秋田犬系の雑種犬のしつけ
秋田犬系の雑種犬のしつけ相談です。
母犬:秋田犬 父犬:雑種 平成22年9月24日生まれ 雌
12月11日にもらっています 12月18日 8.9kgでした。
家族構成 ①83歳男性 ②78歳女性 ③54歳男性 ④52歳女性 ⑤26歳女性 の5人家族
(タイムスケジュール)
朝 7時過ぎに83歳と散歩 帰宅後83歳より朝食のドッグフード
昼 12時頃 83歳より昼食ドッグフード
夕方 83歳が4時頃散歩 その後ドッグフード
犬を飼う理由は83歳の散歩のため
自宅の門を少し入ったところの横に犬小屋をおいています。鎖に繋いでいます。日中、門の前の道路を見たりしています。
繋がれているときに、ウンチをするときもありますが、散歩中 毎回2回くらいうんちをしています。(最近まで飼ってた犬も、散歩時にうんちをしていたため。散歩時のうんちを家族も期待しています)
母親が秋田犬のため、そうとう大きくなると思い、政権になったときが心配になり、しつけの勉強をインターネットで見ていて、今回の内容を知りました。
現在、私に対して、犬の近くへ行くと、おしっこをよくします。54歳が近くへ行ってもしません。車に乗せてもしないのに、私が近寄るとおしっこをするのは、何を意味しているのでしょうか?
また、私と、26歳には、あまがみもよくするし、常に、食べ物を要求しているように感じます。前足を、人の脚にかけ、すがるようにしてきます。この行為は、誰にでもします。散歩は、誰がしてもリードを引っ張り、何でも口にしています。
今日、初めて仰向けがためをしました。しばらく押さえてましたが、だらっとならず、離してやると、飛び起きてました。その後も、態度は変わらずでした。リードウォークを、何度か試みましたが、終いにかみついてきました。結局いつも通りの散歩となりました。
質問は、私は犬になめられてるってことでしょうか?
まず犬に近づくとオシッコ・・
ですが、これは興奮によるものです。人間もそうですが、興奮すると利尿脱糞作用が活発になります。ですので犬と接する時のパターンの中に、興奮する要素がいつもあるんじゃないでしょうか。
可能性は2パターンあります。
まず一つは、普段ほとんど接することがなく、犬が慣れていないため興奮する・・
もう一つは反対にかまい過ぎて、そのパターンを犬が学習している・・
おそらく後者の方ではないでしょうか。今回は具体的な接し方をお知らせいただきませんでしたが、例えば意味なくジロジロ見つめる・・オヤツに抱っこ・・意味なくナデナデ声かけ・・。いつも接する時に、犬が興奮する要素が含まれてパターン化するとそうなります。
またこれが続けば主従関係が逆転します。それらの態度やしぐさは、犬の本能から見て従属的に感じられるからです。もしそれらをされていたならば、直ぐに止めてください。犬の3ヶ月はもう赤ちゃんではありません。人間で言えば、小学校に入って社会のルールを学んだり、甘えを卒業させていく時期です。
外飼いの場合は、過度に甘やかしやベタベタすることが物理的にできないので、それがメリットではあるのですが、かえってそのことが「さみしい思いをさせているんじゃないか・・」、という気遣いになり、それが強すぎて結果的に犬に誤解を与えてしまう接し方になっている場合があります。
またベタベタする機会がないということは、現行犯でしっかり教える機会も少なくなってしまいます。意味なくかまうことはいけませんが、接することそのものやスキンシップは必要ですし、接して教えなければ犬も何も学習できません。
ですので、犬と接する=犬のしつけ・・というルールを決め、積極的に人間との接し方やルールを教えてあげてください。今はまだ3ヶ月なので知能も低く、高度な動作は覚えられませんが、犬としての立場などは学べます。それを普段の態度、リーダーウォーク、あお向け、ヒモ付ボール遊びで学ばせるのです。
また、一つ挨拶代わりに何か覚えさせると良いです。オテでもスワレでも何でも良いです。声をかけたい、触りたい・・と思われたら、その指示を出し、従ったら褒める。それをルールにすればスキンシップも取れるし主従関係も保てます。
そして暇さえあれば、リーダーウォーク(敷地内で)、あお向けをしてください。最初から上手くコントロールすることは考えないでください。目的はリーダーとしての毅然とした態度を示すことが目的です。形よりも、犬が相手を認めるかどうかが本題です。もちろん、その関係は一夜にしてできませんから、毎日毎日、何度も何度も続けることが重要なんです。それによって犬が根負けして認めるようになります。
