子犬のしつけ飼い方の質問とお答えたくさん
先週、新家族が増えました。子犬(他のペットも含め)を飼う事は初めての事なので、知らない事、分からない事だらけです。
いつかの質問があります。お忙しいところ恐れ入りますが、回答をお願いします。
家族状況は以下の通りです。
1.家族構成<同居家族>私、妻、次女、三女
2.住居海外在住、マンション(ペット禁止)
3.生活パターン
私: 07:00-21:00 or 22:00 → 仕事
妻: 09:00-14:00 → 仕事
次女: 07:00-17:00 → 学校
三女:07:00-16:30 → 学校
4.休日※ あいている時間 土曜日:朝、12:00-14:00、21:00- 日曜日:午後、夜
子犬を飼う事になったいきさつは、以下の通りです。
1.子犬の種類:テリア 2.犬の月齢:2ヶ月 3.飼い始めた日:1週間前
4.子犬を飼うことになったきっかけ
長女がこの春に帰国し、特に寂しがっていた三女のために家族を増やすため。
5.購入時
購入時に、ペットショップで、以下の事を言われました。
・室内犬として育て、外を散歩させる必要はない。
・家の中で吠える犬ではない。
・食事は朝と午後の2回で十分である。
・ケージ(横:60cmx43cmx50cm)の購入を勧められ、その中で飼うように指示された。
・寒さには弱いが、暑さには強い。(日中は気温30℃以上の常夏の国です。)
・現在まだ赤ちゃんなので、かわいがる時は、腕(手首から肱の間) にのせて可愛がる。
・抱っこばかりしていては、抱っこ癖が付くので、注意が必要。
現在の状況は以下の通りです。
1.子犬の購入後
日曜日の夜は、「かわいい、かわいい」でかまいましたが、月曜日の夕方から牙をむき出し、慌てて堀川さんのホームページやマニュアルを参考にして、下記の対応を取りました。
2.子犬の住居
子犬は、マンションのお手伝いさん部屋(床面積:220cmx220cm)にいます。その中に柵で95cm x 95cmのスペース(ケーシ)を作って、その中に入れています。更にその中に、上記のケージを入れてハウスとしています。ハウスの入り口は常に開けておき、ハウスと柵の中を行き来出来るようにしています。トイレはハウスの外、柵の中に置いています。
3.食事
※ 私と妻の仕事の関係で、食事は以下の時間となっています。
朝:06:00-07:30の間
夕食:16:00-18:000の間
食事は柵の中で食べさせています。食事の前にあおむけ固め、「お座り」、「待て」等をさせるので、私が柵の中に入る事もあります。食事はエサを見せて、「マデ」をして、我慢させてからあげています。硬いエサをレンゲに一杯とちょっとあげていますが、毎回良く食べます。
4.トイレ
現在、トイレの場所で問題なく用を足しています。ウンチは一日3回くらい、オシッコはそれ以上にしています。ウンチで遊んだり、食糞する事はありません。
5.遊び
遊びは、食事の後にさせます。柵から出す時は、持ち上げて柵から出すのではなく、柵を開けて出させています。現在、リードをまだ購 入していませんので、220cm x 220cmの部屋の中で遊ばせています。
人間主導の遊びは、仰向け固め、「お座り」、「マテ」、ひも付きボール遊びで、その他は、部屋のスペースを探索させています。人間にのろうとしたり、どこかを引っかこうとした場合はすぐに注意します。
遊ばせている際は、通常の柵のスペースと行き来出来るようにしています。本日、リードを購入予定で、リードを購入したら、リビング等で「リーダーウォーク」をしようと思っています。
6.人間との関係
私、妻の言うことはほどほど聞きますが、昨日、次女の仰向け固めを受けるようになりました。三女を見ると興奮したり、威嚇したりします。
7.留守番
仕事、学校の関係から、昼間は柵の中で留守番させています。火曜日の夕方、三女が夕 方一人で留守番している時に10回程、吠えました。その後は吠えてはないようですが、ペット禁止のマンションなので、気が気ではありません。
8.社会化
ペット禁止のマンションのため、エレベーターで他人に対して反応すると困るので、今のところ外に出せません。
9.人間
結構この一週間で、疲れています。
以下は質問です。
1.環境
(1)ハウス
柵の中に入れているケージが大きすぎる気がしますが、小さい物に変えた方がいいでしょうか。
(2)柵
柵(ケージ)の広さはどうでしょうか。
(3) 部屋
犬を飼っている部屋の広さ、環境はどうでしょう? 部屋で遊ぶ場合、柵と部屋との境をなくてもかまいませんか? また柵から部屋のスペースに出す時は、「柵オープン」でいいでしょうか?それとも、柵から拾い上げて外に出した方がいいのでしょうか?
