4カ月の犬のしつけで吠える噛むなどが悪化してきた
初めまして。どうぞ宜しくお願い致します。
生後四ヶ月、シェルティーの雄が二週間前に家に来ました。
ペットショップからの購入になります。ペットショップには生後二か月から居て、2店舗にいたようです。
購入にあたり、数ヶ月前から犬のしつけについて調べたり本を読んでいました。近くに本も出してるような出張躾の方がいたので、すぐに申し込もうとしてました。
購入直後すぐに堀川さんのHPを見つけ、躾教室を申し込むのを止めました。
その方は全てオヤツをあげて誘導するやり方でしたので、夫と相談してまず堀川さんのやり方にしようとなりました。
夫は40代で月~土は昼前から仕事に行き、帰宅は朝方の3時~5時が多いです。私は専業主婦で犬が落ち着いたら仕事したいと考えてます。
堀川さんのHPに出会うまでの7日間は、オヤツの躾をしようとやってみた7日間でした。
8日目から考え方を変えて、オヤツをやめて接しました。
エサはまだ三回で完全にはカリカリにしてません。今少しずつ固くしてる段階です。
犬が来て7日間の接し方→仰向け固めは膝の上でやり、優しく良い子と言いながらお腹撫で、手足を触り良い子と言い撫でを繰返しする仰向け固めでした。
サークルの中でロープのかたまりを引っ張りっこもしました。エサをあげるときも何も言わずあげてました。
叱るというより、良いときにオヤツをあげて良い子と褒め、ダメな行為を止めてました。インターホン、掃除機には吠えません。
8日目からはHPで分かる程度のことを変えていきました。
8日目からの接し方→引っ張りっこをやめました。膝の上で仰向け固めはまだやってました。オヤツをやめました。
エサをあげるとき、オスワリを少しずつやらせはじめました。この時にトイレは100%できるようになりました。
7日目から抱っこして外に散歩に行ってました。
10日目から吠える数が増えだしました。
3日目から少しずつ吠えてましたが、この10日目から今日までは起きてるときはほぼ吠えてます。集合住宅なので、クレートで落ち着くまでハラハラドキドキしてます(涙)
11日目からの接し方→室内でリーダーウォークを始めました。(10分~15分)
仰向け固めも床でやるようにし、余計な言葉は言わず、首もとを押さえ少したったら良い子とだけ言います。
起きてる時間は二時間程。私たちの部屋で動きが多くて落ち着くまで三時間してから、クレートで寝始めます。昼間から夜中1時ぐらいまで、睡眠二~四時間、起きてる二~三時間を繰返し、そのあとは朝8時頃まで寝てます。
吠える時間が増え、吠えたらリーダーウォーク(15分~20分)、仰向け固めを繰返してます。なので、一日にかなりの数をやってますが、14日目から噛むような行為をするようになりました。
リーダーウォーク中の夫のズボンや足を噛もうとします。私は15日目からやられます。
14日目から起きてる時間はほぼ吠えていて、そのたびにリーダーウォークしたり、仰向け固めして、ポポの顔を見ると慣れてきてるように見えます。
リーダーウォークも座る数が増え、歩くことすら反抗します。
仰向け固め時はすぐ尻尾は緊張感無く、嫌がりませんが、起きたら噛みはじめようとします。(まだ本気噛みではないが、歯をカチカチやる仕草もし吠えることもあります)
紐付きゴングを始めて楽しんでますが、終わると噛もうとしました。
現在16日目の犬→朝起きると興奮し吠える。
エサの時間興奮し吠える。エサのあと吠える。
リーダーウォークのあと吠える。疲れてクレート入って落ち着く直前まで吠える。
テレビや外の声で、気になる音だと寝てても吠える。玄関の音に吠える。
オスワリ言ってる間も吠えて歯をカチカチやるときと、素直に静かにこっちを見てオスワリを考えてるときがある。
吠えて口を押さえるもやると、そのあと吠えながら歯をカチカチします。現行犯でやるのを気を付けてますが、近寄るとクレートに逃げそこから吠えてます。
一日に二回ほど、サークルの柵にリードを付け、トイレもクレートも入れる長さですが、壁に届かないくらいの動きの制限をします。すると、少し早めに落ち着く感じがします。(吠えますが)
14日目に三回目のワクチンが終了し、今週末から外の散歩が可能になります。
はじめの一週間と次の一週間が極端に変わり、犬がイライラしてるのか?
堀川さんの言うリーダーシップと言うものが、実際どういう行動を私たちがすればいいのか?
日々、吠えることと噛むことが悪化してしまっていて...
