ポメラニアン犬のしつけ
甘噛み、吠えが飼い始めより多くなりました。まだ小さいので時間が遅いのでしょうか、眠いので言うこと聞かないのでしょうか。何かアドバイスでもいただければ幸いです。
6ヶ月で家に来たのは少し遅かったですね。何かご事情がありましたでしょうか。犬は3ヶ月から6ヶ月の成長期の間に家族との関わり方や関係を学んでいきます。そこでのしつけがどうだったかも気になります。
7ヶ月はもうそろそろ大人の仲間入りです。子犬ではありません。反抗期の真っ盛りでもありますので1歳までは特に気が抜けません。
さて、あお向けですが、ホームページにも書きましたが急に無理強いしてはいけません。最初はジャレ合いの流れの中でコロンっとひっくり返してみる・・そんなところから始めてください。一瞬でもひっくり返ったらすぐ開放して褒めます。そして徐々に静止時間が長くできるようにしていきます。
また普段の同居時間が短く、ご主人を怖がっているようでしたら、ヒモ付ボール遊びなどで楽しい時間を共有して信頼関係を深めてください。その遊びの流れの中でコロンとひっくり返してみると良いです。徐々にその回数を増やし、静止時間を長くしていきます。
リーダーウォークも最初から無理せず、まずは首輪やリードで遊んであげ、慣れる事から始めてください。慣れてきたら「ツケ」を練習しましょう。
今回は具体的な接し方はお知らせいただけませんでしたが、主従関係は崩れ始めているようです。甘噛み&吠えは、「要求吠え&要求噛み」です。体罰は論外ですが、かまい過ぎや甘やかしがなかったでしょうか。
意味なく見つめる、意味なくかまう・・オヤツをあげ抱っこでナデナデ・・小型犬を飼うとそうしたくなりますが、現実的にはそれらの行為は犬から見ると明らかに従属的な態度に映ってしまうのです。
それが続くと、犬は主従関係を誤認し優位性を感じます。眠い・・つまらない・・少しでも気に入らないことがあれば、吠え噛みます。それがいずれ本気噛みに発展し、手に負えなくなるのです。小さなチワワでもポメちゃんでも同じ事です。
まず大前提は態度の徹底です。犬は相手の精神性をとても敏感に感じます。犬のご機嫌を伺うような従属的な態度を一切見せてはいけません。
触りたい、声をかけたい・・と思われたら、必ず何か指示を出す事です。スワレ、マテ、コイ、ゴロン・・何でも良いので指示を出して出来たら褒める・・それならスキンシップと主従関係の両方が保てます。
褒めすぎはいけません。「良い子」とハッキリ伝え、ポンポン軽くたたいてあげるだけで十分です。かん高い声で「ヨシヨシ、良い子良い子」、ナデナデ・・という褒め方は従属的に映ってしまいます。
そして物事の良し悪しは、具体的に型と音で体現させてあげないと犬の知能では理解できません。吠えも噛みつきも同じです。首輪を軽く引くか口を軽く閉じて「ダメ」・・そこですかさず「良い子」で褒める・・開放するとまた噛みますので再び口を閉じて「ダメ」・・この繰り返しです。そして手を見せても噛まなくなる時があったら、しっかり褒め、反復します。それによってやっと良い事と悪い事を覚えていきます。犬の知能ではそうしないと覚えられないのです。
そして主従関係が出来ていないと覚えようともしないのです。
寝る時間、起きる時間は家族のルールです。犬に合わせることは考えてはいけません。そこで吠えても無視するか、型と音で教える・・あお向け・・です。
まずは無理せず、態度を徹底してください。それだけでも犬は変わります。ヒモ付ボール遊びで信頼を得て、遊びを主導する事によって主従関係を深めます。そこから、あお向け、リーダーウォークに移行してください。
大丈夫です(^-^)必ず結果に出ますから、無理せずあせらず少しずつ毎日積み重ねることです。
では頑張ってください(^-^)
一階と2階にケ-ジがあります。オシッコは一度しつけしましたが、最近マ-キングとして家のあちこちに(両親の部屋や廊下の角など)オシッコをします。
朝と夕方は散歩させ(飼い主の娘)その時にはウンチやオシッコ(マ-キングを含む)をします。また散歩する時の首輪も妻と娘しかつけられません。散歩も娘と妻以外は嫌がりしません。
オシッコを怒ると逆に吠えて噛み付くような態度を示します。娘が一応飼っていますがあまり接っしられず普段は家にいる妻や、父母が昼間家にいます。
まず、しつけがしっかり浸透するまで、放し飼いは止めてください。家族団らんや、誰かが見ていられる時間帯だけ、ケージから出すようにします。そしてケージから出す際は必ずリードを付けておいてください。
(ケージ内に四方と天井が壁になったハウス、トイレ・・この3点セットがストレスもなく、安全で、しつけとしても良いです。)
トイレは失敗するとそれがクセになり、当たり前になってしまいます。失敗例を作らない事です。だからオシッコするような素振りを見せたら直ぐにケージ内のトイレに連れていけるようリードを付けておきます。