2.躾、叱り方
(1) いけない事をした場合、特に吠えたり、吠えようとした場合の、「ダメ」、「シッ!」、「シー」の使い方がよく分かりません。
「ダメ」と「シッ!」と違いは何か?「シッ!」は吠えた時だけに使うのか?「静かにしないさい!」という意味の「シッ!」
また、「シー」は悪いことをして大きく怒った後、ポンポンの前に行う、全ての躾に関して行うのか?それとも、「静かにしなさいね」という意味で、吠えた時に行うものなかのか?
(2) 子犬と同じ部屋にいる時、トイレの片づけ等をしている時に、「クンクン」泣く場合がありますが、この場合は叱りますか?それとも無視ですか。
(3) その部屋にいない時に、「クンクン」が.聞こえた場合は、「ダメ」もしくは「シッ!」と大きな声を出しています。また、吠えた場合は、現行犯とはいきませんが、すぐに部屋に行ってしかります。これで良いのでしょうか。部屋にいない時の「クンクン」を放っておくとどうなるでしょうか。
(4) 私の足や、履いているスリッパを舐めますが、これは問題ないでしょうか?それとも、やめさせる行動でしょうか?
(5) 「コイ」はリードがないとなかなか覚えられないようですが、うまいこつはありますか。また、ハウスに「ハイレ」や「アッチ」などの支持も、リードを使いますか?
(6) 次女、三女との関わりをどの様にさせていけばいいでしょうか?
(7) これからくるであろう反抗期には、どう対応したらいいのでしょうか?
3.食事
(1) 仕事の関係から、状況の所で書いた時間で、1日2回しか食事を与える事が出来ません。大丈夫でしょうか。出来る日は、3回与えた方が良いのでしょうか。
4.トイレ
(1) トイレはウンチ、オシッコとも特に厳しく教えたわけではありませんが、上手に出来ています。なかなか実際に排泄している時に一緒にいないので、「チチチ」をする事が出来ません。どうすればいいでしょうか。
(2) ウンチはすぐに片付けますが、オシッコはウンチ以上に回数が多いので、毎回毎回シートをかるのが面倒です。毎回毎回かえ変えるものですか?それとも食事の際でいいでしょうか?
(3) リビング等でリードウォークをした場合、トイレはどの様に準備しておけばよいですか。リビングから犬のトイレは遠いので、実際にしたくなったり、してしまった場合はどうしたらいいでしょうか?
(4) もし、外に散歩に出た場合の前準備と、してしまった場合の対応はどうしたらいいでしょうか?したら、怒るのでしょうか?
5.留守番
(1) 仕事の関係で昼間家にいません。とにかく吠えさす事は出来ませんが、良い方法はありますか? 鳴かない、吠えない事に対する犬のストレスはありますか?
(2) 週に2回、お手伝いさんが掃除に来ます。子犬の部屋には近づきませんが、注意する事はありおますか?
6.社会化
(1) 上記の様に、ペット禁止のマンションのため、外に連れ出す事が出来ません。やはり、散歩は必要でしょうか?
