犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬の拾い食いのしつけ


Q.ご質問:
現在の犬の問題行動は、拾い喰いです。また、他の質問内容は、散歩時間(程度)リーダーウォークです。

愛犬(シェルダン犬);19週目 13kg オス(去勢未 ← 今後1~2ヶ月以内に去勢予定)
 愛犬は他には居なく、愛猫が1匹居ます。

人間;旦那(30歳)とわたし(33)

犬は屋内飼いです。居間にハウスがあり、食事.散歩.遊びなど以外はハウスに居ます。犬を迎える前に、自分なりに勉強してみました。なので、無駄に話しかけたり.撫でたり.自由に家の中を歩きまわらせたりはしていません。

物を追いかけるのが好きなので、ラグビーボール(本物より小さいサイズ)や引っ張りっこを私たちが投げて、それを犬が追いかけ拾ってくるという遊びを1~3日に1回、30分前後行っています。1~3日というのは、犬がこの遊び道具に全く反応しない時があるためです。

旦那と引っ張りっこをしています。が、3日に1回程度(旦那が疲れていない時)です。私も引っ張りっこをしてみたのですが、引っ張るチカラに問題があるのか、すぐに犬が飽きるので現在わたしはコレで遊んでいません。

散歩は朝夕(又は夜)の2回。各30~60分で、計1時間~2時間になります。少しずつ、時間を減らしたほうが良いのでしょうか?

散歩デビュー前は、庭で追いかけっこやボール遊びをしていましたが、いつもチカラがみなぎっていて、どう犬のパワーを発散させようかと悪戦苦闘でした。散歩デビュー直後は、まず慣れさせるために、近所を10~15分散歩。でも溢れ出るパワーというかチカラというかが、留まることなく、現在の散歩時間となっています。

リーダーウォークを散歩デビュー直後から始めたのですが、一時期、大型トラックに怯えるようになり散歩嫌いになったことがあります。近隣で建築ラッシュが進み始め、大型.超大型トラックが朝の6時過ぎから走るようになってしまったのです。

なので、この時期はリーダーウォークを一切無視して、慣れを優先に考え、トラック等が来るたびに「大丈夫だよ」「これは大きいねぇ」など声掛けをしながらの散歩(短時間、短距離)をしていました。

リーダーウォークなのですが、まだまだ不完全です。というか、5m私にぴったりついたと思ったら、鳥を見つけて走り出そうとしてみたり、おいしそうなものがあれば寄って行き、と、悪戦苦闘中です。

『徐々に私の横に付く時間が延びていく』という考え方で、大丈夫でしょうか?
仔犬ですし、いろいろなものに興味があるのは当然だと思うのです。その魅力に勝てず、走りだしたくなることもあると思うんです。

33歳の私でも散歩中に見たこともない色の鳥が居れば、立ち止まって観察したくもなりますし。いろいろなものを見たり感じたりできるから、散歩は楽しいのだと思っているので、今日の散歩ではリーダーウォークが5m5回も完璧にできた。とか今日は10メートルできた。とかでも大丈夫でしょうか?

リーダーウォークが不完全な為か、犬の拾い食いのしつけに悩んでいます。
練習したのは、道路にエサを置いてそのそばを歩いて、犬が食べそうになったらリードを引いて食べさせない。おすわり、まてをしてエサを私が拾い、私の手から食べさせる。これで、食べ物は人からのみもらうといのを教える。といものでした。が、全く直りません。

散歩に出ると、食べられそうなものがたくさんあります。そして、私の気づきが遅かった場合、食べます。早食いです。犬の糞、鳥の糞、大きな公園に行けば野生のリス.ポッサム.ウサギ.カンガルー等が居て、いろんなトコに糞があります。

また、日本の環境と違い、ゴミ箱があっても、すぐ近くになければ道端にごみを捨てる人たちがまだまだたくさん居ますし、タバコの吸殻は道に捨てるものだと思っているかのように、散乱しています。

拾い食いがあるので、行ってみたい公園などには行けません(ごみや犬の糞が多い為)。拾い食いがなくなれば、公園で好きなだけ走らせてあげることもできるのですが...。(日本にあるようなドッグランはありません)

リーダーウォークができるようになれば、こちらは改善されるのでしょうか、それとも、何か止めさせる方法はあるのでしょうか?

あお向け固めは、庭に穴を掘り始めたり.甘噛みをすぐに辞めなかったりしたときに行っています。もともと誰にでもすぐお腹を出す仔なので、現在はそんなに苦労していません。

反抗期突入が、少し怖い今日この頃です。
長文失礼いたします。
ご指導よろしくお願いします。


A.お答え:生後5か月ですね。もう犬はこの頃になると、だいぶ体もしっかりしてきて体力もつき、やんちゃな盛りです。リーダーウォークや遊びも積極的にやっていきましょう。

ただ、まだこの時期は知能が非常に低いです。生後8か月くらい過ぎてくると、知能がついてきて、そこから色んな経験を通じて学び落ち着きも出てきます。

ですので、それまでは知能の低い小さな猛獣状態ですので、結果を求め過ぎず淡々とやり続けなければいけない、一番難しい時期なんです。

シェルダン君は良い子ですよ(^-^) 自分からお腹も見せるし、吠えや噛み付きも大きな問題がないです。飼う前から、犬のしつけを勉強されたのも良かったです。

さて、ではリーダーウォークのお話です。まずは、簡単な条件下から始めると良いです。誘惑がたくさんある外で、なおかつ食べ物を使って・・となると、犬にも急にハードルが高くなるので、まずは優しい条件からです。

まず誘惑の少ない家の中で、しっかりリーダーウォークができるようにしましょう。時間を見つけてはリーダーウォーク・・特にゴハン前に入念にやることで主従関係がより明確に伝わります。毎日続けましょう。

犬のしつけでは、個別の手法にこだわってはいけません。トイレを教える手法・・拾い食い防止・・吠え対策・・など、各々の手法にこだわるのではなく、犬が「教えを聞きたくなる関係作り」を重視してください。関係ができれば、シンプルな教え方でも犬は覚えようとします。

どんなに良い教え方をしても、叱っても褒めても、関係次第でその効果がまったく違ってくるからです。

まずは普段の何気ない接し方、あお向け・リーダーウォーク・主導型ボール遊びを通じて関係作りです。

そして、室内でのリーダーウォークがスムーズになってきたら、誘惑を追加して練習してみましょう。フードを使った練習は正解でした。ただし、そのあとご褒美で手で与えたのは良くなかったです。

