柴犬のしつけの例
2歳半の柴犬のしつけを始めて2週間弱です。
リーダーウォーク、あまり構わない、指示してから触るを徹底していますが、柴犬が変わってきたかといえばよくわかりません。。。が、頑張っております。
触りたいと思ったり、ウットデッキに出すときなど必ずお座りをさせるのですが、意地でも頑なにしないときが多々あります。
また、柴犬にとって褒められることが嬉しいと思っているようには思わず、「いい子!」とぽんぽん褒めがご褒美になっているのかがとても不安です。
質問ですが、ご飯の食べ終わり位になると吠えて怒ります。普段はおやつなど食べ物を持っていると、何も言わなくてもすっとお座りして、もらおうと必死なのですが、お座りもしなくなります。
これはもうお腹がいっぱいで食べたくないけど、残っているから取るなと怒っているのでしょうか?
ご飯の量を減らしてあげたほうがいいのでしょうか?
体重は11キロちょっとで90グラムを朝晩2回です。よろしくお願いします。
お話してきたように、2年半も関係が崩れていたわけです。
たった2週間では変われませんし、むしろ柴犬君にとっては面白くないのでイライラしています。
でも一貫しないといけません。犬のしつけは根競べです。「この人にはワガママは通じない」ということを、柴犬君が認識するまでの根競べなのです。
>「いい子!」とぽんぽんがご褒美になっているのかがとても不安・・
↑犬のご機嫌を気にされている時点で、もう精神的に負けてしまっているのです。関係が崩れている段階では、嬉しさは強いわけがありません。
あくまで、「これで良いんだよ」という合図です。今はそう割り切ってください。関係が出来れば、犬は嫌悪刺激でなければ何をされても嬉しいのです。
「嬉しくないのであればそれでかまわない」というくらいの気概さを持ってください。ここで精神的に負けていたら、何も強化できません。
今まで柴犬君は、我が物顔で好き勝手やってきました。本来は、それがリーダーの取るべき態度なのです。逆だったのです。
今度はそれを人間がやって示さないといけないのです。
犬を観察する・・でも気遣いの態度は見せない・・
徹底してください。
犬のしつけが成功するかどうかの分岐点は、飼い主さんの意識改革なのです。今は根競べの段階ですので、先の先の夢はまだ見てはいけません。クールな精神戦なのです。
少なくとも犬の本能はそう見ています。
食べないで残す時は、毅然と無視して下げてしまって、もう次の時間まで何も食べさせないでください。
毅然さを一貫される・・「ワガママ言ってるとゴハンが終わる」という事実は、犬はちゃんと認識していくのです。今は心を鬼にして一貫して続けてください。
それがリーダーとしてのメンタルなのです。飼い主さんも成長しないといけないのです。
柴犬君の認識の転換点を待って、続けないといけません・・・