ボーダーコリー犬のしつけと飼い方の環境
読ませていただきとても参考になりました。
来週トライアルに来る子を引き取るつもりで考えています。ボーダーコリー5歳くらいのメスです。劣悪環境のパピーミルからの保護犬で、10月に保護、現在は保護先です。一度面会しました。
活発なボーダーコリーのイメージと違いとてもおっとりとしたやさしい子です。虐待もあったようだとのことでしたが、人間に対して攻撃的なところはなく、よくぞ素直にと思うほどです。
ゲージに入れっぱなしにされていたようで、お散歩は経験がなかったようです。車や自転車も怖がって座り込んでいたようですが、今は外もいけるようになったとのことでした。
引っ張りはそんなにつよくないとの事でしたが、面会の時はやはり引っ張っていたのでマニュアルにならって、犬をしつけていけたらいいなと思っています。
トイレはゲージに入れっぱなしで育っていたためしつけはこれからのようですが、したくなったら鳴いて知らせるようです。
昼間は4畳半程に仕切った庭に係留せずに放してやろうかと思っています。生垣があるため道路から丸見えとはならないため、ストレスも少なくていいのではと思いますがどうでしょうか。
そのスペースに囲った犬小屋があればよりよいかとおもうのですが。雨よけにもなりますし、のきがありますが、雨が強いとふきこみますので。(必要であれば、外用はクレートより小屋のほうがよいでしょうか)
現在保護先では夜は玄関でほかの犬たちと寝ているようです。室内飼いされていることの多い犬種のようですが、うちは借家のこともあり、基本は外飼いを考えています。
夜は保護先のように玄関にクレートを置いてそこで寝かせてもいいかと思っていますが外だったり、中だったり出たり入ったりは犬にとってはどうなのでしょうか。
また、トイレはシートでできるように頑張ってみようかと思っていますが、昼間は外、夜は中だったらトイレはどう置いてどう誘導していけばいいのか迷っています。
それから、うさぎも飼っています。季節によって外だったり、中だったりです。うさぎは自分のテリトリーを侵されなければ大丈夫のようですが、小動物との共存については何か注意点はありますでしょうか。
ご意見をお伺いできればと思いメールをさせていただきました。よろしくお願いいたします。
犬は犬の本能で、素直に環境に反応し、適応する動物です。しつけの環境が良くなれば良い反応をしますし、反対に言えば今問題が無くても甘やかしや従属的な接し方を見せ続けると、問題行動が出てきます。
犬のしつけは何歳になってもできますし、反対に言うと何歳になってもやり続けないといけません。
犬に対し、毅然と主導することが当たり前に・自然にできるようになるまで意識しながら過ごされてください。
犬は皆活発な捕食動物ですが、特にボーダーコリーは動くものを追う反応が強いです。その捕食動物の本能のはけ口は、作ってあげないといけません。
主導型のボール遊びをぜひ取り入れてください。転がす前にスワレ・マテの指示、出来たら褒めて転がす・・出来なければ型で教える・・転がしたら回収しながらコイ・ダセの練習です。
運動・遊び・本能のはけ口はもちろん、遊びを主導することで主従関係も深まっていきます。
犬と接する時は、オテでもスワレでも何でも良いので、何か指示を出し行動させ褒める・・指示で出来なければ型で教える・・という必ず「主導」を心掛けることです。
意味なくジロジロ見つめ声掛けナデナデ抱っこにオヤツ・・という、従属的な態度しぐさは絶対に見せてはいけません。
それと外飼いのデメリットですが、常にベタベタしないというメリットもあるのですが、それ故に、「一人でかわいそうだね」「寂しかったかい」などと、接する機会がある時にベタベタ従属的になってしまうことです。
特に外出前・帰宅後・寒い日・暑い日など、アレコレ声をかけたくなりますが、従属的な態度は絶対に見せてはいけません。遊ぶにしても少しかまうにしても、必ず「主導」を鉄則にしてください。
それから、外飼いと決めたら中には入れないことを徹底してください。犬も自分の巣穴が安心できるわけですので、アチコチ移動するのはストレスになります。
どちらか一方が気に入れば、そっちに行きたいと要求吠えをするようになります。普通は家族と一緒に居たいわけですし、かまって欲しいので、中に入れてもらえる経験を覚えると、外に居る時に「中に入れてくれー」と吠えるようになります。
ただし、外飼いの場合は夏冬の環境作りに気を使ってください。犬小屋の上にさらに、大きな範囲を覆う屋根を付け、夏の直射日光や冬の雨風雪をガードし、冬は風が入らないようにサークル全体を透明な壁材(ナマコなど)で覆っていただきたいです。犬小屋には毛布を常備します。
反対に、夏は風をさえぎるものが無いようにして、直射日光が当たる範囲をスダレなどで覆うことが必要です。
犬小屋は絶対に必要です。クレート型ハウスなら、お出かけ時も使えますが、外飼いの場合は風で飛ばされないようにしっかり固定してください。
>4畳半程に仕切った庭に係留せずに放して・・