犬も本能で自分が優位に立とうとします。強い者が生き残るための本能であり、自然の法則です。そしてそれは性別や体の大きさで見ているわけではありません。よく大型犬が、自分よりも極端に小さい小型犬にほんろうされて、だじろぐ場面を見ることがありますが、まさにそれです。犬は相手の気持ちの強さを敏感に感じ取ります。
「子犬がかわいい」と感じることは自然なことですが、その感情が強すぎると、無意識のうちに弱さが犬に伝わり、気持ちで負けてしまっているんです。
甘噛み、前足を人の脚にかける・・これを放置してはいけません。支配欲の表れであり、相手の反応を見るための行為でもあります。「ダメ」、で直ぐあお向けするか、型と音で教えます。「ダメ」と同時に噛んでくる口を手で軽く閉じ、もう片方の手で首輪をガッチリつかみ軽く引きます。これで悪い型は止まり、良い型ができたので、すかさず褒めます。
そして開放して手を見せ、噛まなければ褒めますし噛めば再度、「ダメ」と同時に噛んでくる口を・・・この繰り返しです。そうやって犬にシンプルに体現させて、しつこく・しつこく教えていかないと犬の知能では分からないのです。
あお向けも、本書に書きましたが最初から長時間ムキにされなくてよいです。最初は、ひっくり返ったらすぐ褒めて、開放します。少しずつその静止時間を長くしていけば良いです。そのパターンの回数を多くしてください。そうすれば、犬も「ジッとあお向けすること」が良い事なんだと理解していきます。
物事の教えは何でも、「悪い型を止め良い型を作り褒める」・・これを癖にしてください。
以上、ポイントをお話してきましたが、まだまだ大変な時期は続きますよ(^-^)
3ヶ月の子犬の知能に期待してはいけません(笑い) 。この時期は単なる小さな猛獣ですから、とにかく毅然と根気良く教え続けていくしかありません。結果はまだまだ出ませんが、必要な事はやり続けないといけません。生後半年すぎると、成犬としての本能が強く出てきます。その時期に、今までの接し方が良かったか悪かったかで大きく変わってきます。
お察しのとおり、秋田犬の血を引いているので体も大きくなるでしょうし、番犬性が強いので威嚇吠えや攻撃性も強くなるでしょう。社会化が柔軟な生後半年までに、しっかり犬のしつけをし、いろんな経験をさせ、他人や他の犬に会わせ社会化させてください。
【その他】
外飼いですが、鎖での繋ぎ飼いはおすすめできません。犬からしてみると、「敵は簡単に侵入できるが自分は逃げられない」、というストレスを常にかかえていますので神経質になり、吠え・噛み付きは直しにくいです。
大型犬専用のケージやサークルはすごく高価なので、もしご主人が日曜大工ができるようでしたら、自作にチャレンジされてみてもいいんじゃないでしょうか(^-^) あまり見た目にこだわらなければ、以外に安く簡単に作れますよ。ゼロから自分で作らなくても、ガーデニングや建築用素材を組み合わせて簡単にまとめることもできます。
では、今回は以上です。がんばって続けてください(^-^)
母犬:秋田犬 父犬:雑種 平成22年9月24日生まれ 雌
12月11日にもらっています 12月18日 8.9kgでした。
家族構成 ①83歳男性 ②78歳女性 ③54歳男性 ④52歳女性 ⑤26歳女性 の5人家族
(タイムスケジュール)
朝 7時過ぎに83歳と散歩 帰宅後83歳より朝食のドッグフード
昼 12時頃 83歳より昼食ドッグフード
夕方 83歳が4時頃散歩 その後ドッグフード
犬を飼う理由は83歳の散歩のため
自宅の門を少し入ったところの横に犬小屋をおいています。鎖に繋いでいます。日中、門の前の道路を見たりしています。
繋がれているときに、ウンチをするときもありますが、散歩中 毎回2回くらいうんちをしています。(最近まで飼ってた犬も、散歩時にうんちをしていたため。散歩時のうんちを家族も期待しています)
母親が秋田犬のため、そうとう大きくなると思い、政権になったときが心配になり、しつけの勉強をインターネットで見ていて、今回の内容を知りました。
現在、私に対して、犬の近くへ行くと、おしっこをよくします。54歳が近くへ行ってもしません。車に乗せてもしないのに、私が近寄るとおしっこをするのは、何を意味しているのでしょうか?
また、私と、26歳には、あまがみもよくするし、常に、食べ物を要求しているように感じます。前足を、人の脚にかけ、すがるようにしてきます。この行為は、誰にでもします。散歩は、誰がしてもリードを引っ張り、何でも口にしています。
今日、初めて仰向けがためをしました。しばらく押さえてましたが、だらっとならず、離してやると、飛び起きてました。その後も、態度は変わらずでした。リードウォークを、何度か試みましたが、終いにかみついてきました。結局いつも通りの散歩となりました。
質問は、私は犬になめられてるってことでしょうか?
