犬が分離不安なのではないかと心配
こんにちは、初めてサポートを利用させて頂きます。自分の犬が「分離不安」なのではないかと心配です。
一緒の部屋にいるときには離れていても平気なのですが、私がトイレ、お風呂、2Fへ物を取りに行く、コンビニ等で、少しでも視野からいなくなると、きゃんきゃん!と再び姿が確認できるまで吠えます。
無視して2Fで作業をしていると、フリーにしているせいもありますが、階段をとっとこ駆け上って来て、「見つけた!!」とばかりに満面の笑みでしっぽを振る始末で。
宅配便の方がきても、チャイムが鳴っても、他のわんちゃんと会っても(吼えられても)まったく吠えたりしない子なのですが、1人にされた時だけは吠えます。
どうしてよいのか、原因がどこにあるのか分からないまま、現在は一戸家ですが、諸事情あり来月よりペット可の賃貸へ引越しますが、総戸数のうち1/3のみがワンちゃんを飼育している世帯の建物です。
トイレやお風呂は毎日のことなので、その度に吠えててご近所から苦情がくるのではないかと今から不安です。また、堀川さんの著書を読ませていただき、「あ、うちの子もたまにしっぽで遊ぶクセあるな、ストレスなのかな。」とも思います。
少しずつでもこの吠えグセを改善し、仕事を辞めるわけにはいきませんが、私たちにとってより不安のない生活を実現したいと思っています。改善点や方法がありましたらご提案いただきたく、よろしくお願いいたします。
・愛犬の犬種:ミニチュアダックス 年齢、満6ヶ月 性別、女の子(3.9kg) 1頭のみ
・家族構成:一人暮らし、一日の愛犬との同居時間 朝1時間、夜5-6時間
・過去の接し方と、一日の流れ
①どういうタイミングで、どういう「スキンシップ」をされてきましたか?
基本在宅時は、部屋でフリーにしています。外出時はケージにしまい、毛布をかけ暗くします。(最初の10分程度は吼えています。) コマンドの「ハウス」はケージの直前で止まって、ぴゅ~~~っと逃げたりしていました。
a)帰宅時、ケージがきしむほど興奮するので、もちろん吠えます。ハンドサイン+「座って」の声をかけ、きちんとオシリがついてから(興奮してるのでなかなかお尻が落ち着きませんが) 「Good、いい子だね!」といってケージから出して、抱っこします。(抱っこがことのほか好きなので飛びついてきます)
b)入浴時、湯洗いは毎日でもOKという情報がありましたので、人間にはちょっとぬるいかな?と思われる温度で、毎日一緒に入浴(人間の湯船につかります)しておりました。(主に夏場)湯船に抱いたまま入るとしばらくしてイビキをかいて寝ます。
耳の中チェック、爪のチェック、目やにのチェック、皮膚炎のチェック、お尻の毛が汚れていないかなどは、このときのスキンシップを利用して確認し、湯洗いで済む汚れはながし、耳などは入浴後に専用のクリーナーと綿棒でケアしていました。
c)室内でフリーで遊ばせている時、姿が見えなくなったり、いたずらしているような気配を感じたときに、ハンドサイン+「 おいで」といって来たら、「Good! いい子だね!」といって首やお腹を撫でたりしていました。
d)排泄時、決められたところで排泄できたら、Good!、いい子だね!」と声をかけ、首周りを触り、ワンちゃんの好きな小さなササミのオヤツを与えていました。
②どういうタイミングで、どういう「遊び」をされてきましたか?
平日の夜遅くなって、1人での夜の散歩に抵抗がある日や雨の日に以下のような遊びをよくしていました。
a)60cm程度の紐の先にぬいぐるみ素材のボールをつけて追いかけっこ。
b)薄いフェイスタオルを三つ編みして作った噛み噛み用ロープでひっぱりっこ。
c)片手におやつをもち、それを追いかけて、自分の膝の下をくぐったり、足の上を またいだり。
d)どちらかの手に小さなおやつを握り、「どっちの手に入っているかな」あそび。(入っている方を鼻先でつついたら、おやつを出す。)
e)ゴルフボールを転がしての「とってこい」(体格が小さいめ、またダックスなのでジャンプをさせたくないのでゴルフボールを使用)
③どういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?
