前提の基盤です。リーダーとしての毅然とした態度・・オヤツや抱っこもいけません。
 
そしてリーダーウォークとあお向けで、しっかり主従関係を確認する。また時には遊びも必要です。ヒモ付ボール遊びなら、楽しさや運動だけでなく主従関係も作れます。
 
>リーダーウォークと自分から目を合わせて犬に優位感を持たせないようにすることを実行・・態度が少し変わってきた・・
 
↑良いですね(^-^)続けてください。あお向けもリーダーウォークもそうですが、形にあまりこだわらなくても良いです。犬の体をどうコントロールするかが大切なのではなく、リーダーとしての毅然とした態度を示すのが目的なんです。
 
それとムキになって体罰的になったり、感情で怒ってしまうと悪循環になりますので気を付けましょう。しつけは根競べです。三歩進んで二歩下がることもあります。一喜一憂せず気長にやり続けなければいけません。
 
でも、ちゃんとご自身で自分の間違いに気付かれたので、大丈夫です。時間はかかりますが自信を持ってやり続けることです。結果はそれに比例します。
 
では頑張ってください(^-^)


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m1.png最近、雄のトイプードルを飼いました。

ですが、以前飼っていたトイプードルの雌とは全く違い、しつけがなかなか思うようにはいきません。

困っていたらこのホームぺージにたどり着きました。出来たらとにかくほめてはいるのですが、どうしてもマーキングだけはしてしまうんです。

どうしたらマーキングをやめさせられるのでしょうか?


m2.pngまず物事の良し悪しは、例えば人間の子供にハシの持ち方を教えるときには、親が子供の手をとって実際に体現させてあげますね。知能の低い動物にはそうしないと覚えられません。具体的に体現させ、そこに音の合図とジェスチャーも混ぜたりします。

そうやって何度も何度も教えないと、犬の知能では覚えられないのです。

そして最も大切な事が、同じ教え方をしても相手を認めていないと言う事を聞こうともしない・・ということです。社会性や組織性のある私達人間にも共通する部分です。

普段甘やかしや、かまい過ぎがあって主従関係が崩れていると、優位性を感じている犬は飼い主の言う事などまったく聞かず、自分の主張だけをします。それが要求吠えや要求噛みになり、眠い時に近づいたり嫌な所を触られればウ~と威嚇します・・

そんな状態に個別のしつけ手法を上塗りしても効果はないのです。

ですのでホームページでは最も重要な主従関係の構築について解説しています。

それとトイレの場合、物理的な環境も影響します。(直接的にも間接的にも他のしつけにも)。

放し飼いを止め、ケージ内に四方が壁になったハウス、トイレを完備し普段はそこに居させる・・などなど。

そして失敗する機会を無くし、成功する機会を多く作ってあげてください。そうすると犬も飼い主さんも自信になります。そのためにも失敗させないようケージ内に普段は居させるべきなのです。


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m1.png我が家の愛犬はトイプードル2才メス、その他に犬は飼っておりません。

基本的に休日以外は、全員会社又は学校に行くため一日のほとんどをサークルの中で過ごします。ただ、主人だけは昼食を食べに自宅に帰るためサークルから出してもらいます。主人がお弁当を食べる間、おこぼれをもらおうと主人のひざの上にいるようです。

家族の食事中はいつもサークルに入れていますが、主人は犬に甘いため一人のときはこうして過ごしているようです。
 
誰かが家にいる時はリビング内のみ自由にさせていますが、唸ったり噛み付いたりと悪いことをすると、サークルに入らせます。夜もサークルの中で寝させています。
 
2008年10月に生後二ヶ月で犬が家に来ました。とにかく可愛くて家族全員がいつも犬に注目し撫でたり抱っこしたりしていました。

今思えば犬中心で毎日過ごしていたような気がします。12月頃ティシュペーパーを噛んでいるのを見つけた次女が、それを取り上げようと手を出した瞬間血が出るほど強く噛まれました。これが初めて人を噛んだときでした。

