犬のしつけがQ&Aで分かる!

犬の飼い主としてあるべき姿と犬のしつけ方

Q.ご質問:
先日ご相談した犬の飛びつきとマウンティングのしつけの件ですが、外で会う方に「厳しいお母さんなのね、いいのよ、好きにさせてあげて」と言われてしまったりすると、「厳しい飼い主と思われたくない」。

という気持ちが働いてしまって、「ダメ!」と言えなくなってしまっていました。それよりも、ペロペロしたり、マウンティングする犬に育ててしまう飼い主でいることの方が、良くないですね。当たり前のことでお恥ずかしいですが、どんな時も、相手の方へのマナーを守れる飼い主でいようと、改心です。

厳しく、というより、首輪を押さえて、スワレ、マテをさせて出来たら、褒める、淡々とリードしてあげる一環した気持ちがまだまだでした。

基本がちゃんと一環していれば、厳しくてコワイ飼い主とも言われず、相手の方への失礼もなく、犬も楽しい気分のまま、接することができますね。

堀川さんのアドバイスをいただけて、すぐにこんがらがってしまう心の中が、シンプルに、絡まった紐が解けるように、スーッと楽になります。

迷ったら、淡々とリードする気持ちに立ち返れば、日々発生するいろいろな細かい悩みも、シンプルに考えられそうです。

犬のしつけ教室に行かず、やはり堀川さんに相談させていたいただいて良かったです!
いつもご親切なメール、主人ともども、本当に感謝申し上げております。ありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。


A.お答え:人間は失敗しないと分からないんですね。マレに素性の良い犬はいます。そういう犬は、しつけらしいしつけをしなくても無難に人間社会で暮らせるのですが、大半の犬はそうではありません。

やっぱり犬は犬なんです。何万年も番犬や狩猟犬として選択育種してきました。本来は強い威嚇性や攻撃性を持っています。家庭犬として飼われてきたのはここ数十年です。たったそれだけで犬の素性は変えられません。

だから、「飼い犬に噛まれて病院で何針も縫いました」、「触ることすらできません」と悩む飼い主さんが後を絶ちません。そういう方は、皆さん幼少期に甘やかしすぎて、問題が発生してきたら体罰・・犬の防衛本能が強化・・という最悪のパターンをたどってしまうのです。

絶対にそうなっていただきたくないので、私はこういう活動をしています。良い子にすれば、会う人みんなから「良い子ね~♪」と言われますし、犬もちゃんとそれを理解し喜びます。良い循環になっていきます。

でもまだまだ先は長~~~いです。成長を楽しみながら結果を求め過ぎず、やり続けてください。

では、また頑張って続けてください(^-^)


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【著者:運営責任者】
犬のしつけアドバイザー
堀川春広
株式会社ホリページ代表取締役
https://www.horipage.com/
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