子犬のしつけで本気で噛みつき・鳴き・吠えの悩み
携帯から失礼致します。読み辛い文章ですが、何卒よろしくお願い致します!!
犬のしつけの問題は、本気噛みと吠えと甘え鳴きです。切実です...。
サークルの外に出して遊ぶ時、興奮してくると手や足を本気噛みしてきます。しかも怖い表情で...。夫婦二人とも流血してます。最近はそれに、足に吠えるのも加わりました。
サークルの中にいる時も、たまに自分のしっぽや、空中を見て吠える事があります。甘え鳴きは、トイレ以外の場所におしっこをした時と、遊んで欲しそうな時、私がリビングに居ても居なくてもします。
犬はシェルティ、生後三ヶ月と二日、メス。飼い始めてから一ヶ月半、動機は夫婦共々大の犬好きで、やっとペット可のマンションへ引っ越しすることが出来たので。念願のシェルティです。
30代夫婦の二人家族です。夫は朝8時前に出勤し、夜8時前後に帰宅。私は今の所専業主婦なので、毎日の買い物時間(30分から二時間)以外はずっと家にいます。
・過去について
①世話はほとんど私なので、トイレシーツを替える際やエサやりの際などに撫でたり声掛けしたりしていました。気が向いた時に、犬が起きていたら声掛けして撫でたりも。気になって見つめ過ぎていました。目が合うと微笑んでました。
夫はマイペースで、サークルの近くでテレビを見る時もテレビに集中出来るし、私と違い、犬に振り回されてない気がします。毎日の遊びは、犬の朝晩の食後一時間以上後にサークルの外に抱っこで出してやり、手足とお尻を拭いてからリビングのみに放して、朝は私のみ、夜は夫も加わり、ヒモのおもちゃと、ハンドタオルを結んだものと、固いおもちゃをハンドタオルで包んだものの三種類を自由に使わせていました。たまにそれを投げてやったり、あまり興奮させない様。
ある程度放っておくのですが、それらに飽きた時に手足を噛む攻撃に移ります...。おもちゃで気を逸らすのですが、やっぱり手足が気になる様です。
②トイレが成功した時は、してる最中、終わった後も褒めちぎりました。甘い声のみで「おしっこorうんち出来たね、いい子ね。ヨシヨシ。」
噛んでいいおもちゃで遊んでいる時は甘い声で「それはイイのよ、ヨシヨシ。」と、脇腹らへんをポンポンしてました。
本気噛みした時は、大きく低い声で「痛い!ダメよ!」そして最近は目を見て大きく咳き込んでました...。(大きな咳に一番ビビってたのを発見したので)。回数は以前よりは減ったものの、まだ手足を狙ってきます。
③おやつは一切なしです。抱っこはサークルの外に出した時に夫婦共に数回、お腹を上にした状態でと、私は抱っこ散歩の時一回、片手に前足、片手はお尻を支えた状態で。
ナデナデ声掛けは、私は①の通りでして、夫は仕事から帰って自分の支度が終わってリビングに来た時に声掛け、あとは自分の気が向いた時。私よりかは断然少ないし、犬が寝てる最中などかなり、自分勝手です。
④最後のワクチンが終わってないので、抱っこ散歩のみ。今日で抱っこ散歩開始から9日目です。正味5分から10分位です。家の周り、近くの公園を抱っこのまま見せるだけ。マンションの敷地内から前の道路を見せるだけの日もあります。
⑤朝5時に起床、私が側に来てからおしっこするので、その後トイレシーツ交換、その後一回目のうんち。寝起きなのでおとなしい。
一通り世話が終わると、騒がれたくない為、リビングの電気は消します。
その後目が覚めてきたのか、そわそわ、ウロウロ、ピョンピョン、たまにクンクン鳴き、しばらくしてやっと眠る。もうすぐごはんなのに...。
6時40分、エサをふやかす為に用意する音で起きるが、寝ぼけまなこ。
7時にエサ。うちに来た時からエサの食いつきは悪いが、朝は更に寝ぼけて食いつきが悪い。途中うんちを挟んでのんびり食べるが、毎日ほぼ完食。
9時前後までソワソワ、クンクン。静かにすぐ寝る時もある。静かに一人遊びしてる最中に、サークルの外へ出し、遊ぶ。(長くて30分位。)
途中おしっこ&水分補給休憩の為、一旦抱き上げサークル内へ。「おしっこは?」ときくと、少量でもトイレへおしっこします。おしっこが終わったら遊びの後半再開。(おしっこしたら遊べると思ってるんでしょうね。)
後半も遊んだら、犬をサークル内へ戻しサークルの柵の上でトイレシーツ交換。興奮してるのか、ピョンピョン飛びついて邪魔をする。「ダメよ」と言うと、トイレ自体に突進はして来ない(一度突進してトイレが床に落ちて大きな音がした為?)
