家に来たばかりのビビリ?な子犬のしつけ
堀川様、初めてメールします。
二日前にブリーダーからチワワ犬(5ケ月半オス)を購入しましたが、とても臆病で初日はオシッコもせず、水も餌も口にしませんでした。
心配しましたが、夜中に大量のオシッコをトイレでしていて、水も飲んでいたようで、ホッとしました。
(ケージ(120センチ幅の)に入れて一回もケージの外を歩かせないようにしましたが、ただ、可愛いので、じーっと見てしまい、また、2回ほど、抱っこもしてしまいました)
大人しくて、無駄吠えもなく、噛みつきもありません。翌日は少し慣れたのか、よく眠っていました。
散歩もさせたことがないようだし、お座り、待て、などの躾も入っていません。
この先、ちゃんと躾ができるのか、不安です。
こういう、やんちゃではない、ビビりな子(?)でも、堀川さんの本は役に立ちますか?
(●月●日までは仕事が一斉休暇であるためしっかりそばにいてやれますが●日以降は毎日10時間ほど留守になるので焦っています)
よろしくお願いします。
頑張っておられますね(^_^)
まず今回のチワワ君は、ビビリ犬ではないです。
本当のビビリの子は、人間が近づくだけで逃げまどい、触ろうとしてもとにかく怖がって逃げ、ケージの隅で固まってブルブル震えます。
あるいは、触られたり抱っこされた時に「ギャーギャー」鳴いて、暴れたり噛んだり唸ったりします。
今回は、お話を伺う限りではそういう感じではなく、環境変化や旅のストレスで元気がないだけのようにお見受けいたしました。
もともと子犬は、新しい環境下に来た最初は、生まれ持っての防衛本能で大人しくて様子を見るようにします。
そしてそこから数日経つと、環境に少しずつ慣れて、相手を見ながら、本性を出すようになっていきます。
特に今回は、ブリーダーさんの所に長く居ましたので、新しい環境下で相当なストレスを抱えていると思います。
これが例えば、ペットショップだとまた違って、たくさんの買い物客と触れ合ったり、他の犬や猫と遊んだりすることも多いからです。散歩も多少されています。
しかしブリーダー下では少し閉鎖的です。
ごくまれに、かなりベタベタ・チヤホヤする、趣味的なブリーダーさんもいらっしゃいますが、普通は子犬の世話だけを淡々とするような接し方になります。
ですが、↓こういう生活になるので、今回はそれが逆に良かったと思います。
>毎日10時間ほど留守になる・・
↑これはかなり長い留守番になりますが、ブリーダー下での環境に近いので、結果オーライになりました。
ただし、たくさんの親兄弟と長く過ごしていた場合は、一人ぼっちのストレスが強くなります。
かと言ってチヤホヤはいけません。犬の親兄弟も普通のブリーダーさんも、チヤホヤはしません。主従関係を誤解させてしまいますので、ご注意です。
「この子はビビリ屋さん、留守番も長くてかわいそう」 という感覚で接してはいけません。
犬からしてみると、「僕の境遇をかわいそうに思ってチヤホヤしてくれているんだ」なんていう理解はできません。そこまでの知能は無く、犬の本能で冷淡に反応するだけです。
そして今はまだ、皮をかぶっています。
もう数日したら、かなり本性を現してくるでしょう(笑)
さて、もし今回のような条件があったにしても無かったにしても、子犬が来た最初の1週間は、ケージから出したりベタベタ接してはいけないのです。
新しい環境下に来た緊張興奮ストレスが強いので、自律神経のバランスが崩れて体調を崩しやすいです。接触しないで安静にさせないといけません。
また、犬は相手との最初の接触で、その相手との関係の基準値を作りますので、ここで間違ってしまうと後が大変です。
同じ接し方がされない時にストレスになりますので、「出せ!抱っこしろ!」と要求で吠えたり、主従関係が崩れていきます。
子犬が来た最初の1週間は、ケージから出さず、ジロジロ見つめず、触ったり声掛けもせず、最低限の世話だけして安静にさせてください。
ゴハン、飲み水、トイレのかたずけだけ淡々とします。
しかし、体調を崩しやすいですので、健康面だけしっかり観察してください。
横目でチラ見したり、鏡に映して観察します。
咳、鼻水、クシャミ、嘔吐、下痢、フラツキが無いか、見てあげてください。
