犬のしつけ多頭飼いの喧嘩は止めさせ叱ったほうが良いか
当家には10ヶ月になる30kgのオスのラブラドールレトリバーと9歳になるメスの豆柴がいます。
豆柴は、ラブが3ヶ月で当家に来たときからラブが近づくだけで唸り、吠えて噛みついたりします。仲が悪いのかと思うと、一緒ににじゃれ合ったりして遊んでいるときもあるのです。
豆柴は神経質で、部屋に新しい物を置いても警戒して部屋に入ろうとせず1日中吠えています。この豆柴を上位として育ってしまったため、ラブも吠えるようになってしまい、それぞれに与えたガムを豆柴が独り占めしようとするため喧嘩してしまいます。
豆柴に噛まれるため、ラブはびびりながら吠えています。この2匹の喧嘩を止めるには叱った方がいいのでしょうか?
今回、多頭飼いされたということで、大変良いことです。孤独が避けられ情緒が安定し、運動も退屈しのぎも出来ます。良い意味でも悪い意味でも犬同士の衝突があったりして、社会化にとても良いです。
ただし今回は、豆柴ちゃんを上位扱いしたのは良かったのですが、もともとの豆柴ちゃんのしつけと社会化が上手くいっていなかったようです。
2頭の優先順位としては、やはり先住犬であり年齢もかなり上ですから豆柴ちゃんを上位扱いするのは自然ですし、それで良いです。
ただ、豆柴ちゃんが社会化不足・しつけ不足で、少し神経質で独占欲が強いんですね。(と言うよりも経験が乏しいので「怖くない・問題ない」ということを知らないだけ)。ラブ君が吠えるのもそれが発端になっていますので、まずは豆柴ちゃんのしつけと社会化を意識して取り組みましょう。
例えば、ラブ君の噛み癖や吠え癖は豆柴ちゃんが怒るので自然に教育になって良い(多頭飼いのメリット)ですが、ラブ君のビビリ吠えは豆柴ちゃんの威嚇が原因です。
では豆柴ちゃんのしつけです。
もう9歳ですから成長期はだいぶ前に終わりましたが、犬は生涯学べる哺乳類で、知能も年齢と共に高くなっていきます。経験を積み教えてあげれば、慣れたり、ちゃんと学べる動物です。
散歩はどんな現状でしょうか。他人や犬に吠えたり威嚇しないでしょうか。避けないで、積極的に会える環境を作って慣れさせ、そこで教えてあげましょう。
毎日30分以上、出来れば1時間くらいは外で過ごしましょう。距離をたくさん歩く必要はないのです。どこかに座っていても、通りすぎる犬や人、猫や鳥、車や自転車など見ることはできますね。
前方に犬が見えたら、スワレ・マテの指示を出しながら、飼い主さんもしゃがんであげてガッチリ首輪をつかんでスワレの型をキープさせます。吠えなければ、犬の肩をポンポンして「○○良い子!」で褒めてください。
吠えたら「ダメ!」と同時に犬の口を手で閉じで、そこで「シ~!」の音を関連付けて、ポンポンして褒めて口を解放してください。解放してまた吠えたら、再度「ダメ!」と同時に・・この繰り返しです。
家で吠える時も同じ教えをしてください。
そうやって、いろんな状況に慣れさせることと、直接の教えをしていきます。そして、どんな教えも叱っても褒めても犬との関係次第でその吸収力がまったく違ってきます。関係ができていないと、聞こうともしないのです。
ですので、本書で学んでいただいた態度しぐさをベースに、リーダーウォーク、あお向け、主導型ボール遊びを通して関係作りをしていただきたいのです。全ての基盤はリーダーとしての毅然な意識が不可欠ですので、手法の上塗りにならないように気を付けましょう。
そしてもちろん、ラブ君にも同様に犬のしつけを行ってください。豆柴ちゃんのイジメに合って吠えたとしても、吠えはいけない事実なので、一貫して口閉じで叱って褒めて教えてあげてください。
当然、ガムを豆柴ちゃんが奪おうとしたら、そこには割って入って叱って教えてください。ただ、本来は犬同士の遊びは激しいのも普通なので、遊びが大ゲンカや威嚇に見える場合もありますので、激しく噛みつくようでなければ、見守って良いです。(吠えは一貫して教えましょう)。
一緒にじゃれ合って遊んでいるときもある・・ということですので、仲は良いのです。
今まで通り、2頭間では豆柴ちゃんを優先してください。ただし、それは遊びやゴハン散歩などの順番程度です。甘やかしたりチヤホヤすることではありません。
豆柴ちゃんの根本的な社会化不足・しつけ不足はありますので、それをしっかり意識して、同時にラブ君にも同様に犬のしつけをしていきましょう。
では、頑張って続けてください(^-^)
豆柴は、ラブが3ヶ月で当家に来たときからラブが近づくだけで唸り、吠えて噛みついたりします。仲が悪いのかと思うと、一緒ににじゃれ合ったりして遊んでいるときもあるのです。
豆柴は神経質で、部屋に新しい物を置いても警戒して部屋に入ろうとせず1日中吠えています。この豆柴を上位として育ってしまったため、ラブも吠えるようになってしまい、それぞれに与えたガムを豆柴が独り占めしようとするため喧嘩してしまいます。
豆柴に噛まれるため、ラブはびびりながら吠えています。この2匹の喧嘩を止めるには叱った方がいいのでしょうか?