遊んだ後リビングの床掃除。クイックルワイパーがサークルの近くに来ると興奮する。まだ吠えないが後を追いかけて、たまに水の皿をひっくり返す。なので水の皿の近くの床は、柄を外してシートのみで手で拭き取る。それでも目線はシートで、若干興奮気味。まだ遊んで!のクンクンがあるが、放っておく。
10時前後、ソワソワが収まりやっと眠り出す。
12時前後、私の昼食の音で目が覚めるも、すぐにまた眠り出す。トイレシーツ交換の際にはピョンピョン飛びついてくる。
16時前後、私が洗濯物を取り込む音で目が覚め、その後の料理中もゴロゴロして起きてはいるがおとなしい。うんちをする。その後また眠る。
18時40分、エサをふやかす為に用意する音で起きる。
19時、エサ。朝と同じでうんちを挟んでのんびり食べる。朝よりはスピードは速い。食後ウロウロ、ピョンピョン、クンクン。
19時50分、夫帰宅。興奮気味だが、夫は一声かけるものの、ナデナデはしない。
その後二人で晩ごはん。
私の食器後片付けが終わると、起きる時もあれば眠り続ける時もある。
21時前後、起きておとなしい時に一緒に遊ぶ。この時は夫も加わります。
※遊び方、その後のやりとり、犬の態度は朝と同じです。
床掃除後、リビングの電気を消して、夫婦それぞれ寝る準備をする。
23時過ぎ、隣の寝室で就寝。エアコンがリビングにしかない為、部屋の間の引き戸を開けて寝ています。
※私の買い物は、なるべく犬が寝てるのを見計らって行っていますが、ガタッと起きる音が玄関で聞こえます。クンクン鳴いているのかは不明。帰ってきても興奮はしないし、鳴きも吠えもないが、私の帰る音で起きている様です。私も、自分の支度が済んでから声かけしてます。
※抱っこ散歩の時間はまちまちで、午後の、犬が起きてる時間に一度だけ行きます。
⑥環境など、画像添付致します。
リビングの角、テレビ台の横にサークルとクレートを合体させてます。ズレ防止の為に、クレートの背は壁側、クレートの横には重たい脚立を置いています。
サークル内のおもちゃはぬいぐるみ二個、固い骨型おもちゃの三つで、他にペット用ブランケットとペット用ウサギクッション、トイレと水は画像の通りの場所に置いています。トイレとサークルの大きさは、成犬になってくると今のままでは小さいでしょうか...?