結局は犬各々の解釈次第なのですが、ゴハン時以外に食べさせることで、もうそれを誤解する犬がいます。それと、手で直接与える態度が従属的に映る場合があります。「ゴハンの時間だけ決まった食器で」という条件付けの方が良いです。

とは言っても、犬のしつけで拾い食いは最も難しいしつけになります。犬は生来のスカベンジャー(掃除屋)ですから、拾い食いは本職であり、生きるための大切な本能だからです。石ころでも何でも有機物の臭いがすれば何でも飲み込みます。

特に今は知能も低いですので、根気よく関係作りと教えの連続です。

では手順です。部屋や廊下に点々とドライフードを置きましょう。リードを短く持ち、フードのある地点へ行きます。当然犬は頭を下げ食べようとするので、そこで「ダメ!」と同時にリードを少し引き犬の口がフードに届かないようにします。そしてマテの指示で首輪をつかみ、犬の肩をポンポンして褒めてください。

フードは食べさせません。「リーダーに褒められて嬉しい」・・これがご褒美となるような関係作りをしなければいけません。時間はかかりますし大変ですが、でもそれを見ることで信頼関係と主従関係がどれだけできているか・・足らないか・・というバロメーターになるのです。

褒めたらリードで誘導して、また次のフードを置いた地点でまた同じ教えをします。ひたすらその連続です。毎日やり続けて、しっかりしてきたら、今度は外のリーダーウォークです。ただし、そこでも急にフードを使わないで、まず外の環境下でリーダーウォークそのものがしっかりできるようになってから、フードを使って練習しましょう。

犬のしつけは何でもそうですが、まずは一番優しい簡単なことから教え、出来たらもう少し難しく・・またそれができたらもう少し難しく・・という段階を作ってあげると良いです。

犬も飼い主さんも自信が付き、お互いに信頼感が生まれます。特に知能の低い子犬は、ゼロ→100は無理なんです。

それからボール遊びですが、動きが独特でないと犬は結構飽きます。特に子犬は知能も低いし集中力がないので、意外とすぐ興味が薄れます。かえって成犬の方がモクモクと遊びます。

オーストラリアでも「コング」は入手できるんじゃないでしょうか。大きめのホームセンターやペットショップで探してみてください。楽天などのネット通販でも、海外配送できる物もあります。

コングは良く跳ねるのと、動きが不規則なんです。ラグビーボールも、それほど変則的な動きはしないはずです。それと、コングは穴が開いていてヒモを付けられるようになっているので、ヒモを引いたりして動きを加えることもできますし、回収しながら呼び戻しの練習もできます。

>『徐々に私の横に付く時間が延びていく』という考え方で、大丈夫でしょうか?

↑そうです。徐々に知能も高くなっていきます。経験や慣れも必要です。関係作りも直接の教えも必要です。あせると悪循環になるだけですので、やるべき事を淡々とやり続け、犬の成長と結果を待つ・・楽しく続ける・・そういう意識でのぞまれると良いです。

では、頑張って続けてください(^-^)


 


質問内容こんにちは、前回はアドバイスありがとうございました。

犬の今は、すっかり吠えたり無駄に噛んだりせず穏やかになり、とにかくペロペロたくさん舐めるようになりました。

反抗期もあり、リーダーウォーク中に座り込んで拗ねた顔をして絶対に動こうとしない時期もありました。笑

何日も、動かなくても動くまで待ち徹底してリーダーウォークを続けたら、こちらを見てしっかり付いてこられるようになりました。

今回お聞きしたいのは、拾い食いをしない練習についてです。

過去の質問を色々読み、大体のやり方は理解し実践しているつもりなのですが、アドバイスお願いします。

フードを床に置き、食べようとする時リードを引き「ダメ」「待て」と言うと、おすわりをします。そこで「いいこ」とポンポンすると「ヨシ」と思うのか必死に食べようとします。

そこでまた「ダメ」「待て」「いいこ」の繰り返しをし、通り過ぎ、またその地点で同じことを繰り返しています。

何度か行い、最後に私が床のフードを回収し、リーダーウォークを再開し、その後ご飯タイムにしています。このやり方で大丈夫でしょうか?

それと外に出ると一切おすわりや待てができません。こちらも練習し始めたばかりなのですが、あちこち興味津々でこちらを見てくれません。まだまだリーダーシップ不足だと感じております。

まずは何よりリーダーウォークが一番大切で、関係をしっかり築くことが一番の方法だと思っています。しかし、それと同時に他にも何かできることはありますでしょうか?

基礎的なことですが、アドバイスよろしくお願い致します。

 

返答内容

しつけは順調に進んでいるようで良かったです。この調子で頑張って続けてください。

ただし、実はまだまだこれからなんです。前回までのメールから、おそらく犬の月齢は今6か月半くらいでしょうか。

これから7・8か月過ぎてくると、急に知能が高くなります。でも、まだ経験や関係作りが乏しいので、ズル賢さだけが目立つようになります。

自我・独立心・権勢本能が強く出てきますので、散歩で歩かない・引っ張る・指示を無視する、ということがまた出てきます。

まだまだ1歳過ぎるまでは不安定ですので、そのおつもりで大きな気持ちで接してください。

さて、拾い食いのしつけですが、それで良いです。続けてください。

犬の拾い食いというのは、犬の一番強い本能です。何万年もそうやって生き抜いてきました。犬にとって拾い食いは生きることそのものですので、そう簡単には消えません。さらに、まだ知能も経験値も低いです。

直ぐに結果は求めないで、日々一貫して教えるしかありません。もちろん関係作りもです。

床に食べ物を置いて練習した後、すぐに食器でヨシで食べさせてください。「食器+ヨシ+食べる+褒められる」この4つを関連付けて定着させることです。それ以外は一切食べ物を与えないことです。

>それと外に出ると一切おすわりや待てができません・・

↑これは興奮の要素がかなりあります。外での拾い食いも同じ要素があります。

感情的にならないように気を付けましょう。環境に適応するのを待ってあげることも必要ですし、指示だけでムキになってさせようとしないで、もうこちらから型を作ってあげることです。