今回、多頭飼いされたということで、大変良いことです。孤独が避けられ情緒が安定し、運動も退屈しのぎも出来ます。良い意味でも悪い意味でも犬同士の衝突があったりして、社会化にとても良いです。
ただし今回は、豆柴ちゃんを上位扱いしたのは良かったのですが、もともとの豆柴ちゃんのしつけと社会化が上手くいっていなかったようです。
2頭の優先順位としては、やはり先住犬であり年齢もかなり上ですから豆柴ちゃんを上位扱いするのは自然ですし、それで良いです。
ただ、豆柴ちゃんが社会化不足・しつけ不足で、少し神経質で独占欲が強いんですね。(と言うよりも経験が乏しいので「怖くない・問題ない」ということを知らないだけ)。ラブ君が吠えるのもそれが発端になっていますので、まずは豆柴ちゃんのしつけと社会化を意識して取り組みましょう。
例えば、ラブ君の噛み癖や吠え癖は豆柴ちゃんが怒るので自然に教育になって良い(多頭飼いのメリット)ですが、ラブ君のビビリ吠えは豆柴ちゃんの威嚇が原因です。
では豆柴ちゃんのしつけです。
もう9歳ですから成長期はだいぶ前に終わりましたが、犬は生涯学べる哺乳類で、知能も年齢と共に高くなっていきます。経験を積み教えてあげれば、慣れたり、ちゃんと学べる動物です。
散歩はどんな現状でしょうか。他人や犬に吠えたり威嚇しないでしょうか。避けないで、積極的に会える環境を作って慣れさせ、そこで教えてあげましょう。
毎日30分以上、出来れば1時間くらいは外で過ごしましょう。距離をたくさん歩く必要はないのです。どこかに座っていても、通りすぎる犬や人、猫や鳥、車や自転車など見ることはできますね。
前方に犬が見えたら、スワレ・マテの指示を出しながら、飼い主さんもしゃがんであげてガッチリ首輪をつかんでスワレの型をキープさせます。吠えなければ、犬の肩をポンポンして「○○良い子!」で褒めてください。
吠えたら「ダメ!」と同時に犬の口を手で閉じで、そこで「シ~!」の音を関連付けて、ポンポンして褒めて口を解放してください。解放してまた吠えたら、再度「ダメ!」と同時に・・この繰り返しです。
家で吠える時も同じ教えをしてください。
そうやって、いろんな状況に慣れさせることと、直接の教えをしていきます。そして、どんな教えも叱っても褒めても犬との関係次第でその吸収力がまったく違ってきます。関係ができていないと、聞こうともしないのです。
ですので、本書で学んでいただいた態度しぐさをベースに、リーダーウォーク、あお向け、主導型ボール遊びを通して関係作りをしていただきたいのです。全ての基盤はリーダーとしての毅然な意識が不可欠ですので、手法の上塗りにならないように気を付けましょう。
そしてもちろん、ラブ君にも同様に犬のしつけを行ってください。豆柴ちゃんのイジメに合って吠えたとしても、吠えはいけない事実なので、一貫して口閉じで叱って褒めて教えてあげてください。
当然、ガムを豆柴ちゃんが奪おうとしたら、そこには割って入って叱って教えてください。ただ、本来は犬同士の遊びは激しいのも普通なので、遊びが大ゲンカや威嚇に見える場合もありますので、激しく噛みつくようでなければ、見守って良いです。(吠えは一貫して教えましょう)。
一緒にじゃれ合って遊んでいるときもある・・ということですので、仲は良いのです。
今まで通り、2頭間では豆柴ちゃんを優先してください。ただし、それは遊びやゴハン散歩などの順番程度です。甘やかしたりチヤホヤすることではありません。
豆柴ちゃんの根本的な社会化不足・しつけ不足はありますので、それをしっかり意識して、同時にラブ君にも同様に犬のしつけをしていきましょう。
では、頑張って続けてください(^-^)