夫婦間で犬のしつけ方・接し方が違う場合
堀川さん、おはようございます。今日もよろしくお願いします。(2か月半のドーベルマン)
前回までのことですが、オシッコはまたしゃがんでするようになりました。もしかしたらこの前は、脚を上げてではなくて、立ち上がった時に前に漏らしたのかもしれません。でも、オスなので、これからも注意しながら観察します。
うんちはまだ指示では出来ませんが、場所は覚えました。オシッコは犬がしたいときは、指示でするようになりました。
このところちょっと気になることがあります。
それは私と主人の犬のしつけ方が微妙に違うということです。
主従関係が重要ということは二人とも分かっていますから、方法論はどうでもよいという堀川さんのご意見を考えますと悩まなくていいのかもしれませんが、犬の態度も違うため、間違っているのかもと心配になりました。
主人と私の違うところを書きます。
お座り、マテはもう音と型で出来ますが、主人は出来ても褒めない、私はよしと肩ポンポンをする。シート片付けや床拭きのとき、主人は犬をクレートに入れて、泣いていても無視で片付け、終わったら出す。私はお座り、マテをして首輪を触って座った状態にさせて作業し、終わったら褒めます。
ご飯のときは主人はマテが1分くらい、私は15秒くらいです。私の15秒は犬が自力で待てる限界なのですが、主人は自分がよしと言うまで少しでも動くとまた一からです。
リーダーウォーク、コング遊びは私だけやります。主人はまだやっていません。
そして一番違うのは話し方です。主人は命令で声も怖く、叱られている感じです。私は女としては低い声ですが、口調を怖くはしていません。出来たときは少し変化をつけて表情も笑うのですが、主人は表情も変えません。
他のことは概ね一緒です。
犬ですが、お座り、マテは私にも主人にもきちんとします。ただ、甘噛み、身体を摺り寄せる、ひっくり返るは私にだけです。
それが主人は"もう甘えてる""もっと厳しくしないと"というのです。
甘噛みはしたら口閉じとシー、またしたら口閉じをしていると、そのうち開けた口をどうしていいか分からず、グーと唸りながら自分の足など甘噛みします。また、しゃがんでいると太ももあたりに擦り寄ってきて、伸びたりひっくり返ったりします。いかにも触って!という感じです。
こういう時はオシリのあたりをポンポンしたり、お腹を見せたら"じゃあ全身チェックと言いながら口を見たり耳をめくってみたり、手足を握ったりします。
スキンシップだと思っていましたが、主人にはしないので、主従関係の崩れの始まりでしょうか?
私は仔犬を育てた経験は多いのですが、実際、しつけらしいことはしてきませんでした。オシッコとうんち、お座り、マテくらいです。でも、問題行動はないので気にしていませんでしたが、身体が小さいからそう思っていたのかもしれません。
今度の犬はドーベルマンで大きくなるので、間違った方向だと将来が大変だという自覚があり、気になっています。私の行動で良くない部分があったり、主人のやり方のほうが良い部分があったらご指導お願いします。
お忙しいと思いますので、お時間あるときで構いません。よろしくお願いします。
一番良いのは、足して二で割ることです(笑)
犬にとって良くないのは、一貫性がないことです。
・どちらかをバカにする
・どちらかをリーダーと認める
・どちらかに甘える
・どちらかを攻撃する
など、反応が変わってきます。そして一貫性がないと理解もしにくいです。
やってはいけない下限さえ守っていただければ、それで良いのです。
これは、その犬の個性によっても反応は千差万別ですので、「ここまでやれば完璧」という100点満点もないのです。反対に、やりすぎて悪化する犬もいます。子犬の月齢や習得段階によっても変えないといけません。
お二人が今されている接し方はどちらも正しいですので、一番良いのは、お互いが歩み寄って、「お二人の中間点を目指す」ことです。
それがフェアですし、一番到達点までが早いです。
では、また頑張って続けてください(^_^)