それと、オシッコやウンチの場面を見つけたら、効果音的に「チチチチ・・」という音を出して、関連付けてください。今後のトイレのしつけに役立ちます。
それと今回、もしビビリがご心配でしたら、人に慣れさせる方法を取りましょう。
まずはなるべく同じお部屋に居てあげるようにして、でも接触はしないで姿だけ見せてください。(健康の観察も必要ですし)
2日くらいそうしたら、今度は、なるべくケージに近づいて、横で座ったり寝転んだりされて、ご自分の手や足をケージの柵にくっ付けてください。(知らんぷりしてテレビや本でも見る)
それによって、より間近で人間を見たり臭いを感じられますし、時には舐めてみたりするかもしれません。
そうやって少しずつ慣れさせていきましょう。
人間側からベタベタするのではなく、犬のほうからの慣れや興味を待ってあげるわけです。
さて、ただし今回は、ちょっと難しいタイミングで子犬が来ました。
もう5か月過ぎていますので、一番体の成長が進む時期です。それはつまり、運動が必要だということです。
もともとその子は暴れん坊でもありませんので、もう4・5日安静にさせて様子を見てから(連休が終わってから)、少しずつ出して運動させましょう。
連休中に出してベタベタしてしまうと、平日でお仕事が始まった時に、長い留守番とのギャップに子犬が耐えられなくなってしまいます。要注意です。
また、ケージ内に皮ガムや歯磨きロープを入れてあげても良いです。
さて遊び方ですが、主導型コング遊びが良いです。
犬にリードを付けて、それを飼い主さんが持った状態で遊びを主導し、毅然さも保ちながらコングで遊びます。
その中で、お散歩の練習をするも良し、スワレ・マテの型を作って指示音ジェスチャーで褒めて教えるも良しです。
トイレへの誘導もしやすいですし、自然な形で常に犬を主導できますので、主従関係作りにも良いのです。
>やんちゃではない、ビビりな子(?)でも、堀川さんの本は役に立ちますか?・・
↑私の教材は、やんちゃな犬向けの教材ではありません。やんちゃかビビりかはあまり関係がありません。
やんちゃかビビリかは、段階の問題だったり、しつけ方や環境しだいで変わるものでもあります。
それと、Q&Aサイトのほうには、2,000件以上のしつけ事例解説を載せてあります。
当然その中には、ビビリの子もいます。
また、状況次第、しつけの進捗次第で、やり方や強度も変えていかないといけません。そのために個別サポートがあります。
さて今日はポイントだけお話しいたしましたが、これ以上のサポートはご購入者様の特権になりますので、今回の無料サポートはここまでとさせてください。
これから約15年間は、犬と一緒に暮らします。
根本の本質のしつけを学び、良い関係を作って、幸せで楽しい愛犬生活をお送りいただきたいと思います。
それでは、これから頑張って続けていきましょう(^_^)
昨日はご丁寧な長文メールをいただき、ありがとうございました。
堀川さんのおっしゃるとおり、すごいストレスの中にいるんだろう、と思い、しばらくは様子を見ながら淡々とお世話のみいたします。
堀川さんのこのサービス、犬の購入前に気づけば良かったです。
「皮をかぶっている」とご指摘のように、トイレや水の交換時にケージ内に手を入れるだけで、(いえ、近寄るだけで)興奮し、襲い掛かるような恰好をしたり(腰を低くして、今にも「ウー、ワン!」と吠えそうで、怖いです)、ジャンプしたり、走り回るようになり、警戒心が強くて近づけなくなってきました。
今までは吠えたことも噛んだこともなく、手を近づけると寄ってきて、ペロペロ舐めて少し興奮した後、隅っこで足などをなめ続けてました。現在も近づくと興奮後に舐め続けます。
リラックスできるように、防備はしておきましょう。
ホームセンターに行くと、作業用の革手袋が500円くらいで売っています。腕輪も売っていますので、あるとなお良いです。
飼い主さんが緊張していると、雰囲気やホルモン(体臭)の変化によって、犬にも伝播して興奮をあおってしまいます。
元気が出てきたのは良い事ですので、怖がらずに準備をして、のぞんでください。
犬が怒っている時は、歯をむき出して顔にシワをよせて低く唸ります。