a)排泄時、決められたところでできたら、「good!」と声をかけ、首周りを触り、小さなおやつを与える。
b)甘噛み時、「痛い!!!」と大きな声を出してその後、無視 or 同じようにわんちゃんの前足をかじる。
c)ハンドサインで、「おすわり、フセ、来い、ごろんた(お腹見せ)」を教えながら、サインなしで目を見ながら、「座って」「おいで」「名前を呼ぶ=おいで」と音も覚えてくれるようにし、できたら、首周り~お腹をナデナデ、ポンポンしていました。
④オヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
鳴き方でぐずっているように感じる時があり、しばらくほっておくと自分から傍に来ますので(時々走ってきて、背中に体当たり?のようなことをします)しばらく抱っこしていると寝息を立てながら寝てしまいます。
また、離れたところでつまらなそうにしている時などはじっと目を合わせて「おいで」といってきたらなでたり、抱っこしりしています。
⑤散歩は何分、どんなやり方でしたか?
30分~1時間/回程度で、毎回の散歩時間の 全行程のうち、最初の10-15分程度は5m~8mのリードを使い自由に歩かせ(公園のランナーズロード等、車両のこないところからはじめます。) ある程度落ち着いたところから、リーダーウォークをはじめ、後半~自宅に戻るまでは基本的にリーダーウォークで行っています。
また、うちのわんちゃんは散歩中にほとんど排泄しません。(10回に1回くらい我慢できずにおしっこするとかそんな感じです。)
⑥一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
私自身が苦痛にならないように、2種類のタイムスケジュールで生活しました。(現在もです) 朝の散歩は正直毎日はできませんでしたので、起きれたときに行くようにし、朝散歩にいけないときは夜のあそびの時間を長くしたり しています。
また、1日単位で不足してしまう散歩量を週休の公園へのお出かけで補うなどもしています。仕事柄なかなか太陽の下で散歩できないこと、週休の公園はお友達犬も多いので欠かせないです。
5:30am お散歩開始(上記記載どおり最初の10分程度はフリーウォーク)
6:30-7:30 朝ごはん(室内ではフリーです)
7:40 ケージに入ります(日によって落ち着かないときやケージに入りたがらないときは長持ちオヤツを与えたりします。)
7:50 出社
19:00 帰宅
19:00-19:30 興奮が収まるのを待って、軽くボールあそびやなどをしてからご飯
20:00-23:00 フリー(※この時間中に私はメールの処理をしたり、テレビを見る傍ら、時々ボールを投げたり、お座りやフセ、仰向けなどの基本を毎日5分~10分で反復(できたらおやつを与えています。 また、夜散歩はこの時間の枠内で行きますが、○時とは決めていません。)
・愛犬のハウス周りの構成、環境など
90cm×85cm×65cmのケージの中に、ベッドとトイレをいれています。
改善したい点はトイレを胴が長いダックス用に大きめなものをいれてしまったため、トイレのはみ出しはないのですが、ベッドとトイレの間にほとんどスキマがないことです。
ケージ はリビングにあり、在宅時の時間のほとんどを私もリビングで過ごしています。
今回は「本当の分離不安」ではありません。本当の分離不安は、激しい破壊癖や自分の体を出血するまで噛み続ける・・という異常行動です。
そして今回は、飼い主さんがそうさせてしまっていることに気付いてください。
まず、犬のしつけが浸透するまででも良いので、普段はケージ内に居させてください。犬からしてみると、飼い主さんが家に居る時は、いつも自分は自由でそばに居られる・・抱っこにナデナデしてもらえる・・という習慣が付いていて癖になっています。
ちょうどこれから成犬としての本能が強く出てくる時期です。知能も高くなっていきますので、段々相手の従属性に気付き、自分の優位性を示しワガママ行動がエスカレートしていきます。今はこれで済んでいますが、関係がこじれると強い噛みつきや威嚇などが出てきます。
その証拠は「飛びつき」(もちろん要求吠えも)です。これは支配行動であり要求行動です。飼い主さんが、自分も抱っこしたいので嬉しく受け入れていますが、客観的に見ればこれは犬の支配行動であり、受け入れるたびに犬の優位性を認めていることになってしまいます。
