犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬の噛み癖のしつけ


m1.pngおかげさまでだいぶおりこうになってきました。去勢手術も6か月に済ませました。お散歩もほぼリーダーウオークできてます。

ゴロンも掛け声でできるようになりお腹をすぐにだすようになりましたがお腹や足にふれると噛みたくなってしまうんです。手以外のものを口にもっていくようにすればそれを噛んでいるのですが ...どうして噛みたくなってしまうのでしょう?またじゃれるとやっぱり噛んできます。「噛まない」と言うと気づいて舐めてきますが日々その繰り返しです。

どうしたら噛み癖が直るんでしょうか?


m2.pngだいぶ結果が出てきたということで、私も本当に嬉しい限りです。
 
ただし、生後1年過ぎるまでは、まだまだ気が抜けません。
 
今後も断続的に反抗期の症状が出る可能性もありますし、何歳になっても、甘やかしや間違った接し方をすると問題行動につながってしまいますので、気を抜かず続けていただきたいと思います。
 
 
>お腹や足にふれると噛みたくなってしまうんです
 
↑これは本来、動物にとって当然の防衛本能です。特に足の先やシッポの先はとても敏感なので、嫌がるのは自然です。ただこれも、主従関係と信頼関係はこれからもっともっと深まりますので安心してください。
 
いずれは、触ってもまったく無反応なくらいに気にしなくなります。もちろん、それには時間も必要ですので、急にしつけを強化するような無理はせず、少しずつ続けることです。信頼関係には時間も必要です。
 
また、「手を噛むことがいけない」ということをハッキリ認識させる方法ですが、やはり何度もお話している「型」と「音」になります。
 
わざと犬の口に手を入れ、その瞬間「ダメ」・・そして手を出し、同時に「良い子」と褒めます。これを繰り返してください。
 
そして主従関係をハッキリさせるために「あお向け」を、噛んだり唸ったりした瞬間にすることも大切です。また上記は、例えばある特定の物への噛み癖がある場合にも有効です。
 
以上、またあせらず続けてください。

 

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m1.png仰向けにしてさわっていると口を大きく開けてきます。そして嫌な所をさわると軽く噛んできます。

動きはゆっくりなので痛くはないのですが、ゲージ以外でブラッシングや耳の手入れで触る場合は、やや強く噛む癖があるので将来が心配です。


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主従関係を積み上げると同時に、噛み付きも型と音で教えてください。わざと耳を触り噛もうとしたら、首輪を軽く引いて「ダメ」・・止めたら褒める・・また耳を触る・・噛まなければ褒める・・この繰り返しです。

信頼関係も主従関係もすぐに積み上がるものではありません。心配もあせりもいけません。経験が少ない子犬は嫌がるし、怖がるのが当たり前です。例えばボール遊びの流れの中で触る・・ということを繰り返していると、自然に少しずつ慣れることができます。

それとマテを完成させる必要もありますし、グルーミング時のしつけは、1メートルくらいの作業台を用意すると良いです。
テーブルとダンボール箱を組み合わせるなど・・少し高いところにのせると、犬は安全確保のため大人しくなります。

またグルーミング時に無理して強引にやったり、痛い思いなど辛い印象を与えると、その後もずっと嫌がりますので、主従関係ができてくるまで、グルーミングの頻度や時間も必要最低限にしましょう。

ちなみに犬の耳の中は人間以上にデリケートなので、あまり毎日手入れし過ぎるとかえって炎症を起こします。

夏場に入る前だけ、耳の中の毛をカットして蒸れないようにしてあげ、たまにティッシュで軽く拭いてあげるだけで十分です。完璧にキレイにしようと一生懸命こすると炎症になります。また市販のローションなどは成分が強すぎて、これも炎症を起こす場合が多いです。

ブラッシングは無理しなければ、本来犬は好きです。子犬で慣れるまでは、部分部分で時間を分けて、一回の時間を短くしましょう。ブラッシングの気持ち良さを理解すると、ブラシを見ただけで自分から寄ってくるようになります。

以上ですが、結局はこれも主従関係と信頼関係の積み上げに比例することをご理解ください。


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m1.png犬のしつけ甘噛みについてご相談です。我が家のヨーキーは4ヶ月半になり、ますますやんちゃさんです。

年末にちょっとした事故がありましたので、獣医さんに見てもらいました。首輪が緩かったようで、どうにかした時に、口に挟まり、奇声を発していました。見ると、パチンと留める方が口の中に入り、どうしようも無かったので、首の後ろから首輪をハサミで切り、難を逃れました。幸いたいした事が無かったので、3日分の化膿止めを頂き、元気です。(家に居てる時で良かったです)

主人は首輪がきっちりすぎると苦しいのではと言い、人間の指が1本半入る程度の大きさに調整していました。犬の指は小さく余裕で入ると、獣医さんに叱られ、学びました。今まで、首輪で事故が無かったので、本当にビックリで慌ててしまいました。また無知さを思い知りました。