犬の首輪をつかんで、ちょっと後方下方向に引いてあげながらスワレの声掛けて、型を作ってあげてください。褒めてあげてください。

哺乳類には経験が必要です。外の世界で過ごす経験、良い型を作って褒められる経験・・とにかくシンプルに体現で経験させてあげてください。

そして、普段の何気ない接し方も、気を緩めず、毅然さと主導性を保って主従関係を崩さないように意識を高めていきましょう・・・

 

 


質問内容
こんにちは。いつも適切なアドバイスを有難うございます。
2ヶ月前に我が家に来たわんぱくヨーキーも、月齢10ヶ月を超えました。
あれから家の中ではなんとかリーダーウォークが出来るようになり、歯磨きも嫌々ながらもさせてくれるようになりました。歯磨きが終わって「いい子だったね」と褒めると、「嫌だったよぉ~」という感じで私の膝に顔をうずめてきます。

今回は、1日のスケジュールについて、直すべき箇所があればご意見を頂きたいのと、お散歩中の拾い食いのご相談をさせて頂きたく、メール致しました。

【1日のスケジュール】
①朝起きると少し「キューイ、キューイ」と鳴くので、鳴きやむまで放っておいて、鳴きやんだらケージのカバーをはずしてあげます。そしてウンチの始末とトイレシート、水の交換をします。この間、ケージの中で2本足立ちで何かを要求しますが、無視しています。

②まず私が朝ごはんを済ませるのを見せた後に、ごはんをトレー(早食い防止のために、突起のついた大きめのトレーを使用しています)に載せ、ケージの中で「スワレ、マテ」をさせます。マテの状態が出来たらトレーをケージの近くに運びますが、運ぶ途中で勝手に動き出したら、引き返して、きちんとマテの状態が保てるようになるまで待ちます。(きちんと出来るまで、行ったり来たりを繰返します)

トレーを運ぶ間、マテの状態を保てていれば、トレーをケージの外に置いて、マテをさせたままリードをつけます。(この時、リードや私の袖口を噛みにくることもありますが、「マテ」と言って止めさせます)
その後、ケージのドアを開けて、ケージとごはんの間くらいの所を「ココ」と言って指さして外に出します。(今のところ、指差した所できちんと止まれませんので、リードを引いて座らせます)

この後、リードを持った手を離しますが、そのままその場で座って待っていますので、しばらく待たせた後、「ヨシ」で食べる事を許可します。待たせている間は、私とトレーの方を交互に見ています。

今まではそのまま最後まで食べさせていたのですが、今日初めて、食べている最中にリードを引いて「マテ」をさせてみました。一度口に入れたものに対する執着はすごいので、まだリードなしでは難しいようです。

③ごはんの後、「ハウス」でケージの中に入れてトイレをさせ、「スワレ、マテ」の後、「ヨシ」と言ってケージの外に出し、そのまま5分ほどリーダーウォークをしてから、お散歩に行きます。マンション内は歩かせられないので、抱っこして外まで行き、毎日コースを変えて、人や車通りの少ない所でリーダーウォークをします。時間的には30分から50分程度ですが、距離的には50メートル程度を行ったり来たりという感じになってしまいます。他の犬が近づいてきた時に飛びつこうとするので、リードをちょんと引いて「スワレ、マテ」をさせ、見送らせるようにして、うまく出来たら褒めるようにしています。相手が好んで近づいてきた時は、仕方がないので交流させるようにしています。

④お散歩が終わったら、「ハウス」でケージの中に入れます。しばらくは2足立ちで要求しますが無視しているとあきらめてベッドで寝ています。お昼の12時頃に先住犬におやつをあげると、また2足立ちで要求しますので、「スワレ、マテ」でしばらく待たせた後、「ヨシ」と言ってビルバックチュウを1本あげます。(私がチュウを袋から出す間は2本足でぴょんぴょんしています)
チュウをあげた後、私がケージの近くにいると、取られると思うのか、「うっ~」と唸りながらあわてて食べようとするので、あまり近くに寄らないようにしています。

⑤午後5時頃に先住犬にごはんをあげますが、先住犬が食べている間は2足立ちでピョンピョンして要求しまくります。ピョンピョンしなくなった頃を見計らって、②の朝ごはんと同様の手順でごはんをあげます。

⑥ごはんが済むと、10分~15分ほどボールとヒモ付コングで遊びます。私が縄ボールを投げて「トッテオイデ」と言って取って来させ、「チョウダイ」で縄ボールを離させ、うまく離せたら褒めます。(褒めるときに身体を触ろうとすると指に注意が行って噛むような気配があります)
ボールに飽きたら、ヒモ付コングで遊びます。「スワレ、マテ」で待たせてから、「ヨシ」でコングを離すと、飛んだりはねたりしてものすごい勢いでコングを追いまわします。コングを口でつかまえると、「うっ~」と唸りながらなかなか離そうとしませんので、ヒモを引っ張って引き寄せ、「チョウダイ」といいながら口から取り上げます。口から離れたところで「いい子」と褒めます。

⑦その後、20分ほど家の中でリーダーウォークの練習をします。やり始めは引っ張ろうとしたりとび跳ねたりしますが、1~2分ほど続けると横について歩けるようになります。横について歩く間は私の顔を見上げてくれますが、私はあえて犬の方を見ないようにして歩き続けます。たまに自分の行きたい方向に行けないときに「キューイ、キューイ」と鳴くことがあります。

⑧その後、ケージの前で「スワレ、マテ」をさせた状態で、歯ブラシにビルバックのチキンフレーバーの歯磨き粉をつけ、「ハミガキ」と言って歯ブラシを鼻の前に持って行ってから、歯磨きを開始します。嫌そうな態度ながら、激しく抵抗することもなくなり、なんとか歯磨きをさせてくれます。

⑨歯磨きが終わったら、「ハウス」でケージに入れます。最後に大好きな牛皮ガムがもらえるとわかっているので、2足立ちで要求しますが、ガムを見せるとすぐに自分から進んで「スワレ、マテ」をして待っています。目の前に持って行ってしばらく我慢をさせてから「ヨシ」であげます。
昨日、食べている間に一旦ガムを離すことを覚えてもらいたくて、「オフ」と言ってみたのですが、がっちり咥えて離さず、逆にあわてて一本丸ごと飲み込んでしまい、目を白黒させて苦しそうにしていました。あわてて口に指を入れて吐き出させましたが、まだまだ無理だったと反省しました。

⑩ガムを食べ終えたら、犬の方も1日が終わったと思うようで、ケージでおとなしく寝ているので、トイレシートを交換してから夜7時~8時頃にケージにカバーをかけて、リビングとケージのある部屋を仕切っているふすまを閉めます。後は、朝までおとなしくしています。


