リードを付けると動かない犬のしつけ・ハウス&クレートトレーニング

おかげ様で最近、噛むことと唸ることは減ってきましたが
①リードをつけると相変わらず、微動だにしません。
②ハウスに入るのにすご~く!!時間がかかります。
多分、朝は「ハウスに入る=留守番になる」と、わかっているからなのでしょうか?
どうしたら、良いですか?お知恵を貸して下さい。
よろしくお願いします。

もし無料で、物の効果を使わないしつけ法なら参加されてください。犬のしつけ教室の唯一のメリットは社会化です。色んな人や犬に出会えるので、社会化に良いです。
リードもハウスもそうですが、まだ生後3か月前ですよね。幼くて知能も低いし、まったくあせることはありません。急に雰囲気が変化したり嫌なことと結びつくことを嫌がるので、楽しい雰囲気を維持し、楽しいことと関連付けると良いです。
例えば、ボール遊びやゴハンの時に必ずリードを付けると良いです。例えば、「リードを付けると必ずその後リーダーウォークが始まる」・・というようなパターンが定着すると嫌がります。ですので、ケージから出すときは必ずリードを付ける癖にされれば、犬にとっては良いこともたくさんありますし、ケージから出ることそのものが犬にとっては嬉しいので、それと結びつけてあげれば良いです。
「リードを付ける=ケージから出れる」にすれば良いです。ですので、リードを犬に付ける際は、ケージから出してからではなく、ケージ内に居る時に付けて、「付けてから出す」というパターンにすると、犬からしてみればリードを付けることが良い印象になっていきます。
同じようにハウス(クレートトレーニング)もそうです。ハウスの中にゴハンを準備し、ケージの外でスワレ・マテをさせます。出来たら「ヨシ」でケージ内に入れ「ハウス・ハウス」と連呼しながら肩をポンポンして褒めます。
ケージ内でもいったんスワレ・マテをさせ、出来たらヨシで食べさせる・・
また、ボール遊びなどをピタッと止めてケージに入れるパターンにしてしまうと、ボールを取り上げて立ち上った時点で、犬は雰囲気で「遊びの終了とハウス」を察知します。
ですので、ケージの中までボール遊びを延長すればいいのです。遊びの流れの中で、ボールをケージ内に転がして入れましょう。犬が入る過程で「ハウス・ハウス」を連呼します。犬が入ったらそこでも「ハウス」の連呼と肩をポンポンして褒めてください。
そして、そのままケージの扉を閉じて終了してしまうと、これもパターンとして覚えてしまうので、パターン化しないで、ケージに入ったあとも、閉めないでしばらく出たり入ったりで遊びを続ければ良いのです。
さらに、いったん扉を閉じて終了・・と見せかけて、また扉を開けて遊び再開・・というふうにすればパターン化せず、特定の動作と嫌な印象が結びつくことがなくなります。
それと、これから知能も高くなりますし、成犬としての本能が段々強くなってきます。今まで以上に毅然と主導し、関係作りをしておかないと、どんなに良い教え方やしつけ手法を使っても、犬が飼い主の言う事を聞きたいと思わなくなってしまいます。
関係次第で、教えても叱っても褒めても、その効果がまったく違ってくる・・ということを忘れないでください。甘やかしやチヤホヤをせず、毅然と主導し続けること・・それが全ての基盤だということを忘れないでください。断片的に手法だけ上塗りしても、犬のしつけは絶対に成功しません。
時々は、ホームページ・本書・過去のメール全て読み返してみてください。
では、また頑張って続けてください(^-^)