話は反れましたが、その時に獣医さんに本噛みになりつつあると言われましたので、噛み癖について尋ねました。どうしたら良いのかと。獣医さんの答えは、
1、噛むとゲージに入れる。(とにかく繰り返す事)
2、手袋をはめて、痛くないよと教え込む

上記2点をしましたが、1は問題なく2は手袋に異常に反応し、噛んで来ます。また、ぶつぶつの付いた手袋ですので、自分の歯に引っかかりながらも攻撃しています。駄目!と繰り返しても、止めません。また、目をそらし、聞いていない様にも見えます。顔を向けようとしても、中々上手く行きません。

主人への噛み付きは、以前と比べだいぶましになりました。両手できちんと顔を合わせさせて叱っているので・・
が、私には刃向かいます。今は、リールを付けて散歩を少し出来る時にしていますが、リール(首輪式ではなく、胸と手に通す一体式です。首輪を単体で付けるのは正直今未だ怖いです。
獣医さんは慣らす為に、紐でも100円均一の安物で良いのでと言われましたが、普段家に居ないだけに不安が残ります。

私への噛み付きが軽減されれば、私自身でリールを付けて散歩にも行け、服も着せてあげれるようになりたいのですが、何が足らないのでしょうか?
勝手な感想ですが、甘えんぼの臆病な子だと見てて思います。また、遊びざかりなので、遊びが足らないのでしょうか?ゲージの中からは私の方ばかりを見ているのは意味が有るのでしょうか?
良い解決方法があればまた、策があればお願いします。
 
追伸:家の周りを散歩していますが、まだまだ慣れず尻込みしています。走り回らず、匂いを嗅ぎ回って進みません。先日小石をがりがりと食べていましたので、吐かせました。

1、平日は1人でゲージでお留守番です。(家族=主人、私の2名)
2、ご飯時に座れと言い、取り合えず今の所出来ています。
3、帰宅後直ぐには接しず、(おしっこ、うんちの処理はします)
4、食事が終わると(不定期)主人がゲージから出し、遊んでいます。ボールや、ハンカチ、また主人の靴下などをくわえて走り回っています。
5、休日に5分~10分程外に出します。(天気の良い日出さない日もあります)
6、主人は夜に寝るのが遅いので、その間出しているようです。
 
・犬のしつけは、取り合えずご飯時のおすわり、噛んだ時に主人があごの下を捕まえて、怒っています。
・犬にオヤツはあげていません。
・犬にだっこ、なでなでは、落ち着いている時にしばししています。(吠えてる時に主人が、ゲージから出して、抱え込んでいます。(おとなしくするようにだと思いますが、私よりかまっています)
・犬の散歩は、私が休みの時に時間があれば家の周りを散歩させています。
 
※犬は私にとても刃向かいます。出してあげると、直ぐに噛みに来ます。また、おもちゃを振り回していたりうっぷんを晴らしてる様に見えます。
※ゲージ飼いをしていますが、出して欲しいと良くジャンプをしています。(私は極力無視をしますが、時にはコラと叱ります。


m2.pngまず、全体的に犬のしつけ時間、散歩、遊びが少ないように思います。私もサラリーマン時代激務でしたが、お酒も飲まずテレビも見ずに犬のしつけや遊びに時間を確保しました。犬はただ人間と暮らしていても何も覚えません。根気良く教え続けるから覚えていきますし、関係も深くなっていきます。特に生後6ヶ月までが非常に重要です。この時期に十分社会化できないと後に非常に苦労します。普段留守番の時間が多いわけですから、遅れを補わないといけません。
 
もう犬の4ヶ月は赤ちゃんではありません。社会化、本書のしつけの内容、全部強化していってください。まず犬の散歩は毎日してください。もちろん雨足が強い日は結構ですが、基本は毎日です。社会化が主な目的ですが、運動、しつけ、心地良い刺激によるストレス解消もあります。30分前後は外の散歩をしてください。そして出来るだけ多くの人や犬に会わせてください。(家での配達員などのちょっとした来客に対してもです)。
 
ご飯前に、あお向け、リーダーウォークを念入りにやってください。ご飯前が主従関係を意識しやすいです。右手がご不自由とのことでしたが、リーダーウォークは私も左手だけでしていますし、目的は体のコントロールではなく、リーダーとしての毅然な態度を示すことですので、それを強く意識していただければ十分意味があります。
 
犬の遊びは、ただ単に開放しての自由遊びでは主従関係も信頼関係も出来ません。本書のようにヒモ付ボール遊びなどで、必ず飼い主が遊びを主導し、コントロールしないといけません。ボールを投げる前にスワレ・マテをさせ、出来たら褒めて投げる・・奥様もやってください。犬の狩猟本能のはけ口はちゃんと作ってあげないとストレスもたまります。
 
