留守番時にウンチを踏んでしまう子犬のしつけなど
生後3ヶ月目の犬をショップで買いました。犬を飼うのは今回が初めてです。キャバリア・キングチャールズ・スパニエル(オス)を飼い始めて一週間になります。
平日は家を留守にする為か、帰ってくると大暴れして足に糞がついて乾燥しています。(留守:7時半から18時)
それを取ろうと毎日、足を拭いていた生活を続けたためか、最近は手を敵視するようになり触る事が出来ません。手を出すと噛みつこうと狙ってきます。
甘噛みなのでまだ平気ですが、このまま成長してこれが強くなると考えると不安です。
今回、助けを求めてこのサイトを見つけました。リーダーウォークはまだ首輪がないので出来ていませんが、あお向け固めは実施してみました。
おもっきり、嫌われて逃げ回る状態になり悪化してます。そのあとはサークル内で大暴れ、吠えまくりです。
やはり、リーダーウォークを身につけてからやった方が、いいでしょうか?
また、あお向け固めって本当にやっていいんでしょうか?
体罰のようになってるんじゃないかと不安になります。今は何に対しても自信がないです。
サークル内トイレはほぼ100%出来てます。(勝手にトイレをするだけですが)あと、スワレは出来ているかわかりません。
犬が近くに来て座るので、座るタイミングでスワレと言えばしたように感じます。マテは出来ていると思います。フセとコイは出来てません。
あお向け固めしなければ基本的に私を好きみたいで、サークルから出してサークルの周りを歩くとついてきます。止まるとその場に座ります。また歩けばついてきます。この良い関係を維持したいです。
正しい接し方を知りたいです。まずは何から始めたらいいでしょうか?
また、首輪は何を選んだらいいでしょうか?
商品名とか分かれば助かります。
長文、質問攻めすいません。ご教示いただけると助かります。
あとケージ周りの画像を添付しました。確認の程、よろしくお願いします。
まずは、落ち着いて本教材全体を熟読されることから始められてください。
昨日ご購入いただいたばかりですので、あせって情報のつまみ食いになってはいけません。
このメールの内容だけで完結されたり、少し読んでなんとなく実践、あるいは気に入った内容だけ実践・・ということにならないようにしましょう。
さて、今の子犬がまだ知能が低すぎる時期ですのと、まだ子犬が家に来て日が浅く、留守番が長すぎて接触時間が短いです。
その状況の中で、接触が仰向けと足ふきだけでは、やっぱりバランスが悪く嫌悪感を持たれるだけになってしまいます。
まずは遊びから入ることです。
遊びの時間を増やして、遊びの中で少しずつしつけを展開していきます。
しつけは何でもそうですが、体罰的にやってしまえばいくらでもそうなってしまいます。
今回であれば、コング遊びをしながら、その中で一瞬仰向けしてみる程度から徐々に慣れさせていきましょう。遊びの一環で良いです。
一瞬コロンと仰向けして、すぐにゴロンの指示音とジェスチャーでサッと褒めて、すぐに開放します。そしてまた遊び→また時々仰向け・・・
今はそれで十分です。そこから慣れを見ながら、徐々に仰向けで固める時間と回数を増やしていけば良いです。
甘噛みされることにビクビク反応していますと、それが犬の興奮をあおったりバカにされたりしますので、そうならなくて良いように、作業用の革手袋をしておくと良いです。ホームセンターで500円くらいで売っています。
それから、3か月ということですので、首輪とリードが着けれます。
犬をケージから出すときは、リードを付けて飼い主さんが持って過ごす癖にしましょう。(関係作りや呼び戻しが出来るようになるまでで良いです)
そうやって過ごすことで、犬から噛まれることを制御できますし、もし噛まれたら「シ!」の注意音と同時にチョンとリードを引き上げて教えることができます。
そして、暴走も防げますし、お散歩デビューの練習にもなります。
また、犬の行動を常に主導する形になりますので、自然な主従関係作りに良いのです。
その首輪の選び方ですが、まず悪いのは、留め具がプラスチック製でパチンとはめるタイプの物です。
それですと、壊れやすいのと前兆も分かりにくいですので、お散歩の時に外で壊れるととても危険です。交通事故や迷子になってしまいます。
留め具の部分が金属製でしっかりした物を選びましょう。それであれば、まずは革でなくてもビニールやナイロンや布製でも良いです。ホームセンターで買っても良いです。
これから成長して体が大きくなって、買い替えも必要になってきますので、今は高価なものでなくて良いです。
最後は革製が良いです。10か月過ぎれば、もう体格はほぼ変わりません。
とにかく留め具の部分が金属製で、しっかりしたベルト構造の首輪にしましょう。
リード側の留め具も含めて、マメに点検して破損の兆候が無いか、お散歩前には必ずチェックしましょう。
さて、本題のウンチ踏みと足ふきの件になります。