それからは、徐々にひどくなってきて寝ている時、疲れている時、大事な物を持っている時(牛皮のガムなど)は、近づいただけで、歯を剥いて唸ったり攻撃してくるようになりました。家族は全員一度は噛まれています。

ここ一年くらいは、夜眠たいときは、サークルの横を通っただけで攻撃してきます。ブラッシングもいつ噛まれるかわからないので、高い台の上で行うようになり嫌がる前足と耳掃除は口輪をするようにしています。

こんな犬でもかぞくにとっては可愛い愛犬に変わりはないのですが、みんな犬の機嫌を見ながら接するようになってしまっています。
 
これではいけないと焦った私は、犬を飼っている友達に相談したところ、森田誠さんのしつけ方法を教えてくれ試してみました。友達の犬は、リードをつけるとても賢く支持に従うようになったようでしたが、我が家の愛犬は逆に攻撃的になり断念しました。

たぶん主従関係が出来ていないのに無理なことをしたため、犬を焦らせてしまったのだと思います。

それからはとにかく犬に負けてはだめだと思い、はむかってきた時にはマズルやおしりを結構強く叩き教えようとしました。しかし、犬も負けまいと攻撃してくる為、犬との関係がピリピリしたものとなってきたのを感じたため、やめて普通に接するようにしました。
 
ごく最近は、犬に詳しい知人の教えで"押さえ込み"を数日実行してみました。犬に主従関係をわからせる為、犬の首を両手で押さえて束縛します。この状態で毎日一時間押さえ込み飼い主にはかなわないと教える方法です。

犬は最初少しだけ抵抗しますが、すぐに観念して伏せて寝てしまいます。いままでのしつけの中では一番効果がありそうでしたが、一時間も押さえるのはなかなか続きませんでした。

それと何より、犬が私のそばにあまり近寄らなくなり逃げるようになったような気がしました。この方法は、堀川さんの"あお向け固め"に少し似ているような気がしますが、結局甘やかした状態で行っても意味がないことに今回気が付きました。

とにかくリーダーウォークと犬と自分から目をあわせないようにすることを実行してから、首を両手で軽く押さえ束縛することからはじめてみました。長い時間ではなく5分くらいですが、犬はいやがらず自分から仰向けになりかけています。

でも"あお向け固め"はまだ勇気がでないのでもう少し先にしようかと思っています。

今ままでと違うところはそれをしたあとすぐでも犬は私の傍に来ます。ちょっと驚きです。明らかに進歩があったように思います。このまま、ゆっくりと主従関係を補正していこうと考えています。
 
それと愛犬は、トイレだけは覚えが早くほとんど失敗はなかったのですが、最近マーキングするように円をかきながらおしっこを台所マットなどの上にすることがよくあります。普通のお漏らしではないようなので、ささやかな抵抗なのかとも思いますが‥よい対処法があれば、教えてください。


m2.pngもう大切なことはお気付きになられたようですね。それが最も重要な事です。基本的なお話は先日いたしましたので、今日は個別に見ていきます。
 
>主人がお弁当を食べる間、おこぼれをもらおうと主人のひざの上・・
 
↑これは止めましょう。明らかに従属的に映ってしまいます。声をかけたい・・触りたいと思われたら何でも良いので指示を出すことです。食事が終わってからケージから出し、あお向けでも良いですし、マテ、スワレ、フセなどの練習・・出来たら褒める・・そんな接し方にしましょう。
 
>唸ったり噛み付いたりと悪いことをすると、サークルに入らせます。
 
↑続けてください。また現行犯で型と音で教えてください。噛み付きなら片手で首輪をつかみ、片手を見せます。噛もうとしたら「ダメ」と同時に軽く首輪を引くか、口を軽く閉じます。吠えや噛み付を止めたら褒めます。
 