普通に「ウー、ワン!」というのは、ただ単に興奮しているだけかもしれません。
あるいは例えば、ふせるような態勢で、お尻をちょっと上げるような恰好をしている場合は、それは遊びたがっているポースです。
本当にビビリの子や威嚇性が強い子は、最初からペロペロ舐めたりなどしません。(体罰すると変わります)
少しずつ慣れてきて、大胆になってきたということです。
それと本来は、この月齢はもう反抗期に入っています。
成犬としての権勢本能や警戒心、狩猟本能も出てくる時期です。
その割に経験がありませんので、ズル賢いだけだったり、攻撃的で困った感じになってしまうのです。
犬も色々試しながら、学習していく時期です。
まずは落ち着いて、心身ともに準備をキチンとしていただいて、やるべきことを淡々と続けながら、犬の経験の積み上げと成長を待ってあげてください。
重要なマインドセットですが、最低でも1歳くらいまでは犬に期待されないでください。
テレビや映画や他者の動画などを見ていると、犬との生活がとても素晴らしいものであるかのように錯覚してしまいますが、現実には苦労も多いです。
特に成長期は期待されないことです。
ですがその一方で、想像もしていなかったくらい素晴らしい時期も、やがてやって来ます。
それまではガマンですし、そうなるまで淡々と続けて待ってあげないといけません。
さて、まずは無理してベタベタ触ったりされないで、先日お話ししたように、ケージにご自分の手足をくっつけて、犬に観察させながら慣れさせてください。
今回は、かなり長くブリーダー下に居ましたので、少しハンディもあることは理解してあげてください。
>現在も近づくと興奮後に舐め続けます・・
↑これであれば、そんなに心配することはありません。
相手を舐めるのは、親愛の表現でもありますが、犬が自分の緊張・興奮ストレスをほぐす意味もあります。
好きなだけ舐めさせて、信頼関係を作りながら、慣れを見ながら少しずつ触るようにしていきましょう。
頭やお尻は怖がるので、手を犬の目線よりも低い位置から近付けて、肩(前足の付け根)付近をチョンチョンと触ってください。
それと、今はまだ無理にブラッシングなどもされなくていいです。
それでは、またQ&Aを熟読いただきながら頑張って続けていきましょう(^_^)
この度は堀川さんの本(ダウンロード版)をいただくことができ、無事ダウンロードも出来たので、早速Q&Aサイト等を少しずつ、読んでいるところです。
お世話かけました。ありがとうございました。
みなさん、初心者の方は特に、いろいろと悩んで頑張っていらっしゃるのですね。私も頑張ろうという気持ちになります。
堀川さんが教えていくださった、「なるべくケージに近づいて、横で座ったり寝転んだりされて、ご自分の手や足をケージの柵にくっ付けてください。(知らんぷりしてテレビや本でも見る)」というのをやっていますが、これをすると私の手や足を少しだけ舐めたあと前足で私の手などをさわり、そして、フセのようなポーズをとります。(前足を前にだし、体はベターっと床につけ、静かに私を見ていますが、私はちらっとだけ見て、目をそらせます)。
このポーズは何でしょうか。
そうかと思えば、私が近づくと、少し興奮気味にケージの柵に、前足を乗せて、後ろ足(2本足)で立ったりします。
この2本足で立つ。というのは、自分より飼い主を下位に思っているのですよね?
このままにしていていいですか?
また、Q&Aにもありましたが、フードを飼い主の手から直接食べさせない方がいいですか?
(ケージに手を入れると、ものすごく怖がり、ピョンピョン跳ねて、獲物を捕らえるような低い姿勢で攻撃的に(?)向かって来たり、後ずさりしたり、素早く跳ねながら、パタパタと音を立てて、動き回り(吠えや噛みつきは今のところなし)、その後は隅で足や体を舐めたり、顔を掻いたりします。
慣れさせた方がいいかと思い、手をケージに入れて、数回、フードを食べさせましたが今はやっていません)
顔を掻くので目に傷がついたのか、右目だけ少し目ヤニが出ていて、黒っぽく涙やけみたいになってきたので、拭いてやりたいし、ウンチの後はおしりも拭きたいのですが、こんな状態なので、触っていません。これでいいですか?