↑あまり広くしてはいけません。守るべきテリトリーが広くなって、かえってストレスが大きくなります。散歩・運動・遊びの時間を、メリハリを作って飼い主さん主導でさせることが重要です。
ボーダーコリーの大きさなら犬小屋プラス一畳くらいのスペースで十分です。普段の居場所に運動場は要りません。犬小屋があり、トイレに行けて、水が飲めて、移動できるスペースがあれば十分です。鎖などで直接つながず、サークルなどで囲ってください。
トイレについては、今の時点でトイレトレーを見せてそこでオシッコをうながしても、犬には意味が分かりませんので、とにかくまずはどこでしても叱らず褒めず、「チチチチ」などの指示音の関連付けに注力してください。(もちろんトイレで出来たら褒める)。
サークル内に居て、トイレと犬小屋以外にスペースがなければ、必然的にトイレでしますから、見逃さないで指示音の関連付けと褒めることをしてください。
定着するまでは、犬をかまわない範囲でそばに居て、オシッコする素振りや知らせる鳴きをしたら、トイレに誘導し、指示音を出して促してください。
とにかく今は、オシッコ・ウンチの行為と指示音を関連付けしないと始まりません。お庭でしても散歩先でしても、とにかく関連付けです。
オシッコしやすい条件(タイミング)は本書の通りになりますので、その条件を作って根気よく教えてください。
外飼いのデメリットである、寒い時・暑い時は教えるのも大変です。トイレの瞬間を見逃さないようにそばに居ないといけないからです。しかし、トイレのタイミングを待つ間、ジロジロ見つめたりしないで、横目でチラチラ見ながらさりげなく監視してください。
それと、しばらくサークル内に居させた後、出してボール遊びでもすると、最初の興奮でオシッコする確率は高くなります。
ですので、サークルから出すときは犬にリードを付けて、オシッコの前兆が出たらすぐサークル内に誘導して音出しします。
>うさぎも飼っています・・
↑慎重に会わせてください。小型犬なら大丈夫ですが、ボーダーコリーくらいの大きさになると何かあったら危険です。特にボーダーコリーは追捕性が強いですので、普段はおとなしく見えても本能にスイッチが入ったら、追いかけて噛みつくでしょう。
飼い主さんがウサギを抱っこして、何度も何度も毎日毎日少しずつ会わせて慣れさせ、家族という関係を、時間をかけて犬に認識させないといけません。しばらくは、絶対に犬とウサギだけにしないことです。
犬そのものは平気ですが、ウサギにとっては大きなストレスになりますので、基本は一緒にさせないようにしてください。
では、頑張って続けてください(^-^)
来週トライアルに来る子を引き取るつもりで考えています。ボーダーコリー5歳くらいのメスです。劣悪環境のパピーミルからの保護犬で、10月に保護、現在は保護先です。一度面会しました。
活発なボーダーコリーのイメージと違いとてもおっとりとしたやさしい子です。虐待もあったようだとのことでしたが、人間に対して攻撃的なところはなく、よくぞ素直にと思うほどです。
ゲージに入れっぱなしにされていたようで、お散歩は経験がなかったようです。車や自転車も怖がって座り込んでいたようですが、今は外もいけるようになったとのことでした。
引っ張りはそんなにつよくないとの事でしたが、面会の時はやはり引っ張っていたのでマニュアルにならって、犬をしつけていけたらいいなと思っています。
トイレはゲージに入れっぱなしで育っていたためしつけはこれからのようですが、したくなったら鳴いて知らせるようです。
昼間は4畳半程に仕切った庭に係留せずに放してやろうかと思っています。生垣があるため道路から丸見えとはならないため、ストレスも少なくていいのではと思いますがどうでしょうか。
そのスペースに囲った犬小屋があればよりよいかとおもうのですが。雨よけにもなりますし、のきがありますが、雨が強いとふきこみますので。(必要であれば、外用はクレートより小屋のほうがよいでしょうか)
現在保護先では夜は玄関でほかの犬たちと寝ているようです。室内飼いされていることの多い犬種のようですが、うちは借家のこともあり、基本は外飼いを考えています。
夜は保護先のように玄関にクレートを置いてそこで寝かせてもいいかと思っていますが外だったり、中だったり出たり入ったりは犬にとってはどうなのでしょうか。
また、トイレはシートでできるように頑張ってみようかと思っていますが、昼間は外、夜は中だったらトイレはどう置いてどう誘導していけばいいのか迷っています。
それから、うさぎも飼っています。季節によって外だったり、中だったりです。うさぎは自分のテリトリーを侵されなければ大丈夫のようですが、小動物との共存については何か注意点はありますでしょうか。
ご意見をお伺いできればと思いメールをさせていただきました。よろしくお願いいたします。
犬は犬の本能で、素直に環境に反応し、適応する動物です。しつけの環境が良くなれば良い反応をしますし、反対に言えば今問題が無くても甘やかしや従属的な接し方を見せ続けると、問題行動が出てきます。
犬のしつけは何歳になってもできますし、反対に言うと何歳になってもやり続けないといけません。