また開放すると噛んだり吠えたりしますので、「ダメ」・・この繰り返しです。そして開放しても噛んだり吠えたりしなくなった時にしっかりと褒めて反復することが重要です。
 
物事の良し悪しは、そうやって型と音で根気良く教えないと、何が良い事で何が悪い事なのか犬の知能では分からないのです。もちろん大前提は主従関係です・・
 
>いつも犬に注目し撫でたり抱っこしたりしていました
>みんな犬の機嫌を見ながら接するようになってしまっています
>マズルやおしりを結構強く叩き
>甘やかした状態で行っても意味がないことに今回気が付きました
 
↑これらもお気付きの通りです。
 
 
>今ままでと違うところはそれをしたあとすぐでも犬は私の傍に来ます。ちょっと驚きです。明らかに進歩があったように思います。
 
↑態度だけでも犬の反応は変わります。ですのでリーダーウォークも、あお向けも「上手くコントロールすることではなく、リーダーとしての毅然とした態度を見せることが目的・・」、とHPでもお話いたしました。
 
>円をかきながらおしっこを台所マットなどの上にすることがよくあります
 
↑自分の優位性が無くなっていく事への抵抗です。しかし根競べです。ここで負けたら何も変わりません。しつけが浸透するまでは、ケージから出す時はなるべくリードを付けたほうが良いです。
 
問題行動をすぐ制御できますし、そのままリーダーウォークに移行できます。
 
2歳で知能もだいぶ発達してきていますので、無理なく分かりやすく教えれば子犬よりも覚えは早いはずです。とにかく無理したり、あせらないことです。ご家族全員が一貫することも必要です。
 
では、頑張って続けてください(^-^)


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m1.pngまだ生後2カ月足らずの赤ちゃんのトイプードル♂ですのであせらず、根気よくしつけようと思います。

ちなみにプードルは1階のリビングにいて、2階にはうさぎが2羽います。人間にはわからない犬の嗅覚でうさぎの匂いがわかるのでしょうか?

しばらくはゲージ内に入れていたのですが、少しゲージから出すと途端にマーキングし始めます。

本当にマーキングさえ治ってくれれば、後は問題ないのですが・・・。

m2.png生後2ヶ月でしたか・・そうなるとマーキングではありません。まだこのころの子犬はそこまでの権勢本能が出てきません。本格的なマーキングとなると、生後6ヶ月くらいからです。

今はまだトイレのしつけが単純に覚えられないだけです。犬はもともと尿管がゆるく、子犬ならなおさらです。今はほとんど自分でコントロールできていない状況です。

自分の寝床が汚れるのが嫌だからとりあえずなんとかガマンしていて、そこから出れれば何も考えず出します。

トイレのしつけは怒っても意味がなく悪化するだけです。根気良く音と型の関連付けをする必要があります。また教え事は全てそうですが、主従関係がないと犬は何も覚えようともしません。大前提は主従関係になります。

> 人間にはわからない犬の嗅覚でうさぎの匂いがわかるのでしょうか?

↑臭いでも音でも分かっています。犬は家の中に居ても、外を歩く他の犬の足音もキャッチしています。

(もちろん、トイレのしつけとウサギちゃんの存在は関係ないです。小さいうちに慣れさせて、一緒に遊ばせると良いです。最初はお互い警戒すると思いますが・・)

今は問題行動はまだ少ないですが、これからドンドン成犬に近づき、犬本来の性質が色濃く出てきます。甘噛みを放置すると本気噛みに・・クンクン鳴きからワンワン要求吠えに・・

甘やかしをせず、毅然とした態度で接し続けないと後に後悔することになります。犬の生後2か月は、もう赤ちゃんではありません。

特に生後1年までは大変で、7・8ヶ月くらいに反抗期の真っ盛りになります。2歳くらいまでは相手を試す行動をよく見せますし、生涯に渡って相手を良く見ます。一度しつけが完成しても甘やかしをするとまた悪くなります。

これから長い長い根競べが続きます。ご家族全員がしっかり犬の本質を学んで、一貫して根気良く続けてください。


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m1.pngこれから犬のしつけに取り組みます。
リーダーウォークや仰向け固めから始めてみたいと思います!
通信法やリアルタイム名情報共有法として、今後フェイスブックを検討なさることはできますか?