初めて最初から犬を飼うので、聞きたい事が山ほどあります...。
今回は、まだ子犬が幼すぎて知能がとても低いですので、無理をし過ぎてもいけませんし、すぐには結果は出ませんが、逆に何もしなかったりチヤホヤでは悪い癖や主従関係の崩れになりますので、やるべき事は淡々と続けながら子犬の成長を待ってあげましょう。
では個別に見ていきます。
>エサやりの際などに撫でたり声掛けしたりしていました・・
>気が向いた時に、犬が起きていたら声掛けして撫でたりも・・
>気になって見つめ過ぎていました・・
↑犬の本能にとって、従属的に映る接し方に気を付けましょう。接することが悪いのではなく、毅然さと主導性を保つことです。
例えば、ジロジロ見つめて猫なで声でナデナデですが、犬科動物の群れでは下位の犬は上位やリーダーにすり寄ってナメナメ挨拶してきます。それと同じことをしてしまっています。
子犬にも、それを感じる本能の感覚はすでに持っていますし、リーダーカップルの子犬は群れの成犬達からチヤホヤされて育ち、自分の立場を理解していきます。そういう誤解を子犬に与えないようにしましょう。
スワレでもマテでもフセでもオテでも何でも良いですので、何か犬に指示を出して行動させて褒めるようにしましょう。子犬はまだ何も覚えていませんし出来ませんので、覚えるまで・定着するまでは、こちらから良い型を作ってあげてそこに指示音ジェスチャーを関連付けながらポンポンして褒めてあげましょう。
そういうスキンシップならば、主従関係も深まりますし、物事も覚えて良いです。
>褒めちぎりました。
>甘い声のみで「おしっこorうんち出来たね?、いい子ね?。ヨシヨシ。」
>噛んでいいおもちゃで遊んでいる時は甘い声で「それはイイのよ?、ヨシヨシ。」
↑ですので、褒める時もリーダーらしく、静かに堂々と褒めることと、必ず良い型に対して指示音ジェスチャーを関連付けながら褒めることです。
人間の言葉でズラズラしゃべっても犬には理解できません。指示音は短い単音にしましょう。大げさで褒めるのも、従属的ですし、犬の興奮をあおってしまうだけになります。
犬が排泄をしている場面では、場所の良い悪いに関わらず音出しはしてください。「チチチチ」などの短い単音にすることです。「オスワリでしょ」よりも「スワレ」の方が良いです。なるべく短い単音です。
トイレトレーやシーツの上で出来たら、音に加えて、指差しジェスチャーも交えてポンポンして褒めてあげてください。
トイレの場所を失敗した時は、褒めません(音出しはする)。でも叱ってもいけません。犬はただ排泄したくてしただけですので、場所の失敗という概念が理解できません。トイレは失敗で叱ってもまったく理解できないどころか、余計に隠れて粗相するようになります。
(詳しくはQ&Aサイトのトイレ関連の記事を熟読されてください)
>ヒモのおもちゃと、ハンドタオルを結んだものと、固いおもちゃを・・
>ハンドタオルで包んだもの・・
↑もし引っ張りっこ遊びをされていたとしたら、止めましょう。
対面での力比べになりますので、対抗心がつきやすいのと、人間の動きに過敏症になって、噛み癖・引っ張り癖・興奮癖がつきやすいです。
遊びは主導型コング遊びにしてください。犬が人の手足を噛むのは、捕食動物の本能として動く物に反応していることと、噛み心地が良いからです。コングは動きも不規則で犬の興味をそそるのと、噛み心地も良いです。
コングにヒモを付けてチョコチョコ動かしたり跳ねさせてください。あまりにもヒモに反応してしまう場合は、コングはヒモ無しにして、犬にリードを付けて飼い主さんがそれを持って遊びを主導しましょう。
また、犬にリードを付けてそれを持って過ごすことは、次にお話する噛み癖対策にもなります。
>本気噛みした時は、大きく低い声で「痛い!ダメよ!」・・
↑おそらくこれが今回の本題だと思います。
教え方はいろいろあるのですが、今の時点では三つやってみましょう。
1、リードを付けて持って遊び、噛んだらリードで注意する。