犬に対し、毅然と主導することが当たり前に・自然にできるようになるまで意識しながら過ごされてください。
犬は皆活発な捕食動物ですが、特にボーダーコリーは動くものを追う反応が強いです。その捕食動物の本能のはけ口は、作ってあげないといけません。
主導型のボール遊びをぜひ取り入れてください。転がす前にスワレ・マテの指示、出来たら褒めて転がす・・出来なければ型で教える・・転がしたら回収しながらコイ・ダセの練習です。
運動・遊び・本能のはけ口はもちろん、遊びを主導することで主従関係も深まっていきます。
犬と接する時は、オテでもスワレでも何でも良いので、何か指示を出し行動させ褒める・・指示で出来なければ型で教える・・という必ず「主導」を心掛けることです。
意味なくジロジロ見つめ声掛けナデナデ抱っこにオヤツ・・という、従属的な態度しぐさは絶対に見せてはいけません。
それと外飼いのデメリットですが、常にベタベタしないというメリットもあるのですが、それ故に、「一人でかわいそうだね」「寂しかったかい」などと、接する機会がある時にベタベタ従属的になってしまうことです。
特に外出前・帰宅後・寒い日・暑い日など、アレコレ声をかけたくなりますが、従属的な態度は絶対に見せてはいけません。遊ぶにしても少しかまうにしても、必ず「主導」を鉄則にしてください。
それから、外飼いと決めたら中には入れないことを徹底してください。犬も自分の巣穴が安心できるわけですので、アチコチ移動するのはストレスになります。
どちらか一方が気に入れば、そっちに行きたいと要求吠えをするようになります。普通は家族と一緒に居たいわけですし、かまって欲しいので、中に入れてもらえる経験を覚えると、外に居る時に「中に入れてくれー」と吠えるようになります。
ただし、外飼いの場合は夏冬の環境作りに気を使ってください。犬小屋の上にさらに、大きな範囲を覆う屋根を付け、夏の直射日光や冬の雨風雪をガードし、冬は風が入らないようにサークル全体を透明な壁材(ナマコなど)で覆っていただきたいです。犬小屋には毛布を常備します。
反対に、夏は風をさえぎるものが無いようにして、直射日光が当たる範囲をスダレなどで覆うことが必要です。
犬小屋は絶対に必要です。クレート型ハウスなら、お出かけ時も使えますが、外飼いの場合は風で飛ばされないようにしっかり固定してください。
>4畳半程に仕切った庭に係留せずに放して・・
↑あまり広くしてはいけません。守るべきテリトリーが広くなって、かえってストレスが大きくなります。散歩・運動・遊びの時間を、メリハリを作って飼い主さん主導でさせることが重要です。
ボーダーコリーの大きさなら犬小屋プラス一畳くらいのスペースで十分です。普段の居場所に運動場は要りません。犬小屋があり、トイレに行けて、水が飲めて、移動できるスペースがあれば十分です。鎖などで直接つながず、サークルなどで囲ってください。
トイレについては、今の時点でトイレトレーを見せてそこでオシッコをうながしても、犬には意味が分かりませんので、とにかくまずはどこでしても叱らず褒めず、「チチチチ」などの指示音の関連付けに注力してください。(もちろんトイレで出来たら褒める)。
サークル内に居て、トイレと犬小屋以外にスペースがなければ、必然的にトイレでしますから、見逃さないで指示音の関連付けと褒めることをしてください。
定着するまでは、犬をかまわない範囲でそばに居て、オシッコする素振りや知らせる鳴きをしたら、トイレに誘導し、指示音を出して促してください。
とにかく今は、オシッコ・ウンチの行為と指示音を関連付けしないと始まりません。お庭でしても散歩先でしても、とにかく関連付けです。
オシッコしやすい条件(タイミング)は本書の通りになりますので、その条件を作って根気よく教えてください。
外飼いのデメリットである、寒い時・暑い時は教えるのも大変です。トイレの瞬間を見逃さないようにそばに居ないといけないからです。しかし、トイレのタイミングを待つ間、ジロジロ見つめたりしないで、横目でチラチラ見ながらさりげなく監視してください。
それと、しばらくサークル内に居させた後、出してボール遊びでもすると、最初の興奮でオシッコする確率は高くなります。
ですので、サークルから出すときは犬にリードを付けて、オシッコの前兆が出たらすぐサークル内に誘導して音出しします。
>うさぎも飼っています・・
↑慎重に会わせてください。小型犬なら大丈夫ですが、ボーダーコリーくらいの大きさになると何かあったら危険です。特にボーダーコリーは追捕性が強いですので、普段はおとなしく見えても本能にスイッチが入ったら、追いかけて噛みつくでしょう。
飼い主さんがウサギを抱っこして、何度も何度も毎日毎日少しずつ会わせて慣れさせ、家族という関係を、時間をかけて犬に認識させないといけません。しばらくは、絶対に犬とウサギだけにしないことです。
犬そのものは平気ですが、ウサギにとっては大きなストレスになりますので、基本は一緒にさせないようにしてください。
では、頑張って続けてください(^-^)