犬のしつけがQ&Aで分かる!

子犬を迎えた最初の接し方しつけ方

質問内容
先日はサポートありがとうございました!(生後2か月半の子犬)
最初の4日間、短時間とはいえ一日2回サークルから出していましたが、メールを頂いた日から今日まで、まる5日間、出していません。

一回だけ、子犬がウンチでひどく汚れてしまったため、その処理のために出しましたが、淡々と餌やりとトイレの世話のみの毎日です。

1週間を過ぎたころから徐々に主導型の接し方をとメールを頂いていましたが、最初に失敗したため、2週間ほどはサークルから出さずに餌とトイレの世話だけをもう少し続けたほうがよいのでしょうか?

サークルから子犬を出すのを一切やめてから、朝起床したときと仕事から帰宅したときキュンキュン鳴いていますが、その他のときはほとんど大人しくしています。

やはり、かまわずにいると、犬の態度も違ってくるのだなと実感しました。ご忠告ありがとうございました。

ここ二日間くらいは、サークルの中で子犬が自分でじゃれたり飛び跳ねたり、それなりに自分の家だと思って過ごしているように見えます。

厳しく接することが、結局は犬も人間もストレスなく過ごせることになるのですね。これからもこの事を忘れず、接していきます。


返答内容
これからは子犬を少しずつ出して接していきましょう。

自分の居場所の認識が出来てきましたので、今度は人との接し方のルールを学んだり、外の世界に慣れさせないといけません。

外を怖がらず、散歩好きな犬にしておかないと将来大変です。他人や犬に吠えかかったり、老犬期に入って散歩を嫌がると血行と免疫力が落ちて病気になりやすいです。

そしてそこにも、主従関係が大きく影響しています。他人や犬に吠えないように注意したり、頼れる存在として安心させたり、散歩に付いていきたくなる存在として、犬から認められないといけません。

犬と生活していく上では、全ての根本に主従関係が影響します。それが無いと全ての事が大変になります。


接していく注意点ですが、3つ守ってください。

①まず激変しないことです。急にたくさん出してチヤホヤすると、犬にとってはギャップが激しくなります。嬉しくても、激しい興奮はストレスです。そして留守番時はまた孤独になりますから、そのギャップが問題になります。

徐々に出す時間・回数を増やしていきましょう。


そして②主導性と③毅然さを保つことです。これはいつでもどこでも、犬の生涯に渡って意識してください。

主導型の遊びで子犬の発散もさせつつ、主従関係を作り、またその中でスワレ・マテなどを教えていきます。本書・Q&Aサイト・サポートメールを熟読しながら続けていきましょう・・・


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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