犬が散歩で側溝の網状のフタを嫌がって止まる
ご無沙汰いたしております。
前回、犬の長期の留守番についてアドバイスを戴いた通り、二泊三日の子供の受験旅行中、犬の世話を隣人にお願いし、無事、大きな問題もなく過ごせました。
そして、子供の受験もなんとか合格いたしました。ですので、引っ越しなどでまた留守をする間、安心してお隣にお願いすることが出来そうです。
車酔いに関しては、なかなか時間がなく、機会を設ける事ができなかったので、まだまだですが、子供の入学のバタバタがすっかり片付いてから、ゆっくり気長に、しつけとともにやっていこうと思っています。
それと、余談ですが、1歳3ヶ月の月齢になるのですが、未だに私の姿が見えないと クンクン啼いてしまいます。 最初の頃の興奮グセが収まらないせいなのか、以前相談させていただいた「ウンチをグチャグチャにするので、つい見てしまう」時からは、自分でも毅然とした態度をとっているつもりですが・・・。
散歩も引っ張りがあり、また、側溝の網状のフタを嫌がって、その場所へは頑として行こうとしない為、最近は側溝に沿って網状のフタと石のフタのところがアスファルトと色がちがうからか、そこを通ることを嫌がるので家の周りしか歩けなくなりました(側溝が道を横断していて、それを渡らないと10分以上の散歩は無理)。
無理矢理にでもそこを通って今まで散歩していた道を行ったほうがいいのか、主従関係が確立して、私が行くところに付いて行きたいと思うまで待ったほうがいいのか悩んでいます。(網状のフタは痛いだろうと思うので歩かせませんが、石のフタも嫌がるのが不思議なのですが・・・)
そして、ご飯前のリーダーウォーク・仰向けも最初の10分くらいはジタバタと抵抗を見せながら、最後は諦めて指示に従って・・・という感じです。
コング遊びについては物凄く言うことを聞くんですが・・・(笑)
まだまだ道半ば・・・ですかね(^^;)
ただ、散歩については溝フタのところだけ強引に・・・がいいのか、もうしばらく家の周りをウロウロで様子をみるほうが良いのか、またまたアドバイスいただけたらと思います。
よろしくお願い致します。
そうですか。受験も含めて良かったですね(^_^)
犬のしつけはまだまだ続けながら強化していかないといけません。クンクン鳴きが直らないのは、まだやり方が弱くて足りないからです。
もう一段、二段強化してみてください。
ただし、まだ成長期の最後で幼さも残っています。まだまだ子供ですし、成犬になっても人間の成人のようにはなれません。
もちろん、一人で留守番は出来る動物ですが、最初に定着してしまった習慣や関係を変えるのは簡単ではありませんので、まずは飼い主さんが自分に負けないようにマインドセットを作っていかないといけません。本書・Q&Aサイト・過去メールを熟度されてください。
>溝フタのところだけ強引に・・・
↑これはいけません。犬はみんな苦手なんです。まず、下水溝の網フタは、犬には穴に見えて怖いんです。溝の底がしっかり見えているので、怖いんです。(犬は高い場所・高低差が苦手。それと、すべる・しなる・ずれるような不安定な足場も嫌いなので、コンクリート石のフタも嫌がるのです。)
それと、肉球のすき間に網の部分が食い込んで痛いんです。犬にとってはとても敏感な部分なので、これはしかたがありません。避けて通ってあげるべきです。
だから雪道なんかでも、途中で犬が嫌がったら足の裏を見てください。肉球のすき間の被毛に雪玉が出来て、肉球の間に食い込んで痛かったり違和感があるのです。
そこを通らないとどうしてもお散歩に行けない場合は、犬にジャンプさせる練習をしましょう。
コング遊びの時に、ご自分の足を床に伸ばして、そこをジャンプさせます。(最初は歩いてまたぐ感じで良い)
本書でもちょっとご紹介していますが、指差しジェスチャーと「ジャンプ」の音の関連付けで、犬はちゃんと覚えます・・・