フレンチブルドッグのしつけ
生後84日のフレンチブルドックなのですが、とても気性が荒く困り果てています。
娘と二人で、殆ど私が世話をしています。犬を飼うのは初めてです。
47日でペットショップから購入したのですが、最初からサークルの上から手をいれたり、トイレをとろうとしたり床を拭いたりするときに噛んだり飛びついて来たりするので、仕方なく押さえつけてから掃除したりしてきました。
書店で買った躾の本を見て、最低限のあまがみをしたら痛いと言って無視したり、要求には答えないとかしてきました。
リードウォークは首輪をとても嫌がり(はめるのもやっと)リードは噛んで離しません。
90×60と108×84のサークルをつなぎ、時々大きい方のサークルを開けて遊んでやるのですがとても落ち着きがなく、噛むので10分程で終わります。一日一回はサークルの中で爆走します。
なかなか大人しくならずもの凄い力で抵抗してきます。闘犬の血が騒ぐのでしょうか、フレンチはおっとりしていると聞いていたのがまるで当てはまりません。
ただ、サークルの中で興奮していないときは大人しくこちらの動きをじーっとみています。(これは2,3週間前からです。)
座れも出来るしご飯のときは待てもできます。
リッキー君の躾を成功させる前の問題点は何だったのでしょうか?参考の為教えて頂けると有り難いです。躾の考え方に共感したので、できることは全部やって頑張って行くつもりです。いい子になる日を夢みて・・・
どうかご助言よろしくお願いいたします。
まず犬種別のしつけ解説などを見たことがあるようなら、全て忘れてください。ホームページにも書きましたが、犬も人間も千差万別です。犬という動物の本質を学んでください。
そして今のフレンチブルドッグちゃんが特別凶暴なのか・・違います。
この時期の子犬は何も知りません。経験も知性もありません。感情のコントロールも出来ません。本来なら親犬、兄弟犬と3ヶ月くらい暮らし、親犬からしつけを受けたり、兄弟げんかの中から、やって良いこと、悪いこと・・社会化を少しずつ学んでいくのです。
しかし現在のペットショップやブリーダーの悪態により、ビジネスのみが優先され1ヶ月足らずで家族から引き離されるから、こうなります。
つまりしばらくは大切な社会化の時期で、飼い主さんが親犬となり、根本のさらに根本のしつけをしないといけないのです。何ヶ月もガマンして根気良く接しなければいけません。
私もホームページで書いたように、過去のゴールデンレトリーバーは大問題児でした。犬の問題行動は全てありました(笑い)。しかも大型犬が噛みついて吠える・・これはキツイです。
まずしばらくは、結果を絶対に期待してはいけません。まだまだ小さな猛獣状態が続きます。しかし放置するのではなく、親犬と同じように根気良く「あお向け」で注意してください。
最初から(小さすぎる子犬)から長く無理に押さえ込まなくても良いです。体罰的にならないようにしてください。毅然と強い態度を示すのが目的です。(威嚇や脅かしはNG)
噛んだら「ダメ」と同時にひっくり返す。一瞬口を押さえて直ぐ開放してください。最初はそれで良いです。それを何度も何度も毎日毎日繰り返して、じょじょに長い時間出来るようにしていけば良いです。
そして主従関係を作っていくと同時に、型と音でも教えます。噛みつきであれば、手をワザと見せます。すると噛み付いてきますので、「ダメ」の音とともに首輪を軽く引き同時にもう片手で口を軽く閉じます。当然噛めませんので褒めます。(褒めすぎは従属的になるのでダメ)。
開放して手を見せると、また噛み付いてきますので再び「ダメ」の音とともに首輪を軽く引き・・この繰り返しです。手を見せても噛まなくなったらしっかり褒めて何度も反復してください。そうやって体現させないと犬の知能では理解できないのです。