問題の内容:

・仰向けがためにしたいけれど仰向けにできません。
後ろから抱っこしてあごを軽く押さえて、後ろ足を抑えて私にだっこされた状態でならお腹をナデナデできるのですが...あとケージの中では、近づくと自分からころ~んと仰向けに寝転がるのですが、ケージの外の床の上で仰向けにすることはできません。とても怒ります;

・グルーミング時あご下の毛をつかむことが難しい
顔周りを毛繕いするときは、野生的な表情で怒ってうなり噛み付きかかってきます。

・外にいる時、通りかかりの人や車に吠えまくります...


愛犬の犬種:トイプードル
年齢:約5ヶ月
性別:男の子
他にも愛犬の有無:なし

・家族全員の年齢・性別、一日の愛犬との同居時間
私=44 女性 、6時間程度(朝3時間 夜3時間)
夫=33 男性、6時間程度(朝3時間 夜3時間)
長男=18 男性、 6~18時間
長女=10 女性、9時間

・過去の接し方と、一日の流れ

①どういうタイミングで、どういう「スキンシップ」

犬がぴょんぴょんケージで飛んでアピールしているときや、出かける前後、通りかかってかわいい~と思ったとき、えさを上げるとき、遊んであげるとき。

②どういうタイミングで、どういう「遊び」

朝5時 一緒に新聞をとりにいくことがある(私)。
マンションなので郵便受けまで遠く、片道5分かかります。
マンションロビーで抱っこをして新聞を読んで一緒に帰ります。
犬はぐんぐん先に行こうとします。私より前にでないように、リードを短くもって少し後ろ手に固定しながら歩くのですが、犬は先に行きたがって2足歩行でぴょんぴょん跳ねながら歩き不満そうです。

朝5時30分 ブラッシング(私・夫)
顔周りは餌でつりながら...

朝6時 朝食(おすわり・まて・よし・お手・おかわり・ハウスができます)

朝8時 皆でかける際に犬に行ってきま~すと手を振ります。

昼間 長男が一緒ですが、気が向いたときに手入れや犬のしつけをしたり遊んでいるようです。長女は学校から帰ってから声をかけ、たまに気が向けば遊んであげているようですが、彼女はハルを怖がっているようです。

19時頃 私と夫が帰宅。犬はケージで飛び回りアピールするので抱っこしてナデナデします。

20時 餌・ブラッシング・犬のしつけ(うまくできません)


③どういうタイミングで、どういう「犬のしつけ・褒め方・叱り方」

しつけ:全て餌で釣りながらしました。

褒め方:言うことを聞いたときや、ケージでおりこうさんにお座りをしてこちらを見ているとき。オシッコやウンチをトイレでしたときに「いいこね~♪」といってナデナデする。

しかり方:「NO!」といって怖い顔をしたり、黙ってケージにもどしたり。ケージを叩いたり。


④オヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
はい

⑤散歩は何分、どんなやり方でしたか?
平日:朝15分程度 (昼間長男の気が向けば30分程度)
日曜:家族で公園へ1時間程度行くときがある


m2.pngフェイスブックですが、mixi同様にシステムを理解している方には、大変利便性やコミュニティ性も良いのですが、犬のしつけで困っていらっしゃる方の大半は、ネット初心者の方が多く、個人情報の流出や詐欺・誹謗中傷などのトラブルが絶えないSNSは危険と判断しております。

私自身は誹謗中傷されてもまったく動じないタイプ(笑い)なんですが、初心者の方が使えなかったりトラブルに巻き込まれるリスクはどうしても避けたいという理由から、SNSは見合わせている現状でございます。何卒ご理解いただきたいと思います。

では、犬のしつけのお話になります。

まず、トイプードル君は主従関係を誤認し始めています。生後5か月ですから一番の成長期の盛りです。つまり、犬としての本来の権勢本能などが強く出てくる時期です。そして今までの犬との接し方の答えが出てきた・・ということでもあります。