【お散歩中の拾い食いについての相談】
現在、お散歩中はほとんどリーダーウォークが出来ていない状態で、葉っぱや枝、石ころなどを拾い食いしています。始めの頃はこちらもあわててしまって、無理やり口から出させようとしたのですが、本気で噛んでくる上に、取られる前に急いで飲み込んでしまいます。

今後、家の中でリーダーウォークの練習をしつつ、部屋の中におやつを撒いておいて、拾い食いをしないようにしつけをしていくつもりなのですが、その間、外にお散歩にいった時にどのような対応をすべきかを教えて頂きたいのです。

ネットでも色々な対処法が書かれていました。例えば、

◆ごはんはトレーに入れて一度にあげるのではなく、常に手からあげるようにして、手の方に注意が行くようにする。お散歩中も手の方を気にして顔を上げて歩くようになるので、手の中のごはんをあげつつ歩かせる。また、手の方に注意がいっているタイミングで、アイコンタクトも練習する。

◆わざとおやつを目の前に落としておいて、食べようとしたら「ダメ」と言ってリードを引き、食べようとするのを止めたら褒め、そのおやつを手の上に載せて食べさせる。

◆人がおもちゃやガムを握った状態で犬にくわえさせ、「オフ」と言って、口から引っ張る。口から離れたら褒める。それができたら、人が握らずに最初から犬にくわえさせた状態で「オフ」と言って、口から離れたら褒める。

◆犬が口に入れた瞬間におやつを見せて、「チョウダイ」と言って交換する。
※これはボール遊びの時に出来ていたので試してみましたが、おやつを見せて「チョウダイ」と言うと、あわてて飲み込んだ上にさらにおやつを食べようとするので、全く効果がありませんでした。


現時点で、お散歩中に拾い食いをしようとした時や、実際に口に入れてしまった時は、どのように対処すべきでしょうか?リーダーウォークの練習中は声をかけたり、気にするような素振りもいけないということなので、都度「ダメ」とか「いい子」とか声をかけるというのはどうなのかとわからなくなってしまいました。


返答内容
順調に育っているようで良かったです。一番難しい時期は過ぎて、知能も高くなってきました。これから落ち着きが出ていきますので、色々覚えてくれます。

ただし、まだ成長期の真ん中くらいですし、経験も乏しくて主従関係も完成する時期ではありません。

やるべき事は毅然と続けて、子犬の成長も待ってあげないといけません。


では今日は二つアドバイスです。

まずゴハンですが、なるべくケージの中で食べさせてください。ケージの中で安心して食べさせる方が、興奮や独占欲も少なくて済みます。

ケージ好きにもなります。

マテやおあずけを教える時は、ケージの扉を開ければ出来るはずです。

それと、あまり難しい要求をいきなりしない方が良いです。さすがにゴハンが目の前にあってアレもコレもさせるとパニックになります。

最初は2秒マテ→すぐ褒めてすぐヨシで食べさせる・・次の日は3秒・・1週間は3秒・・次の週は4秒・・など、優しいレベルから適応させてください。

あまりにも無理難題を犬が訳も分からないままやっていると、信頼関係が上手く育たない場合があります。優しいレベルから始めて、成功させるように工夫して、褒めて自信を付けさせることです。お互い自信になります。


主導型のボール・コング遊びは良いです。その調子で続けてください。

そしてその中で拾い食いも教えていきましょう。

条件としては、なるべく空腹ではない状況で、ある程度遊んで興奮を発散し終わった状況が良いです。これもハードルを低くして成功させるための工夫です。

犬にリードを付けて短めに持っておきます。お部屋の床や廊下にドライフードを点々と置いておきましょう。

そこを歩いていき、犬が食べそうになったら「シ!」などの注意音と同時にリードをチョンと引き上げて注意しながらポイントを通りすぎます。そこでポンポン褒めます。

また次のポイントで同じことを繰り返します。

手で食べさせたり、ご褒美で食べさせたりしないことです。

食べ物は、自分のケージ内でいつものお皿でしか食べさせないようにして、条件付けしたほうが良いです。また、手で食べさせたりすると従属的になりますのと、それが癖になり要求されます。


ただし、この拾い食いに関しては、本来は犬の大切な本能でもありますので、すぐに結果は期待してはいけません。

特に外での拾い食いは、お腹が空いているからというよりは、外の世界の興奮の要素で半パニックになっていて、とにかく何でもかんでも口に入れてみたい衝動にかられている要素が強いのです。

これは成長に伴って変わっていく部分もありますし、経験を積むことも大切ですので、時にはあえて枯葉くらいは口に入れさせてみた方が良いです。「落ちている物は大体食べれない物なんだ」ということも理解していきます。

そして「興奮の要素」とお話しましたので、外の世界に慣れさせることが大切です。

安全な場所を見つけたら、そこでノンビリ座って、周囲を犬にウロウロさせることです。

そこで周囲にある葉っぱや小石を口に入れさせてみてください。落ち着いた状況で噛んでみれば「これは食べれないんだ」ということは理解します。

容易に飲み込めないように、少し大きめの物を犬の前にチョンと投げてみてください。

危険でない程度に、経験を積ませることも必要です。とにかく、天気の良い日はなるべく外で長く過ごすようにしましょう。

外の移動中のリーダーウォーク中は、少し早歩きにして頻繁に止まったりと、犬に気をそらさせないようにすると良いです。


>犬が口に入れた瞬間におやつを見せて、「チョウダイ」と言って交換する。※これはボール遊びの時に出来ていたので試してみましたが全く効果がありませんでした・・

↑他者の犬のしつけ情報を好きな部分だけつまみ食いすることは最も危険です。「この人の方法で行こう」とお決めになられたら、その人以外の方法は遮断してください。

特に私の犬のしつけ法・環境作り・何気ない接し方などなどは、すべてがつながっています。表面的な調教は意味が無く害だと色んな所で申し上げています。しっかりお守りください。

手法のつまみ食いは、それを受ける犬にとっては矛盾なのです。そのギャップがストレスなのです。

それをお守りいただけないようであれば、私はもうアドバイスすることはありません。


まだまだ犬が幼いのですぐに結果を求めないで、主導型の遊びを中心に主従関係を作り、家の中で練習し、成功しやすい条件のもと、コツコツ練習していきましょう・・・

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毎回ご丁寧な回答を頂き、ありがとうございます。
拾い食いはごはんが足りないせいなのかと思っていましたが・・・確かに何でもかんでも口に入れているのはお散歩が始まってすぐの頃で、興奮が収まってくれば口に入れる回数が減っているように思います。

