6か月の犬のしつけでトイレシートのイタズラやご飯の回数など
早急なお返事ありがとうございます。また色々ご相談させていただきたいのでメールさせて頂きました。
もう少しで6か月の♂ロングコートチワワ。
うちに来たのが○月○日ですが、ペットショップではなくチワワ専門店(個人ではないブリーダーさん)です。最低一月は親から離さずに必要以上の交配も行っていないとゆう事で信頼して購入しました。
ワンコの今の現状は
①小さめの天井付きケージの中にLサイズの洗えるトイレシートをしき、半分側に小さいかまくら型?のベッドを入れています。もともと自ら寝る時やオシッコウンチをする以外はベッドで寝ています。
★悩み★
今まではトイレシートの端はケージに挟み込んでいてオシッコもウンチも問題ありませんでしたが、ここ3日ぐらいシートで遊びだすとゆうか引っ張ってクシャクシャにしてしまいます。
ダメと低い声で言うと一瞬止めますが、またくしゃくしゃにするの繰り返しです。今まではしなかったのに。気になるのは(彼氏と私が犬の前で大喧嘩した時に大きな声、物音などがかなりストレスを与えてしまったのでは?とゆう事です)
まだワクチンが2回しか終わってないのでお散歩もいけていません。ケージにいる時間が長すぎてストレスなんでしょうか、広くするべきでしょうか?
②ご飯について。今1.4、5㌔ですが餌は朝10時頃に1回。夜は私の仕事が遅くなる事が多いため0時や1時になってしまう事があります。
血糖値が下がるのが恐いので、仕事に行く直前にブリーダーさんに勧められたチューブタイプのエネルギー源のようなものを少しあげて出かけます。
ケージから出すのは私が朝起きた犬のご飯前に30分程度。夜中帰宅し、ご飯をあげた後に1時間程度室内に放します。(2メーター4方のラグの上を興奮して走り回ったり、膝に寄り添ったりのっかったりします)
★悩み★
ご飯は少量(下痢しない程度に増やしてます)を2回で良いと言われましたが、かなり間隔が空くので空腹がストレスになって最近反抗的なのか年齢的なものなのか・・・
ご飯はお皿を舐め回すほどまだまだ食べそうないきおいです。三回とかにふやすべきでしょうか。最近は食糞してる気配もなんどかあります。(ご飯後にウンチはなかなかせず留守中にしてしまう事が多いため)
ケージから出す時、ご飯前、おもちゃを与える時、お座りは結構早く出来るようになりましたが、キツく噛んだ時、興奮しすぎた時に仰向けをしますが思いのほか暴れて上手く行きません。
お腹らへんをさするとペターと寄りそうような感じにはなりますが仰向けは嫌なようです。
堀川様が言われたように休みの日は普段よりは長くケージ外で遊ばせたりしますが、家でベッタリするのではなく、わたしが出かけるようにしています。
長々とすみません。
①現状は、この月齢の自然な状況ですが、整えるべきところもあります。
子犬は新しい環境下に来て、最初は本能による警戒心で慎重に行動している場合が多いです。そこからしばらく経って、環境にも飼い主さんにも慣れてきて、いよいよ本性をあらわします。
もともと犬は捕食動物ですので、獲物を捕まえたらすぐに解体して飲み込まないといけません。破壊の能力も向上させないといけないのです。
その本能の発散も必要です。
それと、月齢的に反抗期のど真ん中です。ホルモンバランスの変化が激しくイライラしているのと、もう6か月なので運動量も必要です。
月齢的にも社会化(人間の文明や外の世界への順化)が遅れていますので、獣医さんのOKが出たらすぐにお散歩を毎日してください。季節も良くなりますので、最低でも1時間以上は外で過ごしてください。
外の環境にも慣れないと、家の中に居ても外の気配や来客が激しいストレスになってしまいます。
それまでは、家の中で運動・遊び・発散をしましょう。
ただし、チワワはわりと脱臼しやすい犬種でもありますので、滑るフローリングの床は厳禁なのと、ソファーなどの高い場所にも乗せないでください。
ケガ・誤飲・トイレの失敗を防ぐためにも、そして主従関係のためにも、部屋で放すだけにしないで、犬にリードを付けて持っておく癖を付けてください。その状態で遊んだり団らんしてください。
お散歩の練習にもなりますし、犬の行動全体を自然と主導することになるので、関係作りにも良いのです。
破壊癖を発散させるためにも、主導型コング遊びの中で、好きに噛ませる時間も作ってあげてください。
それと、膝の上に乗せるなど、人間の体の上には犬を乗せないことです。マウンティングもそうですが、犬の世界では体位が関係を示します。
団らん時は隣にピッタリ寄り添わせれば良いです。
それと、出来ればトイレシートはそのまま素で使われないことをおすすめします。
吸水性の高いポリマー素材やセーム皮を使っていますが、犬はビリビリに破いて飲み込むことが多いので、犬の体内で膨張したり張り付いて危険なのです。
大きめでガッシリした、メッシュカバー付のトレーがあったほうが良いです。
ケージ内は広くしないでください。トイレの失敗が増えるだけです。飼い主さんが時間を作って、メリハリと主導性をもって、たっぷり遊べばいいのです。
散歩も始めて、コング遊びの運動や噛み発散もすれば、また変わっていきます。それでも変わらない場合は、月齢的には皮ガムを与えても大丈夫ですので、骨型皮ガムを与えると発散になって良いです。
ただし、月齢的に難しい時期だということは理解してあげてください。今はあまり期待しないことです。
②もう6か月なのでゴハンは1日2回で良いです。生後4か月未満では良くないですが、もう大丈夫です。
ただ、子犬期はなるべく回数は多い方が良いのは事実です。これはご自分のご負担にならないレベルで実践されてください。
もうドライフードをふやかさなくても良い月齢ですので、さっとドライフードをお皿に入れて与えるだけならばすぐできるはずです。
お仕事に行く直前に、少量与えても良いです。
なるべく、ペーストやスナックのオヤツ的な物は避けた方が良いです。添加物も多いですし、栄養バランスも崩れます。好き嫌いも覚えてドライフードを食べなくなる犬もいます。
では今日お話したことも含めて、本書・Q&Aサイトに膨大に解説があります。まずはしっかり熟読していただいて、犬のしつけと並行して何度も読み返しながら続けていってください。
これから生後6・7・8か月という最も難しい時期が続きます。社会化も遅れています。1歳くらいまでは本当に大変ですが、頑張って続けていきましょう・・・