またリーダウォークに直ぐ移行でき、現行犯で教えられるからです。吠えた時、噛もうとした時、リーダーウォーク、あお向けをしてください。しつけがしっかり浸透するまではそうしてください。
さて、現実にポメラニアンとご家族の関係ですが、主従関係が逆転してしまっています。だから注意されたり気に入らないことがあると、吠え、噛み付く素振りも見せます。
それから成犬としての権勢本能も強く出てきましたので、マーキングもするわけです。
トイレについてはオシッコする素振りを見せ始めたら、必ず音の関連付けをすることです。(外でした場合にも)。そして、ケージ内のトイレで出来た時、しっかり褒め音を関連付け、反復してください。
物事の良し悪しは全て、そうやって型と音で体現させ教えます。
そして最も重要な事が、主従関係です。トイレの教え方、吠えグセの教え方・・個別のしつけ手法は重要ではないのです。どんなに優れた手法があっても、主従関係がないと犬は言う事を聞こうともしないからです。
あお向け、リーダーウォーク、ヒモ付ボール遊びを続けてください。ただし、これも実はリーダーとしての毅然とした態度を見せるための一つの手段でしかないのです。
大前提は普段の何気ない接し方や態度なのです。
オヤツ、抱っこ、意味なくかまう、好きに散歩させる、甘噛みを許すなど・・従属的な態度を見せ続けてきた結果、主従関係を誤認してしまったのです。
人間からすると犬を可愛がっていただけなのですが、犬の視点は違います。犬を可愛がりすぎる優しさは、犬から見ると従属性に見えてしまうのです。それが犬の本能なのです。
24時間・365日、毅然と接し続けてください。(ご家族全員)。物事は型と音(できるだけジェスチャーも)で根気良く体現させ教えます。
意味なくかまったり、声をかけないでください。かまいたいと思われたら必ずスワレやフセなど指示を出し、出来たら褒める・・あお向け、リーダーウォーク、ヒモ付ボール遊び・・そういう主従関係が積み上がる接し方にしてください。
ポメラニアンも一歳半ですから知能もだいぶ高くなってきていますので、あとは主従関係をハッキリ認識させれば、ちゃんと理解できる年齢です。
もちろん、一夜にして関係は出来上がりません。毎日毎日毅然とやり続ける・・結果はそれに比例します。
では、がんばって続けてください(^-^)
こんにちは、ポメラニアンのしつけ方・・オス1才です。
ケージの中のトイレのフタを外して、シーツを引っ張り出して、噛み千切り、食べてしまいます。
目を離したときに、いつの間にか、食べていたり、留守番で帰宅したときに、ボロボロになっていたりと、シーツを齧るのが楽しいようです。なので、シーツが外れた状態でオシッコをしてまったり、うんちをしてしまったり・・
かじり始めたのをたまたま、見たときは、イケナイと叱るのですが、新しいシーツに交換しても、またいつの間にか。。。という感じで、なかなか、やめることができません。何かいい対処法はないでしょうか?
あとは、チャイムの音に、吠えたり、家の前に人の気配や車が通ると吠えたりするのですが、興奮してしまい大きな声で吠えるので、注意しても聞いてくれません。そのつどケージから抱き上げて仰向け、というようなことはしていないのですが、チャイムが鳴ったときは、そのような余裕がないので。
吠えると、耳を傾けてくれないのですが、こんなポメラニアンのしつけ方はどのようにしたら良いでしょうか?
アドバイスよろしくお願いします。
あお向けもリーダーウォークも、リーダーとしての毅然とした態度を見せるための一つの手段なわけですが、物事の良し悪しは実際に体現させないと犬の知能では覚えられません。
主従関係を作ると同時に、物事は型と音(できるだけジェスチャーも)で根気良く教えてください。
犬は習慣を守ろうとするので、悪いクセがつくと常態化してしまいます。失敗や間違いの機会を減らし、成功の機会を多く作る必要があります。
お忙しいと思いますが、間違いを見逃さず現行犯で教えるよう常に注意をはらわなければいけません。まず吠えですが、飼い主に向かって要求吠えしているわけではないので、あお向けよりもこの場合は体現の方が良いです。
子供さんやご主人に協力してもらって、練習しましょう。片手で首輪をつかんでおきます。チャイムを鳴らしてもらって、吠えたら首輪を軽く引き同時に「ダメ」の音と、口を手で軽く閉じます。当然吠えられませんので、すかさず褒めます。
また開放してチャイムを鳴らすと吠えますので、再度首輪を軽く引き同時に「ダメ」の音と、口を手で軽く閉じます・・止まったら褒める・・この繰り返しです。するとチャイムを鳴らしても吠えなくなる瞬間がきますので、そこでしっかり褒め何度も反復します。
そうやって体現させないと、物事の良し悪しは犬の知能では分からないのです。そして、本当の来客時にはケージ越しに口をつかんで教えることも出来ますし、家に誰か居る場合は、その人に型と音で教えてもらってください。一番良いのは、わざと来客の前に連れて行き、そこで教えることです。他人や他の犬に慣れることは重要です。来客時=教える機会ととらえることも良いです。