体の嫌な所を触ると唸る・・怒る・・噛み付く。犬は、自分が認めた信頼できる人にはそういう態度はしません。特にお嬢さんには、自分の優位性を強く感じているようです。

やはりその原因は、今までの接し方にあります。本書をご覧いただいたので、修正点はお気付きと思いますが、具体的に見ていきましょう。

・意味の無い声掛け、オヤツ、抱っこ、ナデナデは止めましょう。

まず、犬に対して人間の赤ちゃんにするような可愛がり方は、犬には理解できません。それどころか、それらの態度を極めて「従属的」と犬は見ます。すり寄っていくのは下位のする態度です。抱っこは、犬の体が人間の体の上に乗るので、その体位が上下関係を表すのです。

犬は犬の本能の視点で皆さんを見て感じています。犬の生後5か月は、もう赤ちゃんではありません。生後2か月くらいで、もう卒業しているのです。

そういう接し方をしても主従関係が崩れない犬もいるのですが、実際にはマレなんです。他の家庭を見ると、表面上は上手くいっているように見えても、実は噛んだり唸ったりなどの問題を抱えているケースが多いのです。

だからと言って接することが悪いのではありません。たくさん接して良いですし、接しないと関係も作れませんし、犬は物事を覚えられません。でもその接し方が重要です。

意味なく接するのではなく、必ず主導することです。例えば、なんとなく声をかけたい触りたいという時がありますが、意味なく接するのではなく、オテでもスワレでも何でも良いので、必ず「指示→犬が従う→褒める」・・というパターンにしましょう。

犬が指示通り出来なければ、型を作ってあげて教えて褒める。それなら楽しくスキンシップも取れ、その度に主従関係が深まっていくわけです。

そしてそれが、リーダーウォーク・あおむけ・主導型のヒモ付ボール遊びならなお良い、ということになります。

> 後ろから抱っこしてあごを軽く押さえて後ろ足を抑えて私にだっこされた状態でならお腹をナデナデできる・・

↑きっかけはこれで良いです。まず、ここで音とジェスチャーを関連付けして、あお向けの型を教えましょう。何度も何度も毎日毎日です。そして徐々に、抱っこの姿勢から床に犬だけでさせるようにします。急変すると嫌がりますから、何日もかけて体勢を少しずつ床に近づけていけば良いです。

> ケージの中では近づくと犬が自分からころ~んと仰向けに寝転がる・・

↑ピョン飛びもそうですが、これはかまって欲しい要求です。そのまま褒めると要求がエスカレートしますので、必ず何か別の指示を出します。いったんスワレの指示を出し、できたら褒めて(できなかったら型をとらせて褒める)、次にゴロンの指示を出し仰向けにさせて褒める・・

という風に、受け身ではなく必ず主導する接し方を意識してください。365日24時間です。ご家族全員で一貫してください。

犬のしつけの基盤は、そういった普段の何気ない態度です。それを変えないで、そこにリーダーウォークや仰向けなどの手法だけ上塗りしても意味が無くなってしまうのです。

態度は必ず犬に伝わります。まだ成長期ですし今までの関係があるので、すぐには結果は出ませんが、将来のために頑張って続けてください。

犬からしてみれば、今までチヤホヤされてきましたので、環境が変わると面白くないので、ふてくされたり反発することもありますが、動揺しないで一貫してやり続けることです。

帰宅直後は5分は無視してください。出発前もそうですが、かまうという事は留守番時とのギャップが大きくなるということです。その分、犬のストレスになっています。また、人間の出入りに過敏になり興奮しやすくなります。

餌で釣って行動させるのは止めましょう。犬との関係作りがどれだけ出来ているのか見えなくなってしまうからです。

ただ、ゴハン前にゴハンを一旦見せてから、入念にリーダーウォークや仰向けをすることは良いです。これは釣っているのではなく、犬が食事を管理されることで主従関係が明確に表現されるからです。ゴハンの中断でスワレ・マテもさせましょう。

褒め方ですが、「ナデナデ」は下位がする「ナメナメ挨拶」と同じになってしまいます。褒める時も毅然と「○○良い子!」とハッキリ伝え、肩の辺りをポンポンたたいてあげましょう。噛み癖や嫌がる素振りがなければ、頭や背中でも良いです。

