犬のしつけがQ&Aで分かる!

ご褒美で釣る犬のしつけはダメ


m1.pngハウスの指示についてですが、餌を食べ終わる時、少量の餌を残しておいてハウスの指示をし、犬をゲージに入れ餌を与えます。
その時は自分からゲージに入りますが、その他の時は入りません。おやつか餌を持っていたら入ります。
音と型とて教えて餌でつってはいけないとのことですが、ハウスの声かけとともに抱き抱えるか押し込んでゲージに入れる事を繰り返せばよいでしょうか?


m2.png今の状況で教えていると、やっぱりエサで釣っている・・という事になってしまいます。だからエサが無いと来ません。

(何の教えでも主従関係が大前提ということはもうご理解いただいていると思います)。

まず「コイ」を完成させましょう。

その前に「マテ」・・なのですが、犬は「ずっとマテ」ができないわけですが、逆にそれを利用します。

マテをさせて、少し時間が経てば動きたくなります。そろそろかな~と思ったところで「コイ」と自分の足元を指差して、リードを軽く引きそこへ誘導させます。マテの間ずっと動きたかったので、無理にリードを引かなくても来るようになります。

それが完成できると、コイと言って指差したところに来てくれるわけですから、まずマテをさせ、少し経ったらハウスでもケージでもそこを指差してコイ・・そして来たら褒めると同時に「ハウス」の音を関連付けます。しばらくは飼い主さんがケージ内に入ってあげると来やすいです。またハウスの中に手を入れてハッキリ示してください。

まずはマテからですね・・もう一度あせらずじっくり取り組んでください。もちろん態度は24時間、あお向け、リーダーウォークも頻繁に・・それが大前提です。

また、エサで釣るわけではありませんが、私はハウス内で食事させています。そこが一番おちついて食べられる場所だからです。



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最近、リーダーウォークの時、向かいあい飛びついてきます。
遊んでほしいみたいなのですが、無理に仰向け固めをすると威嚇してきます。
何か、良い方法がありますでしょうか?
お座りも、フードがあるとやるのですが、やはり絶対使わない方がいいですか?


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飛びつき、マウンティング(抱きついてくる)、あお向けすると怒る・・
 
これらは全て主従関係の逆転による反発・支配行動です。それに動揺したり受け入れてはいけません。かといって感情的になり体罰的になってはいけません。
 
リーダーウォークであればスッと反対を見て無視、マウンティングされたら足をスッと振りほどいて無視。あお向けもジッと厳しい視線を送って、暴れるようなら無視してリーダーウォークに切り替える・・
 
表面上のコントロールではなく、リーダーとしての毅然とした態度を見せる伝えることが重要です。フードやオヤツを見せながら釣るのは絶対いけません。犬の視点から見ると、手であげる行為そのものが従属的に見えるのです。そして表面上従うので、主従関係が出来ていないのに、出来ているように見えてしまう・・これが飼い主さんに誤解を生んでしまうのです。
 
ただし、ゴハン前にしつけをするのは有効です。ちょっとマテをさせる程度ではなく、ゴハンの準備をしたあとリーダーウォーク、あお向け、マテ・スワレなどの行動をしっかりしたらゴハンをあげる。
 
また、「マテ」でゴハンを途中で何度も中断させるのも良いです。それらによって、誰のおかげで食べられるのか・・主従関係を理解していきます。またそれくらいできる飼い主の、気持ちの強さの訓練にもなります。
 
気持ちを強く持って、かつ体罰的にならないよう注意して続けてください。



m1.pngお返事ありがとうございます。
このメールサポートは初心者の私にとってかなり心強いです。(堀川様の教材を選んでよかったと確信しました)

教科書どおり行かないとは頭でわかっていても、教材等を見るにつけその差に不安ばかりとなっておりました。社会化のためにもと考えて、用品を購入するため犬を購入したペットショップに連れて行ったのですが、店員さんに再会したときに犬がとても喜んでいたので、やはりプロのようにうまくやれていないのかなと思っておりました・・

おっしゃるとおり、かなり焦っていたようです。主従関係を手っ取り早く作ろうと、強引に仰向け固めで固めても体罰そのものですね・・反省です・・
方向性は間違っていないとのお言葉に安心して、気長にやって行きます。

なんとか楽しいなと思ってもらう事も増やしたいので、「指示を出してそのリアクションに対して褒める、もしくはご褒美におやつ」をやりたいのですが、なかなか褒める機会がないのが悩みのタネですね。リーダーウォークはおろかお座り等々まったくなので、当然と言えば当然なんですよね。 ここであせらず気長にやろうと思います。

お返事で一点気になったのは、甘噛みを直す際の「型と音」とはなんでしょうか? 教材には無かったようなので、よろしかったらご指導いただけるとありがたいです。

またしても長文となってしまいまして申し訳ありません。お急がしいところお手数をおかけして申し訳ありませんが、なにとぞよろしくお願いいたします。


m2.png甘噛みについてはホームページでお話いたしました。
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物事の教えは全て、型と音でシンプルに体現させないと犬の知能では覚えられないのです。悪い型を止めて良い型を取らせ褒める・・体現させる・・本書にご紹介がないものでも必要なことはそうやって何でも教えられます。

甘噛みしたら「ダメ」としっかり伝え、片手で首輪をつかみ、もう片手で犬の口を軽く閉じます。当然噛みつくことができないので結果的に良い型ができました。そこですかさず褒めます。

開放して手を見せるとまた噛みついてきますので、再度「ダメ」としっかり伝え、片手で首輪を・・・この繰り返しです。手を見せても噛まなくなったら褒めて、しっかり反復しましょう。そうやって何度も何度もしつこく体現させないと犬の知能では覚えられないのです。

そして主従関係が出来ていないと、その教えも犬は聞こうとすらしません。だから全ての基盤が主従関係になります。普段の何気ない態度、あお向け、リーダーウォーク、ボール遊び・・それらを通して徐々に良い関係が積み上がっていくのです。

ご褒美にオヤツ・・とありますが、これはいけません。オヤツがないと分かると犬は無視しますし、要求をするようになります。またオヤツを差し出す姿を従属的に見るのが犬の本能です。犬が認めた人から褒められる・・これをご褒美にしないといけないのです。そのための関係作りがとても根気がいるので、皆さんオヤツを使ったり、しつけグッズを使いたくなるのですが、それを使ってしまうと本当の良い関係が出来ているのかどうか見えなくなってしまうのです。

それとドライフード以外のものを犬が食べると、その分犬が摂取している栄養バランスが崩れていることになります。オヤツは与えず、ご飯前に入念にリーダーウォークや、あお向けをすると主従関係をより明確に犬は理解します。

では、あせらず無理せず続けてください(^-^)


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