黒柴犬のしつけ噛み付きの直し方とリーダーウォーキング
犬の噛み癖が強くて、リーダーウォーキングでしつけを実践しているところです。
引っ張ったら反対に行ったり止まったりします。
確かにゆっくり引っ張るようになったりしています。
根気良く続けるつもりでおりますが2~3点質問がございます。
質問:
①おしっこの為の散歩とリーダーウォーキングの区別が難しい。
散歩のはじめは引っ張って行くので、思うようにさせていますがこれをどのように改善すれば良いのでしょうか?
②リーダーウォーキングができるようになれば本気の噛み癖は治るでしょうか?
問題の内容:
噛み癖(流血するほどに噛む/噛む直前に目つきが変るのが判るが避けるのに間に合わなくて噛まれる/ひと噛みした時に怒ると噛むのをやめる。その後は申し訳なさそうな表情をする。)
①食べ残しのドッグフードが置いてある傍を飼い主が通った時に不意に噛み付く。
②リード無しでくつろいで前足を伸ばして寝そべっている時に上から背中を撫でようとすると噛み付く。機嫌の悪い時は抱いてやろうとすると怒って噛み付こうとしたり噛みつかれたことも有ります。
③飼い主以外の人がかまってくれようとして口の周辺に手指で触ると噛み付く。
④汚れた足をしつこく拭いたり/シャンプー時にも怒りっぽく段々、強く噛まれるので最後まで作業が出来ない。
⑤朝の散歩前などはどこを触っても怒らないし、仰向けにして腹を擦っても大丈夫です。
⑥しばらく留守にして帰ってきたときもどこを触っても仰向けにしても怒らない。
犬種:黒柴オス1歳7ヶ月
散歩は朝40~50分程度、飼い主のウォーキングと兼ねてする。ウンチは2~3箇所程度する。マーキングはいたるところにする。
家人が留守で誰も居ない状態が4日/週、程度あります。家人が帰ってきたらまずはオシッコする為だけに連れ出します。
ボールやぬいぐるみを持ってきて遊んでくれという素振りが有る時はひっぱりっ子して遊んでやっています。
子犬の時から抱いてやる習慣をつけていました。成犬になってからは機嫌の良さそうな時だけ抱いてやっています。
あお向け固めを読んでからは機嫌の良さそうな時を見計らって仰向けにして腹を擦ってやっています。
子犬の時から芸としてはお座り、お手、伏せ、待てまで出来ます。おやつと連動で教えていました。今はおやつを持っているのが判ったときはもちろんしますが、おやつが無くても機嫌の良さそうなときは反応が鈍いですが一応、一通り出来ます。しかし、散歩中とかに止まってやらせても、注意散漫な時はできません。しつこく言えばお座り、伏せまでなんとかすることもありますが。
また月に1~2回程度はドッグランに連れて行きます。結構、広いところで色々な犬種と会えます。いつも最初は興奮して色々な犬に吼えます。遊びたいのだと思いますがフレンドリーに対処するのが下手なのだと思います。
疲れてくると座り込んだりして吠え付いたりするのが減る傾向です。フレンドリーになったのではなくただ疲れただけだと思われます。他の躾の良い犬同士は大人しくそれぞれスキンシップしているので羨ましく思います。
家に人がいる時は室内90%室外10%。室内は基本はリード無し。時々、リードにつなぐことあり。
室内にケージ無し。シッコは室内ではしません。シッコのサインはドアをカリカリするので外へ連れ出してさせます。
子犬の頃に室内のケージでオシッコマットでさせようと努力しましたがダメでした。その代りに外でしかしなくなりました。
冬場は100%室内に入れたり寝室に入れたりします。ベッドにも入ります。
夏場、夕方に室内に入れますが20%くらいです。寝るときは外に出します。
家に人が居ないときは夏・冬共に室外100%犬小屋有り。リード(鎖)の長さは3m程度。シッコは繋がれた状態ではしません。
家人が帰ってくるまでシッコを我慢しているようです。したがって最大10時間~12時間は我慢の実績はあります。
泊りがけで出かける時は連れて行きますので犬が泊まれるところに限られます。
今回は、リーダーウォークの手法そのものよりも、普段の何気ない態度・犬との接し方の意識を重視していただきたいと思います。
現在、黒柴君とは主従関係が逆転してしまっています。自分の優位性を感じ、人間の家族を認めていないので、自分の気に入らないことは全て、噛み付く・唸る・吠えることによって主張し、散歩もやりたい放題です。黒柴君からしたら、家族の従属的な行為をずっと見てきて感じてきて、そうすることが当然だと思ってしまっています。
その原因は過去の接し方にあります。
> ボールやぬいぐるみを持ってきて遊んでくれという素振りが有る時は・・・
> 子犬の時から抱いてやる習慣
> 機嫌の良さそうな時だけ
> おやつと連動で
↑犬の要求に合わせること、犬のご機嫌を伺うこと、オヤツに抱っこ・・これらは全て犬の本能の視点からは従属的に見えてしまうのです。もちろん犬も千差万別ですので、それをやっても関係が崩れない犬もいるのですが、それはマレです。