> しかり方:「NO!」といって怖い顔をしたり黙ってケージにもどしたり・・

↑これは良いですよ。毅然と続けてください。ただし、ケージを叩く威嚇はいけません。犬の知能では理解できず、防衛本能で反発するだけです。

散歩は30分以上してください。無理にたくさん歩く必要はないのですが、外の世界に多く触れさせ慣れさせてください。社会化が目的です。犬や人に吠えたら、「ダメ」としっかり伝えて口閉じの型で現行犯で教えます。例外なく一貫して叱ります。噛み付きも同じことです。

そして叱っても褒めても、犬に認められている人がするのと、そうでない人がするのでは、犬の反応がまったく違ってきます。ですので、犬のしつけは普段の接し方も全てがつながっているのです。

では、今回は以上です。急変する必要はありませんので、ご家族皆さんで少しずつ意識改革していけば良いです。成長期ですからすぐ結果も出ません。あせらず根気よく続けることです。これから歯の生え変わりや反抗期の症状も出てきます。

まだまだ大変な時期が続きますが
将来のためにぜひ、がんばってください(^-^)


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質問内容
トイプードルのトイレのしつけで困っています。
ペットショップから我が家に来て約2カ月になりますが、我が家に来た時にはすでに生後8カ月半くらいでした。ペットショップでは狭いケージの中に入れられていて、底が網状になっており、糞などは下に落ちるようになっていました。

そんな状態だったので、トイレのしつけは時間がかかるかなと覚悟していたのですが、以外に翌日にはほぼトイレでするようになり、それから一週間ほどは失敗なしにしていて、さすがプードルは賢いと感心していたのですが、その後からトイレを出たあたりにするようになり、だんだん寝床にもするようになってしまいました。

そこで、寝床の範囲を狭くして、トイレとの境にサークルと同じ入口のついたフェンスをつけました。それからは一度も失敗なくトイレでしていたにですが、また一週間ほどで寝床におしっこをするようになり、今までトイレでしかしなかった、ウンチまで寝床でするようになりました。

「おしっこして」と言うときちんとトイレでするので、わかっているはずなのですが、何か問題があるのだと思います。
いくつか心当たりはあるのですが、よくわかりません。

・トイレでした時に必要以上に褒めた(いい子だねと声をかける、抱っこする、すぐにサークルから出すなど)
・かまいすぎた。
・失敗した時に大きな声を出してしまった。怒った態度を見せてしまった。
・失敗しないようにと常に見ていた。
・ウンチをトイレでしていたのに食べようとしたので、ダメと言ってしまった。

などです。
最近はウンチは見ていない時にすることが多いので、すると怒られると思っているのかもしれません。おしっこは気をひく為、わざとしているようにも思えます。
 
一般の犬のしつけの本は最初のしつけについては同じことが書いてあるのですが、最初は出来たのに出来なくなってしまった例については書いてありません。

出来るだけかまわないようにしたり、目を合わせないようにしたりしてみていますが、それが逆効果かもしれないので、犬のしつけの仕方に迷いがあり徹底出来ません。

たぶん人間側になんらかの問題があると思いますので、アドバイスお願いします。
 
犬種:トイプードル
年齢:10か月
性別:♀
家族:
夫(46歳)帰宅後4,5時間
義母(74歳)別棟なので一日1回~2回見に来る。足音がすると騒ぎます。
私(43歳)仕事の日は朝1時間、帰宅後(5時頃)5時間くらい。キッチンは別の部屋なので、その間は一緒にはいません。
先住犬(ウエスティ 10歳♀)

スキンシップのタイミング:言うことを聞いた時になでる。

遊び:夕方と夜(時間はバラバラです)ボールなどで遊ぶ。(一回15分程度)

しつけ、ほめ方、叱り方:
食事はおすわり、待てをしてからあげる。出来るだけおしっこをした後にサークルから出す。いけないものを噛んだりしたら、「こらっ」「だめ」などと言う。(おしっこやウンチを踏みそうになって言ってしまったこともあります)。ひっくり返しておさえる。