口に入れる経験を積ませるのも必要なんですね。とても良くわかりました。

早くいい子になってほしくて、早く楽しく色々な所にお散歩できるようになりたくて、つい焦って、ネット上の回答に頼ってしまいました。申し訳ありませんでした。

最初に、おやつで手なずける手法は採らないと決めて、堀川さんのホームページに辿り着いたのですから、最後までそれを貫くべきですね。

犬にも幸せになってほしいので、これからは迷わないで堀川さんの手法を続けていくことにします。これに懲りずに、これからもアドバイスよろしくご指導ください・・・


 


質問内容
犬種はチワワです。女の子です。飼い始めて1か月半です。今は生後3ヶ月と28日です。
家族は、父母50代、長男次男20代です。

以前はチワワのオスをおばあちゃんが飼っていましたが、おばあちゃんが亡くなったので私が育てました。おばあちゃんが犬を自由奔放に育てたので、そのまま同じ様に育てました。私の家に来たのが13才で来たので老犬でした。

私が犬を飼った理由は、その犬が亡くなったので淋しくて飼いました。今の犬の名前は○○と言います。

悩みは、今は噛む事が好きでどうしょうもないぐらいです。お散歩は、デビューはまだ一日2回しか出してないです。外に出れば何でも食べてしまいます。どうしたらいいのかわかりせん。

トイレはやっと大丈夫になりました。宜しくお願いします。


返答内容
チワワちゃんは4か月ですが、この時期だとまだしかたがないんです。

まだ幼い子犬で知能が低すぎるのと、経験も無いので外の世界で激しく興奮しています。

成長を待ってあげないといけないのと、教えながら経験も積ませないといけません。

今回のチワワちゃんは性格的には、とても良い子です。今の時期まで、飼い主さんを噛んだり吠えたりは、特に問題になっていないようですので、とても良い子です。良い出会いに感謝して、これからもしつけを頑張っていきましょう。

成長や慣れも待ってあげないといけませんが、直接教えることもしてください。

そろそろ4か月なので首もしっかりしてきています。リードをチョンと引き上げて注意するくらいは大丈夫ですので、やっていきましょう。

①「シ!」や「マテ」などの注意音と同時に、リードをチョンと引き上げて口をゴミに付けないようにして教えます。

何度も何度も、毎日毎日、繰り返して教えないといけません。

もちろん、②なるべく土とか草とかゴミが無い、キレイなアスファルトの道路を選んで散歩しましょう。

そして、犬の好き勝手に歩かせてそこに飼い主さんが付いて行くのではなく、③飼い主さんのペースでズンズン歩いていくことです。リーダーウォークも練習しないといけません。

また、④犬が外の世界に慣れて興奮しなくても良いようにしましょう。

犬の拾い食いは、興奮によるストレス行動でもあり、生きるための本能でもあります。

出来るだけ外で過ごす時間を多くして、慣れさせることです。(真夏の日中は熱中症が危険なのでいけません。朝か夜にしてください。)

そして一番大事なことですが、⑤犬が飼い主さんの言うことを聞きたくなる関係作りが必要です。

それが無いと、どんなに良い教え方があったとしても、まったく意味が無くなってしまいます。

これから反抗期もきますし、15年くらい一緒に暮らすことになります。この成長期がとても大切ですので、しっかりと良い関係の基準値を作っておく必要があります。

良い機会ですので、犬のしつけをしっかり学ばれると良いでしょう・・・


 


質問内容
堀川様はじめまして。○○と申します。どうぞ宜しくお願いします。来月に2才となるメスのゴールデンを飼っています。

家族は妻、子供二人(高校生、中学生)と僕の四人で木造の一軒家に住んでいます。犬は生後三ヶ月から飼い始めています。5ヶ月頃から3ヶ月間はトレーナーへ預け、その後は僕がメインで日々犬の躾をしています。

座れ、伏せ、待て、ツケ等ある程度しますが、僕の方に完全に意識が向いていないので、食べ物が落ちていたりするとそちらに意識が向いて、コマンドに反応しない場合があります。

リーダーウオークは以前にやってましたが、ここ暫く殆どやってませんでしたが、本書を読んでリーダーシップをとるための気構えとリーダウオークの大切さを認識することが出来ました。

犬自身は各コマンドに対しての動作は覚えていますので、後は飼い主側にいかに意識が向くかかどうかに掛かっていると考えています。

リーダウオークを行うことは他の躾全てに通ずるものと理解しましたがその様な認識でよろしいでしょうか?

又、ケージから出して長い廊下を通り玄関に出ますが、ケージから出した時点で前に出たらバックしてリーダーウオークを開始し始める方がよろしいですか?

何せやるには外での散歩だけというよりも家の中でも徹底させたいからです。
以上宜しくお願いします。


返答内容
今回のゴールデンちゃんは、素性が良い子ですね。

本気噛みしたり要求吠えもないようですし、拾い食いは犬の大切な本能、引っ張りは好奇心旺盛で元気な証拠です。

良い出会いに感謝して、これから頑張っていきましょう。

もちろん、拾い食いも引っ張りも放置はいけません。犬任せの意識が、主従関係の崩れにつながるからです。やっと成長期も終わり、これから落ち着いていきますので、しっかり教えていきましょう。


>リーダウオークを行うことは他の躾全てに通ずるもの・・

↑おっしゃる通りです。そして、それはリーダーウォークだけではありません。

仰向けも遊びもトイレの教えも、何気ない接し方など全てがつながっています。特定の手法やテクニックだけにこだわらないようにしましょう。

意識がある人は、何気ない接し方すべてに自然に表現されるのです。それを犬は毎日毎日常に感じ取って、少しずつ認めるようになるのです。

その意識が無く、部分的なテクニックだけでは犬は理解できません。認めません。反対に、普段とのギャップや矛盾にイライラして反発するだけになってしまいます。

ですので、リーダーウォークだけにこだわらないこと、全ての接し方を意識してください。

そして、それは対人でも同じことで、ご主人だけが犬のしつけを一生懸命しても意味がありません。家族間の一貫性も犬は見ています。意識の無い人がバカにされるだけになってしまいます。