犬種のお話ではありません。同じ親から生まれた同じ性別でも、全然性格が違うことが多々あります。
黒柴君が悪い犬なのではなく、犬本来の普通の反応です。まずはその本能と現実を理解する必要があります。
かと言って、接することが悪いのではありません。大いに接するべきです。ただその接し方が重要で、犬との何気ない接し方にも必ず「主導」することです。
意味なく声掛けナデナデ抱っこにオヤツではなく、オテでもスワレでも何でも良いので、「指示→犬が従う→褒める」というパターンを意識されると良いです。犬ができなければ型を作って褒めれば良いです。
褒め方はナデナデ抱っこオヤツではなく、リーダーらしく毅然と褒めます。名前を呼んで「○○良い子!」とハッキリ伝え、肩をポンポンと叩きます。それ以上おおげさにしてはいけません。
噛み癖のある犬は、頭や背中ではなく、犬の目線よりも下から手を近づけ、犬から見えやすい肩のあたりを触るのが良いです。
そしてそれが、あお向け・リーダーウォーク・主導型ボール遊びならなお良いです。
そういった接し方なら、楽しくスキンシップできますし、主従関係も少しずつ積み上がっていきます。特にゴハン前にたくさんやって、主従関係をハッキリ示して下さい。
リーダーウォークですが、これは散歩のためのしつけ手法ではありません。あお向けもそうですが、リーダーとしての毅然な態度を示すための儀式です。
ですので、家でたくさんやってください。「自分が主導するんだ」という強い意志を持ち、淡々と続けてください。ゴハン前に入念にやってください。これは食べ物で釣るのではなく、犬には食料をキッチリ管理されることで、主従関係がより明確に伝わるからです。
ですので、ゴハン中も何度もお皿を取り上げて中断し、スワレ・マテをしっかりさせて食べさせる・・ということを繰り返してください。犬が唸ってもひるんではいけません。唸ったり吠えたら、すかさずリーダーウォークに移行してください。(すぐできるように準備しておく)。
ちょっとしたことでも本気噛みするような段階までなってしまったら、ここまでしないといけません。気持ちで犬に負けないようにしてください。
外の散歩でも、出発時は非常に興奮して引っ張りますが、合わせてはいけません。犬と反対を見てジッと止まって無視・・引っ張りがおさまったら歩き出し、また引っ張ったら同じことの繰り返し・・
人が見ていたら、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、やるべきです。犬に合わせず、いつでもどこでも主導します。それを繰り返すから犬は相手の精神性を認めるようになります。この人の前ではワガママは通用しない・・と理解するまで一貫することです。
遊びも主導しましょう。ヒモ付ボール遊びなら主導できます。まず投げる前にしっかりスワレ・マテをさせます。できたら褒めて投げます。できなかったら型を作って教えて褒めて投げます。
投げたら与えっぱなしにしないで、すぐヒモを引いて回収します。コイなど音の関連付けもしてください。そして犬の口から手でボールを取り出し、「ダセ、ダセ」と、その間も音の関連付けをします。
ちなみに引っ張りっこは、オススメしません。犬と対面しての力比べになってしまうので、対抗心が強くなり、人間の服を引っ張る癖がつく場合があるからです。
まずは、あお向けでもリーダーウォークでも、形にこだわらず、「主導する」という意識を強く持って取り組むと良いです。続けると犬も段々感じていきます。認めるようになっていきます。
ただし、犬にとってみると、今までの自分の優位性が消えていくわけですから当然面白くなく反発もします。でも、それは越えなければいけない壁ですので、焦らず無理せず淡々と続けてください。それをどれだけやったか・・に結果は比例します。
ぜひ頑張ってください(^-^)
それとドッグランは社会化に良いです。まだ1歳半ですから、これから挨拶の仕方や接し方も学んでいきます。家で好き勝手やってきましたから、犬のしつけが進んでくればそれによってもまた変わっていきます。気長に見守りましょう。
鎖での繋ぎ飼いと、犬の居場所を変えるのは止めましょう。居場所を固定し、サークルとハウス(トイレと水ボトルも)を設置し、犬が安心できる環境を作ってあげてください。物理的な環境も精神安定に影響します。
では、また頑張って続けてください(^-^)
引っ張ったら反対に行ったり止まったりします。
確かにゆっくり引っ張るようになったりしています。
根気良く続けるつもりでおりますが2~3点質問がございます。
質問:
①おしっこの為の散歩とリーダーウォーキングの区別が難しい。
散歩のはじめは引っ張って行くので、思うようにさせていますがこれをどのように改善すれば良いのでしょうか?