おやつ:夜、お手やおかわりなどをさせて手からあげています
抱っこ:遊んでいて疲れて寄って来たとき、散歩で危ないところなど。
ナデナデ:指示にしたがった時、そばに来た時など。
声かけ:呼び寄せる時、指示を出す前など。
散歩:家に来たのが真夏だったこともあり、なかなか散歩の練習が出来ず、10日ほど前から夕方20分ほど先住犬と一緒に行っています。

一日のタイムスケジュール:
7:30朝ご飯
8:20私が出勤するので17:00頃まで留守番(サークルの中)
17:00帰宅後、少ししてから散歩とボール遊び(帰宅する時は出来るだけすぐにかまわないようにしていますが、おしっこやウンチをしていると片付けます。
19:00夕ご飯
21:00ボールなどで遊ぶ。(15分程度)
23:30就寝
休日はあいている時間にサークルから出すこともあります。
食事の時間、散歩の時間などは30分~1時間くらいずれることもあります。

ハウス環境:部屋の隅にサークルをおいています。
サークルは縦90センチくらい、横150センチくらいで中はケージ、真ん中にトイレ、寝床スペースがあり寝床はトイレより少し広いです。寝床からケージまでは手前の隙間で移動出来ます。

トイレと寝床(遊びスペース)は入口と同じように出入りの出来る柵をしています。寝床にはトレーを置き、タオルを置いています。初めはトイレを一番奥に置いていましたが、だんだん手前でするようになったので、寝床の近くに移動しました。

その後、失敗はなくなりましたが、最近は寝床でするようになりました。トイレできちんとしている時もあるし理解はしているはずですが、何か理由があってわざと違うところにしているように思えます。

前は誰もいない時はきちんとトイレでしていましたが、最近は昼間も寝床でします。
以上、今の状況です。

アドバイスよろしくお願いします。


返答内容犬のトイレのしつけですが、原因はいくつか可能性があると思いますし、複合的な場合もあります。気になったことをいくつかお話していきますので、一つ一つ潰しながら、落ち着いて解決していきましょう。

可能性①【まず物理的なことからです】

↓私の読解力が間違っていたら申し訳ございません。

>サークルは縦90センチくらい、横150センチくらいで中はケージ、真ん中にトイレ、寝床スペースがあり寝床はトイレより少し広いです。寝床からケージまでは手前の隙間で移動出来ます・・

↑これは、「柵(サークル)があってその中にクレート型ハウス(ケージ)とトイレと寝床(遊び場)がある」ということでよろしいでしょうか。

もしそうだとすると、犬はクレート型ハウスを本当の寝床と解釈していて、遊び場にマーキング(メスもします)している可能性があります。遊びや運動は、サークルから出してメリハリをつけてさせれば良いので、あえてサークル内にスペースは作らなくて良いです。

常に自分の自由にできるスペースがあれば、やっぱり犬はマーキングしたくなります。まずは柵で仕切って、余分なスペースを作らないことも一つのやるべきことです。

他には、トイレが小さい・ズレル・しなる、というのも犬は嫌がります。広くてガッシリ、ずれない、しならないトイレを使いましょう。

可能性②【犬にも何が正しくて何が悪いのか分からず混乱している】

その原因が、大げさに褒めたり、大声で怒ったことです。まずホームページでも本書でも述べましたが、犬のしつけでトイレだけは唯一叱ってはいけません。

犬の知能では、場所の失敗も理解できませんし、怒られたことと結びつけ反省することもできません。自分がしたことはオシッコ・ウンチだけですので、その行為が怒られたと勘違いして、人間の見ていない時に隠れてするように(隠すように)なります。(食糞は取られたくないのでなおさら)。

まず叱ることはせず、マテの指示で止めてみます。止めなければ割り切って(叱らないで)、音の関連付けに切り替えます。ですので「失敗しないようにと常に見ていた」というのは必要です。ジロジロ目を合せないで、横目でチラチラ監視してください。

