犬のしつけであせって失敗し自信を失ってしまう
愛犬のアマ噛みを直そうと、「あお向け固め」を実践しているのですが、暴れてしまい、首の骨が折れるんじゃないかと冷や冷やしているせいか、なかなかうまくできない状況です。
また眼ヤニやブラッシングをしたいのですが、ジッとしていないので出来ない日々が続いています。強引にしようとすると、しまいには唸ってしまい・・・。どうすればいいのか、悩んでいます。こういうのはあせらずに実践したほうがよいのでしょうか?
・愛犬の犬種:トイ・プードル生後3か月オス
・あせらないまた眼ヤニやブラッシングをしたいのですが、ジッとしていないので出来ない日々が続いています。強引にしようとすると、しまいには唸ってしまい・・・。どうすればいいのか、悩んでいます。こういうのはあせらずに実践したほうがよいのでしょうか?
・愛犬の犬種:トイ・プードル生後3か月オス
犬も集中できる時間に限界はあります。また、人間のあせったり困惑する感情も犬に伝わります。あせっても、飼い主さんにもプードル君にも負担が大きいだけです。「一日少しでも進歩すればOK」というくらいの大きな気持ちで望んでください。しつけを始めてまだ数日ですね。どうかあせらないでください。3ヶ月というと一番しつけに良い時期なのであせるお気持ちがあるかもしれませんがまず態度、気構えをしっかり持って接する。それだけでもしつけになります。まずはそこから始めてください。
・体罰ではない
「あお向け固め」であまりにも暴れる場合、リーダーウォークから始めてください。(もちろんこれも少しずつ)。それによりある程度リーダーシップがとれてきたら「あお向け固め」をしてください。また暴れたらリーダーウォークに戻ります。犬の首は強靭です。骨格も筋肉も人間とは違います。母犬は子犬を移動させる場合、首をくわえて持ち上げて移動させます。それくらい強靭なのですが、もちろん危険な状態や体罰になってはいけません。首を床に押し付けるのではなく、首輪を両手でガッチリつかんで固定するイメージが良いです。また小型犬なら、飼い主さんが正座やあぐらをかいて足の中で犬の体全体をつつめば、暴れにくいです。そして一瞬でも良いんです。まずひっくり返ったらすぐ止めて褒める。それを繰り返して、一秒ずつ長くあお向けできるようにしていきましょう。
アマ噛みについてですが、いろんな要素があります。子犬時特有のじゃれてる行為、歯の生え変わりによるかゆみ、甘やかされたことによるワガママ、歯やアゴを発達させるための本能など。まずは噛んでも良い骨ガムなどを用意し、それを噛んでる時は褒め、それ以外全てのモノは叱る。これを繰り返します。
しかり方は3タイプ、組み合わせても良いです。まずは首輪を両手でつかみ固定し、目をしっかり見させて強い気持ちで、ゆっくり低い声で「ダメ」。(犬が唸っているイメージ)。次はリーダーウォーク(家の中でもです)。そして「あお向け固め」。「あお向け固め」と「ダメ」を合わせても良いです。
・気構え、態度、リーダーウォーク、あお向け固め。これらはご家族全員がしっかりできるようにしてください。生後3ヶ月ですので一番良い時期に家族になりましたね。ぜひ頑張ってください。