だから、訓練所に出したりドッグトレーナーにお任せすることは、何の意味もないのです。むしろ害になることさえあります。

>ケージから出した時点で前に出たらバックしてリーダーウオークを開始し始める方がよろしいですか?・・

↑そうされてください。いつでもどこでも一貫しなければいけません。

ただし、急にゼロから100にはできませんので、段階を作ってあげましょう。

まずはいきなり厳しいリーダーウォークのみをするよりも、普段の団らんや遊びを通して少しずつ主導性と毅然さを示していくと良いです。

ケージから犬を出す時は、リードを付けて持っておく癖にされると良いです。その状態で団らんしたりコング遊びをしましょう。

そうすることで自然と主導性を犬に示す形になるからです。

その中で、時々一緒に歩いてみて、そこからさらに徐々にリーダーウォークの要素を入れていきましょう。まずは興奮刺激の少ない家の中でしっかりとリーダーウォークを練習しましょう。

しっかり付いて歩けるようになってきたら、今度は廊下やお部屋の中に、点々とドライフードを置いて練習しましょう。

犬はその地点で食べようと頭を下げたり引っ張ったりしますので、そこで強く切り返したり、リードをガツンと引き上げて「シ!」などの音も関連付けると良いです。

根気良く続けていくことで、犬も理解し、食べなくなる瞬間がやってきます。そこでしっかり褒めて歩き続けてください。(ご褒美で食べさせるようなことはしない)

お部屋の中でそれができるようになってきたら、そのままの流れでお散歩に出かけると良いです。学習した事と、主従関係の意識が残っていますので、普段よりも良い状態で散歩できます。また、拾い食いの原因として、興奮刺激もありますので、家の中である程度興奮を発散してしまってから出かけることで、落ち着いた状態でのぞめます。

ですので、引っ張りの問題がある場合でも、コング遊びをしてリーダーウォークもしてからその流れで外に出かけると、普段よりも良い子で散歩できます。

そして、大前提が主従関係です。

良い子にできて犬を褒めたとしても、物事を教えたとしても、主従関係があるかないかでその効果がまったく違ってきます。

褒められて嬉しい関係、言うことを聞きたくなる関係、それを作っていかなければいけません。それを作るのが、普段の何気ない接し方から全てが関わっているのです。何気ない接し方に表れるのが、その人の意識なのです。

ですので、ご主人だけでなく、ご家族皆さんで本書とQ&Aサイトを熟読されてください。少しずつ意識が強くなっていきます。本書だけでなく、必ずQ&Aサイトも熟読されてください。大型犬の引っ張りや拾い食いについての記事もたくさん載せてあります。

それと余談ですが、大型犬のお散歩では、リードを手だけで持たずに、最初にご自分の腰に一周縛って、それから犬を付け、余った部分を手でコントロールすると、もし手が外れた場合でも安全ですし楽です。


では、まずは皆さんで教材を熟読していただいて、その後に家族会議を開いて、犬のしつけや接し方のルールをお決めになると良いです。

それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
堀川様ご回答ありがとうございました。まずは犬との過去の接し方からです。

現在は散歩と躾は僕だけがやっています。と言いますのも僕以外女性ですので急な引っ張りとかがあった場合、非常に危険ですのである程度、躾が出来た処で家族のものにも世話をしてもらおうと考えています。

日々の接し方ですが、職場が遠いので朝6時に出勤します。そのため4時半から5時の間に起きて散歩に出かけます。ケージにいる犬をリードでつないだ後、一旦座れのコマンドで座らせます。落ち着いた処でケージの前で指を指し座れのコマンドで座らせます。位置がずれたり少々暴れることもあるのでその様な時はリードの根本を掴み強引にケージに入れます。それがうまく出来た処でツケのコマンドで脚足停座させようとします。

ところが意識はしているものの少し前に出た状態でツケをします。その様な場合、バックすると合わせて後退はするものの、再度、前に進むので再び後退してツケさせます。それを玄関に出るまでやった後、外でオシッコ、ウンチをさせて普通に散歩をします。

その間、横並びする時がありますが、リードの長さ一杯に前方に出ていることが多いです。戻ってきて家の中でも座れ、ツケ、伏せを中心に躾を行っています。たまに気がのらない様な時があるので、おやつを使っていました。その様な時はコマンドに対する反応が早いです。躾を一通り15分程度行って終了です。

終わる時は成功させることを意識していますが、その様に出来ない時もあります。今は遊びよりも躾中心です。夜は帰宅が8時頃になりますので9時頃に朝と同じことをします。但し夜の餌だけは夕方5時頃に娘にオシッコと一緒にしてもらっています。

さて再度お聞きしたいのですが、リーダーウオークは段階的にということですが、犬と接する場合、家の中でリーダーウオークの練習をした後、散歩に出かける場合は自由ということでしょうか?それだったら一貫性の無いことになるので良くないと思うのですがどうでしょうか?


返答内容
>練習をした後、散歩に出かける場合は自由ということでしょうか?・・

↑いえ、違います。優しい段階を一つ二つ間に挟んでください・・・という意味です。いわゆる準備運動、準備段階のような感覚です。

大きな階段の一段よりも、小さな階段で2・3個に分けてあげた方が、登りやすいのと同じです。

子犬期は外の散歩では無理させない時期も必要ですが、もう体もしっかりして知能も高くなった成犬ですので、外でも一貫して示してください。

ただし、いきなり期待はしないで、「まずは家の中でしっかりできるように」を意識しましょう。

家の中では、お嬢さん達でも練習できるはずですので(ご主人が手本を見せてから)、やってもらってください。もちろん、普段の何気ない接し方・態度などが大前提です。

あまり根詰めて躾けの結果のみを意識せず、まずは主導型の遊びを通じて、その中にリーダーウォークを少しずつ混ぜ込んでいくと良いです。

それでは、Q&Aサイトの他の記事も熟読していただき、頑張って続けてください(^_^)

飼い主さんからのお返事.png
堀川様おはようございます。短い時間ですがリーダーウオークを朝晩、再開し又ボール遊びも取り入れてやっています。

ケージから出した後の玄関までのウオーキングで意識しながら横について歩くようになりました。又、今までだったら座れのコマンドの反応がうすかったですが、一二回、首を掴んで座れのコマンドと共に座らせた処、それ以降、反応が早く家の中でも外でも出来るようになりました。本書を読んで私自身の意識が大きく変わったからだと思います。ありがとうございます。

但し散歩から帰った後、躾を始めようとするとリードを噛んで『うー』と唸ります。何を訴えているのでしょうか?ストレスを感じているのでしょうか?と言ってもリーダーウオークと躾は絶対、継続しますが^_^

後、テキストに骨皮型ガムの事が書かれていましたが、今までケージの中にその様なものを入れておいた事がありません。ケージの中でストレスを感じているなら入れてもいいかなあと思いますが、この時期に入れてもよろしいでしょうか?


