子犬のしつけでリーダーウォーク・遊び・触りたくなる
先日は、丁寧なメールありがとうございました。(4か月半の子犬)
今日は時間があったので、噛みのしつけを重点的にしました。回を重ねていくうちに、私が冷静に対処出来るようになりました。
まだまだ、手には、過剰に反応します。スワレ、マテの手の指示さえ噛みついてきます。
ゲージの上から、顔や指示の指をみるとジャンプして飛びかかることがあり、その時は、マテスワレと声で指示して止めさせたり、首輪をつかんで、注意音を出しています。
昨夜は、一階に降りていただけで、外にも聞こえるくらい、けたたましく鳴いていました(*_*;義両親も私も苦笑いです。
深夜、急に吠えだしたのでリーダーウォークをしばらくし、吠えて→リーダーウォークを繰り返しました。
あまりに吠えるので異常でもあるのかと様子を見ていると、イモムシが目線の先におり、それに向かって吠えているようでした。
しばらく、ツケで首輪をつかみ、唸っては注意音で誉めるを繰り返し、落ち着いたようで、イモムシを逃がし、犬を休ませました。
リーダーウォークも、ゲージの前では歩くものの、ふだん入らせない部屋でリーダーウォークをすると、拒否するように伏せで動きません。
こんな状況の場合、そのまま紐が張った状態で、私が無視をして止まっていても、毅然とした態度になるのでしょうか?
紐がたるめば、またリーダーウォークをしますが、犬に従っていることになりますか?
後、散歩では座り込みません。マーキングを嗅ごうとしますが、チョン引きと注意音で、意識しています。
後、コング遊びでは、紐を噛むので取ろうと思います。
紐を取ってしまうと、コングを投げても、コングを置いてきてしまうと思うのですが、この場合、どのように対処すれば良いでしょうか?
コングを持ってくれば誉めるということでいいでしょうか?
まだ始めて間もないのですが、段々と興奮してかんだり、ジャンプしたりしているのをなんども目の当たりにすると、正直、私が楽しくなくなっています。
でも、犬のため、家族と楽しく過ごしていくため、やり続けようと思います。
主人は「顔をみると可愛いくて、触りたくなる」とは言いますが、私がいるときは、気をつけて接していこうとしてくれてます。
とりとめない文章ですみません。アドバイス頂けると嬉しいです。
頑張っておられますね(^-^)
ただし、少し無理をなされている感と、求め過ぎておられるように感じました。
いろんなところでお話しておりますが、今の時期の子犬はまだ猛獣状態です。知能も経験も何もありません。早く結果を出されたいお気持ちもよく分かりますが、今の時期の限界もあります。
今はチヤホヤの従属的な接し方だけ気をつけて過ごされれば、それだけでも良いのです。
アレコレやりすぎと結果を求めることに少しご注意されてください。遊びを通してスワレ・マテを教えることと、散歩の練習程度でも十分な時期です。
>リーダーウォークをすると拒否するように伏せで動きません・・
>私が無視をして止まっていても、毅然とした態度になるのでしょうか?・・
>紐がたるめば、またリーダーウォークをしますが、犬に従っていることになりますか?・・
↑犬が動かなくなった時は、それを利用してマテを教えると良いです。
犬がその時にしている形を利用して、首輪をつかみ型をキープしながらスワレやフセの指示音ジェスチャーで褒めてください。
そしてマテをさせます。マテの指示を出したまま数歩先に行き、そこでもマテの指示を出し続けます。
マテをさせ続けていると、今度は犬が動きたくなってジリジリしてきます。ソワソワしてきた頃を見て、コイやツケで軽くリードを引いて誘導してあげてください。
もちろん褒めて、またゆっくり歩き出しましょう。犬がまた止まったら再度マテをさせ・・・この繰り返しです。
>コング遊びでは、紐を噛むので取ろうと思います・・
↑今は知能が低すぎて、動く物には何でも反応します。少し様子を見ても良いですし、ヒモで遊んだって良いんです。(引っ張りっこはNG)
与える前に、スワレ・マテの型を作ってあげて指示音ジェスチャーで褒めて、そこでヒモを与えてください。しばらく噛んで遊んだら、いったんマテ・ダセで取り上げて、またスワレ・マテ・・・この繰り返しです。
知能が上がってきて経験を積めば、段々ヒモは飽きて反応しなくなっていきます。
>紐を取ってしまうとコングを投げてもコングを置いてきてしまうと思う・・
↑あまりにもヒモに執着しすぎるようでしたら、ヒモ無しにすれば良いのですが、遊び場を広くし過ぎないことです。
今はまだ骨格がしっかりしていませんので、広い場所での全力疾走や激しい動きはしない方が良いです。
小型犬や子犬ならば、1メートル四方もあれば十分遊べます。その範囲ならば、ご自分で手を伸ばしてコングを回収して、また転がしたり跳ねさせてください。
それと、犬がコングをくわえている時に「キャッチ」などで褒めて教えておくのも良いです。(あるいはこちらから手で犬の口に入れてしまう)。
キャッチの指示でくわえるようになります。くわえたらコイで、リードで誘導です。
>コングを持ってくれば誉めるということでいいでしょうか?
↑これに限らず、犬に何かを教える過程や定着するまでは、指示だけで結果を得ようとしてはいけません。犬が出来なければ、こちらから型を作ってあげて、そこに指示音ジェスチャーで褒めて、定着させていきましょう。
例えば人間の子供なら、まだご飯の時の箸の持ち方を覚えていない・定着していない段階では、「ちゃんと持ちなさい」と言っても無理ですよね。
「こう持つんだよ」と親が手を取って型を作ってあげないと、子供は分からないわけです。
>顔をみると可愛いくて、触りたくなる・・
↑触っていただいて良いんです。スキンシップも大切ですし、接しないと何も教えられません。
オテでもスワレでも何でも良いですので、何か簡単なことを指示を出してさせたり、こちらから型を作って褒めてあげてほしいのです。そういうスキンシップを取ってください。
でも結果は求めないでください。
主導性と毅然さを保って接して、型で褒めて教える・・でも結果は求めない。
ハードルを上げ過ぎないで、優しいレベルから徐々に難易度を上げていくことです。優しいレベルが十分定着したら次のレベルへ行きましょう。急にアレもコレも求めたり、レベルの高い要求をしないことです。
まだ始められたばかりなのと、子犬も幼いですので、少しペースが早いように感じました。
今は「求める時期」ではなく、「与える時期」です。
もう一度、子犬解説ページや子犬カテゴリの記事を熟読されてください・・・