成功している場面では、犬に見えるようにトイレを指差しながら「チチチチ」の音を関連付けして褒めてください。大げさや猫なで声でナデナデはNGです。犬をサークルから出すのも良くありません。

犬の肩をポンポンしながら音を関連付けして褒めます。

失敗している途中の場面を見かけたら、急いで犬を持ち上げてトイレの上に乗せて、終わるまで指差しと音の関連付けをしながら褒めてください。

また、失敗している場面を現行犯で見れなかったら、もう叱らないで無視してかたずけてください。

犬のトイレのしつけは、失敗する機会を減らし成功体験+褒めるセットを多く作ることです。

そして、犬のしつけ全てに共通することですが、同じ教え方・叱る・褒める、をしても犬との関係次第でその効果が全く違ってくるということです。

可能性③【犬にとって成功しても嬉しい要素がない】

犬も人間も同じですが、行動や物事を覚える基準は、良い事が起こればまたしたくなるし、嫌な事が起こればもうしたくなくなる・・というシンプルなことです。(正の強化・負の強化)

飼い主さんに褒められて嬉しい・・叱られて気まずい・・そういう関係作りを忘れてしまいがちです。また、時間と根気がかかるために、つい手法のみで解決しようとしてしまいます。他には、正の強化にオヤツ・・負の強化にしつけグッズや体罰威嚇、という手っ取り早い方法を選んでしまいがちです。


では、その他に気付いた点です。

>抱っこする・・

↑犬同士では、体を合せるときに上位の犬が下位の犬の体の上に自分のアゴや前足を乗せてきます。マウンティングが良い例です。つまり体位が関係性を表しますので、抱っこは誤解する犬がいます。その時の態度も従属的だからです。

オヤツをあげる態度も同じく従属的です。オヤツで教えると、犬との関係がある程度出来ている・・と勘違いしてしまうのが一番怖いことです。本当の関係が見えなくなってしまうのです。また、栄養のバランスも崩れます。

>ナデナデ・・

↑これも従属的です。下位の犬が上位やリーダーに挨拶する時の舐める行為に類似するからです。前述したように、褒める時は「○○良い子!」や音の関連付けをしながら、犬の肩をポンポンして褒めてください。

>いけないものを噛んだりしたら、「こらっ」「だめ」などと言う・・

↑叱って終わりにしないことです。叱ることは褒めることへの過程と考えましょう。この場合なら、「ダセ」の音を関連付けながら、実際に犬の口から手で取り出しながらポンポンして褒めます。

悪い型を止め、良い型を作って教えてあげて褒める・・物事の教えは全てそうしてください。

>(おしっこやウンチを踏みそうになって言ってしまったこともあります)・・

↑この状況で叱っても犬の知能には理解できません。もし教えるとしたら、実際に犬のウンチを置いて、そこに犬の足を手で持って寸前まで近づけて、「ダメ!」と言いながら引き、そこで褒める・・という繰り返しで、やっぱり体現で教えないと分かりません。

それと、興奮しない関係作りや来客等への社会化も必要です。

>夕方20分ほど散歩・・

↑社会化ができた老犬なら良いのですが、まだ成長期や社会化ができていない若犬は、運動も含めて最低30分以上は外で過ごしましょう。休日はゆっくり多めに。外の世界の適度な刺激は、ストレス解消にもなります。(食糞はストレスも影響します。)

主導型のボール遊びをたくさんしましょう。投げる前にスワレ・マテをさせ出来たら褒めて投げる、出来なければ型で教えて褒めて投げる・・投げたらヒモで回収しながらコイの練習です。

そういう接し方なら楽しくスキンシップもできますし、主導することによって主従関係も深まります。

普段の何気ない接し方も同じで、意味なく声掛けナデナデ抱っこにオヤツ・・ではなく、オテでもスワレでも何でも良いので、「指示→従う→褒める」というパターンを意識することです。


すぐに結果を求めず、長期目線でジックリ取り組みましょう。関係作りと直接の教えを並行しましょう。

では、頑張って続けてください(^-^)


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