まず、この月齢の子犬にとっては、留守番が長すぎます。
これは間違いなく、問題行動の解決にはハンディですので、それはご理解いただき受け止めてください。
かといって、家に帰ってからベタベタ・チヤホヤでは、犬にとっては矛盾やギャップが大きくなるだけですので、余計にストレスが大きくなってしまいます。
そこも忘れてはいけません。
今は毅然と一貫性を貫いてガマンが必要です。環境への慣れと、子犬の成長を待ってあげないといけない時期です。
子犬も成長して知能が上がり、環境にも慣れて落ち着いていきますので、そうなればわざわざウンチを踏むこともなくなっていきます。
もう少し待ってあげないといけませんが、工夫による対策もできます。
寝床側とトイレ側に仕切り柵を追加すると良いです。
おそらく、犬はお部屋の出入り口の方に寄って行って右往左往すると思いますので、そちら側に仕切りを追加します。
ただし、通路を全部ふさいでしまうと犬がトイレに行けなくなってしまいますので、通路の半分や三分の一くらいを仕切ります。
ちょっとした柵でしたら100円ショップでも売っているところもあるようです。金属製なら何でもいいですので、台所用品・園芸用品・建築用品などホームセンターでも色々探してみると良いでしょう。
既存のケージ柵と、針金や丈夫なひもで結び付けます。
そうすれば、犬が興奮して右往左往しても、フラッとトイレ側に入ることはできなくなりますので、ウンチ踏みも減ります。
ただし、今度は逆に通路をふさぎ過ぎてしまうと、トイレに容易に行けなくなるので、クレート側の方で漏らしてしまったりする可能性も高くなります。
最初は三分の一くらいをふさいで様子を見ると良いでしょう。
さて、もしそうやって対策したとしても、留守番が長く幼すぎる場合は、時々ウンチを踏むこともあります。これは仕方のないことですが、足ふきも工夫しないといけません。
犬は足裏がとても敏感です。不安定な足場もとても嫌います。
犬の足が汚れてしまった場合は、ゴシゴシ拭くのではなく、シャワーにしましょう。
それも、犬の足をつかんでジャバジャバかけるのではなく、大きめのタライにお湯を2・3センチはって、その中で犬とコング遊びしてあげるのです。
5分でもそうやってチャパチャパと遊んでいれば、もう足はキレイになっています。
その後、浴室の出口のところにペットシートを置いておいて、そこに犬を乗せて、犬が動かないようにお腹を手で軽くかかえ上げて、足をペットシートにポンポンさせて水気をサッと取ってください。
ペットシートはタオルなどよりも吸水性が高いですので、ポンポン接触するだけで直ぐに水気が切れます。
あとはそのまま犬を抱えてケージ内に入れれば終わりです。30分もすれば乾燥します。
そんなふうに工夫して、なるべく犬が嫌がらないように、もちろん効果も得ながら、楽しくなるようにしてあげると良いです。
あとは、ドンドン体力もついてきて発散不足・運動不足になっていますので、散歩とコング遊びでしっかり発散してあげることも重要です。
そのコング遊びも、発散の時間としつけの時間をメリハリをつけてあげると良いです。
好きに噛ませる時間も作ってあげつつ、リードで制御して呼び戻しを教えたり、コングを転がす前にスワレ・マテの型を作って指示音ジェスチャーで褒めてから転がす・・・などで、主導型にもなり物事を教えていくことができます。
さて、いくつかポイントをお話ししてまいりましたが、以上のようなお話はQ&Aサイトでたくさん解説しております。
情報のつまみ食いはとても危険ですので、必ずQ&Aサイトを熟読されて、意識と知識を深めていただきたいと思います。
それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)
確かに私が精神的に弱かった点も否めないです。即効性に走りがちになってました。
そこは、アドバイスを参考にしながら直していきたいと思います。
経過報告は時間を置いてまたさせて下さい。
ひとまず現状は、長時間の留守番には多少慣れているみたいで、仕事の行く前に便をさせていけば落ち着いています。
スマカメでその辺の様子を見ているので、間違いないかと思います。
見てる感じだと2時間寝て水を飲んで、しばらくベットや掛け布団を噛んだ後、自分の体を舐めたりして20分後にまた寝る生活をしてます。
そんな様子を知ってるので、帰ったら構いがちな生活をしてました。
もちろん、愛犬も興奮してるため、構ってオーラが強く要求吠えや暴れたりもあるので帰ってからの30分は遊びをして過ごし、その後、夕飯の準備をしてるのですが、吠えたりするので鳴りやんで少ししたら30分相手をする感じで帰ってから寝るまで相手をし続けるはめに。
堀川様もおっしゃる通り、長時間の留守が原因であることは理解してます。
犬を飼ってしまった以上は途中では投げれないので、色々試行錯誤してやっていくつもりです。
そのうえでご相談なのですが、相手をする時間はどのようにしていけば良いでしょうか?
