自分の犬が「特にひどい子だと思う」という錯覚と誤解
御礼が遅くなってすみません。回答ありがとうございました。(トイプードル8か月オス)
堀川さんに「大丈夫です」と言っていただけると、とても安心できます。
素性は良い子だなんて思ってもみませんでした。
むしろ、特にひどい子だと思っていました。
飼い主が一番信じてあげなくてはいけませんね。
以前飼っていた柴犬は3人目の訓練士さんでやっとイイコになり、私はやっぱり犬はちゃんと飼えないのかとまで思っていたのと、本当にいろんな訓練士さんがいて、また依頼するのはものすごく悩むことなので、現在の犬にもそんな私の気持ちが悪影響を与えていたかもしれません。
堀川さんのような方がいらっしゃるととても心強いです。
また細かいことを質問することもあると思います。
その時はよろしくお願いいたします。
>むしろ、特にひどい子だと思っていました。
↑本当に先天的に問題があるような犬は、【過去に体罰も甘やかしもしていないのに】人が近付いただけで歯をむき出し、唸って威嚇し、本気で噛みついてくるような犬です。
でもこういう犬は、私が3000件以上アドバイスしてきた中で、一頭もいません。問題が起こるのは、ほぼ100%環境の問題なのです。その環境とは、物理的なこともありますが、ほとんどは飼い主さん家族の接し方なのです。(ブリーダーやショップも含む)
あるいは、ただ単に、まだ子犬や成長期で結果が出ていないだけなのです。
今回は両方当てはまっています。
人間というのは、入ってくる情報を自分の都合の良いようにとらえてしまいます。「子犬は可愛いんだろうな~」「犬は人間になつくもの・飼い主の言うことをちゃんと聞くもの」「トイプードルは大人しくて良い子」「日本犬は飼い主に忠実」というイメージが、人の話やメディアから入ってきた時に、良い部分だけが膨らんで期待してしまうのです。
でも現実はそうは簡単にいきません。犬は犬の本能でクールにシンプルに生きているだけです。子犬なんて知能も何もない猛獣です。
でも一方で、反対に予想以上に犬との生活が素晴らしいと感じることもあります。犬のしつけが上手く出来て成犬になって落ち着いてきたら、そう感じることの方が圧倒的に多くなります。
>以前飼っていた柴犬は3人目の訓練士さんでやっとイイコになり・・
↑訓練士さんが悪かった可能性もありますが、もし成長期だった場合は誰がやっても同じだった可能性もあります。
また、人間家族が悪かったならば変わらないことが多いです。
もう犬のしつけで訓練士さんに頼ることは止めましょう。必要ありません。人間家族が学べば良いだけですし、反対に言えば、家族が学ばないと犬はまた問題行動を起こすようになっていきます。
私から見たら、今回のトイプードル君なんて、普通の元気一杯の良い子です(^-^)
ありがとうございます。
本当に私の悪い勝手な思い込みばかりでしたね。
今日は初めてトリミングに行ってきました。
犬を買った所の美容師さんなのですが、「お店にいた時より落ち着いたイイコになってますよ。とにかくこのコは人が大好きですね。嬉しくてペロペロがすごいので、口輪を着けましたが、噛んだりはないです。プードルでももっと本気噛みの子もいます。」
と、思いがけず誉められました。
これからいろいろなことがあると思いますが、焦らずこの子の成長を見守っていこうと思います。
よろしくお願いいたします。