ヨークシャーテリア犬のしつけと飼い方の環境
犬のしつけでは、私はできるところから少しずつですが実行させていただいています。夫は堀川さんの方法が全ていいとは思っていないようで、私がまずやってみて、犬が変わってきたら夫もしてくれるようになるかなと思っています。
不必要に声かけや抱っこ、なでなで、よしよしをしていましたが、今は声をかけたりすることをできるだけさけ、無視したり、ひざにのってきてもおろして、おいでと呼んできたらよしといって遊ぶなど気をつけるようにしています。
リーダーウオークは苦手です。犬が小さくてひっぱりまわしてしまいますし、リードをたるませておくのがなぜか難しいです。自由に散歩できないことがかわいそうという思いがまだあります。
仰向け固めは膝の上や床の上であおむけにしたり1日に何度もするようにしています。仰向けにしてからおなかや手足などいろいろなところを触ったり、なでたり、軽くたたいたりしています。
手に噛み付いてくることも多いです。ぜんぜん痛くないときもありますが、興奮してくると痛いことも多く(跡はつきませんが)噛むのがきついときは「痛い」と声をあげたり、その場所を離れたりしています。
犬:ヨークシャーテリア6ヶ月メス
家族:
夫(研二)、妻(私)、長男:就活中で日中いることが多い、次男:県外の大学生、母:老人
夫は夜のみ、猫かわいがりのところがあります。最近は私の行動を見て、自分が「犬の下になってるかな」なんて言葉も聞かれるようになりました。
私は交替制の仕事で日中も家にいることが多く、私が中心になります。
息子:あまり声をかけたりしないが、私たちが難しい洋服を着せたりが簡単にできます。ただ最近はひざに犬を抱えている姿をよく見ます。
母:家で主婦をしていますが日中出かけることも多い。かわいいね、とかよく声をかけています。そんなことを言うと犬より下になるよと言うのですが、声をかけています。犬は少し苦手で噛まれるのが怖くてつかまえるのはできません。
1日の過ごし方:2階の夫婦の寝室にサークルが置いてあり、そこが基本の場所になっています。夜はそこで寝ています(居間は息子が深更まで起きており、犬が寝不足になると思い)
9・10時ごろ下の居間に抱っこして連れてきて遊ぶ。居間にもトイレがあります(よく排泄をする場所においてありますが、ほとんど使用されていません)昼ごろから夕方頃まで2階のサークル内で過ごす。
夕方また居間で過ごす。
18時ごろ2階のサークルに戻って夕食。
19時ごろ居間にくる。
22時ごろ2階に上がり寝る。
留守番はサークルの中で過ごす。
家に来たときからサークル内で甘え鳴きした時はいつも無視していたので、鳴いてもそのうちにあきらめますし、無駄吠えはしません。今もほとんど鳴くことはありません。ただ鳴かないときは名前を呼び、かわいいね、よしよしなどよく声をかけたり、抱っこしたり、なでなでしたりしていました。
自分から膝にのってきたときは、そのままナデナデしていました。おもちゃを持ってくるのでそのまま遊んでいました。→今はしないようにしています。
オイデと呼んで来たときは、必ず遊ぶとか何かいいことがあるようにしてきたので、呼ぶと大体よってきました。ただ最近呼んでも見るだけでこないこともあります。
排泄は失敗しても怒らないように片付けていますが、ティシュで拭いているとティッシュがほしくて邪魔をしにきてティッシュをくわえて走っていきます。(以前も今も変わらず)ブラッシングをするのを非常に嫌がって毛玉がひどかったので、夫が豚耳をかじらせている間に私がブラッシングしています。(以前も今も変わらず)
お座り、伏せなどは今まで餌でしつけていたので、今もそのままです。5ヶ月のとき膝蓋骨脱臼になってしまい、できるだけ激しい運動はしないようにしているので、以前のようなボール遊びなどしてやれていません。