必ず「指示→犬が従う→褒める」、という要素が犬との接点全てにないといけないのです。
 
>噛んだ時に主人があごの下を捕まえて、怒っています。
↑噛み付きのしつけはこれで良いです。前回メールでお話したとおり、「ダメ」で口を軽くつかみ(悪い型を止め)、良い型になったので褒めます。放してまた噛んだら再度、「ダメ」で口を軽くつかみ・・・ひたすらこの繰り返しです。左手だけでもできますし、大事な事はしっかり視線を送り、毅然な態度を伝える事です。奥様もやってください。
 
>抱っこ、なでなでは、落ち着いている時にしばしばしています。(吠えてる時に主人が、ゲージから出して、抱え込んでいます)。・・
↑これはいけません。もう赤ちゃんではありませんし人間の赤ちゃんと違い、犬には通用しない行為です。それどころか犬の本能の視点からは従属的にしか映らないのです。ですのでさらに要求吠えがエスカレートしますし、興奮してジャンプで要求もします。
 
それからナデナデ・・という行為は、乳幼児には親犬が舐めることと同じなので落ちつきをもたらしますが、もう卒業しています。成犬が相手を舐める行為は、下位が上位に挨拶する行為です。人間のナデナデをそう感じる犬は多いです。
 
褒めるときは名前を呼んで「○○良い子!」・・と毅然と伝え、頭か体をポンポンポンと軽くたたく。犬への褒め方はそれで十分です。それ以上やると従属的になってしまいます。
 
>出してあげると、直ぐに噛みに来ます・・
↑ケージから出すときはリードをつける癖を付けましょう。トイレにも直ぐ誘導できますし、暴走を制御できるのと、噛んだり吠えたりしたらそのまま「ダメ」でリーダーウォークに移行できるからです。それと前述の型と音での教えも平行して、しつこく教えてください。
 
>おもちゃを振り回していたりうっぷんを晴らしてる・・
↑主従関係の構築ももちろんですが、前述したように遊び・運動・狩猟動物の本能のはけ口も必要です。ですので散歩を毎日、ヒモ付ボール遊びをしっかり取り入れてください。
 
>ゲージの中からは私の方ばかりを見ているのは・・
↑犬は群生がとても強いですので、常に誰かと居たがります。また社会化の時期ですので観察も興味がありますし、また群れのメンバーの動向や態度・しぐさもうかがっていて、自分の立場を確認したり相手を呼んだりするチャンスをうかがっています。(今回の要素は一つではないと思います)。
 
ご主人が犬をかまい過ぎたり、甘やかすと、自分の優位性を感じ、相対的に奥様が「自分より下だ」・・と犬が思うことにもなりますので、奥様もより一層毅然として、しつけや遊びの時間を多く作っていただいたいですし、ご主人の接し方も改善するべきところは改善しないといけません。
 
>匂いを嗅ぎ回って進みません。。。先日小石をがりがりと食べ・・
↑家の中でリーダーウォークをたくさんしてください。そして拾い食いのしつけは、フードを点々と床に置いて、リードを短く持ち、食べさせない練習です。フードを置いたポイントに近づき、犬が向かったら「ダメ」と同時に軽くリードを引きます。そこで褒めます。そしてそこを通過して、また次のフードを置いたポイントで同じことをします。ひたすらこの繰り返しです。
 
ご褒美に食べさせてはいけません。練習が終わったらゴハンにすれば良いです。ですのでご飯前に重点的に練習すると良いです。
 
今は犬のしつけの途上であり、社会化の途上ですから、結果が出ないことを落胆されることはまったくないですから、どんどんやり続けてください。
 
では、また頑張って続けてください(^-^)


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m1.png・問題の内容:犬のしつけですが噛み癖が直りません。
・犬種:チワワ スムース、年齢:生後4カ月、性別:オス
・家族全員の年齢:父56、母56、本人(女)34、妹28、弟33
・一日の愛犬との同居時間:8時~18時30分は一人で家のサークルでお留守番
・11月に家に来ました。

18時30分から0時までサークルから出す。0時30分就寝。散歩は18時から5分間程。(先月から散歩デビュー)
排泄はちゃんとサークル内のトイレに行ってします。
 
噛んだ時にあおむけにして怒るのですが、興奮して暴れてしまいます。負けないようになんとか興奮がおさまるまで抑えるのですが、離すとまた噛みます。興奮して暴れ出すと、抑えている私の手を必死になって噛みに来ます。
 
遊そんでても甘噛みをするので、遊びであっても許してはいけないと思い、また私が怒ります。
遊び方が悪いのでしょうか?犬との遊び方も教えてください。


m2.png無理に力ずくで犬を抑えなくても良いですよ。コントロールよりも、「ダメ」とハッキリ伝え、厳しい視線を送ってください。態度を明確に伝える事を意識されると良いです。そして、あまりにも犬の興奮が激しいときは、無理しないでケージに居させてください。数分間目も合わせないで完全無視してください。落ち着いたら、また犬を出して遊びを再開・・暴れがまた酷くなったら再びケージへ。
 