犬同士では、体を合せる時に必ず上位の犬が、下位の犬の体の上に自分の体の一部を乗せます。マウンティングも同じことですが、体位が関係を表しているのです。人間の体の上に犬を乗せてはいけません。緊急時や必要な移動時以外は抱っこしないでください。
猫なで声でナデナデも同じです。下位の犬は、上位やリーダーにすり寄ってナメナメ挨拶します。それと同じことをしてしまっています。
以上のことで少しずつ関係が崩れてきています。その関係のまま、アレコレ指示したり教えても、犬は聞く気になれません。そこでオヤツで釣って行動させているわけですが、そうするとどこまで関係作りが出来ているのかが見えなくなってしまうのです。これが一番怖いのです。
留守番の時だけケージ・・となると、犬も良い印象を持たなくなりますから「ハウス」の指示にも従えなくなります。トイレも数回失敗が続いてしまうと常態化して癖になります。権勢本能が強くなるこれからの時期は特にマーキングもご注意です。(メスもオスも同じ)。
普段からケージに居るのが当たり前・・という習慣なら、犬はそこが一番落ち着きますし、指示で入りたくなります。遊びや運動は時間を取ってメリハリを付けて出してすれば良いのです。
ちなみに、オヤツを与えている時点で栄養のバランスが崩れていますし、生後7・8か月過ぎて知能が高くなってくると好き嫌いを覚え、ササミを食べたい時はドライフードをわざと残すようになります。ですので、フードにトッピングもしないことです。知能犯の犬は、ササミも飽きたら食べなくなり、別の食べ物を要求するようになります。
褒め方は、猫なで声や大げさでナデナデ・・ではなく、良い型と指示音とジェスチャーを関連付けながら、犬の肩をポンポンポンで褒めてください。
犬と遊びたい・・かまいたい・・と思われたら大いに「主導」で遊んでください。犬の要求には一切応えてはいけません。
チョットした挨拶でも、オテでもスワレでも何でも良いので、何か指示を出し、犬が出来たら褒める・・出来なかったら型で教えて褒める・・にします。
ボール遊びでも、必ず投げる前にスワレ・マテ、出来たら褒めて投げる・・出来なければ型で教えて褒めて投げる・・投げたら回収しながらコイ・ダセの練習。という「主導」を一貫してください。
ケージに居させて吠えたら、「ダメ!」と厳しく伝え犬の口を手で閉じます。そして叱って終わりにしないで、口閉じした良い型と「シ~!」の指示音を関連付けながらポンポンで褒めます。
犬を褒めて口を解放したら、スワレ・マテの指示を出し、いったん部屋を出ます。出たらすぐ戻って、吠えていなければ音出しで褒めます。
褒めたらまた部屋を出て、先ほどより少しだけ遠くへ行き(少しだけ時間を長く)、また戻って褒めます。
それを繰り返しながら、段々とケージ内で一人でいる時間を長くするように慣れさせます。関係作りも出来てくれば、犬は「静かに待っていれば褒めてもらえる」「居なくなってもまた戻ってくる」ということをちゃんと学習していきます。
今は、とにかくかまってもらいフリーになる事が習慣になっているので、それが実行できなければイライラ興奮します。犬が自分のシッポを追いかけ噛むのは、短期的なストレス発散行動です。人間の子供が自分の爪を噛むのと一緒です。
そして、どんな教え方をしても叱っても褒めても、普段の関係次第でその効果はまったく違ってきますから、24時間意識して態度しぐさ全体を見直さないといけないのです。
>改善したい点はトイレを胴が長いダックス用に大きめなものを入れてしまったため、トイレのはみ出しはないのですが、ベッドとトイレの間にほとんどスキマがない・・
↑いえ、これはそれで良いんです。トイレを大きくして隙間を作らない方がトイレをしっかり覚えてくれます。ケージ内に遊び場は無理に要りません。遊び・運動は飼い主さんが時間をとってメリハリを付けて、主導して遊ぶのです。
では、今日はこんなところです。今が一番大事な時期で、さらに難しい時期です。ここで失敗すると、将来ご苦労されます。知能が高くなって見る視点も鋭くなります。反抗期の症状も出てきますし、今まで甘やかされた犬が、しつけを受け始めると、ふてくされたり反発してきますが、感情的にならないで淡々と続けることです。
ぜひ頑張ってください(^-^)
一緒の部屋にいるときには離れていても平気なのですが、私がトイレ、お風呂、2Fへ物を取りに行く、コンビニ等で、少しでも視野からいなくなると、きゃんきゃん!と再び姿が確認できるまで吠えます。
