犬のしつけは今からでも十分間に合いますか?
現在ヨークシャテリア4ヶ月半雄を迎えて、3ヶ月になろうとしています。
特に問題も感じられず、散歩も遊びもよくしていますが、普段から仕事のため、しっかりしつけが出来ていないように思います。
いろいろな躾本、ネット情報を探しては試しているところです。
私もおやつや罰での躾は、良くないと思っていますが、躾が不安定であり、犬も迷っていることがあります。
犬のしつけは今からでも、十分間に合いますか?
今、生後7か月半ということですよね。
この月齢まで何も問題なく来たということは、今までもしつけを頑張ってこられましたし、今回の犬の素性がとても良かったということです。
良い出会いに感謝して、これからも頑張っていきましょう(^-^)
>今からでも、十分間に合いますか?・・
↑この答えは「今くらいから本格的に始めるべき」という解釈が正しいです。
そして、犬は環境に適応する哺乳類です。正しくしつければ、何歳からでも良くなっていきます。もちろん、時間の掛け方やり方は強弱があります。長く悪い習慣や関係が染み付いていたのであれば、そのぶん時間はかかりますし、逆に言えば時間をかけて少しずつ展開しなければいけない、ということです。
今までの月齢では、身体もしっかりしていませんし、とにかく知能が低くて経験も何もない小さな猛獣状態でした。
そんな状態でアレコレ教えても吸収できませんし、やりすぎると防衛本能を刺激するだけになってしまいます。
しかし、一方で感覚は鋭く持っていますので、幼い子犬であっても、間違った接し方は誤解されます。悪い習慣も染み付いてしまいます。
犬は7・8か月くらいから、急に知能が高くなり始めて、理解力が高まってきます。
しかし同時に、ズル賢くなる・・・という面もあります。
成犬の本能が強く出てきますので、権勢本能・自我・独立心・相手を見抜く視点が鋭くなります。
この月齢あたりから、関係が崩れるケースが多いです。
ただし、今回の犬は素性がとても良い子なので、あまり無理したり心配されない方が良いです。今回は、何かを急に変えたり始めたりされない方が良いです。
もちろん、勉強されることは大変良いことですが、「上手くいっていることは続けろ」という教訓があるように、「変えないこと」も正しいことです。
あとは、留守番の時間が長いご家庭ほど、「普段さみしい思いをさせてしまっているから」と、家に帰ってから犬をベタベタ甘やかしする人がいますが、これは犬にとってみればギャップであり、留守番の時間がよけいに苦しくストレスになります。
また、従属的な接し方が犬に主従関係の誤解を与えてしまいます。
>いろいろな躾本、ネット情報を探しては試しているところ・・
↑これは危険ですのでお止め下さい。情報のつまみ食いは一番危険です。手法の上塗りは絶対にしてはいけません。
犬からしてみれば、一貫性がないので理解できないのです。迷っていて自信がない精神力も犬は見抜きます。これから視点がより鋭くなってきます。
犬のしつけは、一人の先生に決めて、決めたらその人のやり方だけを忠実に一貫することです。
特に、私の場合は、犬のしつけも環境も健康も全てがつながっています。単独で存在できないんです。犬にとって矛盾に映ってしまうのです。
では、これから大切な成長期の後半戦、また頑張って続けてください(^-^)