もちろん教えても覚えないのは主従関係の不足です。普段の接し方は大丈夫でしょうか。甘やかしや従属的な態度は見せていないでしょうか。オヤツ、抱っこ、意味なくかまう・・犬の視点からは従属的に見えてしまうのです。
かじりや破壊も同じ事です。シーツをわざと見せます。あるいは口のところにわざと持っていきます。そこで首輪を軽く引き同時に「ダメ」の音と、口を手で軽く閉じます。当然噛めませんので褒めます。「吠え」の教え方とまったく同じです。見せても噛もうとする素振りをしなかったら、しっかり褒めて反復します。
それと普段忙しくても現行犯を見逃さないよう意識するしかありません。また、最近はメッシュタイプのしっかりしたカバー付きもあるので、それほど高価でもないですのでそれも良いと思います。
あと運動量や社交面でのストレス発散は大丈夫でしょうか。ヒモ付ボール遊びで自由運動。明るい時間帯の散歩で、社交性の維持も大切です。
では、また頑張って続けてください(^-^)
ポメラニアン、生後2ヶ月と1週間 オスです。
他にうさぎ、猫2匹を放し飼いしています。
父 69歳
母 66歳
だいたい家いおります。母は猫派で、犬中心の生活になり、猫がかわいそうと言ってばかりいます。
息子 10歳
冬休みで毎日家におります。
わたし 33歳
土日は休みですが、平日は18時の帰宅です。色々後片付けをした後、20時から21時くらいまで、相手をします。
犬は息子の部屋におりました。相手をするときだけ、息子の部屋に行きました。たまに、居間や台所に離して呼んだり一緒に走ったりして遊んでいました。すぐにおすわりを覚えました。
しかし、犬のしつけ本のとおり、餌を多用してのしつけであり、餌がないと言うことをきかない、しかも、餌がないと分かると、おすわりと言って座ったあと、うなりながら私にに飛び掛って噛み付くようになりました。
おすわりなどを教えるのが早かったのかと、色々ネットを調べてるうちに、わけが分からなくなってしまいました。
犬を紹介してもらった方から悪いことをしたら叱らないと、と、たくさん遊んであげてください、もし噛んだらのどの奥に手を突っ込むといい・・それを鵜呑みにして実践してました。
噛み付きはも最初は遊びの延長線上と思っていましたが、噛みかたがとても強く小型犬と言えど困ったと思い今回購入させていただきました。
さっそく読ませていただきました。そこで質問です。まだ2ヶ月の子犬です。リーダーウォークをしていいものでしょうか?
今日はじめてリードをつけやってみましたが、うなって足に噛み付いてきましたし、途中で座り込んでしまったり。視線をあわせないでやっていたら気付かなかったのですが、餌をはいてしまっていました。
まだ早いですか?
それとも、それでも毎日やったほうがいいですか?
・愛犬のハウス周りの構成、環境など
みんなの見える場所にゲージをと書いてあったので、今日から居間に置きました。半分に毛布をかけて暗くしています。ゲージにしきりがあり、トイレをおいています。トイレは、失敗したり成功したり、かまわないと、シーツをびりびりやります。だいぶ静かにしてますが、クンクン、ワンワンすると、息子が出してあげたいと言います。出すとおもちゃを預けようとしても、手や袖、腕のほうに噛み付いてきます。今日はひも付きおもちゃでご機嫌に遊びよく眠りました。おもちゃで遊んでいると、唸るのは本能ですか?
唸るのをやめさせることもできますか?
○○様も息子さんも色んな思いがあり、犬を息子さんへのクリスマスプレゼントにされたと察しました。
しかし、ここでハッキリご理解いただきたいのですが、当初息子さんの部屋に犬が居た・・という事で、ある程度息子さんに飼育をまかせようとお考えでしたでしょうか。もしそうでしたら、絶対にそうしてはいけません。また、猫やウサギのような、おっとり可愛いペットのイメージをお持ちでしたら、それも忘れなければいけません。
犬を飼った経験がある大人でさえ、子犬を育てしつけしていくことは、とても根気が要る事です。(技術的には私の犬のしつけ法は難しくないです)。息子さんに任せてはいけません。また、今はまだ息子さん単独で外の散歩に行かせるのはお互い未熟なので危険です。小学校高学年か、できれば中学生になってからが望ましいです。
もう少ししたらお散歩デビューになると思いますが、当分は○○様が見れない時は、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に行ってほしいです。また日中の犬の世話は、おじいちゃん・おばあちゃんがされていると思いますので、なおさら犬のしつけを家族全員で修得しなければいけません。なるべく多くの時間監視し、破壊の注意やトイレも教えなければいけません。
>おもちゃで遊んでいると、唸るのは本能ですか?