まだまだ教えていただいたようにできないことが多く、問題は山積みですが、現在悩んでいることは<排泄とサークルの環境についてです。>
最初サークルに新聞紙を敷いてトイレと寝床の箱を置いておいたのですが、トイレではまったく排泄をせず、新聞の上でいつもしていました。そしてサークルから出ると部屋のあちこちで排泄をしてばかりでした。
オシッコはあっという間なので間に合わず、ウンチは捕まえてトイレにいれるのですが、途中で排泄が止まってしまったり、つかまるのが嫌でこちらを気にして逃げ腰になっていました。
うまくしつけができないまま5ヶ月にはいってしまいました。
10月の始めトイレの周りでオシッコをしないように、サークル内にトイレシーツを敷いてその上に、でこぼこのない網を敷いたら(トイレシーツはめちゃくちゃに噛むので)、網の上ではほとんど排泄せず、トイレでするようになりました。(トイレが汚れているときは網の上でも排泄しますが)
サークルから出してもすぐにつかまえてトイレに座らせることをしていましたが、逃げるのが早くてつかまえるのが大変。犬もこちらを気にしてばかりで犬の精神にもよくないのかなと思いつかまえるのはやめて、外で排泄中はシーシーと声をかけて、黙って後始末をするようにしました。
今はオシッコをするのを根気よく待って排泄後にサークルから出すようにしています。排泄をしたらサークルから出してもらえるということが分かり、シーシーと排泄が結びついてきたようで、最近は、声かけでオシッコできることが多くなりました。
ただサークルから出てからはどこでも排泄するのは続いており、そんなときはあきらめてシーシーと声かけをしています。
今回の相談のサークルの環境ですが、母が「網が痛そうでかわいそう。冬になったら寒そうでかわいそう、ストレスで死んでまうんじゃないか」と盛んに言います。網の上で飛んだりするので、痛くはないと思いますが、足の感じはよくないようで、避けています。
たしかにサークル内が居心地の良い環境とは言えず、寒くなったときにかわいそうだという思いは私も同じです。以前暖かい絨毯のようなものを敷いたら、さっそくそこにおしっこをしてしまいました。網があることでトイレの排泄ができていると思います。
寝室は日が当たらず寒いので、日が当たる居間にもサークルを買って、留守番のときなど入れておこうかなとも夫と話していますが、その際も網をどうするか、悩んでいます。
網を敷いておくことは犬にとってストレスが強い環境でしょうか。冬は寒いでしょうか。網の代用品が思いつきません。このまま冬になっても犬にとって悪い環境でないといっていただけるのなら母にも安心して言えるし、私自身が安心していられるので、よい方法があれば教えていただきたいと思います。
大変長い文章になってしまいすみません。
大丈夫かな、かわいそうだなと思っていると、犬にもよい影響がないと思って、思い切って相談させてもらうことにしました。リーダーウオーク、あおむけ固めも難しいので、もしよかったらご指導よろしくおねがいします。
ヨークシャーテリアちゃんの素性も良い子ですし、○○様も今までの修正点に気付いておられ、進歩されていますよ。良い状態です。
ただ、これからまだまだ大変です。ちょうど今、歯が生え変わってきていると思いますし、ホルモンバランスの変化が大きくイライラもあります。成犬としての権勢本能も出てくる時期です。
いわゆる反抗期に入っていますので、しばらく大変です。今まで以上に毅然と淡々と続けていきましょう。(特にご主人が心配です。この月齢は権勢本能が強くなってくる時期なので関係が一気に崩れやすいです。チヤホヤ接しているようですと後に後悔されます。)
現状は二階と一階を行ったり来たりしているようですが、犬の居場所は出来れば一階に固定されたほうが良いです。そのほうがテリトリーが大きくなり過ぎず落ち着きますし、トイレの失敗にも影響しています。