まず犬に近づくとオシッコ・・
ですが、これは興奮によるものです。人間もそうですが、興奮すると利尿脱糞作用が活発になります。ですので犬と接する時のパターンの中に、興奮する要素がいつもあるんじゃないでしょうか。
可能性は2パターンあります。
まず一つは、普段ほとんど接することがなく、犬が慣れていないため興奮する・・
もう一つは反対にかまい過ぎて、そのパターンを犬が学習している・・
おそらく後者の方ではないでしょうか。今回は具体的な接し方をお知らせいただきませんでしたが、例えば意味なくジロジロ見つめる・・オヤツに抱っこ・・意味なくナデナデ声かけ・・。いつも接する時に、犬が興奮する要素が含まれてパターン化するとそうなります。
またこれが続けば主従関係が逆転します。それらの態度やしぐさは、犬の本能から見て従属的に感じられるからです。もしそれらをされていたならば、直ぐに止めてください。犬の3ヶ月はもう赤ちゃんではありません。人間で言えば、小学校に入って社会のルールを学んだり、甘えを卒業させていく時期です。
外飼いの場合は、過度に甘やかしやベタベタすることが物理的にできないので、それがメリットではあるのですが、かえってそのことが「さみしい思いをさせているんじゃないか・・」、という気遣いになり、それが強すぎて結果的に犬に誤解を与えてしまう接し方になっている場合があります。
またベタベタする機会がないということは、現行犯でしっかり教える機会も少なくなってしまいます。意味なくかまうことはいけませんが、接することそのものやスキンシップは必要ですし、接して教えなければ犬も何も学習できません。
ですので、犬と接する=犬のしつけ・・というルールを決め、積極的に人間との接し方やルールを教えてあげてください。今はまだ3ヶ月なので知能も低く、高度な動作は覚えられませんが、犬としての立場などは学べます。それを普段の態度、リーダーウォーク、あお向け、ヒモ付ボール遊びで学ばせるのです。
また、一つ挨拶代わりに何か覚えさせると良いです。オテでもスワレでも何でも良いです。声をかけたい、触りたい・・と思われたら、その指示を出し、従ったら褒める。それをルールにすればスキンシップも取れるし主従関係も保てます。
そして暇さえあれば、リーダーウォーク(敷地内で)、あお向けをしてください。最初から上手くコントロールすることは考えないでください。目的はリーダーとしての毅然とした態度を示すことが目的です。形よりも、犬が相手を認めるかどうかが本題です。もちろん、その関係は一夜にしてできませんから、毎日毎日、何度も何度も続けることが重要なんです。それによって犬が根負けして認めるようになります。
犬も本能で自分が優位に立とうとします。強い者が生き残るための本能であり、自然の法則です。そしてそれは性別や体の大きさで見ているわけではありません。よく大型犬が、自分よりも極端に小さい小型犬にほんろうされて、だじろぐ場面を見ることがありますが、まさにそれです。犬は相手の気持ちの強さを敏感に感じ取ります。
「子犬がかわいい」と感じることは自然なことですが、その感情が強すぎると、無意識のうちに弱さが犬に伝わり、気持ちで負けてしまっているんです。
甘噛み、前足を人の脚にかける・・これを放置してはいけません。支配欲の表れであり、相手の反応を見るための行為でもあります。「ダメ」、で直ぐあお向けするか、型と音で教えます。「ダメ」と同時に噛んでくる口を手で軽く閉じ、もう片方の手で首輪をガッチリつかみ軽く引きます。これで悪い型は止まり、良い型ができたので、すかさず褒めます。
そして開放して手を見せ、噛まなければ褒めますし噛めば再度、「ダメ」と同時に噛んでくる口を・・・この繰り返しです。そうやって犬にシンプルに体現させて、しつこく・しつこく教えていかないと犬の知能では分からないのです。
あお向けも、本書に書きましたが最初から長時間ムキにされなくてよいです。最初は、ひっくり返ったらすぐ褒めて、開放します。少しずつその静止時間を長くしていけば良いです。そのパターンの回数を多くしてください。そうすれば、犬も「ジッとあお向けすること」が良い事なんだと理解していきます。
物事の教えは何でも、「悪い型を止め良い型を作り褒める」・・これを癖にしてください。
以上、ポイントをお話してきましたが、まだまだ大変な時期は続きますよ(^-^)
3ヶ月の子犬の知能に期待してはいけません(笑い) 。この時期は単なる小さな猛獣ですから、とにかく毅然と根気良く教え続けていくしかありません。結果はまだまだ出ませんが、必要な事はやり続けないといけません。生後半年すぎると、成犬としての本能が強く出てきます。その時期に、今までの接し方が良かったか悪かったかで大きく変わってきます。
お察しのとおり、秋田犬の血を引いているので体も大きくなるでしょうし、番犬性が強いので威嚇吠えや攻撃性も強くなるでしょう。社会化が柔軟な生後半年までに、しっかり犬のしつけをし、いろんな経験をさせ、他人や他の犬に会わせ社会化させてください。
【その他】
外飼いですが、鎖での繋ぎ飼いはおすすめできません。犬からしてみると、「敵は簡単に侵入できるが自分は逃げられない」、というストレスを常にかかえていますので神経質になり、吠え・噛み付きは直しにくいです。
大型犬専用のケージやサークルはすごく高価なので、もしご主人が日曜大工ができるようでしたら、自作にチャレンジされてみてもいいんじゃないでしょうか(^-^) あまり見た目にこだわらなければ、以外に安く簡単に作れますよ。ゼロから自分で作らなくても、ガーデニングや建築用素材を組み合わせて簡単にまとめることもできます。
では、今回は以上です。がんばって続けてください(^-^)