よろしくお願いします。
>少しだけ舐めたあと前足で私の手などをさわり、そしてフセのようなポーズ・・
↑相手の反応を見つつ、軽く遊びに誘っているポーズです。
>この2本足で立つ。というのは、自分より飼い主を下位に思っているのですよね?・・
↑それは違います。
例えば、二本足で立って『相手に飛びつく場合』です。
ただし、これも遊びの一環であったり、愛情表現でもあります。
そしてそこから、相手に抱き着いて、前足で相手を抱え込み、腰を前後に振るようなポーズまですると、だいぶ支配欲が強く、相手を下に見ている表現になります。
いわゆる交尾のようなポーズです。
『マウンティング』と呼んだりします。
これは性的な意味ではなく、犬に限らず、猿や草食動物なんかでも使います。猿では、興奮ストレスを発散する意味があったり、挨拶代わりに使うこともあります。
犬でも、オスだけでなくメスでも子犬でも使います。
さて今回は、相手に対する飛びつきでもなく、マウンティングでもありません。
ただ単に、興奮による衝動的な動きです。
理由はいろいろです。
・ケージから出たい
・遊びたい
・散歩行きたい
・かまってほしい
・お腹すいた、ゴハン食べたい
というところです。
そういう場合は、かまわずそっとしておいてください。(吠えたときは別の対処法があります)
>フードを飼い主の手から直接食べさせない方がいいですか?・・
↑普通はそうされたほうが良いです。
手で食べさせたりしていると、そうされない時に食べれなくなって、普通にエサ皿で出した時に要求で吠えるようになる犬がいます。
また、食べさせている時の飼い主さんの態度が、どうしても従属的になってしまうので、関係作りにも良くありません。
ただし例外がありますが、保護犬など幼少期からあまりにも人間と触れる機会が少なく、人に対して異常に恐怖心を持っている場合は、食べ物を使って信頼関係を作ってあげる必要があります。
あるいは、体罰をしてしまった犬で、人の手を異常に怖がる場合も、そのような方法で信頼回復をしてあげる必要があります。
今回はそこまでの状況ではありませんので、変に気を遣うと先ほどお話しした弊害のほうが大きくなる場合があります。
もしやるのであれば、フードを一度手のひらで握って、ご自分の臭いを付けてからエサ皿に入れてあげる程度で良いです。
それでも人の手を怖がって触れないようでしたら、手で食べさせて信頼関係を作りましょう。
ただし、犬に触れられるようになったら止めましょう。
今回は長くブリーダー下で過ごしたということと、さらに、そのブリーダーさんがあまり接触されなかったと思いますので、ある程度慣れるまでは取り入れてみてください。
ただし、犬が逃げまどってケージの隅でブルブル震えているような状況でもありません。少し遊びと興奮の要素も混じった反応ですので、あまりご心配はされすぎないで、あくまで『触れるようになるまで』にしましょう。
>こんな状態なので、触っていません。これでいいですか?・・
↑逃げまどって触れない状態ですと、さらにデリケートな部分を触るのは、かえってストレスが強くなると思います。
もう少し触れるようになってからがよろしいと思います。
まずは人の手に慣れるように、お話ししてきたことを続けてください。
それでは、またQ&Aを熟読いただきながら頑張って続けていきましょう(^_^)
堀川様お世話になります。5日ぶりにメールをさせていただきます。
連休も終わり、3日前からから仕事が始まりました。
本日、私がいない日中に、はじめて「ワン」と低い小さい声で1度だけ吠えたようです。
本日は、主人と高校生の息子が在宅で、2人がリビングのソファでテレビを見ていて、主人がキッチン(ケージからは遠い場所)へ移動した時に吠えたらしいです。(移動の際、ケージの前を通りますので、そのときかも)
主人は「あぁ、ちゃんと声が出るんだぁ。」と思ったそうです(笑)
2人には、声掛けや見つめること等一切しないよう、知らん顔してて。と言ってあり、堀川さんに教えていもらったことも伝えてあります。今回も特に刺激は与えていないようです。
ところで、
前回のメールにも書きましたように、堀川さんが教えてくださった、「なるべくケージに近づいて、横で座ったり寝転んだりされて、ご自分の手や足をケージの柵にくっ付けてください。(知らんぷりしてテレビや本でも見る)」を実践しています。
今日は特に、私の手や足、腕などを長い時間、ぺろぺろ舐めて、ずいぶん慣れてきたかなぁ。と思いましたが、依然としてトイレシート交換等でケージに手を入れると、ものすごい勢いで暴れます。
バタバタと音をたてて、私の手に向かってきます。怖いくらいです。(まだ皮の手袋を買っていないので早速準備します)
そしてほぼ毎回、オシッコやウンチをちびります。
こんな状態ですので、堀川さんから以前にいただいたメールの中に
「もう5か月過ぎていますので、一番体の成長が進む時期です。それはつまり、運動が必要だということです。もともとその子は暴れん坊でもありませんので、もう4・5日安静にさせて様子を見てから(連休が終わってから)、少しずつ出して運動させましょう。連休中に出してベタベタしてしまうと、平日でお仕事が始まった時に、長い留守番とのギャップに子犬が耐えられなくなってしまいます。要注意です。また、ケージ内に皮ガムや歯磨きロープを入れてあげても良いです。さて遊び方ですが、主導型コング遊びが良いです。犬にリードを付けて、それを飼い主さんが持った状態で遊びを主導し、、、、、」
とありますが、とてもとても、首輪・リードを付けられる状態ではないような気がします。
ケージの中では全く触れることができません。(連休中にベタベタすることはしていませんでした)
こういう状態でも、手袋をして、首輪をつけ、運動させた方がいいですか?