犬は環境に適応するのが上手いですから、息子さんが遅くまで起きていても、犬は自分が寝たいと思えばちゃんと寝ますし、犬は人間のような睡眠形態はとりません。昼夜関係なく、断続的に短い睡眠を繰り返して時々深い眠りをします。
それと聴覚は人間の4倍以上ですから、二階にいても一階の音は聞こえていますし、外を歩く犬や人間の気配もとらえています。
例えば臭覚もそうですが、人間が臭いと思う物を、犬の臭覚が100倍だからといって100倍臭く感じているわけではありません。それと同じです。嗅ぎ分けが上手いのです。
よって音の聞き分けも優れているのです。また暗視力も優れていますから、人間には暗闇でも犬には普通に見えています。照明が点いていようとなかろうと、犬には何ともないです。眠たければ寝ます。だから穴倉的なハウスが良いのです。
それから暖房ですが、気にしないでください。犬は寒さに適応した動物です。日本の冬はなんともありません。むしろ高温多湿の夏が危険なのです。人間の何となくの感覚でとらえるのは危険です。
ヨークシャーテリアは、その名の通りイギリスのヨークシャー地方で作出された犬種です。日本より平均気温低いです。だから夏の方が危険です。ハウス内に毛布でも一枚あれば十分です。(まだ11月は早いです。12月以降で十分です)。
それと暖房を効かせすぎると、自然な被毛の産生や自律神経で体温調節する機能がおかしくなってしまいます。犬服もNGです。
家と外の寒暖差が激しいと、外の散歩も嫌がるようになってしまいます。自然な気温の変化に適応させるのが、犬の健康には一番良いです。北海道の最北端でない限り、寒さは気にしなくて良いです。
今の環境(網を置いて)で良いです。一階に固定して、出来れば、今ある箱(寝床)の壁をもう少し高くして屋根を付ければ(穴倉のようにしてあげれば)、完璧です。
>網があることでトイレの排泄ができていると思います・・
↑はい、その通りです。犬は「滑る・しなる・ズレル・高い」足場が嫌いなんです。だから、市販の犬用トイレも乗るのを嫌がる犬が多いのです。今はケージ内の床が嫌なので、犬は「トイレの方がまだマシ・・」と思って、トイレでしています。
さて犬のトイレのしつけですが、しつけが浸透するまでは、犬をケージから出す際は常にリードを付けて持っておく癖にされると良いです。
もちろん音の関連付けで進歩されていますので、素晴らしいです。それは続けてください。なるべく放し飼いを止めて、犬を見れない時は出さない・・出したらリードを付ける癖にしてください。そうすれば、トイレへ素早く誘導できますし、犬の行動を主導できるので自然とリーダーウォークの代わりになっています。
無理に形式的にリーダーウォークや仰向けをする必要はなく、主導性と毅然な態度を示せれば手法なんてなんだって良いんです。
リーダーウォークも仰向けも、主導性と毅然さを示すための手段の一つでしかないのです。
それとボール遊びも、犬を走らせる必要はないのです。2メートル四方もあれば十分です。私のボール遊びの目的は、楽しい遊びを通して「主導性を示す事」なんです。
だから、必ず投げる前にスワレ・マテの指示、犬が出来たらポンポンで褒めて投げる・・出来なければ型で教えて褒めて投げる・・投げたら回収しながらコイ・ダセの練習。(近距離でちょっと転がすだけでも十分です)。
リードをつけて持っていれば逃げられることもないです。そうやって遊んでいく中で、時々リーダーウォークに近い事・・一瞬仰向け・・というふうに、段階を作って展開していけば良いです。
遊びながらのリーダーウォークや仰向けに犬が慣れてきたら、徐々に強化していけば良いのです。
ブラッシングを嫌がる場合ですが、高い作業台を作りましょう。段ボールを組み合わせてガムテープで固定した物でも何でも良いです。1メートル以上の高さにして、幅は犬の体長と同じくらいにします。犬は高くて狭い場所が苦手なのでジッとして待ちます。