長いメールとなりましたが、よろしくお願いします。
>(1)(2)ゲージ・ハウスの大きさは・・
↑子犬と一緒に写っているお写真がありませんと、対比することができませんが、まずゲージ・サークル(柵があって)、その中に飲み水とトイレが最低限必要になります。
柵の中にまた柵があるということですが、それですとあまり意味がないですので、その柵の壁と天井に段ボールや木の板をくくりつけてクレートハウス型にしてあげてください。
四方に壁と天井があって、暗く狭い場所は巣穴感覚になるので、犬は落ち着けます。
暑い時はハウスから出て涼もうとしますので、ハウス外(ゲージ内)に寝転がれるくらいのスペースはあると良いです。ただし、広すぎるとテリトリーを守るストレスも大きくなるのと、トイレの失敗癖が付きやすいです。
いずれにしても、現状が狭いか広いかの判断は、子犬が一緒に写っているお写真がないと判断できません。また、まだ2か月ですので少し大きめでも子犬がすぐに大きくなるので、いたしかたありません。
>(3) 部屋:子犬を飼っている部屋の広さ、環境はどうでしょう?・・
↑子犬の居場所はゲージ内ですので、お部屋自体は基本的には関係がありません。ただ、狭くて静かなほうが落ち着けるのは事実です。広すぎたり天井がない場所は、犬でも人間でもどの動物でも神経を使います。
遊びや運動・散歩は、メリハリをつけて飼い主さんの主導でやれば良いだけです。
>部屋で遊ぶ場合、柵と部屋との境をなくてもかまいませんか?・・
>「柵オープン」でいいでしょうか?・・
↑境がなく扉がオープンでないと、トイレへの誘導がすぐにできません。それと「ハウス」などの指示行動も、これから教えていかないといけません。遊ぶ時はゲージの扉を開けておきましょう。
>「ダメ」、「シッ!」、「シー」の使い方がよく分かりません・・
犬は人間の言葉そのものを理解しているわけではなく、あくまで「音」と「行動」と「結果」の関連付けで反応しているだけです。
家族皆さんが使いやすい「音」にしてください。ポイントは、3文字以内で短いことと、他の指示音と語頭が重ならないことです。
犬は、例えば「オテ」なら、もう「オ」で反応し始めます。オテ・オイデ・オスワリ、などは少し混同しやすいのです。
オテ・コイ・スワレのほうが良いわけです。
そして、「ダメ」のような「〇〇をしてはいけない否定」よりも、「シ!」などの「〇〇をする指示」の方がポジティブなので、指示を出す側の人間の感情面にも影響があります。
ですので、例えば噛み癖ならなるべく「ダメ」よりも「マテ」の方がポジティブですし、吠えなら「ダメ」よりも「シ」の方がポジティブです。
でも、「口を閉じて静かに座って待つ」という型と、「シ!」の音(ジェスチャー含む)が関連付いていれば、吠えに対しても噛み付きに対しても、指示として有効なわけです。
ご家族皆さんで話し合って、やりやすいルールを決めて、一貫すること。それで良いのです。
ただし、お話したように犬にとって分かりやすいことが大前提なのと、あまりにも指示行動の種類が多すぎても犬は理解できません。
「ダメって言ってるでしょ!」と感情で怒鳴っても、犬には意味が分かりませんし、犬の興奮をあおってしまうだけ・・ということです。
>「クンクン」泣く場合がありますが、この場合は叱りますか?それとも無視ですか?・・
↑クンクン鳴きは無視してください。かえってアレコレ教えようとすると、勘違いしてかまわれ癖が付きます。
ただし、ワンワン吠えを放置してしまうと、それが癖になって退屈吠えを覚えて、遊びや発散のひとつになってしまいます。
吠えたら、ゲージに毛布を掛けて暗くする・指示音で首輪やリードをチョンと引き上げて注意する・指示音を出しながらリーダーウォークする・・・ということを併用して教えてください。
ただし、今はまだ月齢が幼すぎますので、リーダーウォークは4か月近くなってからにしてください。
今は、かまい過ぎないでそれを基準値にしてあげたほうが良いです。
>「クンクン」が聞こえた場合は、「ダメ」もしくは「シッ!」と大きな声を出しています。
↑普段、現行犯で関連付けで注意を続けておけば、効果はあります。ただ、クンクンだけでいちいちお部屋までいくと、「クンクンして呼べば人間が来てくれる」と犬が勘違いします。
同じお部屋にいてクンクンされた時は、関連付けで注意しておけばいいです。ただし、「声だけ」では犬には何のことか意味が分からず、しかも大きな声でされるので犬はただ興奮があおられるだけになってしまいます。
「何がダメで何が良いのか」を、しっかり体現させてシンプルに教えないと、犬の知能では理解できないのです。
>部屋にいない時の「クンクン」を放っておくとどうなるでしょうか・・
↑あきらめるか、ワンワン吠えに変わるかどちらかです。
>私の足や、履いているスリッパを舐めますが、これは問題ないでしょうか?