↑これは本能です。威嚇というよりは、自然に出る興奮声です。
また、もしオモチャに対してではなく人間に向かって唸るなら、オモチャを取られまいとする、人間に対しての威嚇です。
しかし、それらも含めて今のポメラニアン君の現状を解説します。
犬は本来、親犬と兄弟犬と暮らします。生後数週間でもう走り回り、飛び跳ねたり噛んだりして騒ぎます。それを親犬があお向けや軽く噛んで叱ります。兄弟に噛まれれば痛さが分かります。そうやって初歩的な社会化を学んでいくのですが、ペットショップもブリーダーも販売回転を早くして利益を上げたいですから、子犬を早く引き離しショーケースに閉じ込めます。
犬のしつけや将来を考えているショップは子犬同士で十分遊ばせたり、時には店員さんが犬のしつけをするべきなのですが、それを実践しているお店はごくわずかです。
結果、そのまま新しい家族に迎え入れられるわけですから、犬は何も社会化されていない猛獣状態です。ただただ本能と感覚のおもむくまま行動します。それが今のポメラニアン君の状態です。
ですので、親犬に代わって人間が親となり、兄弟犬の代わりになり、初歩的な社会化から全て教えていかなくてはいけないのです。とても長い道のりで、特に今の知能が低い子犬の状態では、本当に根気が要ります。時間がかかります。まずはそれを理解し、受け入れなければいけません。
では具体的な接し方のお話です。
まずクンクン鳴きの要求に応えてはいけません。要求はエスカレートするだけで、それが常態化すると後に主従関係が完全に逆転してしまいます。ケージ内にトイレと飲み水があって、一日3回から4回に分けてドッグフードを与えていればあとは必要なモノはありません。
クンクン鳴きをしている時間はあえて無視し、鳴きが止んだタイミングで褒めて出して遊んであげてください。そういう事も含めて、あらゆる場面で子供さんだけだとガマンができず一貫した教え方が出来ないです。
それからスキンシップですが、意味なく声かけ・ナデナデ・オヤツ・抱っこ・・・これらは全て止めましょう。犬の本能の視点からは、相手が従属的に見えるだけです。接するときは必ず何か指示→犬が従う→褒める・・そういう接し方のルールにしてください。
ですので、ヒモ付オモチャ遊びなら、まずスワレ・マテができたら(出来なければ型をとらせて)褒めて、投げる。あるいはオテでもスワレでもちょっとしたことでも良いですので、最初に何か一つ簡単なことを覚えさせてください。触りたい・声をかけたいと思ったら、その「指示→従う→褒める」のパターンを思い出してください。もちろん、それがあお向けやリーダーウォークなら、なお良いです。
リーダーウォークですが、生後3ヶ月くらいまではまだ本格的には無理です。骨格もまだしっかりしていないですし、知能も低いです。ですので今は「慣れる」という導入期間にしてください。子犬にとって初めてのことが多すぎると、パニックになります。
首輪もはじめて・・リードもはじめて・・人間にコントロールされることも、並走して歩くこともはじめてですので、遊び半分でいいので慣れさせることを目的にしてください。それからケージから出すときは、常にリードを付けると良いです。暴走も制御できますし、トイレに直ぐ誘導もできます。
3ヶ月くらいになったら、徐々に強化していけば良いです。といっても子犬の場合はすぐ結果は出ませんから、長い目で見てあげてください。もちろんやらない・・という意味ではなく、毅然と続けます。
今は、ヒモ付ボール遊び、あお向けを中心にして、スワレ・マテ・コイ・オテ(挨拶代わり)などの基本動作を教えていきましょう。オヤツは犬のしつけとしても良くないですし、健康面でも良くないので止めましょう。また、あお向けも形や静止時間にこだわらず遊び半分でも良いです。
次ですが、人間への噛み付き・唸る、これは早めに直しましょう。現行犯で間をおかず、すぐ教えてください。
あお向けをしても良いですし、型と音の体現も織り交ぜてください。噛んだら「ダメ」と同時に犬の口を軽くつかみます。当然噛み付きは止まりますので、そこで褒めます。犬が自らしたわけではないですが、悪い型が止まり良い型になったので褒めます。最初はそうやって何度も良い例を作ってあげないと、犬には何が良い事で何が悪いのか分からないからです。手を見せても噛まなければ、そこでも褒めてください。噛んだら再度「ダメ」と同時に犬の口を軽く・・・ひたすらこの繰り返しです。(噛み付き・吠え・唸り、同じ教え方で良いです)。
褒め方はナデナデではなく、「○○良い子!」、で体や頭を軽くポンポンポンとたたいてあげます。
物事はなんでもそうやって、悪い型を止めて・良い型をとらせ褒める。そうやってシンプルに体現させ教えないと、犬の知能では覚えられないのです。そして主従関係が出来ていないと、犬は聞く耳すら持とうとしません。
手を口に突っ込む・・たたくなどの体罰的な嫌悪刺激は不要ですし、犬が誤解すると関係が悪化するだけです。
その他、6ヶ月までが非常に大事な時期です。犬のしつけを徹底することはもちろん、予防接種が終わったら他人、来客、他の動物に積極的に会わせ、社会化させることも重要です。お母様がかわいそうと思われるなら、猫とも遊ばせてください。かえって、子犬の噛み付きを猫が叱って教えてくれると思いますよ(^-^)
今日は以上になりますが、カギはお父様とお母様が握っています。日中、犬と接する時間も多いでしょうし、息子さんの間違いを教えなければいけません。ご両親の理解と協力が重要です。それから、結果を求めすぎないようにしましょう。子犬の能力の限界はあります。態度や毅然さは貫いてほしいですが、子犬のレベルの低さに落胆したり感情的にならないように気長に接してあげてください。
これから子供さんと犬と両方を教育しなければいけませんので大変ですが、あせらず頑張ってください(^-^)
では、またいつでもメールください(^-^)
これからのしつけの仕方、特に甘噛み・ケージに戻したあと鳴いてる場合の対処の仕方をおしえてください。
ポメラニアン(生後2カ月)、女の子、1匹だけ飼っています。