食べ物で釣るのは止めましょう。まずオヤツですと栄養のバランスが崩れていますし、8か月過ぎてくると知能が高くなって好き嫌いを覚え、ドライフードを食べなくなってしまいます。
そして、食べ物で釣っていると、あたかも関係作りができたような錯覚に陥ってしまうのです。それが一番怖いことなのです。
食べ物で釣っていると、「普段は良い子なのに急に噛みついてくる」(釣って教えたことはするけども気に入らないことがあると噛みつく)ということが起こります。これは関係作りが出来ていない証拠です。良い子になったように見えているだけです。
意味の無い声掛けナデナデは、犬の下位がするような従属的な態度です・・止めましょう。触りたい・声をかけたいと思われたら、オテでもスワレでも何でも良いので、「指示→犬が行動→褒める」というパターンにしてください。
膝に乗せる抱っこもいけません。犬同士で体を合せる時は、必ず上位の犬が下位の体の上に自分の体を乗せてきます。マウンティングも飛びつきも同じ意味を持っていますが、体位が関係を表しているのです。
褒め方も、大げさや猫なで声ナデナデはいけません。良い型と音とジェスチャーを関連付けながら犬の肩をポンポンして褒めます。名前を呼ぶのも良いです。
叱る時は、名前を呼んではいけないのと、叱って終わりにしないで必ず関連付けしながら褒めることです。
噛み癖も、「ダメ」と厳しく伝え口閉じし、それで終わりにしないで口閉じの良い型と「シ~!」の指示音を関連付けながら褒めます。(シ~にするのは吠えも同じ方法で教えられるので)。
褒めたらすぐ解放して、またわざと手を見せます。噛もうとしたら同じ教えを繰り返します。繰り返すと手を見せても噛まなくなる瞬間がきますので、そこでしっかり褒めて何度も反復します。
では、今回は以上です。
今は一番難しい月齢です。1歳くらいまでは難しい時期が続きますので、あせらず淡々と毅然と続けることです。
では、頑張ってください(^-^)
不必要に声かけや抱っこ、なでなで、よしよしをしていましたが、今は声をかけたりすることをできるだけさけ、無視したり、ひざにのってきてもおろして、おいでと呼んできたらよしといって遊ぶなど気をつけるようにしています。
リーダーウオークは苦手です。犬が小さくてひっぱりまわしてしまいますし、リードをたるませておくのがなぜか難しいです。自由に散歩できないことがかわいそうという思いがまだあります。
仰向け固めは膝の上や床の上であおむけにしたり1日に何度もするようにしています。仰向けにしてからおなかや手足などいろいろなところを触ったり、なでたり、軽くたたいたりしています。
手に噛み付いてくることも多いです。ぜんぜん痛くないときもありますが、興奮してくると痛いことも多く(跡はつきませんが)噛むのがきついときは「痛い」と声をあげたり、その場所を離れたりしています。
犬:ヨークシャーテリア6ヶ月メス
家族:
夫(研二)、妻(私)、長男:就活中で日中いることが多い、次男:県外の大学生、母:老人
夫は夜のみ、猫かわいがりのところがあります。最近は私の行動を見て、自分が「犬の下になってるかな」なんて言葉も聞かれるようになりました。
私は交替制の仕事で日中も家にいることが多く、私が中心になります。
息子:あまり声をかけたりしないが、私たちが難しい洋服を着せたりが簡単にできます。ただ最近はひざに犬を抱えている姿をよく見ます。
母:家で主婦をしていますが日中出かけることも多い。かわいいね、とかよく声をかけています。そんなことを言うと犬より下になるよと言うのですが、声をかけています。犬は少し苦手で噛まれるのが怖くてつかまえるのはできません。