どうしてなんだろうかと、とうとう困ってきてしまいました。
音などに吠えるのはまだ耐えれても、吠え続けることをどうにか減らしたいです。
長々、説明が下手で申し訳ありません。
私たちが気を付けることがありましたら、アドバイスお願い致します。
宜しくお願い致します。
頑張っておられますね(^_^)
まず今回は、お察しのように激変しすぎてしまわれたのと、全体的に無理にアレコレされ過ぎておられるように感じました。
おそらく、3日目から吠え始めて、集合住宅なので「早くなんとかしなければ」とあせっておられるようにお見受けいたします。
シェルティー君からしてみると、わりと長くショップで暮らしましたので、ドライでシンプルな世話だけをされてきました。
そこから家に来て、環境が変わった興奮と、人との接し方もだいぶ変わりましたので、より興奮が強かったです。
そこで吠えたため、あせって犬のしつけを頑張ろうとされたわけですが、まだ犬は環境にも慣れていない中で、さらにアレコレ厳しい躾が始まると、さらにパニック状態になり、さらにそれに飼い主さんが焦って無理をし・・・という悪循環になってしまいます。
本来は(Q&Aにも書きましたが)、子犬が家に来た最初の1週間から10日間は、健康面の管理と世話だけしっかりして、あとは出したり接触はしないで安静にさせないといけません。
環境が変わった興奮ストレスをさらにあおってしまい、免疫力が低下します。
そして、最初の接触が基準値になるので、それが実行されない時にストレスをより強く感じてしまうのです。
あとは、慣れてきて徐々に本性が現れてきた、という面もあります。
新しい環境に来た当初は、犬も本能的に安全のために慎重に様子見します。
そして、少しずつ自己主張したりワガママをしてみながら、相手との関係を探ったり、自分の我を通そうと試みたりします。
ですので、ある意味、「元気があって良い」というとらえ方もできます。
多くの子犬は、ブリーダーやショップから何かしらの感染症を持ってきますが、中には死んでしまう子もいます。
まずは、病気で心配するよりは良い事(ある意味健全)ですので、あせったり悲観されないで、子犬の知能や慣れも考えながら、コツコツ続けていきましょう。
まだまだしばらくは、長い目で見てあげないといけない時期が続きます。
さて今後のお話です。
まずは少し落ち着けて、環境に慣れさせるためにも、接触系のしつけよりも距離を少し置いたやり方のほうが良いです。
吠えについては、まず『布掛け目隠し』で対応しましょう。
光を通さない毛布など厚手の布をクレートやケージにかけて、暗く目隠しをしましょう。犬のほうから人が見えないようにします。
夏場ですので、エアコンを効かせて熱中症にはご注意ください。
それでも吠えが止まらない場合は、注意音を関連付けながら厳しくリーダーウォークするのですが、まだ家に来たばかりで、ご家族にもリードにも慣れていない段階ですので、無理はいけません。
できるだけ無視して、犬のいるお部屋から出るのが最善策です。
そうした場合、やはりご近所との関係になりますが、トラブルになる前に、最初から根回しして謝っておくのが一番です。
隣近所の数件に、事前に説明して回って、菓子折りでもお渡ししてください。
「子犬が来たばかりで、今頑張ってしつけしていますが、もう少しの間吠えるかもしれません」
というふうに、今から謝っておくことで、ほとんどの方はご理解していただけますし、「いいよ、いいよ、頑張って」と、逆に応援してもらえることもあります。
そして、先に謝っておくことで、飼い主さん側としては、すごく気が楽になります。
ずっと心配を抱えておびえるよりも、もう謝ってしまったほうがスッキリします。
さて、現状はアレコレし過ぎないで、
「犬にリードを着けてそれを持って遊ぶ」
というだけでも十分です。
制御もガチガチにしないで良いですし、口閉じや仰向けもしばらく待ってください。
遊びの中で、スワレ・マテを型を作ってあげて指示音ジェスチャーで褒めて、教えてあげます。
ご飯前にもやってください。
また、お散歩の練習も兼ねて、遊びの中で時々一緒にちょっと歩いてみてください。
まだその程度で十分です。リーダーウォークも少し待ってください。
ただ、4カ月過ぎていますので、体もしっかりしてきて体力もドンドンついてきていますので、(お散歩に行けるまでは)遊びの量も1時間程度してあげて、お散歩が始まったら、お散歩も30分~1時間程度してあげましょう。
(家での遊び30分+お散歩30分~1時間)
また、リードを犬に着けて持って過ごしている時に吠えた時は、「シ!」の注意音と同時にリードをチョンと引き上げて教えてあげましょう。
そして、犬が噛んだ時も同じ方法で注意します。
口閉じや仰向けがまだ早い時や、反応が過敏になって逆効果になってしまう時は、リードを使って距離を置きながら教えられる方法のほうが良いです。
お時間がある時は、なるべくそうやって過ごされてください。
柵などにつなげておくのはおすすめできません。
出すのでしたら、あくまで主導型で過ごされてください。
また、リードをご自分の腰に縛ってそこに犬を付けると、両手が空きますので、ちょっとした家事ならこなせます。
リードの持ち手の部分は輪になっていますが、そこに留め具側を通すと投げ縄のような形になります。それをご自分の腰にキュッと縛るわけです。
外のお散歩時も同じですが、そうやっておくと、もし犬がとっさに引っ張ってリードを持つ手が外れても、さらにキュッと締まって安全です。
では今日は以上です。
まずはそんなところから始めていきましょう。
もう一カ月くらいそれで続けていただき、家と家族と散歩に慣れてきたら、徐々にリーダーウォークなどで強化していきます。
それでは、Q&Aを熟読いただきながら、頑張って続けていきましょう(^_^)