子犬をケージから出して遊んだり団らんする時は、リードを付けて持っておきましょう。誤飲事故やトイレの失敗も防ぎやすいですし、お散歩デビューの練習にもなります。そして、犬が人を噛んだ時に現行犯で教えられるのと、噛むのを防ぐこともできます。
犬が噛んだら、「シ!」などの注意音と同時に、リードをチョンと引き上げて注意します。
本気噛みなら相当痛いですので、スリッパを履いて、作業用の革手袋(ホームセンターで500円くらいで売ってます)をして、わざと子犬に見せて反復練習してください。
2、噛まれた手をそのまま子犬の口の中に押し込んでいく。
注意音を出したら、ゆっくり押し込んでいくと、子犬はのけ反りながら口を開けて放します。そうしたらまた手を見せて、噛んだらまた押し込み注意をします。その繰り返しです。
3、仰向け固めで主従関係を示しましょう。
そして、生後4か月過ぎてきたら、本格的なリーダーウォークで主従関係を示しても良いです。
以上を並行して、噛み癖のしつけとして教えていきましょう。それとお話したように、コングの噛み心地が好きな犬は多いですので、遊びの時にコングを好きなだけ噛ませて発散させる時間も作ってあげてください。
クンクン鳴きですが、ワンワン吠えではなく近所迷惑にならない範囲でしたら、そのままそっと無視しても良いです。
いっぽうで、クンクン鳴きもガマン出来ない・近所迷惑が心配・ワンワン吠える、ということでしたら、三つやりましょう。
1、まずは、来客や家事などで手が離せない場合です。朝方にクンクンされて困る場合も同様です。
ケージに、毛布などの厚手の布やダンボールをかけて目隠しすることです。暗くて狭い巣穴感覚で、落ち着ける犬が多いです。外敵に見つからないよう巣穴では吠えない本能もあります。
電気の灯りを消すのは意味がありません。犬は暗視力が高いですので、人間の目には真っ暗の闇でも、犬には普通に見えています。
2、犬にリードを付けて持って遊んでいる時に吠えた場合は、噛み癖の時と同じように、「シ!」の音出しながらリードをチョンと引き上げて注意します。
3、犬がケージの中に居て吠える場合は、すぐに犬の所に行き、「シ!」の音出しながら犬の首輪をチョンと引き上げて注意します。
注意点は、甘くしてしまうと「吠えればかまってもらえる」と犬が学習してしまうことと、時間差が出てしまうことです。吠えた次の瞬間、厳しい注意音と態度ですぐに叱ってください。それが出来ない時は、布掛けで知らんぷりです。
あとは、これも4か月過ぎてきたらリーダーウォークです。「シ!・・シ!・・シ!・・」という音と関連付けながら、厳しい態度でリーダーウォークをして、要求されない主従関係をしっかり示してください。
【その他】
>私は抱っこ散歩・・
↑子犬を直接だっこはしないで、要らなくなったリュックサックやエコバッグなどに入れて、子犬の顔だけピョコッと出させて外の世界を観察させれば良いです。安全のためにリードを付けておくとなお良いです。
それと、キレイで安全な場所を見つけたら、そこで自分の足で立たせて、飼い主さんはノンビリ座って、その周りを子犬にウロウロさせると良いです。(もちろんリードは付けて持っておく)
>サークル内のおもちゃはぬいぐるみ二個、固い骨型おもちゃ・・
↑なるべく化学製品の与えっぱなしは避けましょう。パピー用の皮ガムか、天然コットン100%の歯磨きロープが良いです。
>トイレとサークルの大きさは、成犬になってくると今のままでは小さい?
↑そのままでいけると思います。クレートハウスはさすがに小さくなりますので、ケージの短い側の辺と同じくらいの幅のクレートハウスを買いましょう。
そして、ケージの短い面の柵を一枚外して、そこに新しいクレートハウスの出入り口を合体させましょう。
さて、同じような解説をQ&Aサイトにたくさん載せてあります。必ず全体的に熟読されてください。これから難しい時期が続きます。5か月くらいから反抗期、7か月くらいからズル賢く、などなど1歳くらいまでは変化が大きくて戸惑うことも多いです。
あせらず急がず、やるべき事を淡々と続けながら子犬の成長を待ってあげましょう・・・