1日の過ごし方:2階の夫婦の寝室にサークルが置いてあり、そこが基本の場所になっています。夜はそこで寝ています(居間は息子が深更まで起きており、犬が寝不足になると思い)
9・10時ごろ下の居間に抱っこして連れてきて遊ぶ。居間にもトイレがあります(よく排泄をする場所においてありますが、ほとんど使用されていません)昼ごろから夕方頃まで2階のサークル内で過ごす。
夕方また居間で過ごす。
18時ごろ2階のサークルに戻って夕食。
19時ごろ居間にくる。
22時ごろ2階に上がり寝る。
留守番はサークルの中で過ごす。
家に来たときからサークル内で甘え鳴きした時はいつも無視していたので、鳴いてもそのうちにあきらめますし、無駄吠えはしません。今もほとんど鳴くことはありません。ただ鳴かないときは名前を呼び、かわいいね、よしよしなどよく声をかけたり、抱っこしたり、なでなでしたりしていました。
自分から膝にのってきたときは、そのままナデナデしていました。おもちゃを持ってくるのでそのまま遊んでいました。→今はしないようにしています。
オイデと呼んで来たときは、必ず遊ぶとか何かいいことがあるようにしてきたので、呼ぶと大体よってきました。ただ最近呼んでも見るだけでこないこともあります。
排泄は失敗しても怒らないように片付けていますが、ティシュで拭いているとティッシュがほしくて邪魔をしにきてティッシュをくわえて走っていきます。(以前も今も変わらず)ブラッシングをするのを非常に嫌がって毛玉がひどかったので、夫が豚耳をかじらせている間に私がブラッシングしています。(以前も今も変わらず)
お座り、伏せなどは今まで餌でしつけていたので、今もそのままです。5ヶ月のとき膝蓋骨脱臼になってしまい、できるだけ激しい運動はしないようにしているので、以前のようなボール遊びなどしてやれていません。
まだまだ教えていただいたようにできないことが多く、問題は山積みですが、現在悩んでいることは<排泄とサークルの環境についてです。>
最初サークルに新聞紙を敷いてトイレと寝床の箱を置いておいたのですが、トイレではまったく排泄をせず、新聞の上でいつもしていました。そしてサークルから出ると部屋のあちこちで排泄をしてばかりでした。
オシッコはあっという間なので間に合わず、ウンチは捕まえてトイレにいれるのですが、途中で排泄が止まってしまったり、つかまるのが嫌でこちらを気にして逃げ腰になっていました。
うまくしつけができないまま5ヶ月にはいってしまいました。
10月の始めトイレの周りでオシッコをしないように、サークル内にトイレシーツを敷いてその上に、でこぼこのない網を敷いたら(トイレシーツはめちゃくちゃに噛むので)、網の上ではほとんど排泄せず、トイレでするようになりました。(トイレが汚れているときは網の上でも排泄しますが)
サークルから出してもすぐにつかまえてトイレに座らせることをしていましたが、逃げるのが早くてつかまえるのが大変。犬もこちらを気にしてばかりで犬の精神にもよくないのかなと思いつかまえるのはやめて、外で排泄中はシーシーと声をかけて、黙って後始末をするようにしました。
今はオシッコをするのを根気よく待って排泄後にサークルから出すようにしています。排泄をしたらサークルから出してもらえるということが分かり、シーシーと排泄が結びついてきたようで、最近は、声かけでオシッコできることが多くなりました。
ただサークルから出てからはどこでも排泄するのは続いており、そんなときはあきらめてシーシーと声かけをしています。
今回の相談のサークルの環境ですが、母が「網が痛そうでかわいそう。冬になったら寒そうでかわいそう、ストレスで死んでまうんじゃないか」と盛んに言います。網の上で飛んだりするので、痛くはないと思いますが、足の感じはよくないようで、避けています。
