ヨークシャーテリアのしつけで親が甘やかしてしまう
現在5歳になるヨークシャーテリアのオスを飼っております。
最初は私が一人で世話をしてトレーナーさんに来てもらいしつけしておりましたが、半年くらいで結婚して旦那のご両親と2世帯で住むようになりました。最初はなかったのですが、私が働くようになり一日の朝と晩以外は下のご両親が面倒みるようになり、ご両親は可愛いからと甘やかしてしまっているので、最近は気に入らないと噛む癖がついてしまいました。
服も着るのはよかったのですが脱ぐときは噛んだりうなったりします。1.6kしかないのでまだなんとかなっていますがやはり噛んだり吠えたりは...。もともとのトレーナーさんにはご両親がかわらない限り呼んでもだめですし、旦那のご両親なので私からはあまり強く言えません。
一応「犬だからあまやかすと...」とはいいますが「かわいそうだから...」とかゆわれてしまい、立場上そこからはあまり言えなくなります。上にいる時だけでもとはおもっていますが、私や旦那にもそんな癖がうつってしまいました。お布団で寝る時も先に寝ていて後からきた人に吠えます。
下に迎えにいってもご両親の布団に入っていて呼ぶと吠えたりアウアウ言ったり、ご両親が触ろうとすると噛もうと威嚇したりします。他は何も悪さはしないのですが、もし他人にしてしまってはと思います。今は家族以外にはしません(内弁慶です)
それでも何とかなりますでしょうか?
犬は相手一人一人を良く感じています。トレーナーに訓練されたとしても、飼い主さんとご家族がリーダーとしての振る舞いが出来なければ、主従関係を犬は誤認します。他人にまかせる犬のしつけは意味がありませんので止めましょう。
そしていずれ甘噛みや要求鳴きが、本気の噛み付きや要求吠えに変わります。今はまだ良くても今後本気で噛み付くようになる可能性は高いです。
相手を見る・・というのは人間の子でも同様です。しつけをしっかりする両親の言う事は聞いても、同居の甘やかしをする祖父母の言う事は聞かない(笑い)。
例えば「オモチャを片付けなさい」、と言われた時に、両親から言われると文句一つ言わず、すぐ片付けます(笑い)・・しかし普段甘やかしをしている祖父母が同じことを言っても無視して反応すらしません。知能の低い動物は、物事で判断する前に、「感覚」で反応するのです。
今回のヨーキー君ですが、やはり義理のご両親が変わらないと解決は出来ません。
■方法は2つ
1、「甘やかしは犬のストレス」・・を知ってもらう
甘やかしは実は犬のストレスになっています。人間もそうですが、複数集まると必ず役割やリーダーが決まっていきます。あるいは必要になります。
リーダー的な存在が居なければ、犬は本能で自分がなろうとします。リーダーになれば当然下位の言う事など一切聞きません。気に入らないことがあれば、すぐ噛み付き吠えます。そしてリーダーは群れを守り、従わせる仕事があります。常に周囲を警戒し、非常にストレスがたまる役割なんです。
そういった犬の習性、本能を説明し、意識を変えてもらうのが一つの手です。
2、ご両親にあずけない
過去にも同じような状況の方からご相談がありました。その方は「説明しても甘やかしを止めてくれなかった」とのことで、私はこうアドバイスしました。
「たまには留守番の練習をさせたい」と言って、少しずつ預かってもらう機会を減らしていき、最後は泊まりで出かける以外は預けない・・という形にもっていくことです。
生後半年未満などでは、消化器官が未発達なので、一日3回~4回に分けて柔らかい食事を与える必要がありますが、それ以降になったらそれは必要ありません。
ですので、日中お仕事で不在になるのなら、留守番させれば良いのです。それもしつけの一部です。人間の赤ちゃんではありません。ちゃんと留守番できるのです。私も必要な時以外はほとんどかまいません。
動物の成獣は本来、必要なとき以外はジッとしていて、体力を温存しています。
ただ、犬もご両親も急に激変するとストレスになるので、少しずつ変えていけば良いです。
いずれにしてもこのままの状況は、お互いにとって良くありません。犬のストレスと、主従関係が完全に逆転して本気噛み・・一切言う事を聞かなくなる・・そうなってしまいます。
今のご両親では、毅然としたしつけは難しいです。ご自分で飼っているのなら責任感も出てきますが、孫を預かっている祖父母と同じです。厳しく出来ないのです。そういう年代です。
だから無理にお願いせず、距離をおくことも選択肢の一つです。
