犬のしつけで『毅然とした態度』とはどうやったら良いのか
早速のお返事ありがとうございました。回答を読ませていただき、ホッとしています。
はっきりした結果が出ないことに、少し焦っていたようです。確かに少しずつ良くなっていることは感じていますので、このまま心して一日一日しつけを続けていきたいと思います。
いつの日かアイコンタクトが取れる日を目指して頑張ります。今後もよろしくお願いいたします。
※ "毅然とした態度" について具体的に教えていただけると助かります。
たとえば、起きている時は、サークルの中から私の事をじっと見ていることが多いのですが、目を合わせないほうがいいのでしょうか?
室内ではゴロンして撫でられるのが好きなのですが、撫ですぎてもいけないとのことですが、どの程度撫でてあげてもいいのか、その辺の加減もよく分かりません。
"毅然とした態度"が堀川さんのしつけの根本になると思うのですが、まだ難しいです。少し詳しくお聞きできたらうれしく思います。宜しくお願い致します。
「○○しよう、△△する・・」というような、表面行動自体には、あまり注視されなくて良いのです。
意識するだけで全然違います。
もうすでに、私のホームページにたどり着く前とは意識が違っているはずです。それで良いのです。
毎日教材(特にQ&Aサイト)を読み込んでください。少しずつ変わっていきます。
ただし、ポイントは知っておくと良いです。
例えば、イヌ科の動物の群れを観察すると分かりますが、下位の犬は上位やリーダーにすり寄ってクンクン言いながらナメナメして挨拶してきます。また、仰向けでお腹を見せたりもします。
一方のリーダーは、そういう態度をほとんどしません。群れを守るために周囲を警戒しなければいけませんし、群れのメンバーに対しては毅然としています。
つまり、群れの下位の犬と同じ態度をしてはいけないのです。
犬をジロジロ見つめて、猫なで声でナデナデ・・・これは従属的な態度そのものなのです。
>目を合わせないほうがいいのでしょうか?・・
↑合わせません。もし体調管理やトイレのしつけで観察しなければいけない時は、横目でチラ見したり鏡に映して観察すると良いです。
犬と目を合わせる時は、指示を出す時と褒める時のアイコンタクトにしましょう。
>どの程度撫でてあげてもいいのか・・
↑サラッ、サラッ、サラッと、2・3回なでたら十分です。そこからはポンポンポンにしてください。
猫なで声や大げさもいけません。静かに堂々とハッキリ、指示音ジェスチャーも交えながら褒めてください。
また、犬が自分からお腹を見せてきた時は、「なでろ」という犬からの要求の場合もありますので、いったんスワレの指示でさせて褒めてから、またゴロンの指示でさせて褒めるようにしてください。そうすると主導性が示せます。
あとは、犬の方から従属的な挨拶をさせるのも良いです。先ほどのように指示でゴロンさせるのもそうですし、犬の方からキス舐め挨拶をさせるのです。
ご自分のホッペを指差しながら、犬の口とご自分のホッペをわざとくっ付けて「チュ」の音で褒めるセットを繰り返します。何度も何度も反復で繰り返し教えます。
下位の犬が見せる『ペロペロ挨拶』をさせるのです。何度も型で教えると、ホッペを指差して「チュ」の指示音で、犬がナメナメして挨拶するようになります。
さて、以上も含めて、Q&Aサイトに様々な接し方・態度の解説をしてあります。もっとQ&Aサイトを熟読されてください。読むだけでも意識が深まって、自然と態度が変わっていきます。
それでは、また頑張って続けていきましょう(^_^)