無視して2Fで作業をしていると、フリーにしているせいもありますが、階段をとっとこ駆け上って来て、「見つけた!!」とばかりに満面の笑みでしっぽを振る始末で。
宅配便の方がきても、チャイムが鳴っても、他のわんちゃんと会っても(吼えられても)まったく吠えたりしない子なのですが、1人にされた時だけは吠えます。
どうしてよいのか、原因がどこにあるのか分からないまま、現在は一戸家ですが、諸事情あり来月よりペット可の賃貸へ引越しますが、総戸数のうち1/3のみがワンちゃんを飼育している世帯の建物です。
トイレやお風呂は毎日のことなので、その度に吠えててご近所から苦情がくるのではないかと今から不安です。また、堀川さんの著書を読ませていただき、「あ、うちの子もたまにしっぽで遊ぶクセあるな、ストレスなのかな。」とも思います。
少しずつでもこの吠えグセを改善し、仕事を辞めるわけにはいきませんが、私たちにとってより不安のない生活を実現したいと思っています。改善点や方法がありましたらご提案いただきたく、よろしくお願いいたします。
・愛犬の犬種:ミニチュアダックス 年齢、満6ヶ月 性別、女の子(3.9kg) 1頭のみ
・家族構成:一人暮らし、一日の愛犬との同居時間 朝1時間、夜5-6時間
・過去の接し方と、一日の流れ
①どういうタイミングで、どういう「スキンシップ」をされてきましたか?
基本在宅時は、部屋でフリーにしています。外出時はケージにしまい、毛布をかけ暗くします。(最初の10分程度は吼えています。) コマンドの「ハウス」はケージの直前で止まって、ぴゅ~~~っと逃げたりしていました。
a)帰宅時、ケージがきしむほど興奮するので、もちろん吠えます。ハンドサイン+「座って」の声をかけ、きちんとオシリがついてから(興奮してるのでなかなかお尻が落ち着きませんが) 「Good、いい子だね!」といってケージから出して、抱っこします。(抱っこがことのほか好きなので飛びついてきます)
b)入浴時、湯洗いは毎日でもOKという情報がありましたので、人間にはちょっとぬるいかな?と思われる温度で、毎日一緒に入浴(人間の湯船につかります)しておりました。(主に夏場)湯船に抱いたまま入るとしばらくしてイビキをかいて寝ます。
耳の中チェック、爪のチェック、目やにのチェック、皮膚炎のチェック、お尻の毛が汚れていないかなどは、このときのスキンシップを利用して確認し、湯洗いで済む汚れはながし、耳などは入浴後に専用のクリーナーと綿棒でケアしていました。
c)室内でフリーで遊ばせている時、姿が見えなくなったり、いたずらしているような気配を感じたときに、ハンドサイン+「 おいで」といって来たら、「Good! いい子だね!」といって首やお腹を撫でたりしていました。
d)排泄時、決められたところで排泄できたら、Good!、いい子だね!」と声をかけ、首周りを触り、ワンちゃんの好きな小さなササミのオヤツを与えていました。
②どういうタイミングで、どういう「遊び」をされてきましたか?
平日の夜遅くなって、1人での夜の散歩に抵抗がある日や雨の日に以下のような遊びをよくしていました。
a)60cm程度の紐の先にぬいぐるみ素材のボールをつけて追いかけっこ。
b)薄いフェイスタオルを三つ編みして作った噛み噛み用ロープでひっぱりっこ。
c)片手におやつをもち、それを追いかけて、自分の膝の下をくぐったり、足の上を またいだり。
d)どちらかの手に小さなおやつを握り、「どっちの手に入っているかな」あそび。(入っている方を鼻先でつついたら、おやつを出す。)
e)ゴルフボールを転がしての「とってこい」(体格が小さいめ、またダックスなのでジャンプをさせたくないのでゴルフボールを使用)
③どういうタイミングで、どういう「しつけ・褒め方・叱り方」をされてきましたか?
a)排泄時、決められたところでできたら、「good!」と声をかけ、首周りを触り、小さなおやつを与える。
b)甘噛み時、「痛い!!!」と大きな声を出してその後、無視 or 同じようにわんちゃんの前足をかじる。
c)ハンドサインで、「おすわり、フセ、来い、ごろんた(お腹見せ)」を教えながら、サインなしで目を見ながら、「座って」「おいで」「名前を呼ぶ=おいで」と音も覚えてくれるようにし、できたら、首周り~お腹をナデナデ、ポンポンしていました。
④オヤツ、抱っこ、ナデナデ、声かけなどされてきましたか?
