堀川さんの犬のしつけ法は罰を与えたりリードなどで衝撃を与えたりするものではないですか?
初めまして。お忙しいところ申し訳ありません。
8年間、犬を飼っていました。あまりしつけができなくて、放し飼いの状態でした。
他のドッグトレーナーさんの教材で、リードで衝撃を与えて、その後ほめるというのもやってみたことがありましたが、可愛そうで止めました。。
残念ながら、その犬は死んでしまい、この度新たに4ヶ月のビションフリーゼを家族の一員に迎えました。
まだ、困っている、ということはないのですが、きちんとしつけをしていきたいなと思っています。
色々な情報が多すぎて、結局何をやればいいのか、、、、と思って困っているところです。
他の方のコメントやメールを見せていただいて、堀川さんの方法は本当に犬が嫌がらない、辛いことをしないようで、良さそうだなと思うのですが、やれるのかどうか。。。不安になっています。
罰を与えたり、リードなどで衝撃を与えたりするものではないですね?
頑張っておられますね(^_^)
体罰にならない強度で、犬をリードで制御して、悪い形を止めて教えたり、主導性を示すことは必要になります。
例えば、人間の子供に箸(はし)の持ち方を教える場合には、親が子供の手を取って形を作ってあげないと覚えられませんよね。
「何をどうすれば良いのか」がまったく分かっていませんので、体現で形を作ってあげて、分かりやすくシンプルに教えてあげないといけません。
人間の言葉でアレコレ言っても、犬の知能には全く意味が理解できないのです。
例えば、犬が噛んだ時に「ダメでしょ!」と大声で叫んだり、「噛んだら痛いでしょ・・」などと人間の言葉でクドクド言っても、犬には意味が分からず、興奮をあおったりイライラさせるだけになります。
また、悪い事をした場合は、その瞬間に教えないと理解できません。
ですので、噛んだ瞬間に「シ!」の注意音と同時にリードをチョンと引き上げて教えてあげます。
これは体罰ではなく、「悪い型を止めて、良い型を作る」ために行うのです。
強い体罰や天罰方式をしてしまうと、防衛本能だけが刺激されてしまう場合があり、信頼関係を失います。
かと言って、型を作って「どうすればいいのか」を教えてあげないと、犬もどうしていいのか分からないわけです。
そして、犬は見ていないようで家族を良く見て感じています。
「この相手は、自分が言うことを聞くべき存在か・・・」
冷淡に反応します。
飼い主さんの精神的な弱さを直ぐに見抜きます。
愛情、優しさ、毅然さ、主導性、全て必要です。
犬に認められる存在にならないといけません。
飼い主さんご自身が成長し、強くならないといけません。
それが大前提で、それがあって犬がそれをしっかり感じ取れば、体罰などは要りません。
でも、「何をどうすれば良いのか」という指示行動は、型を作って分かりやすく教えてあげないといけません。
その中では、リードを使って教えたほうが分かりやすいことがありますし、お散歩の練習もしないといけません。トイレに誘導したり、呼び戻しの練習もしないといけません。
それらのためには、リードを使った制御は必須になります。
それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)