平日は
朝5時に起床
朝6時30分まで犬と相手をして
朝7時までに朝飯と行く準備をして
朝7時30分前後で便を確認してから
会社に行きます。
夕6時前後に帰宅してます。
夕7時前後まで犬の相手をしてます。
その時に犬の餌も上げます。
夕8時前後まで犬と夕飯をいったり来たり
夕9時~10時はフリーな時間です。
夕9時あたりから犬の便待ちです。
夕10時に就寝します。
一日の流れはこんな感じです。
寝る時はサークルの前に布団を敷いて距離は離して寝てます。
別室で何回か寝ようとしたんですが、深夜に騒ぐのでこれは変えれないと思います。諦めてます。
取りあえず、愛犬と自分の時間をしっかり区切って、両立をうまくやっていけたらなと思ってます。
色々、ホントすい ません。返信の内容は大いに助かってます。熟読して上手くやっていきたいと思います。
時間というよりは、接し方しだいになります。
毅然と淡々と主導しながら、一貫して同じ接し方をしてあげれば、時間は多くていいのです。
チヤホヤされることに対して留守番の孤独があるわけですので、そのギャップや矛盾が大きいから犬は苦しみます。
特に、朝の接し方にご注意です。
飼い主さんご自身も別れが寂しいですから、無意識にそういう接し方になってしまうのです。
そしてその後、犬には孤独で長い留守番が待っているわけですので、そのギャップが苦しいのです。
ただし、運動で発散させて心地良い疲れが出ていれば、留守番中は気持ち良く眠れます。
ですので、特に朝はベタベタはせず、リーダーウォークでのお散歩か、主導型の毅然としたコング遊びで発散させた上で、ご出勤されると良いです。
また、犬もこれから成長しますし、環境にも慣れていきますので、いずれは朝の散歩も遊びもしなくても良くなります。朝は忙しいですから、省いても結構です。
もちろん、朝型の方は朝に遊んだりお散歩が一番良いでしょうし、夜型の方は夜お散歩や遊びで良いです。
さて、夜寝る時ですが、もともとの寝室が別室だったならば、離れる練習はしましょう。
お布団の位置を、最初は犬のケージ付近にしておき、毎日数センチずつ徐々に離していけば良いのです。
犬も徐々に慣れていきます。
最後はお部屋の一番端に寝ていただき、時々別室に行くようにしましょう。
別室に行っても鳴かなくなって来たら、お布団を別室に切り替えます。
しかし、まだ完全に移行はしないで、毛布など他のお布団を犬と同じ部屋に置いておき、時々犬のいる部屋で横になってください。
寝る前にそういったことを何度か繰り返しながら、徐々に慣れさせてください。(飼い主さんが夜中に起きて行ったり来たりをしてくださいということではありません)
もちろん、夜の運動で発散も重要です。心地良い疲れで、眠気を誘ってあげましょう。
以上ですが、現在のスケジュール自体はそれで結構です。
ただ、朝の時間はもう少し減らしても良いかもしれません。
犬は習慣が癖になりますので、朝の接触を減らせば、それが当たり前の習慣になりますので、留守番時のストレスは減ります。「この時間帯はかまってもらえないんだ」ということ自体は理解していきます。(「お仕事」という文明自体は理解できません)
ただし、排泄だけ済ませるのと、散歩か運動で発散はしておいたほうが留守番時に眠りやすいです。
ですので、短めに毅然としながら強めの運動をすると良いです。
また、吠える場合は『布掛け目隠し』をしましょう。(掛けたままの留守番はNGです)
それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)