犬の拾い食いのしつけ・外でオスワリができない
こんにちは、前回はアドバイスありがとうございました。
犬の今は、すっかり吠えたり無駄に噛んだりせず穏やかになり、とにかくペロペロたくさん舐めるようになりました。
反抗期もあり、リーダーウォーク中に座り込んで拗ねた顔をして絶対に動こうとしない時期もありました。笑
何日も、動かなくても動くまで待ち徹底してリーダーウォークを続けたら、こちらを見てしっかり付いてこられるようになりました。
今回お聞きしたいのは、拾い食いをしない練習についてです。
過去の質問を色々読み、大体のやり方は理解し実践しているつもりなのですが、アドバイスお願いします。
フードを床に置き、食べようとする時リードを引き「ダメ」「待て」と言うと、おすわりをします。そこで「いいこ」とポンポンすると「ヨシ」と思うのか必死に食べようとします。
そこでまた「ダメ」「待て」「いいこ」の繰り返しをし、通り過ぎ、またその地点で同じことを繰り返しています。
何度か行い、最後に私が床のフードを回収し、リーダーウォークを再開し、その後ご飯タイムにしています。このやり方で大丈夫でしょうか?
それと外に出ると一切おすわりや待てができません。こちらも練習し始めたばかりなのですが、あちこち興味津々でこちらを見てくれません。まだまだリーダーシップ不足だと感じております。
まずは何よりリーダーウォークが一番大切で、関係をしっかり築くことが一番の方法だと思っています。しかし、それと同時に他にも何かできることはありますでしょうか?
基礎的なことですが、アドバイスよろしくお願い致します。
しつけは順調に進んでいるようで良かったです。この調子で頑張って続けてください。
ただし、実はまだまだこれからなんです。前回までのメールから、おそらく犬の月齢は今6か月半くらいでしょうか。
これから7・8か月過ぎてくると、急に知能が高くなります。でも、まだ経験や関係作りが乏しいので、ズル賢さだけが目立つようになります。
自我・独立心・権勢本能が強く出てきますので、散歩で歩かない・引っ張る・指示を無視する、ということがまた出てきます。
まだまだ1歳過ぎるまでは不安定ですので、そのおつもりで大きな気持ちで接してください。
さて、拾い食いのしつけですが、それで良いです。続けてください。
犬の拾い食いというのは、犬の一番強い本能です。何万年もそうやって生き抜いてきました。犬にとって拾い食いは生きることそのものですので、そう簡単には消えません。さらに、まだ知能も経験値も低いです。
直ぐに結果は求めないで、日々一貫して教えるしかありません。もちろん関係作りもです。
床に食べ物を置いて練習した後、すぐに食器でヨシで食べさせてください。「食器+ヨシ+食べる+褒められる」この4つを関連付けて定着させることです。それ以外は一切食べ物を与えないことです。
>それと外に出ると一切おすわりや待てができません・・
↑これは興奮の要素がかなりあります。外での拾い食いも同じ要素があります。
感情的にならないように気を付けましょう。環境に適応するのを待ってあげることも必要ですし、指示だけでムキになってさせようとしないで、もうこちらから型を作ってあげることです。
犬の首輪をつかんで、ちょっと後方下方向に引いてあげながらスワレの声掛けて、型を作ってあげてください。褒めてあげてください。
哺乳類には経験が必要です。外の世界で過ごす経験、良い型を作って褒められる経験・・とにかくシンプルに体現で経験させてあげてください。
そして、普段の何気ない接し方も、気を緩めず、毅然さと主導性を保って主従関係を崩さないように意識を高めていきましょう・・・