それを繰り返すうちに、「暴れると相手にしてもらえなくなる」ということを犬は段々理解していきます。もちろん、犬はすぐには理解できませんから結果が出るまで繰り返す必要があります。
 
それからメールを拝見した限りですが、犬との接点(しつけ・遊び・散歩)のお時間が少ないようにお見受けいたしました。意味なくかまう・・これはいけませんが、必要なことは教えてしつけしないと覚えられませんし、ストレス発散や運動も確保しなければいけません。
 
まず犬の散歩ですが、長距離歩く必要はありませんが、もう少し長い時間30分くらいは外の世界に触れさせましょう。心地良い刺激はストレス解消に大いに影響します。
 
犬が寒い外を嫌がるようでしたら、家での過保護にご注意ください。部屋の中で犬服を着せ暖房を過剰に効かせると、かえって気温に適応する自律神経の働きや適応機能障害が起こります。チワワは南米の高地(寒い地域)で、今でも野良犬として強く生きています。あまり過保護にされると健康を損ないますし、社交性が落ちストレスがたまり、犬のしつけにも良くないので、過保護はご注意ください。
 
それと犬は本来捕食動物です。その本能のはけ口を作ってあげるために、ヒモ付ボール遊びをしましょう。最初は形にこだわらなくても良いです。ヒモを噛んでも、なんでも良いです。
 
動く物を追いかけ、捕まえ、噛み付き、引っ張る・・このはけ口は作ってあげてください。その本能がなければ犬は生き残ってこれませんでした。その能力があるかないかは、犬の死活問題です。その欲求があるのは当然になります。
 
そして飼い主さんが主導する事によって、主従関係が深まっていきます。ヒモで回収する事はもちろん、投げる前にスワレ・マテの型をとらせ、出来たら褒めて投げる・・
 
この遊びに限らず、「指示→行動→褒める」、このパターンを犬との接点全てで意識してください。
 
現状はストレス発散の機会が少ないので、以上のようにもう少し機会を増やしていただきたいのと、犬のしつけの時間をもっと意識して作りましょう。先ほどの主導型ボール遊びも良いですが、ちょっと時間を見つけてはリーダーウォーク・・これもたくさんしてください。特にあお向けで興奮しやすい犬には、リーダーウォークが効果的です。これもコントロールより態度重視です。
 
そして甘噛みの直接のしつけは、型と音の体現です。
 
噛んだら「ダメ」とハッキリ伝え、犬の口を軽く手で閉じます。悪い型は止まって良い型ができたので、褒めます。ひたすらその繰り返しです。先ほどお話したようにあまりにも暴れがひどいなら、少しケージに居させ落ち着かせましょう。
 
積極的に手を見せて、犬が噛みたくなる状況を作って何度も何度も続けます。手を見せても噛まない瞬間があったら、逃さずしっかり褒めてください。教え続けても聞こうとしないのは、主従関係の不足です。ですので、やっぱり根本は普段の態度、あお向け、リーダーウォーク、主導型の遊びが大前提・・となるのです。
 
まだまだ4ヶ月です。確かに犬の社会化の順化は6ヶ月までが大事ですが、あせっても今の時期では結果は出ません。でもそれが犬のしつけの当たり前ですから、大きな気持ちでやり続けてください。今やるべきことをやり続けるしかない時期なのです。
 
では、また頑張って続けてください(^-^)


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m1.png犬のしつけで、噛み付きや甘噛みを止めさせる方法について相談お願いします(泣き)

・問題の内容 / 自分の思い通りにいかないと噛み付き、「ダメ!!」と怒ると牙をむき出しにして更にかかってくる。褒められても喜ばず、人のそばに寄り添ったりしない。呼んでも来ない。信頼関係、主従関係が築けない。

・愛犬の犬種 / 柴犬
・年齢 / もうすぐ5ヶ月
・性別 / メス
・ご家族全員の年齢 / 33歳女と、10歳女
・一日の愛犬との同居時間 / 土、日以外は仕事学校の為、6時間位

・過去の接し方 / 生後70日で飼ってからすぐに、人にあまり関心を示さない(おしりを向けて座る、人の目を見ない)のと、甘噛みした際に怒ると、牙をむき出しにして、血が出る程噛み付き、何度もかかってくる状態だったので、専門トレーナーに相談し、抑え込み、チョークチェーン、おやつなど、色々実践しましたが、どれも逆効果で力で抑え込んだ分だけ暴れて激しく噛み付きました。

何度か、暴力をふるってしまったこともあります。すべてが逆効果で、信頼関係をなくしてしまいました。

・一日の流れ / 朝起きたら15分位娘が散歩。その後ご飯。30分位部屋に放す。その後ゲージに入れて、仕事、学校に行く。(9時間位は誰もいない為、犬はゲージで過ごす。) 帰って来たら、ウッドデッキに少し放す。

