フードボールやエサ皿に執着する犬のしつけと対処法
犬にリードをつけるのも戦いで、おとなしくつけさせてくれません。
戸を開けると、急いで出て行こうとするので、逃げられないように首輪をつかむのですが、今度は首輪を持った手を噛もうと体をひねります。
噛まれないように避けながら、やっとの思いでつけると、一目散に部屋を出ようとするので、リードをガシッとつかんで立っています。この、リードをつけるという行為が、今はとても苦痛で、育児ノイローゼのようになっています。朝起きるとため息ばかりです。
フードボウルを片付けようとすると噛もうとするのはどうしたら良いですか?
床に置いてしまうと、なかなか片付けられないのですが・・・。
フードボウルを手に持って食べさせるやり方は、トレーナーから言われたもので、食べてるときに手を出すと唸るようなら手に持って食べさせてくださいと言われていました。実際、今の4点セットにする前は、ずっと手に持って食べさせていました。
今の状態になってから、吼えたり噛んだりするようになりました。目を見なくなったのも、コマンドが効かなくなったのも。クレートのみをやめてからです。どんどん悪い方向に行ってるような気がして不安です。
もし試しに「クレートのみ」にしてみても良いのですが、どれくらいの時間そこで留守番させるか、になります。
特に夏場は、水飲みの回数が増えますし、それに比例してオシッコの回数も増えます。また、ハウスから出て風通しを良くしないと熱中症にもなりやすいです。
エアコンを24時間効かせておいて、光熱費が高くなっても構わないようでしたら、それでもよろしいと思います。
しつけ上、犬の安心上はクレートの中に居させるのが良いのですが、お勤めで長時間留守番させなければいけない犬には、8時間から10時間クレートの中だけではさすがに厳しいのです。
そこをどうご判断されるかになります。
噛み癖ですが、まずはやはり防備を完璧にして、リーダーウォークもしくは、片手でリードを短く持っておいて、もう片手を見せて噛もうとしたら引き上げて注意する・・・これを根気良く繰り返して犬の理解と関係の認識を待ってあげないといけません。
今は踏ん張りどころです。
犬も主導権を握りたくて必死に抵抗している段階です。
次のお休みの日にでも集中して頑張ってみましょう・・・
噛みグセについては分かりましたが、今すぐに一番にお聞きしたいのは、フードボウルを上手く片付ける方法です。
それから、うちは北海道なので、エアコンは使っていません。部屋の中も、暑くなっても35℃以下だと思います。
いろんな方法はありますが、今回は二つ提案いたします。
①まずは何とかリードを付けられる場合です。
食べさせる前に犬にリードを付けて(リーダーウォークしたりコング遊びしても良い)、そのリードをケージの柵の上の部分に軽く縛っておきます。
そしてゴハンを準備して、食べさせて、終わったらそのリードを短く持って上に持ち上げて犬をフードボールから離し(出来れば犬をクレートに入れて扉を閉める)、犬が離れたところでもう片手でフードボールを取り上げます。
②フードボールにヒモを付ける。
フードボールやエサ皿は、上の端部がクルッと折り返してある構造になっていますね。その円周上にヒモを縛ってガムテープで外れないように留めて、犬が食べ終わったらヒモを引いてケージから取り出します。
これなら怖さや危険からは回避できます。
あまりにも怖い段階では、以上のようにやってみてください。
そして、根気良く関係作りを続けて、根本から解決していきましょう・・・