犬のしつけがQ&Aで分かる!

噛みつきと散歩の引っ張りがある犬のしつけ

質問内容
問題の内容:噛みつきと引っ張り

犬がお座りして、褒めてあげようと体の横に手をやるだけで噛みつきます。散歩に行こうとリードをつけようとすると噛みつきます。散歩から帰り、足を拭こうとすると噛みつきます。

散歩中はとにかく引っ張りぱなし。スイッチが入るとズボンをかんだり飛びかかってくる。

・愛犬の犬種、雑種、保健所から保護団体にひきとられ、そこから譲渡された。
年齢月齢 4ヶ月♀ 飼い始めてから1ヶ月半

・家族全員の年齢層、性別
本人40代 妻40代 長男20代 次男・三男10代

一日の愛犬との同居時間 8~15時まで留守

・過去の接し方と、一日の流れ

①過去はどういうタイミングで、どういう「スキンシップ」をされてきましたか?
朝食後に20分程度散歩。その後エサ。しつけ教室でトレーナーより手渡しがよいと教えられ、小量ずつ、お座り、お手、おかわりや待てをさせながら。帰宅後トイレトレイ交換。夕食後にエサ。その後散歩。とても強く引っ張るので「ダメ」「こら」としかる。帰った後にゲージ内で体をなでる。

②過去はどういうタイミングで、どういう「遊び」をされてきましたか?
雑誌「いぬのきもち」の付録についていたロープで引っ張り合い。以前にゲーム機UFOキャッチャーでとったぬいぐるみを与える。

③過去はどういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?
無視することがよいとの情報から、引き取って2週間くらいエサ以外は構わなかった時期があった。マズルトレーニングがよいとの情報から、無理矢理押さえ込んで口を押えた。最近は、大きな声で「ダメ」「コラ」としかっている。エサを少しずつ手に持って、お座りや待ての練習。

④過去はオヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
うんちを踏んでしまうので、うんちのあとゲージ奥にエサをまいて、そのすきに回収。芸の練習時にエサを多用。抱っこしようと両手を伸ばすとかみにくるので、脇に抱える状態で抱っこ。

⑤過去は散歩は何分、どんなやり方でしたか?
1回20分程度。1日2回。朝は時間固定だが、夕方以降はずらして。

⑥過去は一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
5時起床。主人が朝食後、散歩かエサ。
8~15時ごろまで室内ゲージで留守番。

・愛犬のハウス周りの構成、環境
テレビがあり家族全員のいるリビングにいる。中型ゲージ2つを連結。片方にトイレトレイ。だいたいこの上でおしっこ、うんち。

週1回1時間。しつけ教室に通い、他の犬5匹程度といっしょに基本訓練中。噛みつきがひどいので、こわがって長男と私(47才)しか扱えない状態。

他の家人は夜、眠そうにしているときなどゲージの外からなでたりする程度。

リーダーウォークを練習していますが、無視して急激に引っ張ると止まって、お座り。ここまでは良いが、歩き出そうとリードを緩めた途端、また突進してします。

止まって落ち着いたので「よし」トントンと褒めてあげようとすると噛みつき。リラックスしているとお腹を見せて寝転がって気持ちよさそうですが、スイッチが入ると手を噛みに来る。うれしいときも噛みつきにくる。散歩途中、まだ歩き始めは緩く引っ張るが、後半帰りの道すがらは引っ張りっぱなしの有様。

出来たことをほめてあげたいが、噛みついてきたり。「よし」のあと、急に引っ張り出したりで、メリハリが付けられない。何とかして、と言われ必死になってしつけ教室に行って聞き、リーダーウォークに取り組んでいますが結果は悪くなる一方。妻から外に出したらと言われています。これから、反抗期もあると聞くと疲れが・・。

これまで、実家で雑種2匹を飼った経験がありましたので、簡単に考えていました。気が強いのか、噛まれたことなど無かったので困惑しています。助けて頂ければ。よろしくお願いいたします。


返答内容まず大前提からお話いたしますが、しつけのやり方・考え方は一貫してさい。「いぬのきもち」「しつけ教室」、そして私の考え方・やり方は全て違います。

人間は、情報を自分の都合の良いように処理してしまうので、好きな手法のみをつまみ食いすることになってしまい、良くありません。

一方でナデナデやゴハンの手渡しなど、従属的な接し方をしている中で、また一方は、マズルコントロールやリーダーウォークなどの主導をする・・これは真逆なことですので、犬としたら理解できないのは当然です。

まずは、誰の手法(考え方)をやり続けるのか決めてください。決めたらその人の考え方を良く理解し、その人だけを見て一貫して続けないと意味がありません。(ご家族全員で一貫する)

そして、今の月齢では現状はごく普通のことです。今は知能が極端に低く、経験も何もない小さな猛獣状態が普通なんです。

http://osiete-wanwan.com/○○○.html

↑子犬の解説をおさらいしていただきたいですが、特に今回は保護犬ということで、親犬のしつけを受けたり兄弟ゲンカで学ぶ機会も乏しかったと思いますので、なおさらです。

>ロープで引っ張り合い・・

↑これは止めましょう。対面しての力比べになりますので対抗心が強くなるのと、人の服を噛んで引っ張ることと区別がつかなくなるのです。人の動きに過敏に反応する癖にもなります。

安全な天然素材のロープなら、ケージに入れっぱなしにして歯磨きや退屈しのぎにしてあげれば良いです。一緒に遊ぶのは主導型のコング遊びにしましょう。

>ぬいぐるみを与える・・

↑破壊して飲み込むと危険ですので止めましょう。

>引き取って2週間くらいエサ以外は構わなかった時期があった・・

↑これは良かったです。最初の接し方で基準値が出来てしまうので、チヤホヤの癖をつけなかったのは良かったです。

しかし、その後チヤホヤしてしまいました↓

>抱っこしようと両手を・・
>帰った後にゲージ内で体をなでる・・
>エサ手渡し・・
>ゲージの外からなでたりする・・
>芸の練習時にエサを多用・・

↑意味の無い接し方、従属的な接し方は止めないといけません。主導性と毅然さのある意味のある接し方にしてください。

>大きな声で「ダメ」「コラ」と叱って・・

↑これだけでは犬は何の意味なのか理解できません。それどころか威嚇ととらえ防衛本能が強化されてしまうだけです。

注意を促し悪い型を止めたら、必ずすぐに良い型を作り指示音ジェスチャーを関連付けてポンポン褒めて教える。

何が悪くて何が良いのか、体現でシンプルに何度も何度も示してあげないと、犬の知能では理解できないのです。ましてや今は知能が低すぎる月齢です・・・

 

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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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