ウッドデッキに少し放したらまたゲージに入れ、夜ご飯を食べさせたら30分位私が散歩。散歩から帰って来たら、30分位部屋に放し、ゲージに入れる。(部屋に放すといたずらと、噛み付きで、どう接したらいいのか分からない状態で、結局噛み付く→怒る→ゲージに入れる。の繰り返しになってます。

1日の終わりの寝る頃になると、犬も落ち着いているので、ゲーシから出して、ふせの状態で10分位そばにおき和みます。また噛み付き出したらゲージに戻して1日が終わります。
 
・愛犬のハウス周りの構成、環境など / ゲージは二つつなげて使ってます。一つはバスタオルで周りを囲って暗くして寝床。もう一つはトイレと水をおいてます。ゲージは家族が座るこたつのすぐそばです。
 
改善する所だらけだと思いますが、アドバイスよろしくお願いします。もっと開放的にするべきなのか?噛み付きに神経質になりすぎてるのか?甘噛み程度ならほっといても時期がくればやめるのか??

とにかく噛み付く→怒る(今はあお向け固め)→更に噛み付く→ゲージに入れる。の繰り返しで、犬にとっもストレスで楽しい時はないと思います。

遊びもすぐ飽きてしまい足に噛み付き、満足に遊んでやることもできません。周りの人には、「外で飼えばいいんだよ」と言われますが、私も娘も、 堀川さんとリッキーのような関係を築くことを望んでいます。

飼った以上、犬に幸せになってもらいたいし、家族といる幸せを感じてもらいたいと思っています☆ 頑張ります!!


m2.png過去については、たくさんの問題がありました。これから改善できる部分と、できない事がありますのでお話ししていきます。
 
まず「70日で家に来て人間に興味なし、噛みつく」のは完全に社会化の誤りです。ショップやブリーダーがいけませんでした。しかし、これについては時間は戻せないので、もう忘れてこれからを考えましょう。
 
犬は生後間もなくから6ヶ月の間で、人間との関係の基盤を作っていきます。6ヶ月から1歳が反抗期、2歳くらいまでは相手を試す行動をよく見せます。
 
今が最も重要な時期です。しかし同時に結果がすぐに出ない時期でもあります。まだまだそれは続きます。自分を信じてやり続けるしかありません。頑張りましょう(^-^)
 
この時期に体罰を与えたのがだいぶ影響しています。特に幼犬時は知能が低いので、本能でシンプルに反応してきます。そしてこの時期に失った信頼を取り戻すのは容易ではありません。今後は絶対に体罰や物をたたいて音を出したり、怒鳴ったり、手を上げる素振りもいけません。
 
もちろん常に冷静に教え続けるのがベストですが、もしご自分が感情的になったら、無視してケージに入れ、お互いに距離と時間を少しおいて、落ち着きを取り戻すようにしてください。
 
その「容易ではない」の意味は、これから強く無理をしてでも・・という意味ではなく、少しずつ時間をかけて根気良く・・という意味になります。
 
犬のしつけでは難しいテクニックが必要なのではなく、かまいすぎや従属的な態度を止める・・それだけでも良いのです。これがしつけの根本です。犬は相手の態度や精神性をとても鋭く感じとります。
 
次の問題ですが、お嬢様がキーポイントです。
 
まずお嬢様の単独の散歩はしばらく止めてください。○○様がリードを握る。忙しくて無理なら、朝は休みの日だけにしましょう。またお嬢様が単独で接する事を基本的にしばらく止めてください。
 
そして、犬がどういう動物か・・犬にはどういう態度で接するのが正しいのか、今が犬にとってどういう時期か・・○○様がじっくりお嬢様に教えてあげてください。
 
一人っ子のお嬢様にとって、柴犬ちゃんの存在は本当に嬉しかったでしょう・・かわいがったでしょう・・しかし犬は犬の本能で判断し行動するだけです。
 
犬のしつけを知らない子供が散歩させたり、遊んだりして、さらに一人の寂しさから、その想いも込めて接していたと思います。そうなると犬は間違いなく主従関係を誤認します。
 
まず止めるべきことは、体罰・おどかし・オヤツ・意味無く見る、触る、声をかける・犬の要求に反応する・・これらは止めてください。
 
知人が「外で飼えば良い」・・というのは、物理的な問題ではなく、精神的に適度な距離を保てるのが良い・・という事なんです。外だから良い、家の中だから良い・・という話ではなく、精神的に適切な距離を保てるかどうかが本質になります。
 
普段は見たりかまったりせず、一緒にいるのが当たり前の空気のような関係・・触りたい、声をかけたいと思ったら、必ず何か指示を出してください。
 
スワレ、フセ、マテ、コイ・・何でも良いです。それなら楽しくスキンシップがとれ、主従関係も深まります。そして、何も接しなければ、犬も何も覚える事が出来ません。
 
ですのでリーダーウォーク、あお向け、ヒモ付ボール遊びで、主従関係と信頼関係を深めてください。同時に吠えや噛みつき等の、物事の良し悪しは「型」と「音」で根気良く教えます。
 
