犬のしつけでは体現や経験がないと理解できません
いつもアドバイス頂いきありがとうございます。大変、参考になっております。
今回もなんですが・・抜け毛が完全じゃなく、かなり触るだけで手や服などに付くのでブラッシングをしようとしたのですが、怖いみたいで逃げたりしてさせてくれません。
譲渡してくれた方から「信頼関係を築いて(1ヶ月間くらい)からシャンプーなどして下さい」と譲渡前に言われましたが・・
指示も聞いてくれるようになり撫でて欲しさに寄って来るようになったので、出来るかなぁ?!と思ったのですが、放っておくべきでしょうか?
いえ、放ってはいけません。体罰以外は何をしても怒らない・・嫌がらない・・というふうにしないといけません。
グルーミングも必要です。被毛のからみなどがあると、体温調節が上手く出来ません。犬は毛の倒し具合で体温調節もおこなっています。(シャンプーはあまり必要ではないと個人的には思っています)。
また体を触って嫌がるのは、主従関係と信頼関係のバロメーターでもあるからです。
まずは主従関係を構築していくのはもちろんですが、何事も慣れは必要ですし、犬は良くも悪くも環境に順応する動物です。
ブラシはかなりソフトなモノにしましょう。そして最初から体をしないで、例えば自分の目で良く見える前足から遊び半分で慣れさせるわけです。
最初から抜け毛を取ろうと思わないで、前足をマッサージするようなつもりで少しずつ触れていくと良いです。
当然マテを指示し、少しブラシで触れてみて、直ぐ止めて褒めます。またブラシで触ってすぐ止めて褒める・・この繰り返し・・そして徐々にブラシで触れている時間を長くしていきましょう。
それとタイミングとしては、遊んだ後や散歩の後でリラックスして軽く疲れた後が良いです。ケージから出して直ぐの興奮状態では、慣れるまでは難しいです。
かつては我が家の犬も、最初は嫌っていました。しかし、少しずつなじませ、気持ち良いことが経験で分かると、ブラシを見せ「ブラシ」と声をかけると自分から寄ってくるようになりました。
犬に身だしなみや清潔さは理解できません。「気持ち良い」という体現や経験がないと理解できません。
ホームページでも、物事は何でも「型」と「音」で教える・・と申し上げていますが、何事も自分で何度も体現しないと犬は分からないのです。
では、また頑張って続けてください(^-^)