返答内容
頑張っておられますね。良い方向に向かっているということは、やり方(意識)が正しいからです。

ただし、ご無理されている部分があるのも事実です。

>散歩から帰った後、躾を始めようとするとリードを噛んで『うー』と唸ります・・

↑散歩中もずっと躾を実践されているはずですので、今の犬の段階からしてみたら「もうかんべんしてよ~」という心境です。散歩から帰った時点で、もう精神的にクタクタになっているはずです。

まだ私の犬のしつけ法を始められて間もないですので、犬からしてみたら、接し方が激変してそれが長時間続いたらさすがに疲れます。

色んな所でお話していますように、まずはその犬の現状を把握してあげて、そこから少しずつ難易度を上げてあげることです。急にゼロから100を求めないで、少しずつ段階を作ってあげましょう。

今のその犬にとっては、散歩のしつけ方が変わっただけでも、一杯一杯なのです。

また、犬からしてみても、面白くない部分は必ずあります。反抗期は終わったとはいえ、今まで自分の好き勝手できたことができなくなれば、当然面白くありませんので、反発もしたくなります。

それも自然な反応ですし、犬のしつけが効いてきたとも言えます。

あとは、表面的なテクニックにこだわらないで、あくまで自分の毅然さと主導性を意識することです。必ず犬には伝わります。何気ない態度やしぐさで伝わります。

そして、上手くいかない場面でも感情的にならずに、少し優しいレベルに戻してみる・・またちょっと難しくしてみる・・・という調整をしてあげてください。

「せいては事をし損じる」ということわざ通り、急いで結果を出そうとするほど逆効果になる場合があります。長い習慣・関係があったわけですので、激変しないで少しずつ変えていくと良いです。必要な段階を飛び越しても、やっぱり無理が出ます。

まずはご家族全員の意識が変わって、自然と接し方・しぐさが変わっていく・・・そんなところからで良いのです。


>骨皮型ガムの事が書かれていましたが・・

↑もし留守番が長くて、ケージ・クレート・トイレを破壊するような状況でしたら必要ですが、それらはなくて、遊び時間にコングを好きに噛ませる時間も作って発散できていれば必要ありません。

また、無理に皮ガムでなくても、天然コットン100%の丈夫な歯磨きロープでも良いです。

それでは、またあせらず頑張って続けてください(^_^)


 


質問内容
・愛犬の犬種:ラブラトリーレトリバー ・性別:オス(去勢予定)
・年齢:4.5ヶ月で、飼育から2か月経ちました。
・犬を飼った動機:狩猟を始めたので、回収犬が欲しかった。里山に新居(中古住宅)を購入したこと。犬を飼ってみたかった。(生活のパートナーとして)

・ご家族全員の年代、性別、一日の愛犬との同居時間:自営業準備のため普段は私一人でずっと一緒。週末に妻がきて、散歩等の補助をする。たまに実家に預けることがある。

犬を飼い始めから貴書を参考にさせていただいています。

現在は、朝(6:50頃)、昼(11:30頃)、夕方(16:30頃)の三回の食事。ケージから出すとき、餌を与えるときは必ず『待て』の指示をだし、『よし』というまで座って我慢できます。

食後は15分~30分の散歩。最近は、近所のラブラトリー(メス2歳)と夕方の散歩時に格闘技のような遊びをして、帰ってきて爆睡しています。

仰向けコミュニケーションは喜んでします。どこを触っても嫌がりません。日中は、屋外の囲い(3m程度)に入れて、夜間は室内のケージに入れています。朝までに2、3回排泄をしますが、夜中に気が付けば処理しています。

・問題の内容

1.リードウォークについて
リードをつけることに関しては、嫌がりません。自分勝手に引っ張って行くことについては、逆方向に歩くなどしてかなり改善されたかなと思いますが、その時々によりかなり差があります。

こちらを見ながら歩調を合わせてゆっくり歩けるときもあれば、自分でリードを引っ張っていくのを抑制しながら遅々として進めない時もあります。むしろノーリードにしたほうが(田舎なのでできます)半径5m位の範囲の中で、こちらを気にしながら止まったり歩いたりフラフラ歩く感じです。勝手に自分勝手に離れていくことはありません。

ただ、実家に行ったときは住宅地なので、それなりに人や車等が往来していて、興奮してまったく言うことを聞きません。

2.飛びつきについて
噛みつきに関しては、そのたびにダメということを教えたので大丈夫だと思いますが、飛びつきについては私にはほとんどしませんが(餌の時にテンションが上がると多少しますが、その時もダメと教えています。)、他人と遭遇すると制止を聞かず、飛びつこうとします。

これからますます大きくなるので、他人にけがをさせないように何とか飛びつきをやめさせたいのですが、良い方法はないでしょうか?

3.餌の量について
現在ドライドッグフードを記載されている既定の量をお湯でふやかせて与えています。(朝、昼、夜と全体量が合うように朝を多く昼を少なくといったように調整しています。)

ただ、食後の散歩時に小石を拾って食べてしまいます。糞にも結構な量の小石が混じっております。副食としてリンゴや白菜などのゆでたものを一緒に与えたりしていますが、肥満にならないようにしているつもりです。
それでも量が足りないということなのでしょうか?

