服に鼻を押し付けて嗅ぎまわる犬のしつけ
お陰さまで、やんちゃな我が家のラブラドールも1歳1カ月になり、最近は少し落ち着いてきました。
家や人間のルールも察してきて、甘咬みもなくなりました。
今日のご相談は、臭いを嗅ぐのは犬の本来の習性ですが、人間が側にいるといつまでも服に鼻を押し付けて嗅ぎまわり「ダメ」や「イケナイ」と言っても止めません。
これは仕方のないことなのでしょうか?
初めの挨拶として臭いを嗅ぐのは知っていますが、異常なほど嗅ぎまわるので止めさせたいのですが、どうしたらよいのでしょうか?
犬のしつけが進展しているようで良かったです(^-^)
進歩している・・ということは、やり方が正しいということですので、自信を持って続けてください。
さて、現在のラブちゃんですが、まだまだ幼いです。人間で言う20歳は、犬では2歳くらいと思ってください。まだ全然成犬にはなっていません。
まだ経験不足なのと、人に興味があるのは良いことです。飛びつくわけでもありませんので、あまり嫌悪感を持たれない方が良いです。
成長にともなって落ち着くようになりますが、他人は大型犬が怖い人も多いですので、正しい接し方は教えましょう。
かといって何も難しいことはありません。何を犬に教えるのも同じことですが、「悪い型を止めて良い型を作り指示音ジェスチャーと関連付けて褒める」これだけです。
今回ならば、犬がクンクンしてきたら、首輪をつかみ「スワレ」の指示音ジェスチャーで犬を少し押してスワレの型を作らせてください。
その型でポンポン褒めれば良いのです。「ダメ」や「イケナイ」で否定しても、犬の知能では理解しにくいのです。「何をどうすれば良いのか」を体現させないと理解できないのです。
それを繰り返すことで、「人の前ではスワレをした方が良い・・そうすれば褒めてもらえる・・遊んでもらえる」ということを犬は学習していきます。
シンプルに何度も何度も「体現」させて繰り返すことです。それでやっと理解し、定着していきます。
根気は要りますが、やること自体はごくシンプルな繰り返しです。物事の教えは全てそうやって犬に教えてください・・・