母46、父50代(すいません母に聞かないと分かりません)、娘(私)20、息子18
普段は母、娘しか家にいません。娘の同居時間は朝10時くらいまでと仕事が終わった後の夕方4時頃からずっと。
母は夕方5時から9時まで仕事、それ以外は基本的に家にいます。
初めてなのでどうしたらいいかわからないです。吠えたり噛むような子犬に育ってほしくなくてちゃんとしなきゃと、私だけ神経質になってしまっています。
えさを作ってふやかしている間に名前を呼んで声をかけたり、遊ぶ前に声をかけています。遊ぶ時間は私に時間があるとき、5分から長くて20分くらいケージから出して遊んでいます。1日2、3回遊んでいます。
手や足を甘噛みするので手ではなくおもちゃをくわえさせたりしてました。転がるようにはしゃいでいて、くわえたおもちゃをものすごい勢いで振り回したり、唸りだしたらケージに戻しています。トイレはケージにいるときはちゃんとトイレでしています。
外に出したときは、シートをひいたところでしたりしなかったりです。においを嗅いでまわりだしたら抱っこでトイレの上に移動させています。
どこかのネットで見た、犬のしつけの仕方を見よう見まねでやってみたのですが、甘噛みではなく本気で噛まれているような気がします。もしかして嫌われてしまったのでしょうか。
昨日まではえさを完食したとき、トイレできたときにおおげさによしよしいい子!となでまわしていました。今日はトイレでおしっこできたときは、いい子!といってぽんぽん。
甘噛みしたときやシートやカーペットを噛んだときは仰向けにして、だめ! それか口をおさえてダメ!といっています。あと噛んだときに耳というか顔に息をふきかけたりしました。
噛まれたときにひっこめず逆に押す、というのもやってみたのですが、遊んでいると勘違いされているのかヒートアップして甘噛みをこえて、本気で噛まれているような気がします。あと思いっきり噛んだと思ったらケージに戻して無視、もやってみました。
まだ家にきて3日目、家に慣れさせることに集中したほうがいいのか、もう犬のしつけを始めるべきなのか・・犬のしつけの仕方をどれか一つに統一したほうがいいとは思うのですが、うまく口をおさえられなかったり仰向けにできなかったりと、毎回バラバラになってしまっています。
いろいろな情報がありすぎてどれをやればいいのか分からなくなってしまい、私が悲しくなって泣いてしまいました。
おやつはあげていません。抱っこはケージの外であそんでいてトイレの上に移動させるとき、カーペットから出てフローリングを歩こうとしていたときに軽く抱き上げて元の位置に戻していました。
遊ぶ時間も平均10分くらいを1日2、3回なので、少なすぎてストレスがたまってしまうのでは?と思うのですがどのくらいがちょうどいいのかわかりません。
信頼関係を築けるようにがんばりたいです。よろしくお願いします。
ポメラニアンちゃん2か月ですか・・可愛いでしょうね(^-^)
子犬は生後1週くらいで目が開き、3週くらいで歩き始めます。そして1か月もすると跳ねたり走り回って、2か月ともなると激しく遊ぶようになります。寝床でさわいだり親犬を噛んだりします。
それを親犬は軽く噛んだり、あお向けにして叱るんですね。兄弟も噛まれれば怒って噛み返してきます。そういう経験を何度も何度も繰り返して少しずつ学んでいきます。
でもその大事な時期に親犬や兄弟犬と離されるわけですから、人間の家族が親犬と同じように淡々としつこく教えてあげないと、悪い癖は当然直りません。
今はそういう時期です。甘噛みがあって教える・・当然の時期になります。そして生後2か月は幼すぎます。知能も経験もまったくない小さな猛獣です(^-^)
まずはその当たり前を受け入れてください。しばらくはこの状態が続きます。教えてもなかなか結果は出ませんが知能が低すぎるので、今はそれで良いのです。結果を求めてはいけません。
でもやり続けないといけません。口閉じで教えて褒める・・あお向けにして叱る・・態度を見せる・・続けてください。犬はとぼけた顔をしていますが、家に来て数日で、もう家族のことを認識していきます。
噛んでも叱られなければ、どんどんエスカレートしていきます。意味なくチヤホヤされると、その従属性を本能で感じるんですね。子犬の中ですぐ基準値が出来てしまいます。そこに犬のしつけを始めれば、人間の反応が今までと違うので、犬は当然面白くなく反発もします。
ですので、基準値をしっかりしたものになるように家族で一貫して続けないといけないのです。
今は、まず甘噛みを一貫して叱ることです。感情的に怒るのではなく、毅然と淡々と口閉じで教えて褒める・・結果を求めないで続けることです。
子犬の乳歯は、細長くとがっているので、軽く噛まれてもすごく痛いんです。また、兄弟ゲンカの経験がない犬は、噛み加減も何も知りませんから、強く噛んできます。
今やるべきこと・・
1、期待しない(笑い)。いえいえ、冗談ではなくて何も犬に求めないでください。もう2・3か月かは結果が何も出ないと思ったほうが良いです。それだけまだ知能が低すぎます。でも本能で感じるので、甘やかしや従属的な態度を見せない。
2、遊びながらスワレ・マテを覚えさせる。スワレ・マテを覚えると色んなことに応用できますし、問題行動も制止できます。まずはボール遊びでもしながら、投げる前にスワレ・マテの型で教え褒めて投げる・・そんなところから始めてください。
3、甘噛みを一貫して叱る。口閉じで教えて、叱りっぱなしではなく良い型をとらせて褒める。淡々と続けます。
4、トイレは音の関連付けを意識してください。すぐ結果を出そうとしないで、いつでもどこでも、とにかくオシッコ・ウンチしている場面を見つけるようにして「チチチチ」などの関連付けをしておくことです。しばらくやったら条件(本書参照)を作って音の合図でさせてみます。
しばらくは、それくらいで良いです。一度にアレコレやっても生後2か月の子犬では限界があります。上記の事だけでも、しばらくかかるでしょう。
