食欲がない・留守番で吠える(泣く)子犬のしつけ
餌の与え方と無駄吠えについてご相談させて下さい。
もうすぐ5カ月のトイプードルですが、二週間ほど前から、ドッグフード(ドライフード)を一口も食べないか、食べても出した量の半分ぐらいしか食べなくなりました。
以前は食べるのが早すぎて、お皿の中に突起が付いている早食いを防止する食器を使うほどでした。
今は普通の食器に戻しています。皆さんのQ&Aを読み、食べなかったらさげて次の食事まで何もあげない、ドッグフード以外はあげないは実践済みです。
ご飯だよって言うと、喜んでケージの中に入り、お座り・お手・待てはちゃんと出来ます。しかし、ドッグフードを前にすると、匂いをかいだだけで、ケージの隅の方に丸くなってしまいます。
ドッグフードを与えてる時間は朝・7時半頃 昼・13時頃 夜・20時頃です。
毎朝、ケージの中に、ウンチのかすが散乱してるので、夜中に食糞をしているようです。
特に朝は胃液を吐くほど空腹なはずなのに、匂いを嗅いで、一口も食べない事もあります。食べてなくても、30分ぐらいでお皿はさげてしまってます。
今後、ご飯の回数を朝と夜の2回にしていきたいのですが、今の状態だと朝を食べずに夜になってしまうので無理ですよね。
・犬種:トイプードルオス、今月で5カ月です。お迎えしてから、2カ月半程です。
朝5時半頃に主人の出勤の支度が終わり次第、ケージから出し主人の膝の上でまったりしてるようです。
その後、私が起床し主人が出勤、子供が起床、子供の膝の上でまったり。
その後、お座り、お手、待てをしながら、丸めたタオルを投げて取りに行かせるという遊びを子供がしています。まだ投げたタオルを取りに行くだけで、持ってきてはくれません。その間、私は構う事はしてません。
自分達の食事中はリビングでゴロゴロしてます。その後、ドッグフードをあげて、私の手が空くまではケージの中です。
その後、私の手が空いたらお散歩に30分ほど行きます。暑い日はご飯の前に散歩に行ってます。
散歩から帰ってきたら、リビングでフリーにして、その時にオモチャで遊んだり、ブラッシングなどのお手入れをしています。お手入れはイヤがるので、逃げるのを抑えたりしながらです。
一通り遊んだら、ケージの中に入れるとウトウトと言う感じです。
午後も同じような過ごし方をしています。
甘噛みが酷かったので、現行犯で口をギュッとしてダメって言って叱ってました。
以前より甘噛みは少なくなりましたが、今でも噛んだり飛びついてきたりするので、今はその都度、あお向け固めをするようにしています。
また留守番の時はケージの中に入れてますが、私達が玄関を出た途端にギャン泣きが始まります。
モニターで観察してますが、30分はずっと泣いています。ケージを飛び出してしまった事があったので、今は屋根付きにしました。
留守番は慣れしかないでしょうか?
まだ堀川先生のテキストが届いたばかりで、テキストやホームページを読みながら、手探り状態という感じですが、膝の上に乗せたり、構い過ぎを気を付けたりと、まず自分達の態度から改善しなければと思っております。
長文にて申し訳ありませんが、アドバイスお願いします。
頑張っておられますね(^_^)
日中留守番をさせる場合は特に、朝のベタベタ・チヤホヤに気を付けないといけません。
犬にとってみれば、つい先ほどまでの環境とギャップが激しすぎるので、耐えられなくなってしまいます。
日中に留守番させる場合は、朝はベタベタかまわず、お散歩が必要な場合は淡白にして終わりにしましょう。
また、Q&Aの検索から記事を見ていただきたいですが、『布掛け目隠し』もやってみてください。
これで落ち着ける犬もいます。
ただし、室温に気を付けないといけません。夏場は必ずエアコンをつけて実施してください。
他には、「ケージ=留守番」というパターンが定着すると犬も嫌がりますので、ご家族が居る時もハウストレーニングはしてください。
例えば、ご飯をケージ内で食べさせたり、遊びの時にケージ内にもコングを転がして遊びながら褒めて教えたりして、ケージ内でも良い事があるというイメージを作ってください。
放し飼いではなく、基本はケージ内にして、飼い主さんが見れる時間帯だけ出して遊んだり団らんしましょう。
放し飼いで、誤飲事故で死んでしまう子も多いです。
あとは、子犬がまだ幼いですので、これからの成長を待ってあげることも必要です。
急に閉じ込めっぱなしではなく、少しずつ入る時間を増やしながら練習です。
さて、ドッグフードを食べない件ですが、今の季節や子犬の月齢からして、色々原因があります。
1:反抗期・成長期でホルモンバランスの変化が激しく食欲に影響
2:夏バテ
3:感染症などの病気
4:ドッグフード以外の食べ物が気に入ってワガママ
5:ドッグフードを人の手から食べたいワガママ
6:フードが犬に合わない(ワガママも含む)
7:ご飯の回数や量が多い
と言ったところです。
おそらくですが、今回は1と2の影響が大きいと思います。
ですが、まず念のため3も潰しておかないといけませんので、直ぐに獣医さんに診てもらってください。何かあってからでは遅いですので、念のためにです。
身体的に問題無ければ、安心して犬のしつけに取り組めます。
さて、3の検査が終わり病気が無いという前提ですが、真夏ということで夏バテの症状として自然です。
それと、そもそも夏は体温維持のために必要なエネルギーがだいぶ減りますので、食が細くなるのは自然ですので、あまり心配され過ぎないで大丈夫です。(無理に食べさせないで大丈夫)
それと、反抗期でホルモンバランスの変化が激しいことも影響して、急に食欲が落ちる時もあります。
あとは、獣医さんの判断で、現状の体重が良いか悪いかになります。
「ちょうど良いですよ」という診断であれば、無理に食べさせないで、月齢的には一日二回にしても良い時期ですので、一回減らしましょう。(消化液の調整は自然にされます)
9月に入って涼しくなったら、一回の量を増やしてみましょう。(あるいは3回に戻しても良い)
まだ1歳くらいまでは体の成長もありますので、根本的な量は必要です。
いっぽう、「ちょっと痩せすぎです」という診断だった場合は、食べさせる工夫が必要です。
フードによっては、臭いがキツイのもあって、多くの犬に嫌われるフードもあります。
メーカーを変えてみるのも手です。
それと、三回から二回に変えることで、しっかり食べるようになる子もいますので、試してみましょう。
また、室温が高すぎないように、28度以下にはなるようにエアコンを設定しましょう。(かなり低めでも良いです)
最後は「スープ作戦」です。
まず、飲み水をカットします。当然、犬はノドが渇きますので水分を欲しますが、そこでフードをふやかしたスープを与えます。
ドッグフードを少量、たっぷりのお湯でふやかしましょう。ふやけたら、さらにそこに水を足して、常温のスープにしてください。
それを与えれば、水分も取れますし、消化吸収が良いですので、少量でも体内にしっかり栄養が入ります。
スープを食べれるようになってきたら、少しずつ水の量を減らし、別途また飲み水を与えます。
少しずつふやかすお湯の量を減らし、フードの量を増やし、カリカリに近付けていってください。
ただ、暑い時期がもう少し続きますので、しばらくスープ作戦を続けたほうが良いでしょう。
それでは、Q&Aを熟読いただきながら、頑張って続けていきましょう(^_^)