あお向けは、今は特に無理をしないでください。ヒモ付ボール遊びの流れで、たまにひっくり返してみる・・そんなところから始めてください。リーダーウォークを徐々に強化していってください。無理に散歩に出なくてもどこでも出来ます。
 
それと、あお向けもそうですが、体をコントロールすることそのものが目的ではないので、上手く出来なくても気にする必要はありません。毅然とした態度を見せ続けることが目的になります。
 
あま噛みや足に噛みつくのは、自分中心に物事が進まないので面白くないからです。放置してはいけません。それが主従関係の逆転になり、いずれ本噛みに発展し、手がつけられない凶暴犬になってしまいます。
 
ただし、そこで感情的に怒ったり体罰をしてしまうので、悪循環になってしまうのです。毅然と冷静に何がいけないのか、何が良いことなのか、シンプルに教えてあげないと、知能の低い犬には分からないのです。
 
ですので、あお向け、リーダーウォーク、ヒモ付ボール遊びで主従関係を作りながら並行して、型と音で教えるのです。
 
噛みつきなら、片手でガッチリ首輪をつかみます。そして、もう一方の片手か足を見せます。噛みつこうとしますので、「ダメ」の音と同時に首輪を軽く引きます。または手で口を閉じます。
 
当然噛みつけませんので、そこですかさず「良い子」で褒めます。また手を放せば噛みつこうとしますので、首輪を引き手で口を閉じ「ダメ」・・この繰り返しです。
 
そうやって何度も何度も毎日毎日続けないと、知能の低い犬には覚えられないのです。
 
そしてご存知の通り、主従関係ができていないと犬は言う事を聞こうとしません。どんなに素晴らしい教え方があったとしてもです・・
 
 
以上のことを、あせらず無理せず続けることです。それをどれだけ積み上げたか、結果はそれに比例します。
 
ただし、過去の状況からして、直ぐに結果は出ないことはご覚悟ください。これから反抗期の真っ盛りでもあるからです。
 
根気は要りますが、必ず結果に比例します。自分を信じて毅然とやり続けることです。犬も、その精神力をとても敏感に感じ取ります。
 
では、がんばって続けてください(^-^)


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犬のしつけに困っています。相談にのってください。
我が家には7ヶ月になる柴犬(オス)がいます。
リーダーウオークや、あおむけ固めをしてるのですが、うまくいきません。

先日の散歩のとき、180度Uターンしようとしたとたんに、私の足に噛み付いてきました。「俺様の前を歩くんじゃないよ」みたいな顔をして噛み付くんです・・
無視してどんどん歩いたのですが、ジーパンはぼろぼろ・・
あしはアザだらけでリードにも噛んで大変でした。
とにかく噛むので、噛む度にあおむけ固めをするのですが、何回しても噛み付いてきます。

犬は屋内(廊下)で飼ってます。部屋にはついたてをして入れないようにしてます。入れれば畳はガリガリ敷居もガリガリ家が破壊されます。

家の前に道路があるのですが、廊下からは見えないのに気配を感じて通る人に吠えます。散歩中よそのワンコに会ったらず~っと吠えっぱなし、リーダーウォークしたいのに散歩しようとすると足に噛み付いてきます。

私もストレスだらけ・・きっと犬もストレスだらけ、あおむけ固めもうまくいかないので褒める事が出来ない・・
いつも叱られてばかり・・

一緒に遊ぼうと思って手を出すと噛んでくるか逃げます。もっともっと仲良しになりたいのに・・
どうかご助言下さい・・
堀川さんの犬のような完全に信頼してる笑顔を見たいです。


m2.pngまず、しっかり受けとめて、ご理解いただきたいのが、今がちょうど犬の反抗期の真っ盛りです。生後1歳までこの状態は続くことも、2歳くらいまでは相手を試す行動を犬はよく見せます。

しかしこれは犬が生き残っていくための大切な本能でもあります。
それは受け入れて、向かい合わなければいけません。

今までどのような接し方をされてきたか、このメールでは分かりかねますが、無理にコントロールされようと思わなくても良いのです。

早く良い子にしたい・・というお気持が焦りになり、いつしか強引に、また感情的な振る舞いになってしまいます。HPでも本書でもお話しましたが、大切なのは手法ではなく毅然とした態度を見せ続けることです。

その中の一つの方法が、あお向けであり、リーダーウォークなのです。ただそれだけなんです。ですので、犬の動きを上手くコントロールできなかったとしても、まったく気にする事はありません。

毅然とした態度でいられたかどうか・・なんです。言う事を聞かなければ、無視して反対を見てジッと止まる・・無理に歩かなくても良いのです。根競べなんです。

どちらが優位か?どちらがリーダーにふさわしいか?犬はただ純粋に犬の本能に従って生きているだけなんです。

今が一番大変な時期です。でも乗り越えなければいけません。気持ちで負けてはいけません。特に技術的に難しいことをやらなければいけない訳ではありません。まずは気持ちで負けないことです。その毅然とした態度を、犬はとても敏感に感じ取ります。