たしかにサークル内が居心地の良い環境とは言えず、寒くなったときにかわいそうだという思いは私も同じです。以前暖かい絨毯のようなものを敷いたら、さっそくそこにおしっこをしてしまいました。網があることでトイレの排泄ができていると思います。
寝室は日が当たらず寒いので、日が当たる居間にもサークルを買って、留守番のときなど入れておこうかなとも夫と話していますが、その際も網をどうするか、悩んでいます。
網を敷いておくことは犬にとってストレスが強い環境でしょうか。冬は寒いでしょうか。網の代用品が思いつきません。このまま冬になっても犬にとって悪い環境でないといっていただけるのなら母にも安心して言えるし、私自身が安心していられるので、よい方法があれば教えていただきたいと思います。
大変長い文章になってしまいすみません。
大丈夫かな、かわいそうだなと思っていると、犬にもよい影響がないと思って、思い切って相談させてもらうことにしました。リーダーウオーク、あおむけ固めも難しいので、もしよかったらご指導よろしくおねがいします。
ヨークシャーテリアちゃんの素性も良い子ですし、○○様も今までの修正点に気付いておられ、進歩されていますよ。良い状態です。
ただ、これからまだまだ大変です。ちょうど今、歯が生え変わってきていると思いますし、ホルモンバランスの変化が大きくイライラもあります。成犬としての権勢本能も出てくる時期です。
いわゆる反抗期に入っていますので、しばらく大変です。今まで以上に毅然と淡々と続けていきましょう。(特にご主人が心配です。この月齢は権勢本能が強くなってくる時期なので関係が一気に崩れやすいです。チヤホヤ接しているようですと後に後悔されます。)
現状は二階と一階を行ったり来たりしているようですが、犬の居場所は出来れば一階に固定されたほうが良いです。そのほうがテリトリーが大きくなり過ぎず落ち着きますし、トイレの失敗にも影響しています。
犬は環境に適応するのが上手いですから、息子さんが遅くまで起きていても、犬は自分が寝たいと思えばちゃんと寝ますし、犬は人間のような睡眠形態はとりません。昼夜関係なく、断続的に短い睡眠を繰り返して時々深い眠りをします。
それと聴覚は人間の4倍以上ですから、二階にいても一階の音は聞こえていますし、外を歩く犬や人間の気配もとらえています。
例えば臭覚もそうですが、人間が臭いと思う物を、犬の臭覚が100倍だからといって100倍臭く感じているわけではありません。それと同じです。嗅ぎ分けが上手いのです。
よって音の聞き分けも優れているのです。また暗視力も優れていますから、人間には暗闇でも犬には普通に見えています。照明が点いていようとなかろうと、犬には何ともないです。眠たければ寝ます。だから穴倉的なハウスが良いのです。
それから暖房ですが、気にしないでください。犬は寒さに適応した動物です。日本の冬はなんともありません。むしろ高温多湿の夏が危険なのです。人間の何となくの感覚でとらえるのは危険です。
ヨークシャーテリアは、その名の通りイギリスのヨークシャー地方で作出された犬種です。日本より平均気温低いです。だから夏の方が危険です。ハウス内に毛布でも一枚あれば十分です。(まだ11月は早いです。12月以降で十分です)。
それと暖房を効かせすぎると、自然な被毛の産生や自律神経で体温調節する機能がおかしくなってしまいます。犬服もNGです。
家と外の寒暖差が激しいと、外の散歩も嫌がるようになってしまいます。自然な気温の変化に適応させるのが、犬の健康には一番良いです。北海道の最北端でない限り、寒さは気にしなくて良いです。
今の環境(網を置いて)で良いです。一階に固定して、出来れば、今ある箱(寝床)の壁をもう少し高くして屋根を付ければ(穴倉のようにしてあげれば)、完璧です。
>網があることでトイレの排泄ができていると思います・・
