犬がぐいぐい鼻先を私の手やお腹などに押し付けてくる
堀川様、1月から5歳のコーギーのことでいろいろご相談させていただいていました○○です。(以前は本気で噛むのでリードの脱着もできなかった犬)
あれから毎日かかわる中で、リードの付け替えは問題なくできるようになりました。散歩のときもほとんど引っ張らず、脚の横について歩くようにもなりました。
エサの後、よってきて体をすりよせてすわります。なでていると自分からお腹を出して寝転がります。そのときには耳や鼻先、口、首、足先、おしり、どこをさわってもいやがりません。
しかし、撫でる手を止めるとぐいぐい鼻先を私の手やお腹などに押し付けてきます。(膝の上に頭をのせて寝転がったりもします。膝に乗るよう なときは「降りて。すわれ」と言っておろしてすわらせてからなでています。)
これは甘えとして受け止めていいのでしょうか。少し従属的にみられているでしょうか。
前に「静かにポンポンでほめるように」と教えていただきましたが、平日は散歩とエサの後しかふれあうときがないので、30分ぐらいは一緒にいて話しかけたりさわったりしているのですが、なでなでしずぎでしょうか。ご教示ください。
そうですか、だいぶ変わりましたね。良かったです。
今までやってきた接し方をしばらく続けてみてください。犬の中で主従関係の認識は変わりましたし、信頼関係が積み上がってきたので、もうそれほど心配しなくても大丈夫です。
ただし、犬のしつけが上手くいって良くなると、また気が緩んでいつの間にか接し方がダメになって、再び犬が問題を起こすようになることがよくあります。
そういう経験も何度かしながら、ご自分の中で下限ラインの基準値ができていくものです。
>撫でる手を止めるとぐいぐい鼻先を私の手やおなかなどに押し付けてきます・・
↑甘え・遊び・要求・スキンシップなどいろんな要素があります。それらが複合していて、良い意味も悪い意味もあります。
基本的には、そのまま無条件で応えない方が良いです。100%そのまま反応して声掛けナデナデしていると、犬の中でそれが当たり前になり、実行されない時は怒って噛んだり吠えるようになります。主導権が犬にあるので、主従関係も崩れていきます。
もちろん、すべて無視・・ではスキンシップも薄れますし信頼関係もできないですので、そのまま従属的に受けないで、ちょっとしたことで良いので何か指示を出してあげることです。
犬が接触してきたら、いったんコッチ・スワレやフセ・ゴロンや、簡単なオテでも良いです。何か指示を出して行動させて、それに対して褒めてあげる事です。
これは癖にすることができますので、それまではちょっと我慢して習慣になるまで意識してください。自分の中に自然と意識が出来ていきますので、自然と指示を出せるようになっていきます・・・