そして3か月くらいになったら(ワクチン接種が全部終わったら)、まずは数日かけて首輪とリードに慣れ(見せる・臭いを嗅がせる)させてから、付けてみる・・そのまま遊ぶ・・室内で散歩のまねごと・・そんな感じでお散歩デビューの準備をしましょう。そしてリーダーウォークを少しずつ始めます。
まずは1,2,3,4を期待しないで楽しんで続けることです。
【その他】
> においを嗅いでまわりだしたら抱っこでトイレの上に移動させて・・
↑逃さずそうしてください。トイレを指差し(ジェスチャーで場所の関連付け)、「チチチチ」の音で関連付けをしながら褒めてください。
大げさに褒めると従属的になります。叱る時もそうですが、褒める時も同じく感情的にならずリーダーらしく毅然とハッキリ褒めます。ナデナデは従属的なので肩をポンポンするのが良いです。
エサの完食で褒めても犬は理解できないので止めましょう。従属的に見られるだけです。エサを中断させてスワレ・マテが出来たら褒めてまた食べさせる・・これはたくさんしてください。
> 噛んだときに耳というか顔に息をふきかけたりしました。噛まれたときにひっこめず逆に押す・・
↑嫌悪刺激に頼ってはいけません。防衛本能で反応してきます。時間がかかっても態度で示し、型で教える・・にしてください。今は結果が出ない時期ですので、安易な方法は関係が悪化するだけです。
> ケージに戻して無視・・
↑お互い感情的になった時は、それでクールダウンも良いのですが、ケージ=罰のイメージを植え付けないように気を付けましょう。叱りっぱなしにしないで、ケージの中でスワレ・マテの指示を出し、出来たら褒めてもう一度出して遊びを再開・・そうすればケージやハウスに悪い印象が残らないし、良い事を覚えていきます。
> 遊ぶ時間も平均10分くらいを1日2、3回・・
↑もう少し回数を多くしましょう。今は集中力がないので一回の時間は短い方が良いです。徐々に時間を伸ばしていけば良いです。
以上、混乱されるといけませんので、今日は以上にしたいと思います。
追伸:すぐに獣医さんで子犬の検診を受けてください。なじみになる信頼できる獣医さんをすぐ見つけることです。まだ幼いので、しつけもそうですが健康面が心配です。特に暑い夏をいきなり迎えるので、何かあったらすぐ見せることです。取り越し苦労でも良いです。
では頑張って続けてください(^-^)
サークルから出してとキャンキャン泣くたびに応じて抱いてしまいました。抱いてしまえばおとなしくなるのです。ブリーダーさんのところではパピー教室を卒業したそうで、人間に対しての警戒心はないようです。
一週間たってもウンチが緩めでしたので、獣医さんに連れていきましたが、おとなしく膝の上で待てるし、診察も全く恐がりません。本当にいい子にしていました(笑)。獣医さんに止められて今は歩いていませんが、抱いて近所を歩いていた時も本当におとなしいのです。
三度目のワクチンが8月10日、散歩デビューはそれから二週間後とのことでした。備えて一番小さな首輪を買ったのですが、何しろ小さい子なのでするっと抜けてしまいます(抜ける前に口の前で掴まえて早速齧っていました)。
まだ親兄弟と遊びたい盛りなのにひとりで留守番をさせているのですから、仕方がないのかもしれませんが、私が帰宅するとそれこそ大騒ぎになります。甲高い声で「早くサークルから出せ~」と吠えまくります。
帰宅時声をかけたりせず、吠えていてもひたすら無視、サークル内の掃除をしたりして落ち着くのを待ってから、(サークル内ですと、なかなか口を押えるタイミングが難しいのです)サークルから出すようにしているのですが、これでよいのでしょうか?
一度あまりにも煩かったので丸めた新聞紙でバンと床を叩きましたが、静かになったのは一瞬だけ、その後更に激しく吠えまくっていました。興奮させただけだったのかもしれません。因みに夜はサークルに入れて電気を消せば吠えることはなくなりました。
トイレはサークルの中ではちゃんと出来ます。帰宅してサークルから出すと、廊下に置いてあるトイレでオシッコもウンコも出来ます。時々とんでもないところでやってしまうこともありましが、なかなか感がいい子のようです。
ただ、一日狭いサークルの中にいるので、ウンコを踏んで塗れていることがあります。これは仕方がないのですよね?緩めのウンコがサークル内に飛び散った経験から、男の子用の三方を壁で囲まれたトイレを使用していますが、そこで眠ったりしているようです。
今は何でもガジガジ齧るのですが、そのトイレの壁が被害を受けています。でも本日、しつけマニュアルに書いてありましたように、コング(パピー用)に紐をつけて遊ばせたら、大喜びでそれを齧っていましたから少しは改善されるかもしれません。
私の足の親指も狙われましたが、手の指を噛もうとした時に指をぐっと口の奥に入れてダメと教えましたら、やらなくなりました。仰向けは昨日から「ごろん」と言いながらやっていますが、抵抗はしません。あちこち触りまくっています(何処を触ってもOKみたいです 笑)
ポメラニアンが好きで今度の子は四代目です。ただ子犬は本当に久し振りなので戸惑うことばかりです。三つ子の魂ではありませんが、今後のことを考えると責任重大、なんて気負うばかりで、どう犬をしつけて良いのかわからないのが実情です。
いろいろな方がいろいろな犬のしつけ法を書かれていて、どれがよいのか全くわからない状態の中で、やっと堀川様のHPにめぐり会うことができました。オヤツで釣ったり、しつけグッズを使うのはどうなのだろう?と私も思っていましたから、即注文させていただきました。
サークルに飛び散ったウンコの掃除をしていると悲しくなったり怒りがこみあげてきたり(苦笑)。でも子供がいない私には誰かの世話をするということが大切なことなのだと思い直して、こういうことも楽しんじゃおうと気持ちを切り替えようと思います。
支離滅裂な長文になってしまいましたが、これからよろしくお願いいたします。
ご返信ありがとうございます。ホームページ・本書・メールは必ず時々読み返してください。
> こういうことも楽しんじゃおうと気持ちを切り替えよう・・