②リーダーウォーキングができるようになれば本気の噛み癖は治るでしょうか?
問題の内容:
噛み癖(流血するほどに噛む/噛む直前に目つきが変るのが判るが避けるのに間に合わなくて噛まれる/ひと噛みした時に怒ると噛むのをやめる。その後は申し訳なさそうな表情をする。)
①食べ残しのドッグフードが置いてある傍を飼い主が通った時に不意に噛み付く。
②リード無しでくつろいで前足を伸ばして寝そべっている時に上から背中を撫でようとすると噛み付く。機嫌の悪い時は抱いてやろうとすると怒って噛み付こうとしたり噛みつかれたことも有ります。
③飼い主以外の人がかまってくれようとして口の周辺に手指で触ると噛み付く。
④汚れた足をしつこく拭いたり/シャンプー時にも怒りっぽく段々、強く噛まれるので最後まで作業が出来ない。
⑤朝の散歩前などはどこを触っても怒らないし、仰向けにして腹を擦っても大丈夫です。
⑥しばらく留守にして帰ってきたときもどこを触っても仰向けにしても怒らない。
犬種:黒柴オス1歳7ヶ月
散歩は朝40~50分程度、飼い主のウォーキングと兼ねてする。ウンチは2~3箇所程度する。マーキングはいたるところにする。
家人が留守で誰も居ない状態が4日/週、程度あります。家人が帰ってきたらまずはオシッコする為だけに連れ出します。
ボールやぬいぐるみを持ってきて遊んでくれという素振りが有る時はひっぱりっ子して遊んでやっています。
子犬の時から抱いてやる習慣をつけていました。成犬になってからは機嫌の良さそうな時だけ抱いてやっています。
あお向け固めを読んでからは機嫌の良さそうな時を見計らって仰向けにして腹を擦ってやっています。
子犬の時から芸としてはお座り、お手、伏せ、待てまで出来ます。おやつと連動で教えていました。今はおやつを持っているのが判ったときはもちろんしますが、おやつが無くても機嫌の良さそうなときは反応が鈍いですが一応、一通り出来ます。しかし、散歩中とかに止まってやらせても、注意散漫な時はできません。しつこく言えばお座り、伏せまでなんとかすることもありますが。
また月に1~2回程度はドッグランに連れて行きます。結構、広いところで色々な犬種と会えます。いつも最初は興奮して色々な犬に吼えます。遊びたいのだと思いますがフレンドリーに対処するのが下手なのだと思います。
疲れてくると座り込んだりして吠え付いたりするのが減る傾向です。フレンドリーになったのではなくただ疲れただけだと思われます。他の躾の良い犬同士は大人しくそれぞれスキンシップしているので羨ましく思います。
家に人がいる時は室内90%室外10%。室内は基本はリード無し。時々、リードにつなぐことあり。
室内にケージ無し。シッコは室内ではしません。シッコのサインはドアをカリカリするので外へ連れ出してさせます。
子犬の頃に室内のケージでオシッコマットでさせようと努力しましたがダメでした。その代りに外でしかしなくなりました。
冬場は100%室内に入れたり寝室に入れたりします。ベッドにも入ります。
夏場、夕方に室内に入れますが20%くらいです。寝るときは外に出します。
家に人が居ないときは夏・冬共に室外100%犬小屋有り。リード(鎖)の長さは3m程度。シッコは繋がれた状態ではしません。
家人が帰ってくるまでシッコを我慢しているようです。したがって最大10時間~12時間は我慢の実績はあります。
泊りがけで出かける時は連れて行きますので犬が泊まれるところに限られます。
今回は、リーダーウォークの手法そのものよりも、普段の何気ない態度・犬との接し方の意識を重視していただきたいと思います。
現在、黒柴君とは主従関係が逆転してしまっています。自分の優位性を感じ、人間の家族を認めていないので、自分の気に入らないことは全て、噛み付く・唸る・吠えることによって主張し、散歩もやりたい放題です。黒柴君からしたら、家族の従属的な行為をずっと見てきて感じてきて、そうすることが当然だと思ってしまっています。
その原因は過去の接し方にあります。
> ボールやぬいぐるみを持ってきて遊んでくれという素振りが有る時は・・・
> 子犬の時から抱いてやる習慣
> 機嫌の良さそうな時だけ
> おやつと連動で
↑犬の要求に合わせること、犬のご機嫌を伺うこと、オヤツに抱っこ・・これらは全て犬の本能の視点からは従属的に見えてしまうのです。もちろん犬も千差万別ですので、それをやっても関係が崩れない犬もいるのですが、それはマレです。