「仲良し」になろうと思わないでください・・それは擦り寄っていく従属的な態度になってしまいます。自分が上位になり主導する・・時には毅然と無視できる・・そのくらいの大きな気持ちがないと根負けしてしまいます。

主従関係がどちらに変わるか大事な時期です。今まで柴犬君が優位に思っていた状況が変わろうとするのを、柴犬君が阻止しようともしています。

とにかく大きな気持ちで、しっかり向き合ってください。
今は大変ですが、必ず結果が出る時期がきます(^-^)

その分、後に良い絆が残ります。苦労も良い思い出になります。自分を信じて、柴犬君を信じて、やり続けるのみです(^-^)

それと噛みグセですが、型と音でも教えてください。
感情的に大きな声で怒ったり、物をたたいたり、体罰は厳禁です。

左手で首輪をつかみ、右手をワザと見せます。噛もうとしたところで「ダメ」と伝え、首輪をガッチリつかみ固定するか、軽く引きます。当然届かず噛めません。一瞬噛みつきを止めたら、そこですかさず「良い子」、で褒めます。

これを何度も何度も毎日毎日やります。そうしないと何がダメで何が良いことなのか、犬の知能では分からないのです。

そうやって何度もやっていくと、手を見せても噛もうとする素振りをしなくなります。そこでまた褒めると、犬の中で確信に変わります。

あお向けでも同じです。本書にも書きましたが、最初から長時間を要求してはいけません。一瞬でもひっくり返ったらすぐ止めて褒めます。そうしないと何が良い事なのか分からないからです。

物事の良し悪しは型と音で根気良く教えてください。
一喜一憂せず毅然と淡々と教えるのみです。
褒めすぎもいけません。

廊下では放し飼いでしょうか。
四方が囲まれた落ち着ける小さめのハウスはありますでしょうか。

それから無理に散歩で遠出する必要もありません。

家の中でも、玄関先でもリーダーウォークは出来ます。やるしかないのです。続けるしかないのです。結果はその量に比例するのです。どれだけ毅然とした態度を見せ続けたか・・それに結果は比例します。

大丈夫です(^-^)時間はかかりますが、これも必要な時期です。
犬の自然な本能なのです。

必ず結果に出ますから、自信をもって大きな気持ちで気長に続けてください。

では頑張ってください(^-^)


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以前、犬のしつけの相談メールをさせていただいたチワワ(5か月)の飼い主です。
早速ですがご報告がてら質問させて下さい。

あれから足への噛み付きは、遊んでいる最中に時折ありますが、『ダメ』というと止めて舐めるようになりました。

指へはボール遊びで興奮すると噛むことはありますが、食事前の『待て』の最中に目の前で動かしても顔を背け噛んだりすることはなくなりました。ゲージへ戻しリードをはずす際も首を動かし指を噛もうとすることはたまにはありますが以前と比べるとかなり少なくなりました。

仰向け固めはまだまだ自分からすることはありませんが、これはゆっくり慣らしてゆきたいと思っています。
今の悩みは2つほどありまして。

1つ目はゲージの中での過ごし方です。骨ガムに興味を示さずベッドを噛んでしまっていることです。

ガムはたまには舐めているようで小さくはなっているのですが...。1ヶ月近くになるのですが未だに1個残ったままです。ベッドがボロボロになるのは仔犬のうちは仕方がないとあきらめているのでいいのですが、便の中に糸くずが混入しているとお腹の中に糸くずがたまっていくのではないのだろうか...と考えすぎですかね?

2つ目はボール遊びをすると2・3回は『待てとお座り』はできるのですが、命令するとその後が続かずカーペットの臭いを嗅ぎまわり舐めはじめます。遊びが続かないため命令を聞いてくれるのは結局最初だけです。
やはり毎回命令するべきですか?

あと家の中の物を舐めるのは止めさせたほうがいいのでしょうか?
カーペットやフローリング、家具の臭いを嗅いではペロペロと舐めています。
一種のマーキングのようなものでしょうか?