もうしばらく、このままにしておいた方がいいように思うのですがどうでしょうか?
最近は、本当に元気になり、ケージの床の突起物をガジガジ噛んだり、または、兄弟犬の匂いのついた毛布(ブリーダーさんから頂いたもの)を噛んでひっぱったり、後方のケージの柵につかまって、2本足で何度もジャンプしたりして遊んでいるので、早く運動させてやりたいなぁ。と思います。
(トイレシートや新聞紙もひっぱったり、噛み切ったりしています。これを見つけたときはダメ!と言うと、辞めて、自分の体を舐めています)
また、私がケージのそばで、私の手をぺろぺろ舐めたあと、すごい勢いで自分の体をずーっと舐め続けます。自分のしっぽを追いかけてくるくる回ります。おちんちんもよく舐めるので、先っぽのオシッコが出る穴が赤くなってしまいました。
(血がにじんでいるように見えますが、流血はしていません)
可哀想なので、そばを離れると、大人しくおすわりして、しばらくじっとこちらを見つめていたり横になったり(寝たり)しています。
骨ガムなどを入れると、大興奮してまたちびりそうです。ケージの中に入ってくるものを、異物としてすごく怖がる感じです。(まだ骨ガム等も買っていないので準備します)
もう1点、教えてください。2日前のことです。犬の匂いのついた毛布はケージの隅っこに置いてあるのですが、ケージ床の3分の2位を覆うように自分の口で敷きなおし、その上に寝ていて、危うくその上にオシッコがつきそうだったのでケージから取り払いました。
これは良くないことですか?(この時期ですから、心身が不安定になりますか?)
Q&Aに「ケージ内の環境が変わるのはストレスになる」と書かれていましたので、心配になりました。
(夏だし、ダニもつきそうで不要かと思いました。おしっこがついて洗濯するとせっかくの兄弟犬の匂いも取れてしまうので、ビニール袋に入れて、また冬に使用しようと思い、取り払いました)
長文ですみません。よろしくお願いします。
頑張っておられますね(^_^)
今回はご無理せず、時間をかけてゆっくり進めたほうが良さそうな状況です。
ブリーダーさんが、かなり犬を閉鎖的に育てたと思います。
あるいは、月齢がかなり進んでいたので、もしかしたらブリーダーさんの評判が悪くて売れ残ったか、一度別のご家庭から返品された可能性もあります。
そこで体罰があった可能性もありますし、体罰を推奨しているブリーダーもいます。
しかし、今もし返品・返金できたとしても、ここまで一緒に暮らしてきましたから、手放すことはつらいと思いますし、そうされるお気持ちも一切ないと思います。
でもあえて、こういう嫌なお話をしなければいけない時もあります。
実際にペットを返品する人も多いですし、ペットブームが終わって売れなくなってくると、必ず悪質業者が犬やネコを粗雑に扱うという悲劇が起こります。
そういう現実が実際にあり、知らずにそういうことに関わってしまうことがあります。
それを知っておいたほうが良いです。
当初は、もう少し早く慣れると私も予想していたのですが、今のビビリの状況は、チワワの平均的な特性からしても、だいぶ臆病ですので、ちょっと特別に見てあげないといけません。
ですが、今回のチワワちゃんの素性そのものは、とても良い子です。あくまで育った環境の問題です。
ですので、あえて嫌なお話しをしてしまいましたが、どうかお許しくださいませ。
ただ、進歩はしていますし、段々慣れてきましたので、悲観したりご心配はされないで、コツコツ続けていきましょう。
もう少し今の状況を続けていただいて、ゆっくり慣れさせていきましょう。
でもその中で、少しずつレベルアップできるように、ちょっとずつ新しいことを取り入れていってください。
ゆっくりで良いです。
例えば、犬がエサ皿でフードを食べている時に、ゆっくり背後から手を近づけて、腰のあたりをゆっくりチョンと触ってみてください。