犬種のお話ではありません。同じ親から生まれた同じ性別でも、全然性格が違うことが多々あります。
黒柴君が悪い犬なのではなく、犬本来の普通の反応です。まずはその本能と現実を理解する必要があります。
かと言って、接することが悪いのではありません。大いに接するべきです。ただその接し方が重要で、犬との何気ない接し方にも必ず「主導」することです。
意味なく声掛けナデナデ抱っこにオヤツではなく、オテでもスワレでも何でも良いので、「指示→犬が従う→褒める」というパターンを意識されると良いです。犬ができなければ型を作って褒めれば良いです。
褒め方はナデナデ抱っこオヤツではなく、リーダーらしく毅然と褒めます。名前を呼んで「○○良い子!」とハッキリ伝え、肩をポンポンと叩きます。それ以上おおげさにしてはいけません。
噛み癖のある犬は、頭や背中ではなく、犬の目線よりも下から手を近づけ、犬から見えやすい肩のあたりを触るのが良いです。
そしてそれが、あお向け・リーダーウォーク・主導型ボール遊びならなお良いです。
そういった接し方なら、楽しくスキンシップできますし、主従関係も少しずつ積み上がっていきます。特にゴハン前にたくさんやって、主従関係をハッキリ示して下さい。
リーダーウォークですが、これは散歩のためのしつけ手法ではありません。あお向けもそうですが、リーダーとしての毅然な態度を示すための儀式です。
ですので、家でたくさんやってください。「自分が主導するんだ」という強い意志を持ち、淡々と続けてください。ゴハン前に入念にやってください。これは食べ物で釣るのではなく、犬には食料をキッチリ管理されることで、主従関係がより明確に伝わるからです。
ですので、ゴハン中も何度もお皿を取り上げて中断し、スワレ・マテをしっかりさせて食べさせる・・ということを繰り返してください。犬が唸ってもひるんではいけません。唸ったり吠えたら、すかさずリーダーウォークに移行してください。(すぐできるように準備しておく)。
ちょっとしたことでも本気噛みするような段階までなってしまったら、ここまでしないといけません。気持ちで犬に負けないようにしてください。
外の散歩でも、出発時は非常に興奮して引っ張りますが、合わせてはいけません。犬と反対を見てジッと止まって無視・・引っ張りがおさまったら歩き出し、また引っ張ったら同じことの繰り返し・・
人が見ていたら、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、やるべきです。犬に合わせず、いつでもどこでも主導します。それを繰り返すから犬は相手の精神性を認めるようになります。この人の前ではワガママは通用しない・・と理解するまで一貫することです。
遊びも主導しましょう。ヒモ付ボール遊びなら主導できます。まず投げる前にしっかりスワレ・マテをさせます。できたら褒めて投げます。できなかったら型を作って教えて褒めて投げます。
投げたら与えっぱなしにしないで、すぐヒモを引いて回収します。コイなど音の関連付けもしてください。そして犬の口から手でボールを取り出し、「ダセ、ダセ」と、その間も音の関連付けをします。
ちなみに引っ張りっこは、オススメしません。犬と対面しての力比べになってしまうので、対抗心が強くなり、人間の服を引っ張る癖がつく場合があるからです。
まずは、あお向けでもリーダーウォークでも、形にこだわらず、「主導する」という意識を強く持って取り組むと良いです。続けると犬も段々感じていきます。認めるようになっていきます。
ただし、犬にとってみると、今までの自分の優位性が消えていくわけですから当然面白くなく反発もします。でも、それは越えなければいけない壁ですので、焦らず無理せず淡々と続けてください。それをどれだけやったか・・に結果は比例します。
ぜひ頑張ってください(^-^)
それとドッグランは社会化に良いです。まだ1歳半ですから、これから挨拶の仕方や接し方も学んでいきます。家で好き勝手やってきましたから、犬のしつけが進んでくればそれによってもまた変わっていきます。気長に見守りましょう。
鎖での繋ぎ飼いと、犬の居場所を変えるのは止めましょう。居場所を固定し、サークルとハウス(トイレと水ボトルも)を設置し、犬が安心できる環境を作ってあげてください。物理的な環境も精神安定に影響します。
では、また頑張って続けてください(^-^)