それから首輪は常時付けて外さないでください。最初はしばらく違和感があって嫌がりますが、直ぐ慣れます。脱着するから嫌がります。付けたままにすれば当たり前になりますし、迷子札を付けることで安心もできます。また首輪があるととっさにつかんで固定したりできるので、安全対策、しつけにも欠かせません。
リーダーウォークも最初から無理しないでください。慣れる時間も必要です。リードを噛みたければ噛ませればいいです。知能と経験度がまだ低い子犬は、動くリードがまるで別の生き物であるかのようにとらえます。そんなレベルなのです。
しかし、3ヶ月を過ぎればもう赤ちゃんは卒業です。首輪とリードに慣れたなら毅然とリーダーウォークをしてください。上手くコントロールすることは考えなくて良いです。あお向け同様、リーダーとしての強い態度を見せることが目的だからです。だから犬に合わせず歩く止まる曲がる・・お散歩デビュー前に家の中で何度も何度も練習してください。「コイ」「ツケ」も有効ですので根気良く教えてください。
でも3ヶ月なら可愛い盛りですから触れたいですね。そういう時は意味なく触るのではなく、必ず何か指示を出します。「指示を出す→犬が従う→褒める」このセットが信頼関係になり主従関係になるのです。オテでもスワレでも何でも良いです。確実にできる簡単なことを一つ、まずは覚えさせましょう。
オヤツ、抱っこ、意味なくかまう・・これを止めましょう。犬の本能の視点からは「従属的な召使」にしか見えないのです。
ま~これからまだまだ先は長いです(笑い)。半年過ぎてくると反抗期に入り、もっと犬本来の権勢本能が強く出てきます。大半の犬がそれが普通なんです。しつけに苦労した事がない犬は、しつけ法が良かったのではなく、特別素性が良い子なのです。大きな気持ちであせらず根気良く接して下さい。ある意味人間の子育てよりも根気がいるかもしれません。
でも必ず結果は出ますから心配しなくても大丈夫です。「あの頃は大変だったね」と良い思い出になります。しかしそのためにはやり続けなければいけません。
では、がんばって続けてください(^-^)
娘と二人で、殆ど私が世話をしています。犬を飼うのは初めてです。
47日でペットショップから購入したのですが、最初からサークルの上から手をいれたり、トイレをとろうとしたり床を拭いたりするときに噛んだり飛びついて来たりするので、仕方なく押さえつけてから掃除したりしてきました。
書店で買った躾の本を見て、最低限のあまがみをしたら痛いと言って無視したり、要求には答えないとかしてきました。
リードウォークは首輪をとても嫌がり(はめるのもやっと)リードは噛んで離しません。
90×60と108×84のサークルをつなぎ、時々大きい方のサークルを開けて遊んでやるのですがとても落ち着きがなく、噛むので10分程で終わります。一日一回はサークルの中で爆走します。
なかなか大人しくならずもの凄い力で抵抗してきます。闘犬の血が騒ぐのでしょうか、フレンチはおっとりしていると聞いていたのがまるで当てはまりません。
ただ、サークルの中で興奮していないときは大人しくこちらの動きをじーっとみています。(これは2,3週間前からです。)
座れも出来るしご飯のときは待てもできます。
リッキー君の躾を成功させる前の問題点は何だったのでしょうか?参考の為教えて頂けると有り難いです。躾の考え方に共感したので、できることは全部やって頑張って行くつもりです。いい子になる日を夢みて・・・
どうかご助言よろしくお願いいたします。
まず犬種別のしつけ解説などを見たことがあるようなら、全て忘れてください。ホームページにも書きましたが、犬も人間も千差万別です。犬という動物の本質を学んでください。
そして今のフレンチブルドッグちゃんが特別凶暴なのか・・違います。
この時期の子犬は何も知りません。経験も知性もありません。感情のコントロールも出来ません。本来なら親犬、兄弟犬と3ヶ月くらい暮らし、親犬からしつけを受けたり、兄弟げんかの中から、やって良いこと、悪いこと・・社会化を少しずつ学んでいくのです。