今のところ散歩で外に行っても小石や砂利・草などを食べることはないのですが、今後拾い食いにつながるのではないかと心配です。

毎回、沢山の質問ばかりで申し訳ありませんがよろしくお願いします。


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主従関係作りは段々進んできましたね。まだまだ成長期の真っただ中で難しい時期ですが、進歩しているので素晴らしいです。普通はこの時期はあまり結果が出ないのですが、良い状況ですよ(^-^)これからも頑張ってください。

とは言っても、やっぱりまだまだ成長期の中盤ですので知能も集中力も低く、ホルモンバランスの変化や歯の生え変わりもありますので、イライラが表面化し落ち着きもありません。

それが拾い食いや破壊行動にも出ますが、基本的にはこれは成犬も持っている本能です。とにかく食べれそうなものを見つけて胃袋に入れる・・狩猟でとらえた獲物を解体(破壊)しないと食べれません・・他の肉食獣に奪われないように解体スピードも重要・・この本能が優れた個体が自然淘汰で生き残ってきました。

噛み付き・破壊・吠え・威嚇・拾い食い・・・結局は、現代人との生活における問題行動は、犬が本来生きていくのに必要な大切な本能なんですね。しかも人間が選択育種で強化してきました。

それを今度は止めさせようとしているわけですから、大変なことなのです。でも主従関係をしっかり作って、分かりやすく型と音とジェスチャーで教えてあげればちゃんと理解します。

その基本を全てに例外なく一貫して当てはめてください。悪い型を止めて、良い型を作ってあげ褒める・・それだけです。

だから・・・

> 『ダメ』というと止めて舐めるようになりました・・

↑良い型ができたので褒めてください。

> 指へはボール遊びで興奮すると噛むことはありますが・・
> リードをはずす際も首を動かし指を噛もうとすることはたまに・・
> やはり毎回命令するべきですか?

↑これらも一貫して型で教えてください。段々良くなってきて、大きな問題がなくなるとそれで「たまには良し」「これくらいは良し」としてしまう方がいらっしゃるのですが、軽度な違反でもダメなものは例外を作らず、一貫して型をとらせて教えることです。「命令」というよりは「型で教える」という感覚が良いでしょう。

ですので・・

> ベッドを噛んでしまって

↑これもまずは、見て見ぬふりで良く監視し、しっかり叱りましょう。口閉じで教えます。あるいは犬の口を開け、そこにベッドを噛ませて悪い型を見せそこで叱ります。すぐに口からベッドを出し褒めます。その繰り返しです。手や足への甘噛みのしつけも同じです。

結局は、悪い型を止めて叱って、良い型をとらせ褒める・・やってることはそれだけです。

良いこと、悪いことをビデオの再現VTRのように、犬の体を使って何度も体現させて教えるのです。人間の子供にハシや鉛筆の持ち方を形を作ってあげて教えるのと同じです。知能が低いのでそうしないと分からないのです。

また、ベッドに限ることですが人間と同じ部屋にいるのであれば寒さは大丈夫ですので、無理に必要がないです。ケージ内にクレート型のハウス・・それだけあれば良いです。ご心配なら、真冬だけ綿素材のタオルなどを入れてあげれば良いです。

細かい繊維状で飲み込んでいれば、胃腸にたまることはないですが、大量に飲み込むと危険ですし、塊で飲み込むこともあるかもしれないので、やっぱり危険といえば危険です。私ならベッドは使いません。

ただ、犬は嘔吐反射が優れています。自分の被毛の毛繕いで、どの犬も多少は毛を飲み込みますし、野生では捉えた獲物の肉を被毛も一緒にある程度飲み込みます。そして後で、消化しきれず残った被毛を吐き出します。猫は良く毛繕いするので、胃にたまった毛を定期的にケポッと吐き出しますが日常の事です。犬もそれに近いです。

ベッドはフカフカですので、ちょうど獲物を解体する感覚に似ているんですね。これは犬の本能で練習しているし、大好きなんです。多少は飲み込んでもまとめて吐き出しますし、少量ならウンチと一緒に出しています。

ご心配であればベッドは使わない方が良いです。真冬だけ綿素材のタオルなどを入れてあげれば良いです。

それから遊びやしつけ中の拾い食い(クンクン嗅ぎと舐め)ですが、これもまだまだ集中力がなく世界に興味深々なのと、腐食動物の本能です。石や消化できないゴミはやっぱり良くないですので、これも型で教えます。

ケージから出している間は、トイレの失敗を防ぐ目的も含めてリードを付けましょう。舐めたら「ダメ」と同時にリードを使って悪い型を止めます。(床に顔を届かせないようにする)。その位置を保持しながら褒めます。

もっと良いのは、ドライフードの粒を床に点々と置き、その地点を歩いて行きながら食べさせないようにリードを短く持って制御します。フードのある地点にきたら、リードを短く持って犬の顔を床に近づけないようにさせ通過し、その瞬間褒めます。次の地点に行って同じことをする・・この繰り返しです。

では、今日は以上です。結局はどれもシンプルに型をとらせて教えるということにつきます。そして、教えても褒めても叱っても、主従関係がどれだけ積み上がっているかによって、その吸収力がまったく違ってきますので、やっぱり主従関係が全ての基盤だということが分かります。

まだまだ5か月ですから、大きな気持ちで続けてください。また、これから歯の生え変わりやホルモンバランスの変化があってイライラしたり、成犬としての権勢本能などが色濃く出てきます。つまり人間で言う反抗期ですね(^-^)

今まで以上に毅然としっかり犬のしつけを続けて行きましょう。
では、頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
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