早朝にウンチまみれで鳴く吠える犬のしつけ
・問題の内容: 毎朝(6時ごろ)に鳴くこと
・愛犬の犬種:トイプードル
・年令月齢:生後約4か月・性別:オス・飼い始めてからの年月日数も)2週間
・ご家族全員の年齢層・性別:50代の夫婦
・一日の愛犬との同居時間:夫 2-3時間 妻 週に3-4回外出(日中半日程度)
・住居はマンション。リビング(12畳)に 90cm x 60cm のサークルを置き 半分にトイレシート、半分をベッドとして使用
・それ以外:リビング内に 4か所に新聞紙をおき、トイレのしつけ中。
・日中(外出以外)はサークルの扉を開けたままにしている。トイレはサークル内も含め、どれかの利用 (たまに外れることはあるが、勝手な場所ではしない)。疲れるとサークルのベッドに自分から行き休んでいる。夜も自らベッドにいくことが多く、眠る際にサークルの鍵をしめる。(23:00-24:00頃)
・日中は外出時に鳴く以外は、吠えることも鳴くことも殆どない。外出の際はサークルに入れ鍵を閉めます。
悩みは、毎朝鳴くことと、外出時に鳴くことですが、今回は優先順位の高い毎朝のことに絞ってご相談させてください。上記のように、最初に家に来た数日の夜泣きを除くと殆どいい子にしているのですが、毎朝決まって 5:55に泣き出します。
どうも、5:55 頃に目が覚め(直接目で確かめていませんが、サークルの新聞紙のごそごそという音がします)、大便をしているようです。それから最初は小さい声でクウクウ言いはじめ、だんだん大きな声になります。
ほっておくと最期は悲鳴のようになり、わめき出します。もう少し遅く起きてほしく慣れさせたいため無視しようとするのですが、サークルに行ってみると中を歩き回り大便を踏んでおり、仕方なくかたずけます。
鳴いているのは、トイレを知らせているような気がします。5:55 というのは、最初の3日ほど夜泣きがひどく、4日め初めて夜泣きをやめたのですが、その時5:55 に鳴き始め、我々がサークルに行った時間です。
①朝起きるのがもっと遅くならないか
②もしおきても鳴かないようにならないか
というのが具体的な悩みです。なおトイレのかたずけで我々を呼んでいるというのは、私の想像です。
解決策として考えているのは、
①堀川さんのケージのようにベッド部分とトイレとを遠くにする
②6時前に我々が起き、一旦トイレの後始末をする
の二つですが、それ以外に試してみる方法はないでしょうか。できれば、上記以外で解決したいと思っております。よろしくお願いいたします。
まず今回は二つの要素があると感じました。犬のしつけは全てつながっています。「外出時にも鳴く・・」ということは、ウンチだけの問題ではないのです。むしろ、「放し飼いの習慣が癖になっていることによるケージ内でのイライラ興奮」が主原因になっているように感じました。
犬は人間の子供と同じで、常に自分本位で物事を進めたがります。吠えて要求・・噛んで示す・・何でもやってみて、自分のワガママが通るかアレコレやってきます。
しかし、良い習慣を癖にしてあげれば良いのです。ケージ内が普段の居場所だと認識し、好きになり癖になれば、犬はそこに喜んで居ようとします。本当はそれが犬にとって一番ストレスのない環境なのです。
家の犬も、いまだにケージから出してかまい過ぎると、もうその日中は「ここから出してかまって・・」と吠えてきます。犬はすぐ癖が定着する・・環境に適応するシンプルな動物なのです。
そんな時は淡々とリーダーウォークで示して、「自分のワガママは通らないんだよ・・」と教えます。すると次の日からまた、一切要求吠えはなくなります。
・・と、これは成犬の例ですが、今のトイプードル君は4か月くらいですね。まだ幼すぎて、しばらくは知能が低く興奮しやすいのは事実です。それは理解してあげないといけないのですが、その癖をつけさせてしまっているのは人間だということも忘れてはいけません。
本当に見ていられる時間だけ、メリハリと主導を持って出して遊ぶ・・散歩・・団らんをすれば良いのです。
さて、もう一つの要素のウンチですが、もう4か月でだいぶ体調も安定してきている時期ですので、今現在、もし一日3回の食事だったならば2回にしても良いのと、時間を毎日少しずつずらしながら、最終的に食事時間を全体的に2・3時間ずらしてみるのも良いです。ウンチの時間も変わってきます。
それと、前の晩にウンチをさせておくことも重要です。まだ一日一回ということはないはずですので、早朝以外でのウンチ行為を目撃する機会はあるはずです。その時に、「チチチチ」などの指示音を関連付けしていきましょう。食事時間をずらしながら、音の関連付けを何日もかけて続けてください。
続けたら、夜にコング遊びなどで興奮させながら指示音で促してください。犬も人間も、興奮緊張で利尿脱糞作用が高まりますので、その条件を作って、指示音で促します。
食事回数を2回にし、時間もずらし、前の晩にウンチしてしまえば、普通は次の早朝には出ないはずです。
それでもウンチが出る・・ウンチが出なくても吠える鳴く・・ということは、やはりケージから出る癖が習慣として強く根付いているからです。あるいは出すだけでなく、猫なで声でナデナデ抱っこにオヤツなど・・他にも癖になる要素・・関係を誤解されやすい要素がある・・ということになります。
今回は、将来の事もお考えいただいて、単純に物理的な手法で解決されようとせず、環境や関係作り・犬のしつけ全体で考え取り組んでいただきたいと思います。