↑これは大変素晴らしい意識です。そのお気持ちでずっと続けてください。私の犬のしつけが成功し始めたのは、「犬に何も求めなくなってから」です。
上手くいかない時期は、自分の理想(幻想)が高すぎて、犬の現実を理解してあげられなかったのです。私は今でも犬には何も求めません。知能の低い犬という動物の特性を受け入れるようにしています。
そして、犬が今できることよりもほんの少し難しいことを教える・・ほんの少し向上させる・・それができたらまたほんの少し難しく・・ただひたすらこの繰り返しです。
しかし、それは「犬に合せる・・犬のご機嫌を伺う」ということとは、まったく別です。私は犬の要求には一切反応しません。
犬の3か月は、もう赤ちゃんではありません。初日にお仕事を休んで様子を見られたのは正解ですが、犬の要求に応じた抱っこがいけませんでした。犬はもう最初の数日の印象で、相手が自分にとってどういう存在か感じ始めていきます。
犬の中で基準値が出来上がってしまうんですね。
でもブリーダーさんの所に3か月まで居たのは良かったです。犬は生後1か月から3か月の間に初期の社会化を果たします。兄弟ゲンカで、はしゃいで騒いだり、親犬を噛んだりしますから、親犬に何度も何度も叱られます。兄弟にも噛まれます。そういう経験を何度もして、甘噛みなどしてはいけない初歩的なことを学んでいきます。
ポメちゃんの甘噛みを叱ってすぐ直ったのは、ある程度理解していたからです。これが生後2か月前に引き離されると、噛み癖も強く情緒が不安定な子犬が多いです。
抱っこで大人しくなるのは、安心もありますが、高い不安定な場所が犬は苦手だからジッとする・・という面が大きいです。
もう抱っこは止めましょう。犬の要求に応える従属的な態度が、関係に誤解を与えます。それと、犬同士では体を合わせる時に、必ず上位の犬が下位の体の上に自分の前足やアゴを乗せてきます。これは、体位が関係を表しているのです。マウンティングなんかも同じ理由です。
ですので、抱っこやヒザの上に乗せる行為は誤解する犬がいます。
接する時はいつでもどこでも、必ず「主導」にしてください。犬の要求には一切合わせません。触りたい、声をかけたい・・と思われたら、意味なく声掛けナデナデ抱っこではなく、オテでもスワレでも何でも良いので、何か指示を出し出来たら褒める・・出来なかったら型で教えて褒める・・という癖をつけてください。
ボール遊びでも投げる前にスワレ・マテ、できたら褒めて投げる・・出来なかったら型を作って教えて褒めて投げる・・
ゴハン前もゴハン中もスワレ・マテ、できたら褒めて食べさせる・・いつでもどこでも何でも「主導」です。これなら楽しくスキンシップも取れるし、主従関係も深まっていきます。
吠えは現行犯で、一貫して捕まえて叱って下さい。「ダメ!」と同時に厳しい視線を送り、犬の口を手で閉じます。そしてそこで「シ~!」の音の関連付けをしてください。(威嚇的に追いかけない)。
犬に近づいたり、解放した時に吠えなければ「シ~!」の関連付けと同時に「○○良い子!」とハッキリ伝え、肩をポンポンして褒めてください。大げさや猫なで声でナデナデはNGです。
静かにした状態(良い型)と「シ~!」の音が関連付けされると、いずれは吠えた時に離れたところからでも「シ~!」の指示で止めるようになります。
そして、どんな教え方も叱っても褒めても、関係次第でその吸収力が全然違ってきます。だから関係作りが大切なのです。そしてそれは手法の上塗りではなく、物の効果でもなく、毎日積み上げた主導や態度による、お互いの「意識」からの本当の関係作りでなければいけないのです。
とは言っても、生後数か月はあまりにも知能も経験も何もない小さな猛獣状態ですので、しばらく結果が出にくい時期が続きます。6か月過ぎると反抗期もあってまた大変です。この1年が勝負ですが、苦労した分良い思い出になりますし、関係も深まります。
一切期待しないで、淡々とやり続けることです。
では、頑張って続けてください(^-^)
その節は丁寧にご指導下さいまして、ありがとうございました。おかげさまでポメA子は気が強いながら、私の言うことはよく聞く良い子になっています。
実は、2か月前にポメA子のお婿さん候補としてポメラニアンの男の子(仮名:ポメB男)を迎えました。この子は生後5か月過ぎに我が家に来たのですが、ブリーダーさんの元でずっとお母さん犬と一緒に生活していたためか甘えん坊ながら、おとなしくて言うことをよく聞く、本当に飼いやすい良い子です。
ポメA子のことが大好きでいつも後を追いかけています。ポメA子に怒られながらも、めげません。ポメA子もまんざらでもないような、微妙で不思議な関係を保っています。二匹とも少しづつ大人になり、今ではトイレもほぼ完璧ですし、散歩も楽しんでいます。
今回の相談は、三匹目のポメラニアンの男の子の件です。実は昨日、ブリーダーさんより、1歳2カ月の男の子を迎えてしまいました。この子(仮名:ポメC男)もおとなしくて良い子なのですが、あちこちマーキングをして困っています。
そもそもブリーダーさんがこの子の里親を探していたのは、玉が下りていなくて種雄にならないから、手放したいということでした。成犬でも小さめですので、このまま玉が下りないかもしれないそうですが、おとなしくて可愛い子ですので、引き取りました。
この子は外に出たこともなかったそうですが、今朝はのんびりながら散歩をしました。おいでと言えば喜んで近寄ってきますし、食事前のマテも出来るようです。この辺りはポメB男と同じように、従順な子なのかもしれません。
二匹目のポメB男はおしっこをする時も足を上げませんし、マーキングも一切しません。玉がまだ下りていないということもあるのかもしれませんが、どちらかというと、ポメA子の方が、女の子にもかかわらずマーキングに近いようなこと(気に入らないことがあるとトイレに行ってちびちびおしっこをしていました)をすることがありました。
マーキングという行為は玉のあるなしには関係ないのでしょうか?またマーキングをやめさせるにはどうしたらよいのでしょうか?