そしてもう一度、しつけを根本的に見直し学ばれるのが良いです。
最初は私が一人で世話をしてトレーナーさんに来てもらいしつけしておりましたが、半年くらいで結婚して旦那のご両親と2世帯で住むようになりました。最初はなかったのですが、私が働くようになり一日の朝と晩以外は下のご両親が面倒みるようになり、ご両親は可愛いからと甘やかしてしまっているので、最近は気に入らないと噛む癖がついてしまいました。
服も着るのはよかったのですが脱ぐときは噛んだりうなったりします。1.6kしかないのでまだなんとかなっていますがやはり噛んだり吠えたりは...。もともとのトレーナーさんにはご両親がかわらない限り呼んでもだめですし、旦那のご両親なので私からはあまり強く言えません。
一応「犬だからあまやかすと...」とはいいますが「かわいそうだから...」とかゆわれてしまい、立場上そこからはあまり言えなくなります。上にいる時だけでもとはおもっていますが、私や旦那にもそんな癖がうつってしまいました。お布団で寝る時も先に寝ていて後からきた人に吠えます。
下に迎えにいってもご両親の布団に入っていて呼ぶと吠えたりアウアウ言ったり、ご両親が触ろうとすると噛もうと威嚇したりします。他は何も悪さはしないのですが、もし他人にしてしまってはと思います。今は家族以外にはしません(内弁慶です)
それでも何とかなりますでしょうか?
犬は相手一人一人を良く感じています。トレーナーに訓練されたとしても、飼い主さんとご家族がリーダーとしての振る舞いが出来なければ、主従関係を犬は誤認します。他人にまかせる犬のしつけは意味がありませんので止めましょう。
そしていずれ甘噛みや要求鳴きが、本気の噛み付きや要求吠えに変わります。今はまだ良くても今後本気で噛み付くようになる可能性は高いです。
相手を見る・・というのは人間の子でも同様です。しつけをしっかりする両親の言う事は聞いても、同居の甘やかしをする祖父母の言う事は聞かない(笑い)。
例えば「オモチャを片付けなさい」、と言われた時に、両親から言われると文句一つ言わず、すぐ片付けます(笑い)・・しかし普段甘やかしをしている祖父母が同じことを言っても無視して反応すらしません。知能の低い動物は、物事で判断する前に、「感覚」で反応するのです。
今回のヨーキー君ですが、やはり義理のご両親が変わらないと解決は出来ません。
■方法は2つ
1、「甘やかしは犬のストレス」・・を知ってもらう
甘やかしは実は犬のストレスになっています。人間もそうですが、複数集まると必ず役割やリーダーが決まっていきます。あるいは必要になります。
リーダー的な存在が居なければ、犬は本能で自分がなろうとします。リーダーになれば当然下位の言う事など一切聞きません。気に入らないことがあれば、すぐ噛み付き吠えます。そしてリーダーは群れを守り、従わせる仕事があります。常に周囲を警戒し、非常にストレスがたまる役割なんです。
そういった犬の習性、本能を説明し、意識を変えてもらうのが一つの手です。
2、ご両親にあずけない
過去にも同じような状況の方からご相談がありました。その方は「説明しても甘やかしを止めてくれなかった」とのことで、私はこうアドバイスしました。
「たまには留守番の練習をさせたい」と言って、少しずつ預かってもらう機会を減らしていき、最後は泊まりで出かける以外は預けない・・という形にもっていくことです。
生後半年未満などでは、消化器官が未発達なので、一日3回~4回に分けて柔らかい食事を与える必要がありますが、それ以降になったらそれは必要ありません。
ですので、日中お仕事で不在になるのなら、留守番させれば良いのです。それもしつけの一部です。人間の赤ちゃんではありません。ちゃんと留守番できるのです。私も必要な時以外はほとんどかまいません。
動物の成獣は本来、必要なとき以外はジッとしていて、体力を温存しています。
ただ、犬もご両親も急に激変するとストレスになるので、少しずつ変えていけば良いです。
いずれにしてもこのままの状況は、お互いにとって良くありません。犬のストレスと、主従関係が完全に逆転して本気噛み・・一切言う事を聞かなくなる・・そうなってしまいます。
今のご両親では、毅然としたしつけは難しいです。ご自分で飼っているのなら責任感も出てきますが、孫を預かっている祖父母と同じです。厳しく出来ないのです。そういう年代です。
だから無理にお願いせず、距離をおくことも選択肢の一つです。
そしてもう一度、しつけを根本的に見直し学ばれるのが良いです。