顔の正面やワキですと、食べ物をとられまいと、とっさに噛みつく可能性もあります。
もし噛まれても、動いて犬をビックリさせなくてもいいように、必ず革手袋をしてリラックスしてください。
フードを食べている時に触っても平気になったら、そこで首輪とリードを付けてみましょう。
そして、優しくケージからお部屋に出して、中を歩かせましょう。
もうこの月齢ですので、足腰もしっかり動かさないといけません。
歯やアゴは、皮ガムや歯磨きロープで鍛えられますが、さすがにケージ内だけでは足腰が弱くなってしまいます。
その後の散歩の練習方法は、Q&Aでご覧いただくか、お部屋で散歩の練習ができるくらいになってからまたメールでご相談ください。
いきなり道路を歩かせないで、お庭だったり、ペット可の公園で少しずつ慣れさせます。そこに行くまでの道中は、移動用の肩掛けバッグに犬を入れて、顔だけ出させて外を観察させると良いです。
>兄弟犬の匂いも取れてしまうので、ビニール袋に入れて、また冬に使用しようと思い・・
↑これは止めましょう。動物の皮膚や皮脂が付いた物を密封しますと、その方がダニが付きやすいです。
家ダニや粉ダニは、人間の肉眼では見えないくらい微細ですが、空気の移動がある場所を嫌います。空気の動きが無いような密閉された空間が好きなんですね。
例えばビニール袋のジップロックやガラス瓶のフタをしていても、ダニは入って来るんです。
ですので↓これも、毛布を取り払ったときに、犬がどう変化するかです。
クンクン鳴いて動揺するようならば、入れてあげたほうが良いですし、それが無ければ出して洗いましょう。
また、その毛布を出すと鳴いてしまう場合でも、不衛生ですので、ずっとそのままにもできません。
似たような毛布をもう一枚、下に入れて重ねてあげれば、次の日には臭いが移っていますので、そうしたら最初の一枚を出して洗ってあげれば良いのです。
そうやって、臭いを移しながら、交互に洗って使っていけば良いです。
それでは、またQ&Aを熟読いただきながら、頑張って続けていきましょう(^_^)
お世話になります。少しずつ、慣れてきたように思います。
夢中で水を飲んでるときなどに、腰など触らせてくれますが、それ以外はまだ「ビクッ」として口を私の手の方に持ってきます。
食事の後、後ろ足で立ち、ぴょんぴょん激しく飛び、その後にウンチをします。
伸びた爪が柵に引っかかって、ケガをしそうな気がしたので、大人しく触らせてくれた日に、そっと抱き上げ、膝の上で爪を切りました。とても大人しくして、ゆっくり切らせてくれました。
ブリーダーさんが、2週間に一度位、切るといい。と言っていたので、多分、爪切りは慣れているのだと思います。堀川さんの本に、散歩するから爪切りは不要。とありましたが、散歩はまだまだ先だと思ったので実行してみました。
今はこんな状況ですが、先月末で、6ケ月になりました。去勢をしたいのですが、この状況で、今、手術してもいいものでしょうか? また狂犬病のワクチンもまだなので獣医に相談しに、犬と一緒に病院へ行ってみようかと思っています。
また、最近、体が臭くなってきたし(ブリーダーさんにシャンプーしてもらったのが3週間前。シャンプーはキライで逃げ回るとのこと)肛門を絞ることも、やったことがなく自信がないので、どうせ病院へ相談しに行くなら、シャンプーと肛門絞りをその日にお願いしてこようかと思いますが、どうでしょうか? (近くの動物病院は、シャンプーもやってくれるそうなので)
2回目からは、堀川さんの本にもあるように、肛門を絞る方法を先生に聞いて自分で行い、また、シャンプーではなく蒸しタオルで拭きます。
今のところ、無駄吠えや、噛みつきはありません。離れた場所から、ずーっと私を見つめています。近くへ寄ると、私の手を舐めた後、柵に前足を乗せて2本足で立ち、足で私の手を触ったり、していますが、しばらくすると、すわって自分の体を舐めたりしっぽをかんだりを、ずーっとしています。(私がケージから離れるまで)
