犬が世話をあまりしない主人のほうの言うことを聞く
おはようございます。先日は丁寧なアドバイスありがとうございました。
相談ですが、いつもこどもたちが学校ていくときに、よく吠えます。私がそばにいて、シーとついていないと吠えまくりなんですが、今朝は珍しくその時間に主人がいて、全部吠えなくて。
主人がいると吠えるなと思う場面でも吠えないことがよくあります。仕事であまり家にいなくて、朝も早くでて夜も遅いので犬との関わりはあまりありません。土日は休みなので、散歩にいってもらうくらいです。堀川さまのしつけを始めると決めてから、吠えたら仰向けや、リーダーウォーク、毅然とした態度は私と同じように統一してもらってます。
私より関わりも少いし、待てやお座りなど私が教えたのを真似してする程度ですが、主人がいると吠えたりする場面が少いし、そばにいなくてもダメの声で聞くので、私からしたら、なぜ??て思ってしまいます。
もっと私の指示をしっかり聞いてほしいですが、もっと私がするべきことはありますか?
わかりにくい文ですみません(*゜‐゜)/////。よろしくお願いします。
よく「犬は世話をしてくれる人になつく」と言われますが、これは半分正解で半分間違いです。
犬族やミーアキャットなどの知的群生動物の群れでは、「世話係」が居ることが多いです。これは、親とは限りません。そしてリーダーとも違います。群れの中では序列が低い存在です。
どういう態度で接するか・・によって、関係が真逆になります。
男性も含めて、根が優しくて母性本能が強い人というのは、無意識に犬への接し方が過剰に優しすぎる傾向があります。(犬の本能の視点から見て)
人間から見たら「良い人だな・・優しい人だな・・」と見えますが、犬の本能からは「従属的」に見えるのです。
一方、犬なんて「二の次、三の次・・」くらいの価値観の人は、自分中心で犬なんてほとんど見向きもせず、遊びたい時・散歩したい時には自分中心で遊び、「犬に付き合わせている」という感覚なのです。
人間から見たら「冷たい人だな・・自己中な人だな・・」と見えますが、犬の本能からは「凛(りん)としてカッコイイ・言うこと聞きたくなる・安心できる」と見えるのです。
ここが、犬と人間(大人の日本人)との違いなのです。
これは、犬と人間だけでなく、外国人と日本人との違いでもあります。「優しさ=弱さ」と見る人が、特に後進国の人には多いのです。だから日本人は、中国人・韓国人に舐められて都合の良いように利用されるのです。
たしかに「優しさ=弱さ」も一理あります。表裏一体です。かつての私もそうだったかもしれません。
そして、犬の知能レベルでは、人間の文明や社会風土は理解できません。これは現実ですので、人間側が犬の本質を理解してあげて、それに沿った接し方をしてあげなければいけないのです。
遠い昔、私が子供のころに感じた事が思い浮かぶのですが、母親がチヤホヤ世話をしてくれる時は逃げたくなる感覚があり、一方、毅然として厳しく接してくれる時はなんだか根負けして言うことを聞いていたような記憶がよみがえるのです。
人間の場合は、これが大人になれば、「あの時の○○はそういうことだったのか」と理解し、子供の頃とは違う解釈になるわけですが、人間の幼子も犬も、そういう知能は残念ながら持っていないのです。
群生動物としての、シンプルな本能の感覚で反応するしかできないのです。
この現実を毎日突きつけられて、やっと受け入れていくもの・受け入れるしかないもの(笑)なのです。私もそうでした。
「こんなに愛情たっぷりに世話しているのになんで(泣)・・」
これも一種の弱さであり、甘えかもしれません。見返りを求めて期待するから悲しくなります。
さて、今回ちょっと練習、自己鍛錬をしてみましょう。
3日間無視してみてください。
もちろん、エサ・水・トイレの片ずけ・散歩のような最低限の世話はしますが、一切目も合わせず声掛けもせず、淡々とそれだけやってみてください。遊びも無しで散歩をちょっと長めにしてください。
そして、もし犬が吠えたら、今までにないくらいの厳しい態度で強めに首輪やリードをガツンと引き上げて「シ!」の音も関連付けて叱ってください。
ご自分の意識の鍛錬、犬の変化をちょっと観察してみてください・・・
おはようございます。昨日はメールありがとうございました。昨日帰宅してから、三日間無視してください。と教えていただいたのを実践しています。散歩は長めにし、後はエサなど最低限だけしてみました。
犬も目で追いながらよくこちらを見ているみたいで、ハウスなどすぐに聞き入れたのにはびっくりしました。
それと、毎朝こどもが学校へ行くときに、吠えるのですが、なぜか吠えずでした。
このまま明後日まで続けます。普段自分が無意味にかまっている実感はなかったのですが、やはり目線を送ったり無意味な態度や、指示の仕方が甘かった気もします。毅然とした態度を改めたいです。
堀川さまの教えを実践してから一ヶ月たちますが、おやつなしでマテや、お座り、リーダーウォークはできるようになったものの、吠えが場面によって改善されず大丈夫か。。治るのは無理なのか。。と落ち込むこともあったんですが、こうしてメールで聞いていただけるとやっぱりもっと続けてがんばらないと。と思います。
昨日もういちど、Q&Aを読み返しました。吠えた時、口閉じと仰向けを主にしていますが、シッと首輪やリードをひくと以前メールで教えて頂いたので、シッと首輪など引いて、まだ吠えた場合に口閉じ、仰向けで実践しています。
いつもメールありがとうございます。今までのメールを読み返し気持ちをしっかり持ちがんばります。