↑犬から舐めさせることは問題ありません。舐める意味はたくさん要素がありますが、顔舐めは挨拶ですし、人間の体を舐めるのは汗の成分を舐めたいからだったり自分の緊張をほぐす意味もあります。他には愛情表現や遊びの意味もあります。
また、まだ幼すぎるので興味津々で何でも舐めるし噛みます。
舐める程度ならデメリットはないので、気にされないで良いです。「チュ」の指示音を関連付けながら手を舐めさせて褒め、挨拶として覚えさせても良いです。私は「チュ」でホッペを舐めさせる挨拶を教えました。
ただし逆に言えば、人間の方から犬にすり寄って猫なで声でナデナデ・・ということは、従属的な犬の挨拶と同じことをしてしまっていることになります。
>「コイ」はリードがないとなかなか覚えられないようですが、うまいこつはありますか。
また、ハウスに「ハイレ」や「アッチ」などの支持も、リードを使いますか?・・
↑犬に指示行動を教える方法は何でも同じです。「何をどうすれば良いのか」「指示音やジェスチャーが何の意味なのか」をシンプルに体現させて、その型に指示音・ジェスチャーを関連付けながら褒める・・・ひたすらこれを繰り返すから犬の中で定着していきます。
親が子供にハシの持ち方を教えるのと同じですね。
ですので、型を作らせることができれば、何でも良いのです。
スワレなら首輪があればつかんで型を作りやすいですい、コイならば離れていてもリードを引き寄せれば良いです。
また、たまたま遊びの中で犬が型を作ったら、それを利用して褒めたって良いわけです。
ただし、オヤツで釣ってしまうと簡単に行動させることができてしまうので、あたかも犬との関係ができているかのような錯覚に陥ってしまうのです。それで本質を見失い自信を無くし悪循環になる・・一般の飼い主さんはこうなってしまうので、私は止めましたし、皆さんにもおすすめしないのです。
時間がかかっても、本当の関係が見えるように積み上げていくのが一番なのです。
一番良いのは遊びです。犬にリードを付けて持って、主導型のコング遊びをしてください。遊び・狩猟本能の発散・運動・主従関係作り・スキンシップ・・・いろんな良い要素があります。
>次女、三女との関わりをどの様にさせていけばいいでしょうか?・・
↑そのコング遊びに子供さんを参加させ、スワレ・マテなど、犬に型を作らせることは親がしてあげて、コングを転がすのを子供さんの役割にすると良いです。遊びを子供さんに仕切らせ、その主導性を犬に見せ続けることで、犬も認めるようになっていきます。
子供さんも犬との関わり方を学んでいけます。
>これからくるであろう反抗期には、どう対応したらいいのでしょうか?
↑今やるべきことを続けてください。反抗期の症状も変わってきます。また、反抗期でもやる事は基本的に変わりません。
相手を見る視点が鋭くなったり、ズル賢くなったりしますので、より毅然と対応するだけです。「こういう時期もあるんだ」と理解してあげて、感情的にならず淡々と教え続けるだけです。
>出来る日は、3回与えた方が良いのでしょうか・・
↑生後2か月ではあまりにも幼すぎます。ドライフードはふやかして、3回与えてください。せめて4か月まではそうしてあげてください。
奥様のお勤めは09:00-14:00ですよね。普通に3回与えられます。AM8:00、PM3:00、PM8:00の3回で良いわけです。
>「チチチ」をする事が出来ません。どうすればいいでしょうか・・
↑犬も人間も興奮緊張で利尿脱糞作用が高まります。ゲージから出してすぐや、遊び始めると排泄したくなります。そのチャンスを生かすしかありません。
ただし、私ならば、もともと誰もいない部屋に2か月の子犬を一日中入れておくことはしません。
例えば、「団らんの時だけリビングへ」ということならば、私なら最初からリビングに犬の居場所を作ります。犬の居場所はコロコロ変えない方が落ち着いて良いです。
>毎回毎回シートをかえるのが面倒です。毎回毎回変えるものですか?・・
↑基本は毎回換えます。犬だって、わざわざ汚れている場所に乗ってしたくはないからです。空いているキレイな場所でアチコチしたくなるだけです。
ただ、メッシュカバー付で大きめなトイレならば、複数回のオシッコも対応しやすいです。
>リビング等でリードウォークをした場合トイレはどの様に準備しておけばよいですか・・
↑こうなってしまうので、私ならばリビングに犬の居場所を固定します。もしくは頻繁にトイレに連れていって音で促す・・頻繁にリビングと往復して、事前にさせておきます。
>もし、外に散歩に出た場合の前準備と、してしまった場合の対応はどうしたらいいでしょうか?したら、怒るのでしょうか?