では、頑張って続けてください(^-^)
・愛犬の犬種:トイプードル
・年令月齢:生後約4か月・性別:オス・飼い始めてからの年月日数も)2週間
・ご家族全員の年齢層・性別:50代の夫婦
・一日の愛犬との同居時間:夫 2-3時間 妻 週に3-4回外出(日中半日程度)
・住居はマンション。リビング(12畳)に 90cm x 60cm のサークルを置き 半分にトイレシート、半分をベッドとして使用
・それ以外:リビング内に 4か所に新聞紙をおき、トイレのしつけ中。
・日中(外出以外)はサークルの扉を開けたままにしている。トイレはサークル内も含め、どれかの利用 (たまに外れることはあるが、勝手な場所ではしない)。疲れるとサークルのベッドに自分から行き休んでいる。夜も自らベッドにいくことが多く、眠る際にサークルの鍵をしめる。(23:00-24:00頃)
・日中は外出時に鳴く以外は、吠えることも鳴くことも殆どない。外出の際はサークルに入れ鍵を閉めます。
悩みは、毎朝鳴くことと、外出時に鳴くことですが、今回は優先順位の高い毎朝のことに絞ってご相談させてください。上記のように、最初に家に来た数日の夜泣きを除くと殆どいい子にしているのですが、毎朝決まって 5:55に泣き出します。
どうも、5:55 頃に目が覚め(直接目で確かめていませんが、サークルの新聞紙のごそごそという音がします)、大便をしているようです。それから最初は小さい声でクウクウ言いはじめ、だんだん大きな声になります。
ほっておくと最期は悲鳴のようになり、わめき出します。もう少し遅く起きてほしく慣れさせたいため無視しようとするのですが、サークルに行ってみると中を歩き回り大便を踏んでおり、仕方なくかたずけます。
鳴いているのは、トイレを知らせているような気がします。5:55 というのは、最初の3日ほど夜泣きがひどく、4日め初めて夜泣きをやめたのですが、その時5:55 に鳴き始め、我々がサークルに行った時間です。
①朝起きるのがもっと遅くならないか
②もしおきても鳴かないようにならないか
というのが具体的な悩みです。なおトイレのかたずけで我々を呼んでいるというのは、私の想像です。
解決策として考えているのは、
①堀川さんのケージのようにベッド部分とトイレとを遠くにする
②6時前に我々が起き、一旦トイレの後始末をする
の二つですが、それ以外に試してみる方法はないでしょうか。できれば、上記以外で解決したいと思っております。よろしくお願いいたします。
まず今回は二つの要素があると感じました。犬のしつけは全てつながっています。「外出時にも鳴く・・」ということは、ウンチだけの問題ではないのです。むしろ、「放し飼いの習慣が癖になっていることによるケージ内でのイライラ興奮」が主原因になっているように感じました。
犬は人間の子供と同じで、常に自分本位で物事を進めたがります。吠えて要求・・噛んで示す・・何でもやってみて、自分のワガママが通るかアレコレやってきます。
しかし、良い習慣を癖にしてあげれば良いのです。ケージ内が普段の居場所だと認識し、好きになり癖になれば、犬はそこに喜んで居ようとします。本当はそれが犬にとって一番ストレスのない環境なのです。
家の犬も、いまだにケージから出してかまい過ぎると、もうその日中は「ここから出してかまって・・」と吠えてきます。犬はすぐ癖が定着する・・環境に適応するシンプルな動物なのです。
そんな時は淡々とリーダーウォークで示して、「自分のワガママは通らないんだよ・・」と教えます。すると次の日からまた、一切要求吠えはなくなります。
・・と、これは成犬の例ですが、今のトイプードル君は4か月くらいですね。まだ幼すぎて、しばらくは知能が低く興奮しやすいのは事実です。それは理解してあげないといけないのですが、その癖をつけさせてしまっているのは人間だということも忘れてはいけません。
本当に見ていられる時間だけ、メリハリと主導を持って出して遊ぶ・・散歩・・団らんをすれば良いのです。
さて、もう一つの要素のウンチですが、もう4か月でだいぶ体調も安定してきている時期ですので、今現在、もし一日3回の食事だったならば2回にしても良いのと、時間を毎日少しずつずらしながら、最終的に食事時間を全体的に2・3時間ずらしてみるのも良いです。ウンチの時間も変わってきます。
それと、前の晩にウンチをさせておくことも重要です。まだ一日一回ということはないはずですので、早朝以外でのウンチ行為を目撃する機会はあるはずです。その時に、「チチチチ」などの指示音を関連付けしていきましょう。食事時間をずらしながら、音の関連付けを何日もかけて続けてください。
続けたら、夜にコング遊びなどで興奮させながら指示音で促してください。犬も人間も、興奮緊張で利尿脱糞作用が高まりますので、その条件を作って、指示音で促します。
食事回数を2回にし、時間もずらし、前の晩にウンチしてしまえば、普通は次の早朝には出ないはずです。
それでもウンチが出る・・ウンチが出なくても吠える鳴く・・ということは、やはりケージから出る癖が習慣として強く根付いているからです。あるいは出すだけでなく、猫なで声でナデナデ抱っこにオヤツなど・・他にも癖になる要素・・関係を誤解されやすい要素がある・・ということになります。
今回は、将来の事もお考えいただいて、単純に物理的な手法で解決されようとせず、環境や関係作り・犬のしつけ全体で考え取り組んでいただきたいと思います。
では、頑張って続けてください(^-^)