↑はい、その通りです。犬は「滑る・しなる・ズレル・高い」足場が嫌いなんです。だから、市販の犬用トイレも乗るのを嫌がる犬が多いのです。今はケージ内の床が嫌なので、犬は「トイレの方がまだマシ・・」と思って、トイレでしています。
さて犬のトイレのしつけですが、しつけが浸透するまでは、犬をケージから出す際は常にリードを付けて持っておく癖にされると良いです。
もちろん音の関連付けで進歩されていますので、素晴らしいです。それは続けてください。なるべく放し飼いを止めて、犬を見れない時は出さない・・出したらリードを付ける癖にしてください。そうすれば、トイレへ素早く誘導できますし、犬の行動を主導できるので自然とリーダーウォークの代わりになっています。
無理に形式的にリーダーウォークや仰向けをする必要はなく、主導性と毅然な態度を示せれば手法なんてなんだって良いんです。
リーダーウォークも仰向けも、主導性と毅然さを示すための手段の一つでしかないのです。
それとボール遊びも、犬を走らせる必要はないのです。2メートル四方もあれば十分です。私のボール遊びの目的は、楽しい遊びを通して「主導性を示す事」なんです。
だから、必ず投げる前にスワレ・マテの指示、犬が出来たらポンポンで褒めて投げる・・出来なければ型で教えて褒めて投げる・・投げたら回収しながらコイ・ダセの練習。(近距離でちょっと転がすだけでも十分です)。
リードをつけて持っていれば逃げられることもないです。そうやって遊んでいく中で、時々リーダーウォークに近い事・・一瞬仰向け・・というふうに、段階を作って展開していけば良いです。
遊びながらのリーダーウォークや仰向けに犬が慣れてきたら、徐々に強化していけば良いのです。
ブラッシングを嫌がる場合ですが、高い作業台を作りましょう。段ボールを組み合わせてガムテープで固定した物でも何でも良いです。1メートル以上の高さにして、幅は犬の体長と同じくらいにします。犬は高くて狭い場所が苦手なのでジッとして待ちます。
食べ物で釣るのは止めましょう。まずオヤツですと栄養のバランスが崩れていますし、8か月過ぎてくると知能が高くなって好き嫌いを覚え、ドライフードを食べなくなってしまいます。
そして、食べ物で釣っていると、あたかも関係作りができたような錯覚に陥ってしまうのです。それが一番怖いことなのです。
食べ物で釣っていると、「普段は良い子なのに急に噛みついてくる」(釣って教えたことはするけども気に入らないことがあると噛みつく)ということが起こります。これは関係作りが出来ていない証拠です。良い子になったように見えているだけです。
意味の無い声掛けナデナデは、犬の下位がするような従属的な態度です・・止めましょう。触りたい・声をかけたいと思われたら、オテでもスワレでも何でも良いので、「指示→犬が行動→褒める」というパターンにしてください。
膝に乗せる抱っこもいけません。犬同士で体を合せる時は、必ず上位の犬が下位の体の上に自分の体を乗せてきます。マウンティングも飛びつきも同じ意味を持っていますが、体位が関係を表しているのです。
褒め方も、大げさや猫なで声ナデナデはいけません。良い型と音とジェスチャーを関連付けながら犬の肩をポンポンして褒めます。名前を呼ぶのも良いです。
叱る時は、名前を呼んではいけないのと、叱って終わりにしないで必ず関連付けしながら褒めることです。
噛み癖も、「ダメ」と厳しく伝え口閉じし、それで終わりにしないで口閉じの良い型と「シ~!」の指示音を関連付けながら褒めます。(シ~にするのは吠えも同じ方法で教えられるので)。
褒めたらすぐ解放して、またわざと手を見せます。噛もうとしたら同じ教えを繰り返します。繰り返すと手を見せても噛まなくなる瞬間がきますので、そこでしっかり褒めて何度も反復します。
では、今回は以上です。
今は一番難しい月齢です。1歳くらいまでは難しい時期が続きますので、あせらず淡々と毅然と続けることです。
では、頑張ってください(^-^)