堀川さんの本にあったように、4~5日前にキャリーケースを入れましたが、怖がって中へ入りません。餌や水でつってもダメですが、しばらくケースはケージに置いておきます。(ケージにはトイレ、キャリーケースをおいても少しスぺースあり)
歯磨きロープや骨ガムは怖がったので、今は取り除いてあります。
ケージの外に出たがるので、少しだけ、(首輪は付けずに)出したら喜んでいるようでしたがすぐにケージに戻りました。ケージの外へ出た際、首輪をつけてみましたが(逃げるので、高い台に乗せて)、怖がって、固まってしまったのですぐに外しました。
それ以降ケージの戸を開けるたびに外へ出たがりますが、出していません。怖がりなのに興味はあるようです。
こういう状況です。シャンプーを依頼し、その後、手術の予約をしようかと考えていますが一層臆病になりますか?
よろしくお願いします。
頑張っておられますね(^_^)
少しずつなじんできているようで、良かったです。
あせらないで、このまま続けていきましょう。
触った時にビクッと反応すること自体は、普通の犬でもあることですので、「無反応」は期待されないことです。
クレート、皮ガム、歯磨きロープですが、これもいずれ慣れますので、中に入れて置いてください。
何かを強要しているわけではありませんし、動く物でもありませんので、「いつ慣れるか」の問題です。見せないと学習もできませんので、見せたほうが良いです。
皮ガム、歯磨きロープは、あまりにも怖がるようでしたら、ケージの外側から柵にくっ付けておくと良いです。
コング、首輪、リードも同じようにしましょう。「ダメだから止める」ではなく、優しいレベルから少しずつ慣れさせてあげれば良いのです。
首輪は、多少嫌がっても着けておいてみてください。
最初は嫌がる犬は多いものですが、直ぐに着いていることを忘れてしまうものでもあります。
それと、首輪とリードが着けれない犬は、動物病院やトリミングで預かってもらえないケースもあるからです。
外に出たがるということですが、慣れや運動不足解消という意味で、出して遊ぶのも良いと思います。出す機会、時間を増やしていきましょう。
ただ、出来るだけ早く首輪とリードを着けれるようにして、主導型で遊ぶようにされてください。排泄もアチコチさせないようにしなければいけませんので、リードで誘導しながら、出す⇒入れる⇒出す、を細かく繰り返して、トイレで済ませてから遊ぶことです。
>どうせ病院へ相談しに行くなら、シャンプーと肛門絞りをその日にお願いしてこようかと 思いますが、どうでしょうか?
↑狂犬病予防やワクチンは最優先で早くしましょう。
そのついでに、シャンプーと肛門絞りも良いです。事前に全て話して予約しておくことです。
また、無理にシャンプーしなくても、お家でタライや浴槽の中で、ぬるま湯プールとして遊ぶだけでも良いです。(水位は足が半分浸かるくらい)
去勢手術は、あせらないほうが良いです。
今の状況でアレコレやり過ぎると、あまりにもストレスが強すぎます。月齢的にも、まだ急ぐタイミングではありません。
例えばメス犬の場合ですと、脂肪が付いてきて手術しにくくなるのですが、オス犬の場合は、外に出ている睾丸を取るだけですので、よほど太っていなければ大丈夫です。
あまりにも遅く、数年経ってから・・ではちょっと遅いですが、1歳前後くらいまでであれば十分です。
あと、睾丸が降りてきているかどうかも診ないといけませんし、ビビリ屋さんの事情も説明した上で、獣医さんとよく相談しましょう。いずれにしても、まだ先で良いです。
今は早く、狂犬病予防とワクチンを終わらせることです。
そしてその前に、首輪とリードに慣れさせましょう。
それでは、またQ&Aを熟読いただきながら、頑張って続けていきましょう(^_^)