↑本書でもQ&Aでもお話しておりますが、犬のトイレのしつけでは絶対に叱ってはいけません。犬はただオシッコしただけですので、オシッコの行為そのものと叱られた行為を結び付けてしまい、人間の目を盗んでアチコチで粗相するようになってしまうだけです。
場所の失敗という概念を理解する知能は、犬にはありません。
あくまで、犬がトイレでした時に指示音ジェスチャーで褒めて関連付けてもらうことで、それが嬉しければ覚える・・というだけの知能です。繰り返すから定着して習慣になる・・ということです。
外でさせたくない場合は、事前に興奮を与えて排泄を済ませておくことです。ただ、まだ子犬の段階では散歩中もチョロチョロ漏らします。尿管も緩いですし、興奮を制御できません。そしてシートを持って行きましょう。犬がオシッコする素振りが出たらさっとシートを敷いてさせ音と関連付けて褒めます。
今の月齢の子犬には、何も期待してはいけないのです。教えるべき事を淡々と一貫して教え続ける・・できることをやるだけです。
>とにかく吠えさす事は出来ませんが・・
↑まずは子犬に要求されない関係作りをしっかりやって、その上で前述した方法で教え続ける・・それだけです。これはお話済みです。
>鳴かない、吠えない事に対する子犬のストレスはありますか?・・
↑子犬のワガママが定着して、それが実行できなくて吠える場合は、それを止めさせれば当然ストレスはあります。ですが、それは教えなければいけないことですし、わがままが定着しないようにするために、最初が肝心なわけです。
今の時期にチヤホヤされない良い基準値を作っておけば、最初から要求をガマンするストレスはないわけです。
ただし、だからといって2か月の子犬を誰もいない部屋に閉じ込める・・ということではいけません。情緒も不安定になりますし、人間との関係や群れの中のルールも学べないままになります。
>お手伝いさんが掃除に来ます。子犬の部屋には近づきませんが、注意する事はありますか?
↑居るのが当たり前の自然体で居てください。チヤホヤせず、ジロジロ見ず、犬を意識しないで当たり前のように一緒に過ごしてもらってください。
>やはり、散歩は必要でしょうか?・・
↑犬も人間も、何万年も歩き続けてきた動物です。歩くことで自律神経のバランスが整います。
長時間の有酸素運動は、血行と免疫力を高めてくれます。ゆっくり1時間動き続ける・・これはとても大事なことです。
そして、これからも動物病院など外に出かける機会もあるはずです。いろんなタイプの他人や外の世界や人間の文明に慣れさせておかないと、とてつもないストレスを感じることになります。
そして、多少なりとも紫外線を浴びないとカルシウムが生成できず骨がもろくなります。神経伝達物質にも影響があります。
もちろん、直射日光を長時間浴びる必要はありませんし、それも逆に危険ですが、一日に数十分くらいは太陽の光を浴びてください。心身ともに必要です。
では今日は以上ですが、今の子犬の月齢はあまりにも幼すぎる月齢ですので、アレコレさせようとしたり結果は求めてはいけません。まだしばらくは、知能も経験も何もない小さな猛獣状態です。
チヤホヤ甘やかしや従属的な接し方を続けない誤解させない・・癖にさせない・・それだけでも良いんです。
子犬との遊びを通して、最低限のルールや人間の主導性を見せる・・そんな程度で今は良いのです。
そして、誰もいない部屋で閉じ込めっぱなしではなく、家族の姿を見せて、情緒を安定させることも考慮してください・・・