以上、現在気になっていることです。アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


返答内容
今のところ、とても順調に育っていますし、今回のラブ君もとても素性が良い子なので良かったです。

今の月齢では、現状は十分良い状態ですので、あせらないでやるべき事を続けながら子犬の成長を待ってあげましょう。

それと、もうすぐ反抗期に入ってきます。

権勢本能や自我など出てきて、上手くいかないことが出てきますが、これも成長に必要な過程ですので、1歳くらいまでは、大きな気持ちで長い目で見てあげてください。

さて今回は、そういう中でも、三点アドバイスがありますので、続けてください。

まず一点は散歩の仕方です。

現在はノーリードで歩かれていることがありますが、ロングリードにされると良いです。

回収犬ですので、山に入って人と一定の距離を保ちながら移動したり回収作業がありますが、他には沢や崖など危険な場所を通ったり、熊や猿・ヘビと出くわすこともあるでしょう。

そのような時にすぐに呼び寄せて犬の安全も確保しないといけません。

ですので、呼び戻しの練習と言いますか、自然に癖付けしておいた方が良いです。

犬笛を常に持ち歩くようにして、散歩時もロングリードにして、普段はウロウロ飼い主さんとつかず離れずの距離を保ちながら歩かせ、その中で時々、犬笛を使って呼び寄せて褒めてほしいのです。

そして、犬が何かに興味を示したり興奮気味な時は指示が入りませんので、その時にロングリードをチョンと引いたりたぐり寄せをして(犬笛も吹く)、褒めて、半強制的に型を作って教えていただきたいのです。一貫したルール、癖にしていただきたいのです。

そうしないと、成犬に近づいて権勢本能や自我・独立心が出てきた時に↓これができなくなってしまいます。

>勝手に自分勝手に離れていくことはありません・・


次に人への飛びつきですが、これも型で実践練習を反復でやりましょう。

奥様でもご両親でも結構ですので、誰かに目の前に立っていただいて、犬がその人に飛びつけないくらいに短めにリードを持って、知らんぷりしておきます。

犬がその人に飛びつきそうになった瞬間、「シ!」などの注意音と同時に、ガツンとリードを引き上げて、首輪をつかんでスワレ・マテの型を作ってあげて、指示音ジェスチャーで褒めてください。

そこで初めて、相手の方のからも犬をポンポンして褒めていただいてください。(それまでは、相手の方にも犬を無視してもらってください。)

そうしましたら、またリードや首輪をつかむ力を少し緩めて、犬に自由にさせます。

そうしますと、また犬は相手に飛びつこうとしますので、また注意音と同時に、ガツンとリードを・・・

ひたすらこの反復練習を繰り返しやってください。続けると、人が前に居ても飛びつかずに待てる瞬間がきますので、そこでまた褒めてください。

そうしていくことで犬も、「飛びつく時はかまってもらえない。良い子にマテしたら褒めてもらえる。」ということを理解していきます。

大事なことは、一貫することです。それを繰り返して反復練習することです。


最後に拾い食いも同じことです。実践で反復練習をしましょう。

地面にわざと、野菜のきれっぱしでも何でも良いので置いて、それを食べようとした瞬間、「シ!」などの注意音と同時に、ガツンとリードを引き上げて注意します。

あるいは、小石をたくさん集めて、食べ物の臭いを付けてそれを点々と置いて練習しても良いです。

ただし、あまりムキになってやりすぎないことです。今の子犬期は、知能も経験も全然ありません。人間の幼子と同じように何でも口に入れて遊んでみたくなるのと、食べれる物か確認する動物としての本能でもあります。

小石でも堆肥でも、有機物の臭いがしたら犬は何でも食べようとします。

そして、まだ経験不足の子犬は興奮が強いですので、その興奮ストレスで食べてしまうという要素もあります。食糞なんかでも同じことです。特に外の世界では興奮が強いです。

ですので、エサの量や回数を増やしても、拾い食いの結果はほとんど変わりません。もちろん、もともとの量や回数が少なすぎる場合は別ですが、現状の回数・量は問題ありません。

ただし、大型犬の場合は成長期ではドンドン必要量が増えますので、ウンチが途切れてコロコロした固い感じならば、少し足りないですのでドライフードの量は増やしましょう。特に4か月から8か月くらいはドンドン体が大きくなり、必要量はみるみる増えます。

それと子犬期は特に、必要なカロリー・糖分・タンパク質なども違いますので、食べさせる物は子犬用のドッグフード(ドッグミルクを混ぜても良い)一本に絞ったほうが良いです。

また、拾い食いのしつけもありますので、食べ物の許可を一つに絞ったほうが、犬も「ドッグフード以外は食べちゃダメなんだ。ドッグフードは食べても良いんだ」と理解しやすいのです。


では今日は以上です。本書と合わせてQ&Aサイトも必ず熟読されてください。

それでは、これからまた頑張って続けていきましょう(^_^)


 


質問内容
堀川様、先日メールをいただいてから、言われたとおりに家の中でも犬にリードをつけて持って、リーダーウォークと噛んだ場合は『シ!』と注意しています。

あと、膝の上、ソファーの上にも乗せないようにしております。あとケージの上もふさいで、毛布をかけるようにして、噛み付き屋吠えなど問題行動もおさまってきました。アドバイスありがとうございました。

今回は、散歩の事ですが、中国に住んでいるため、道にタバコの吸い殻等が沢山落ちており、犬が食べそうになるとリードを引いて『シ!』と言っているのですが、散歩中にリードを無理に引くのは良いのでしょうか?

すみませんが、教えてください。宜しくお願いいたします。


返答内容
散歩中の犬の拾い食いのしつけ方ですが、まずは興奮刺激が少ない室内でたくさん練習しましょう。

お部屋の中や廊下に、ドライフードや紙くずなど、ちょっとした食べ物やゴミを点々と置いておきます。

リードをかなり短めに持ちながら歩き、ゴミがある地点で犬が頭を下げた瞬間に、リードを引いて『シ!』で注意します。その場に止まらずに、褒めながら、ズンズン歩いていきましょう。

もちろん、外でも同じようにしていただきたいですが、まずは家でたくさん練習することと、お部屋で5分くらい練習してからその流れでそのままお散歩に出ると、犬の中にしつけの余韻が残っていて良いです。


犬はもともと腐肉食動物ですので、落ちている物はまず何でも食べてみます。明らかに食べれそうにない物はそのまま口から出しますが、少しでも食べれそうな有機物の臭いがあれば、ミミズの死骸でも石でも土でも何でも飲み込みます。そして消化できなかった物は後で吐き出す・・・という特性があります。

ですので、そういう犬の本来の特性をガマンさせるのは大変ですが、タバコの吸い殻など明らかに有毒な物もありますので、一貫・徹底して注意や練習をしましょう。

お話したように、犬にとっては生き抜くための大切な本能ですので簡単には消えません。ムキに感情的にならずに、コツコツ教え続けながら成長や慣れも待ってあげないといけません。

そして、教えや注意を聞きたくなる関係、褒められて嬉しい関係がないと結果も出ません。必ず主従関係作りと並行されてください。

それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)


 

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