鳴き方でぐずっているように感じる時があり、しばらくほっておくと自分から傍に来ますので(時々走ってきて、背中に体当たり?のようなことをします)しばらく抱っこしていると寝息を立てながら寝てしまいます。
また、離れたところでつまらなそうにしている時などはじっと目を合わせて「おいで」といってきたらなでたり、抱っこしりしています。
⑤散歩は何分、どんなやり方でしたか?
30分~1時間/回程度で、毎回の散歩時間の 全行程のうち、最初の10-15分程度は5m~8mのリードを使い自由に歩かせ(公園のランナーズロード等、車両のこないところからはじめます。) ある程度落ち着いたところから、リーダーウォークをはじめ、後半~自宅に戻るまでは基本的にリーダーウォークで行っています。
また、うちのわんちゃんは散歩中にほとんど排泄しません。(10回に1回くらい我慢できずにおしっこするとかそんな感じです。)
⑥一日のタイムスケジュールはどんな流れでしたか?
私自身が苦痛にならないように、2種類のタイムスケジュールで生活しました。(現在もです) 朝の散歩は正直毎日はできませんでしたので、起きれたときに行くようにし、朝散歩にいけないときは夜のあそびの時間を長くしたり しています。
また、1日単位で不足してしまう散歩量を週休の公園へのお出かけで補うなどもしています。仕事柄なかなか太陽の下で散歩できないこと、週休の公園はお友達犬も多いので欠かせないです。
5:30am お散歩開始(上記記載どおり最初の10分程度はフリーウォーク)
6:30-7:30 朝ごはん(室内ではフリーです)
7:40 ケージに入ります(日によって落ち着かないときやケージに入りたがらないときは長持ちオヤツを与えたりします。)
7:50 出社
19:00 帰宅
19:00-19:30 興奮が収まるのを待って、軽くボールあそびやなどをしてからご飯
20:00-23:00 フリー(※この時間中に私はメールの処理をしたり、テレビを見る傍ら、時々ボールを投げたり、お座りやフセ、仰向けなどの基本を毎日5分~10分で反復(できたらおやつを与えています。 また、夜散歩はこの時間の枠内で行きますが、○時とは決めていません。)
・愛犬のハウス周りの構成、環境など
90cm×85cm×65cmのケージの中に、ベッドとトイレをいれています。
改善したい点はトイレを胴が長いダックス用に大きめなものをいれてしまったため、トイレのはみ出しはないのですが、ベッドとトイレの間にほとんどスキマがないことです。
ケージ はリビングにあり、在宅時の時間のほとんどを私もリビングで過ごしています。
今回は「本当の分離不安」ではありません。本当の分離不安は、激しい破壊癖や自分の体を出血するまで噛み続ける・・という異常行動です。
そして今回は、飼い主さんがそうさせてしまっていることに気付いてください。
まず、犬のしつけが浸透するまででも良いので、普段はケージ内に居させてください。犬からしてみると、飼い主さんが家に居る時は、いつも自分は自由でそばに居られる・・抱っこにナデナデしてもらえる・・という習慣が付いていて癖になっています。
ちょうどこれから成犬としての本能が強く出てくる時期です。知能も高くなっていきますので、段々相手の従属性に気付き、自分の優位性を示しワガママ行動がエスカレートしていきます。今はこれで済んでいますが、関係がこじれると強い噛みつきや威嚇などが出てきます。
その証拠は「飛びつき」(もちろん要求吠えも)です。これは支配行動であり要求行動です。飼い主さんが、自分も抱っこしたいので嬉しく受け入れていますが、客観的に見ればこれは犬の支配行動であり、受け入れるたびに犬の優位性を認めていることになってしまいます。
犬同士では、体を合せる時に必ず上位の犬が、下位の犬の体の上に自分の体の一部を乗せます。マウンティングも同じことですが、体位が関係を表しているのです。人間の体の上に犬を乗せてはいけません。緊急時や必要な移動時以外は抱っこしないでください。
