犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬のしつけで指示・アイコンタクト・叱り方・褒め方

質問内容
堀川様。その後順調です。我が家の犬も大分扱いやすくなってます。手を噛まれることも少なくなり生傷が減りました。(笑)
まだ服のハジ、袖口などは引ぱっることがありますが、ダメというと、すぐやめます。完全にしなくなるまで継続ですね。

さて前回の質問ですが散歩中は、指示の為の声かけをしてもいいし、目線を合わせること(見ての支持で関心を引くの)も必要なら使用して良いという解釈でいいですか?

黙って、視線を合わせないというとリーダーウォークに反するのかと思い質問しました。

1)あと怒る時、褒める時もしっかり目をみたほうがいいのでしょうか?

例えば娘に乗りかっかたり、足に絡みついて興奮している時は、ダメと3回くらい言っても聞かないので、娘には無視して離れなさいと言っているのですが、この時に目を合わせながらしかると、私にも攻撃してきます。

散歩中によその犬たち、家にいる犬、散歩中の犬に接触する機会があります。
家にいる犬たちは、テリトリーを守ろうとするのか吠えてきます。吠え返しはしませんが、決まった家のそばで足が止まってしまいます。

今は、遠回りして、そこの犬が見えるところでわざと座れで暫く佇んでいます。向こうからも見えているようですが距離がある為か、吠えてはきません。いつまでも避けないで、普通に通り過ぎれるようになりたいです。

2)また散歩中の犬には、吠えてしまいます。出来れば仲良くして欲しいのですが、座らせて近くに来るのを待つのがいいですか? 宜しくお願いします。


返答内容リーダーウォークと散歩の練習は別とお考えください。

リーダーウォークと仰向けは、関係作りのための一つの儀式だと思って下さい。ご自分の主導性と毅然さを犬に示すための手法になります。

物事や動作を教える基本は、皆共通です。「悪い型を止めて・良い型を作り・指示音ジェスチャーで褒める」です。

叱る・褒める・教えるための声掛け・アイコンタクトやスキンシップは、主導性がありますので良いのです。

>1)あと怒る時、褒める時もしっかり目をみたほうがいいのでしょうか?

↑そうしてください。表情や声のトーンの差を付けてあげると分かりやすいです。ただし、威嚇的に怒ってはいけないのと、猫なで声でナデナデ・・というのは従属的でいけません。

>ダメと3回くらい言っても・・

↑お話しているようにこれだけでは犬は分かりませんので、「悪い型を止めて・良い型を作り・指示音ジェスチャーで褒める」・・という体現を必ずさせてください。

飛びつきやマウンティングしたら、「ダメ!」と同時にリードを引いたり首輪をつかみ、スワレ・マテの型を作り褒める・・。仰向けをして、そこにお嬢さんの手を添えさせ参加させる・・。暴れや興奮が激しいならリーダーウォークです。

普段から主導型のボール遊びにも参加させてください。お嬢さんがコングを転がしたりして、主導性をしっかり犬に示すのです。

犬のしつけでは、対処法はあまり意味がありません。根本の普段の関係作りの方が何倍も大切です。

>2)また散歩中の犬には吠えて・・座らせて近くに来るのを待つのがいいですか?・・

↑そうしてください。急に結果を急いで無理してはいけません。まずはなんとかガマン出来る遠目から慣れる練習です。そこでスワレ・マテ・口閉じで教えます。その距離に慣れたらほんの少し距離を縮めてそこで練習→また次の日はもう少し縮める→というふうに段階を作ってあげてください・・・

 

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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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