しかし現在のペットショップやブリーダーの悪態により、ビジネスのみが優先され1ヶ月足らずで家族から引き離されるから、こうなります。
つまりしばらくは大切な社会化の時期で、飼い主さんが親犬となり、根本のさらに根本のしつけをしないといけないのです。何ヶ月もガマンして根気良く接しなければいけません。
私もホームページで書いたように、過去のゴールデンレトリーバーは大問題児でした。犬の問題行動は全てありました(笑い)。しかも大型犬が噛みついて吠える・・これはキツイです。
まずしばらくは、結果を絶対に期待してはいけません。まだまだ小さな猛獣状態が続きます。しかし放置するのではなく、親犬と同じように根気良く「あお向け」で注意してください。
最初から(小さすぎる子犬)から長く無理に押さえ込まなくても良いです。体罰的にならないようにしてください。毅然と強い態度を示すのが目的です。(威嚇や脅かしはNG)
噛んだら「ダメ」と同時にひっくり返す。一瞬口を押さえて直ぐ開放してください。最初はそれで良いです。それを何度も何度も毎日毎日繰り返して、じょじょに長い時間出来るようにしていけば良いです。
そして主従関係を作っていくと同時に、型と音でも教えます。噛みつきであれば、手をワザと見せます。すると噛み付いてきますので、「ダメ」の音とともに首輪を軽く引き同時にもう片手で口を軽く閉じます。当然噛めませんので褒めます。(褒めすぎは従属的になるのでダメ)。
開放して手を見せると、また噛み付いてきますので再び「ダメ」の音とともに首輪を軽く引き・・この繰り返しです。手を見せても噛まなくなったらしっかり褒めて何度も反復してください。そうやって体現させないと犬の知能では理解できないのです。
それから首輪は常時付けて外さないでください。最初はしばらく違和感があって嫌がりますが、直ぐ慣れます。脱着するから嫌がります。付けたままにすれば当たり前になりますし、迷子札を付けることで安心もできます。また首輪があるととっさにつかんで固定したりできるので、安全対策、しつけにも欠かせません。
リーダーウォークも最初から無理しないでください。慣れる時間も必要です。リードを噛みたければ噛ませればいいです。知能と経験度がまだ低い子犬は、動くリードがまるで別の生き物であるかのようにとらえます。そんなレベルなのです。
しかし、3ヶ月を過ぎればもう赤ちゃんは卒業です。首輪とリードに慣れたなら毅然とリーダーウォークをしてください。上手くコントロールすることは考えなくて良いです。あお向け同様、リーダーとしての強い態度を見せることが目的だからです。だから犬に合わせず歩く止まる曲がる・・お散歩デビュー前に家の中で何度も何度も練習してください。「コイ」「ツケ」も有効ですので根気良く教えてください。
でも3ヶ月なら可愛い盛りですから触れたいですね。そういう時は意味なく触るのではなく、必ず何か指示を出します。「指示を出す→犬が従う→褒める」このセットが信頼関係になり主従関係になるのです。オテでもスワレでも何でも良いです。確実にできる簡単なことを一つ、まずは覚えさせましょう。
オヤツ、抱っこ、意味なくかまう・・これを止めましょう。犬の本能の視点からは「従属的な召使」にしか見えないのです。
ま~これからまだまだ先は長いです(笑い)。半年過ぎてくると反抗期に入り、もっと犬本来の権勢本能が強く出てきます。大半の犬がそれが普通なんです。しつけに苦労した事がない犬は、しつけ法が良かったのではなく、特別素性が良い子なのです。大きな気持ちであせらず根気良く接して下さい。ある意味人間の子育てよりも根気がいるかもしれません。
でも必ず結果は出ますから心配しなくても大丈夫です。「あの頃は大変だったね」と良い思い出になります。しかしそのためにはやり続けなければいけません。
では、がんばって続けてください(^-^)