猫なで声でナデナデも同じです。下位の犬は、上位やリーダーにすり寄ってナメナメ挨拶します。それと同じことをしてしまっています。
以上のことで少しずつ関係が崩れてきています。その関係のまま、アレコレ指示したり教えても、犬は聞く気になれません。そこでオヤツで釣って行動させているわけですが、そうするとどこまで関係作りが出来ているのかが見えなくなってしまうのです。これが一番怖いのです。
留守番の時だけケージ・・となると、犬も良い印象を持たなくなりますから「ハウス」の指示にも従えなくなります。トイレも数回失敗が続いてしまうと常態化して癖になります。権勢本能が強くなるこれからの時期は特にマーキングもご注意です。(メスもオスも同じ)。
普段からケージに居るのが当たり前・・という習慣なら、犬はそこが一番落ち着きますし、指示で入りたくなります。遊びや運動は時間を取ってメリハリを付けて出してすれば良いのです。
ちなみに、オヤツを与えている時点で栄養のバランスが崩れていますし、生後7・8か月過ぎて知能が高くなってくると好き嫌いを覚え、ササミを食べたい時はドライフードをわざと残すようになります。ですので、フードにトッピングもしないことです。知能犯の犬は、ササミも飽きたら食べなくなり、別の食べ物を要求するようになります。
褒め方は、猫なで声や大げさでナデナデ・・ではなく、良い型と指示音とジェスチャーを関連付けながら、犬の肩をポンポンポンで褒めてください。
犬と遊びたい・・かまいたい・・と思われたら大いに「主導」で遊んでください。犬の要求には一切応えてはいけません。
チョットした挨拶でも、オテでもスワレでも何でも良いので、何か指示を出し、犬が出来たら褒める・・出来なかったら型で教えて褒める・・にします。
ボール遊びでも、必ず投げる前にスワレ・マテ、出来たら褒めて投げる・・出来なければ型で教えて褒めて投げる・・投げたら回収しながらコイ・ダセの練習。という「主導」を一貫してください。
ケージに居させて吠えたら、「ダメ!」と厳しく伝え犬の口を手で閉じます。そして叱って終わりにしないで、口閉じした良い型と「シ~!」の指示音を関連付けながらポンポンで褒めます。
犬を褒めて口を解放したら、スワレ・マテの指示を出し、いったん部屋を出ます。出たらすぐ戻って、吠えていなければ音出しで褒めます。
褒めたらまた部屋を出て、先ほどより少しだけ遠くへ行き(少しだけ時間を長く)、また戻って褒めます。
それを繰り返しながら、段々とケージ内で一人でいる時間を長くするように慣れさせます。関係作りも出来てくれば、犬は「静かに待っていれば褒めてもらえる」「居なくなってもまた戻ってくる」ということをちゃんと学習していきます。
今は、とにかくかまってもらいフリーになる事が習慣になっているので、それが実行できなければイライラ興奮します。犬が自分のシッポを追いかけ噛むのは、短期的なストレス発散行動です。人間の子供が自分の爪を噛むのと一緒です。
そして、どんな教え方をしても叱っても褒めても、普段の関係次第でその効果はまったく違ってきますから、24時間意識して態度しぐさ全体を見直さないといけないのです。
>改善したい点はトイレを胴が長いダックス用に大きめなものを入れてしまったため、トイレのはみ出しはないのですが、ベッドとトイレの間にほとんどスキマがない・・
↑いえ、これはそれで良いんです。トイレを大きくして隙間を作らない方がトイレをしっかり覚えてくれます。ケージ内に遊び場は無理に要りません。遊び・運動は飼い主さんが時間をとってメリハリを付けて、主導して遊ぶのです。
では、今日はこんなところです。今が一番大事な時期で、さらに難しい時期です。ここで失敗すると、将来ご苦労されます。知能が高くなって見る視点も鋭くなります。反抗期の症状も出てきますし、今まで甘やかされた犬が、しつけを受け始めると、ふてくされたり反発してきますが、感情的にならないで淡々と続けることです。
ぜひ頑張ってください(^-^)