それから現在、三匹は上下二つのケージにいます。上のケージには男の子二匹、下のケージには女の子のポメA子がいます。ケージ内のキャリーケースが寝床ですが、男の子のケージにキャリーケース二個は入りませんので、代わりにベッドを入れて
います(キャリーケースとベッドが入れてあり、好きな方で個々に又は一緒に寝ています)
全体がすのこのケージですが、三匹目の子はまだケージ内ではおしっこをしていないようです。ケージから出すと、おしっこやうんちはちゃんとペットシーツの上でします。でもその後、ちびちびマーキングをして歩くのです。叱ったのですがわかったかどうか・・
ブリーダーさんのところでは、多分狭いケージの中で生活していたと思いますので、ケージには全く抵抗がないようです。動きも二匹目の子と同じでのんびりしています。
男の子二匹を同じケージに入れているのは何か問題がありますか? 今のところ、男の子同士の喧嘩はないようです。 木雪が新しい子にじゃれついて、新しい子が吠えていましたが、男の子同士は仲良くやっています。(男の子はどちらも気弱?)
心配なのは、三匹目の子を真似てポメB男が足を上げておしっこをしたり、マーキングをしたりするようになってしまうのでは?ということです。今までもペットシーツの引裂き等、ポメA子の真似をしていたようなところがありましたので・・・
長いメールになってしまいましたが、よろしくお願いいたします。
今回は心配しないで良いです。
3匹目のポメラニアン君は、まだ家に来たばかりですし、1年以上違う環境で暮らしてきたわけですから、非常に興奮している状態です(落ち着いているように見えても)。
状況がまだ良く把握できていないので、不安でアチコチにマーキングしますし、それ以上にケージ外の環境に慣れていないので興奮でチビっているのです。
犬の意図的なマーキングではないので、叱らないこと(意図的であってもトイレのしつけは叱らない)です。それと、新しい家にきた最初の2・3日は、ケージから出したり構ったりせず、静かに落ち着いて慣れさせることを重視してください。
今は常に興奮して落ち着かない状況ですので、アレコレ気にしないことです。教える時は静かに淡々としましょう。
また当然他のポメラニアン達も、知らない犬が急に来たわけですので興奮もします。マーキング的なこともしたくなります。人間は自分の家族と思って犬を連れてくるので良いですが、他の犬達には知る由もありません。それは理解してあげて、犬同士が慣れるまでは、本来は少しずつ距離を詰めながら徐々に慣れさせるべきです。
それから、チビチビオシッコ(マーキングも含む)のしつけですが、叱っても犬は理解できません。まずは、怒って興奮させるようなことはしないで、冷静に淡々と型で教えることと、失敗を常態化させないように、しつけが浸透するまでは犬をケージから出す際はリードを付けて持つようにすることです。
それなら行動が主導できて、自然なリーダーウォークになっていますし、トイレへの誘導もできます。それと、余計な興奮をする必要がなくなるように、社会化をしっかりすることです。
犬や他人に多く会わせて慣れさせれば、権勢したり興奮する必要もなくなるわけです。
ですので、家のポメラニアンちゃん達もまずは静かに3日ほど慣れさせ、その後なるべく一緒に行動させて、早く家族にしてあげることです。今はまだ、知らない犬が来たばかりですから、興奮のチビリもマーキングもしたくなるのは自然なことです。
>男の子二匹を同じケージに入れているのは何か問題がありますか?・・
>ポメA子が新しい子にじゃれついて新しい子が吠えて・・
>男の子はどちらも気弱?・・
↑問題ありません。ごく自然なことです。オスメスどうこうではなく、「先住犬」が上位になるのは自然なことですし、そうさせるべきなので良かったです。
>心配なのは、三匹目の子を真似てポメB男が足を上げておしっこをしたり、マーキングをしたりするようになってしまうのでは?・・
↑ちゃんと関係作りをして、型で根気よく教えていけば大丈夫です。ただし、3頭もお飼いになられたのですから、忙しさのご覚悟・ご努力はもちろん必要ですよ(笑い)
では、頑張って続けてください(^-^)