犬のしつけはどんな風に接していけば信頼関係が生まれるのか
3歳になるオスの柴犬を飼っています。
どうしていいのかわからず、犬のしつけについて調べていたらこちらのホームページへたどり着きました。可愛がると甘やかすの意味を間違えて捉えてしまっていた結果が、今の状態だと反省しています。
犬のしつけが出来ていないのは飼い主の責任であるし、自分が悪かったせいで今いる子がこんな性格になってきっとストレスを感じているんだと思うと、犬のしつけをやり直したいと思うのですがもう成犬ですし、今からどんな風に接していけば信頼関係が生まれるのか、全然わからなくてどうしていいのか分かりません。
犬が小さい頃、出張訓練士に来てもらい少しだけ訓練もしていましたが、一度チョークチェーンで鼻先を思い切りぶたれ、目にも傷がついたことがあり、そういう体罰で教えていくやり方がすごく怖くなりすぐにやめてしまいました。
もともと怖がりだった子がそのこともありさらに警戒心が強くなってしまったように思います。
なので基本、私以外の体を触れられることがいやで、機嫌がよくないと私のも触られるのを本気で嫌がり怒ります。
どこで怒りのスイッチが入るかわからず、本気で唸り噛みついてくるような感じで吠える時もあります。
こんな状態ですが、頑張って一緒に成長することができますか?
本当に、もっと犬と良い関係を築きたいです。
犬は生まれ持った素性もありますが、生まれてから半年くらいまでの幼少期の社会化がとても重要になります。その間に多くの人や犬と触れ合ったか・・が重要です。
どうしていいのかわからず、犬のしつけについて調べていたらこちらのホームページへたどり着きました。可愛がると甘やかすの意味を間違えて捉えてしまっていた結果が、今の状態だと反省しています。
犬のしつけが出来ていないのは飼い主の責任であるし、自分が悪かったせいで今いる子がこんな性格になってきっとストレスを感じているんだと思うと、犬のしつけをやり直したいと思うのですがもう成犬ですし、今からどんな風に接していけば信頼関係が生まれるのか、全然わからなくてどうしていいのか分かりません。
犬が小さい頃、出張訓練士に来てもらい少しだけ訓練もしていましたが、一度チョークチェーンで鼻先を思い切りぶたれ、目にも傷がついたことがあり、そういう体罰で教えていくやり方がすごく怖くなりすぐにやめてしまいました。
もともと怖がりだった子がそのこともありさらに警戒心が強くなってしまったように思います。
なので基本、私以外の体を触れられることがいやで、機嫌がよくないと私のも触られるのを本気で嫌がり怒ります。
どこで怒りのスイッチが入るかわからず、本気で唸り噛みついてくるような感じで吠える時もあります。
こんな状態ですが、頑張って一緒に成長することができますか?
本当に、もっと犬と良い関係を築きたいです。
犬は生まれ持った素性もありますが、生まれてから半年くらいまでの幼少期の社会化がとても重要になります。その間に多くの人や犬と触れ合ったか・・が重要です。
ただし、犬も人間も哺乳類ですので、生涯学び続けます。また環境の変化にもちゃんと順応していく能力もあります。理想の完璧な状態にはなれないかもしませんが、やらなければ変わらず悪化する場合もありますし、正しくやればやり続けただけ結果はそれに比例します。
今回は少し本書の内容もお話してしまいます(笑い)。
まず犬のしつけは、手法の上塗りだけでは成功しません。普段、意味なく声掛けしたり、オヤツに抱っこナデナデ・・・というような従属的な態度を犬に見せていて、そこに手法だけを断片的に加えても意味はなくなってしまいます。
犬が感じているのは、普段の家族の何気ない態度やしぐさです。自分に対してどういう態度で相手が接してくるのか非常に敏感に感じ取っています。その積み重ねで、自分の立場を理解していきます。
まずはご家族皆様の意識改革が必要です。意識を変えずして手法だけなぞるのはいけません。
手法そのものは本書で4つお話しています。態度と仰向けとリーダーウォークと主導型のヒモ付ボール遊びです。ただ、やるべきことはとてもシンプルで単純です。
難しいのは「やり続ける根気」ですね(^-^)
でもそれをやらなければいけない理由を知り、犬との関係を見直されたいお気持ちがあれば、ちゃんと続けられますので頑張ってチャレンジしてください。
ただし、噛み癖が強い犬の場合は、しばらくは接触するタイプの仰向けは保留したほうが良いです。少し距離が保てるリーダーウォークと主導型ボール遊び中心にして、変化が出てきたらなんとなく仰向けにしてみることから始めると良いです。
またゴハンの準備をしてから、犬に食べさせる前に5分でも10分でもリーダーウォークとボール遊びをしましょう。それくらい徹底して主従関係の形を明確に見せないと、本気噛みする犬との関係はなかなか取り戻せないです。
また、犬に噛まれる怖さを感じていると、緊張と興奮でホルモン分泌が変わり、体臭の変化で犬に伝播してしまいます。犬は余計に緊張興奮します。そうならないように厚手の手袋や腕輪を準備して、リラックスすることも重要です。
犬のしつけでは、とにかくいつでもどこでも「主導」することです。「指示→犬が従う→褒める」を徹底することです。
ボールを投げる前にスワレ・マテをさせ出来たら褒めて投げる・・できなければ型で教えて褒めて投げる。
ゴハン前もスワレ・マテの指示・・出来たら食べさせる・・何回も中断させスワレ・マテの指示・・出来たら食べさせる。
ちょっとした挨拶も単なる声掛けナデナデではなく、オテでもスワレでもフセでも何でも良いので指示を出し出来たら褒める・・出来なかったら型で教えて褒める。そんな風に常に「主導」することです。
褒め方ですが、噛み癖が強い怖がりな犬には、頭や背中を触らないことです。犬の目線よりも高い位置から手が近づくと怖がります。
ですので、犬の目線よりも低い位置から手を近づけ、犬の肩のあたりをポンポンして「○○良い子!」と毅然と伝えることです。猫なで声で高揚した声はNGです。大げさもいけません。
まずは、無理に体をコントロールすることは考えずに、リーダーとしての「毅然な態度を示すこと」を意識されると良いです。
すぐに結果は出ませんので、あせらず毎日意識することです。段々上手く自然に表現できるようになっていきます。毎日続けると犬は段々感じて認めるようになっていきます。表面上の手法よりも何倍も重要なことです。
そしてボール遊びなど楽しいことを通じて、信頼関係を作りながら主導して主従関係を少しずつ積み上げていってください。
では頑張って続けてください(^-^)